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前橋市出身・清水崇監督特集4

最終更新日:2015年6月3日(水)ページID:012658印刷する

清水監督の大学進学から現在まで

 映画『魔女の宅急便』の監督をした、前橋市出身の清水崇さん。今回は、ふるさと前橋を離れ、大学に進学してから、現在までを紹介します。

 近畿大で演劇を専攻した清水監督。そこで、映画『黒い雨』や『南極物語』、テレビの『マグマ大使』や『帰ってきたウルトラマン』などの脚本を手掛け、、浦山桐郎(※) 、大島渚、実相寺昭雄、今村昌平ら日本の名だたる巨匠監督の作品も手掛けた脚本家、 石堂淑朗に師事。脚本の基本を学びました。この頃は、出掛けるときも、ビデオカメラを手放しませんでした。
(※)浦山桐郎:清水監督も見習いスタッフで参加した『眠る男』の監督で前橋市の誇る小栗康平さん(代表作は『泥の河』、『死の棘』、『眠る男』、『埋もれ木』など)もかつて師事した、『キューポラのある街』『青春の門』『夢千代日記』などの名作を生んだ監督

キャンプ先でビデオカメラを回す清水監督
「キャンプ地でも常にビデオカメラを手放さない」

 同大を親に内緒で自主中退すると、京都で撮影所に「映画作りの仕事をください!」と直談判。敢え無く敗れつつも、映画館のアルバイトをし、上映する側から見た映画を実体験したようです。そんな中、たまたま目にした前橋市出身の小栗康平監督が手掛けた群馬県製作の映画『眠る男』のスタッフ募集の記事を親に送ってもらった上毛新聞で目にし、同作の見習いスタッフとして参加。この後、上京しフリーの助監督として活躍しました。その傍ら、映画技術美学講座(現在の映画美学校)に通い、後に映画『アカルイミライ』などを撮影した黒澤清監督、映画『リング』の脚本を手掛けた高橋洋さんらに才能を見出され、『片隅』『4444444444』という短編を手掛けますが、予算も少なく、撮影時間も短かったことから、大変苦労したそうです。

 しかし、これらの短編をもとに、Vシネマの『呪怨』『呪怨2』を監督。翌年には伊藤潤二さんの漫画が原作の富江シリーズ第3弾、『富江re-birth』で劇場用映画監督としてデビューを果たします。さらに、Vシネマの『呪怨』『呪怨2』が話題となっていたことから、これらの作品を劇場版として製作。ヒット作となりました。

呪怨凱旋上映会
「市内で行われた『呪怨』凱旋上映会」

 劇場版『呪怨』『呪怨2』を製作中、監督の作品の評価は海外にまで及び、映画『スパイダーマン』などを手掛けた、サム・ライミ監督からハリウッドでのリメイクの依頼を受けます。当初、「冗談かと思った」そうです。しかも、パスポートも持っていない状況だったそうですが、緊急渡米。同作のハリウッドリメイク版は、日本人初の全米興行成績第1位となる快挙を成し遂げました。

 その後も、夏目漱石原作の『ユメ十夜』(第三夜)、恋愛ドラマ「東京少女」(桜庭ななみ編)、漫画原作の連続TVドラマで「SOIL」(そいる)など…様々な作品を精力的に手掛けます。中でも、「SOIL」は自信作だそうです。レンタル店で探してみては?また、同時期にデジタル3D技術に目をつけ、 アジア初の3D長編映画を手掛け、ベネチア国際映画祭に3年連続招待。各国の映画祭で審査委員も務めるなど、精力的に活動。現在、話題の『魔女の宅急便』の製作へとつながっています。

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  • ファクス:027-224-1288

〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号(地図・開庁時間等)

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