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野メダカを育てる会

最終更新日:2017年3月11日(土)ページID:011139印刷する

野メダカを育てる会 

メダカは、以前はどこの川や沼にも普通にいた魚です。とても繁殖力が強く、屋外の水そうにホテイアオイやカナダモなどの水草を入れて飼うと、緑色になった水の中でどんどん増えてくれます。メダカにとっては、緑色の水の中にいる小さなプランクトンが何よりのごちそうです。
 けれども現在メダカは、前橋市の川や沼ではもうほとんど見られなくなりました。そして、「群馬県の絶滅のおそれのある野生動物リスト」に名前があげられ、「絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)」の仲間入りをしてしまいました。なぜなのでしょう。
 「野メダカの会」は、このような野生のメダカの飼育や研究を通して自然の仕組みを知ったり、環境のことをみんなで考えたりしようと、児童文化センターを事務局として1993年に発足しました。 

宇宙 総会
元気なクロメダカ 総会の様子

野メダカの会では、児童文化センターの職員とも連携して、次のようないろいろな活動をしています。

1 「前橋のメダカ」の飼育活動
 メダカをはじめすべての生き物は、住んでいる地域によって少しずつその形質(形や性質)がちがっています。もとは同じ種類でも離れたところでずっと生活しているうちに、少しずつ変わってくるのです。少しずつ変わった形質は、「遺伝子」に乗って子孫に伝えられていきます。ですから、同じメダカでも前橋に住んでいるメダカと東京に住んでいるメダカは遺伝子が違っている可能性があるので混ぜてはいけないのです。いろんな種類の生き物が、いろんな遺伝子を持っていろんな環境に適応しているというのが生物の世界に対する基本的な考え方だからです。
 絶滅危惧種のメダカを地域の自然に取り戻そうという「放流活動」が盛んに行われるようになりました。前橋の地域にメダカを放流するときには、前橋に住んでいたメダカの子孫を放流することが大切です。
 野メダカの会では前橋の亀里地区で採集されたメダカを「前橋のメダカ」と呼んでいます。会員の皆さんにはこのメダカの「里親」になっていただき、増えたメダカたちを提供してもらい放流活動などに当てています。
 

高橋さん2 高橋さん1

メダカ飼育の達人の高橋さん(中央)に

育てるコツを聞きました。

高橋さん宅のメダカ水槽

 2 ビオトープ「むつみ川」の整備と管理
 その地域の自然の中で、生き物が住んでいた環境を再現しようとするのが「ビオトープ」づくりの活動です。野メダカの会では1995年に、児童文化センターのある公園の中に人工の池「むつみ川」をみんなの手で作りました。また、2001年には、この池に水を供給するための井戸を整備しました。現在、70メートル以上もあるこの池では「前橋のメダカ」をはじめ、ザリガニやタニシなど、昔から前橋にいた多くの生き物たちを見ることができます。

むつみ川3 井戸
会長 むつみ川2

※むつみ川の整備については野メダカの会の現副会長である湯浅兵吉氏から多大なる援助をいただいています。この場を借りて感謝の意を表します。

 3 児童文化センター内「わくわくアクア」の整備と管理
 メダカは、その身体の中に黒、赤、白の色素(身体の色を決める元になるもの)を持っています。全部の色を持っているメダカはふつうの野生のメダカ(黒メダカ:私たちは「野メダカ」と呼んでいます)。赤の色素が表面にでているのはヒメダカ、白い色素だけのメダカをシロメダカと呼んでいます。
 クロメダカの仲間は「前橋のメダカ」のほか、産地別に「館林のメダカ」「玉村のメダカ」「新田のメダカ」「本庄のメダカ」などを飼育・展示しています。
 センター内のわくわくアクアでは、こうしたいろいろなメダカが見られるように整備を進めています。メダカの種類ではクロメダカ、ヒメダカ、シロメダカのほかにとても珍しい「ブルー光メダカ(青いメダカ)」「楊貴妃メダカ」なども見られます。
 

アクア1 アクア2

◎野メダカの会では上の活動のほかにメダカに関する研修会や観察会などを行っています。みなさんも是非この活動に参加してみませんか。詳しくは、児童文化センターにお問い合わせください。
 
連絡先:前橋市児童文化センター内「野メダカを育てる会事務局」
     ( Tel:027-224-2548 Fax:027-243-8361 )

 

地図

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お問い合わせ先

青少年課 児童文化センター

  • 電話:027-224-2548
  • ファクス:027-243-8361

〒371-0013 群馬県前橋市西片貝町五丁目8(地図・開庁時間等)

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