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定例記者会見概要版(平成26年6月9日開催)

最終更新日:2014年8月29日(金)ページID:013211印刷する

平成26年6月9日に開催された定例記者会見の要旨です。

日時

平成26年6月9日(月)午前11時00分~11時30分

会場

市庁舎・11階北会議室

1 案件説明の要旨

(1)学生まち映画「スーブニール」上映のお知らせ<資料1>(PDF形式:656KB)
(市長)
 市内外の学生による主体的な活動の促進と支援を目的に設置された「やる気の木プロジェクト」で「学生まち映画」として制作した映画です。
 舞台は、広瀬川を中心とする前橋の街なかで、前橋空襲を物語の軸に将来を模索する大学生の出会いや苦悩、成長が描かれたストーリーです。「スーブニール」という言葉には、「思い出」などの意味があります。
 来年は、前橋空襲から70年目の節目の年となりますが、過日、長崎で原爆の被爆者に対し、修学旅行生から大変失礼な発言があったという報道がありました。これも知らないから、そのような言葉が出てくるのであって、前橋市で若い力により、戦時中のことを再認識しようとする試みが行われたことを意義深く感じています。上映は、6月21日(土)午後2時から「シネマまえばし」で行われます。
 私もそうでしたが、前橋は学びを求める学生が集まるまちです。彼らは、前橋での学生時代を胸にその後の人生を送ります。私たちは、その時代が素晴らしいものとなるよう支援したいと考えています。

(2)前橋東警察署と連携した児童文化センター避難訓練について<資料2>(PDF形式:136KB)
(市長)
 児童文化センターの避難訓練を前橋東警察署と連携して行うことになりました。詳細は、児童文化センター館長からお話しします。

(児童文化センター館長)
 前橋東警察署と前橋市教育委員会は、災害で東警察署の庁舎を使用できなくなった場合、児童文化センターを代替地とする協定を締結しています。
 このたび、大きな地震が発生した想定で、東警察署の代替地とする訓練と、児童文化センターの防災訓練を合同で行うことになったのでご案内します。日時は、6月12日(木)午後2時からです。貴重な機会なので、有意義なものとしたいと思います。

(3)タウンミーティングの開催について<資料3>(PDF形式:173KB)
(市長)
 なぜ、この法律や条令を施行するのか、なぜ、この施策を行うのか、理由を説明し、それに対する意見を聞くことは、現代社会において大変重要です。前橋市としても、いろいろな形で市政の説明と意見を伺う機会を設けています。その1つとして、ことしもタウンミーティングを計画しました。
 今回のタウンミーティングは、これまでのような地域別ではなく、さまざまな形で開催します。具体的には、大学で開催したり、市内の各種団体や赤城山ヒルクライム参加者等に参加いただくなどです。
 また、けやきウォークを会場に一般市民を対象とする回もあります。けやきウォークの回は何をテーマとする予定でしたか。

(市政発信課課長)
 けやきウォークの回は、来年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の放送の少し前になりますので、前橋の歴史と文化をテーマとする予定です。

(4)「楫取素彦伝-耕堂楫取男爵伝記-」の刊行について<資料4>(PDF形式:141KB)
(市長)
 初代県令 楫取素彦の伝記が完成しました。タイトルにある耕堂は雅号です。伝記の草稿が昭和初期に書かれ、出版されず楫取家に残っていました。これに現代の人でも読みやすいようにルビや解説を加えたものです。
 読んでみると特に県内における楫取県令の功績が良く分かります。楫取県令は、県内各地を巡り、多胡の古碑などの歴史遺産の大切さを訴え、保全するとともに、産業を振興しました。課題を見つけると県民に呼びかけ、その解決に県民とともにあたりました。呼びかけに最も応じたのが当時の前橋の経済人だったと私は思っています。
 発刊にあたりご尽力いただきました萩市の方々をはじめ関係者の皆さんに心から感謝を申し上げます。6月10日から定価1,800円で煥乎堂や群馬県文化事業振興会で販売します。

2 主な質疑応答

○前橋東警察署と連携した児童文化センター避難訓練について

(記者)
 東警察署と合同の避難訓練は、初めてでしょうか。

(児童文化センター館長)
 初めてです。以前は、児童文化センターの職員だけで行っていました。昨年度初めて、来館者にも参加いただく避難訓練を行いました。

(記者)
 これまでの避難訓練と特に違うところを教えてください。

(児童文化センター館長)
 まず、児童文化センターだけでなく、防災担当課である危機管理室と協力したり、東警察署と合同で行う事により、危機意識が高まると思います。また、東警察署の代替訓練を合わせて行うことで、実際的で意義のある訓練になると考えています。

(記者)
 幼児や児童の参加はどうなるのでしょうか。

(児童文化センター館長)
 今回の実施日は、利用者の無い月に1回の整理点検日です。本来、利用者のある日に行うべきだと思うのですが、初めてのことなので、まずは休館日に行います。そこからスタートして、徐々に広げていければと考えています。ただ、こども公園は休みではないので利用者はいらっしゃると思います。

(記者)
 児童文化センターの職員と警察署員が協力する場面が出てくると考えてよろしいですか。

(児童文化センター館長)
 まず、地震発生直後の想定でセンターの職員が避難誘導などを行います。その後、東警察署員が来て警察庁舎の移設訓練などを行うので、後半は一緒に進めることになると思います 。

○「楫取素彦伝-耕堂楫取男爵伝記-」の刊行について

(記者)
 小中学校に配布するとのことですが、解説とか漢詩の読み下しなどが入り、読みやすく作られているものの、子どもには難しいように感じます。今後、これを基に子ども向けに本などを作成する考えはあるのでしょうか。

(文化国際課副参事)
 2年前に楫取素彦没後100年ということで楫取に対する注目が集まりましたが、適切な資料がありませんでした。こうした中、好意的ではありますが、さまざまな独自の解釈がなされていました。学校で楫取を子どもたちに教えるべきという話がある中で、教師たちも教えづらかったようです。
 この伝記は学校に配りますが、教師に史実に基づく楫取像を理解してもらうことを目的としており、理解したら総合学習や道徳などで還元してもらいたいと考えています。また、これを基に楫取に関する研究が進んでいけば、その後、正しくやさしく語るという段階に移っていくのだと思います。
 なお、漢文が多く含まれ、読みにくそうに感じられるかもしれませんが、漢和辞典の制作に関わっている県立女子大の濱口学長のご尽力で漢詩文の読み下し文や解説も入っていますので、難しすぎるということはないと思います。
 それから、先ほど市長もお話しした楫取の号である耕堂が謎でしたが、今回、それが分かりました。明治維新後、新政府の役人となりますが、それを短期間で辞職し、萩の郊外で農家になるつもりで屋敷を構えます。その際に、農家になるということで、耕堂という雅号をつけたということです。
 このように、これまで分からなかったことが伝記に書かれていますので、いろいろな方に読んでいただき、さまざまな面から楫取像が明らかになることを期待しています。

(市長)
 現代人には分かりづらい漢文ですが、読み下し文になるとだいぶ意味が分かります。今後、楫取に対する理解が進み、各地域に適した形で子どもたちに伝えていただければいいなと思います 。

○歴史の継承について

(記者)
 先ほど市長がお話ししたとおり、長崎で修学旅行生が原爆の語り部の方へ適切でない発言をしたという出来事がありました。歴史を伝えていくとう点では、前橋市内では先ほど紹介のあった前橋空襲が話の軸になる「スーブニール」もあると思いますが、来年、戦後70周年ということもある中で、どのように歴史を伝えてくのか考えはありますか。

(市長)
 長崎での一件は、子どもが悪い、指導者が悪いというよりも、歴史をきちんと教えてこなかった大人の責任ではないかと思っています。だから、戦争がどれだけ悲惨だったのか、そして、どのようにして終戦後、乗り越えてきたのか、こうしたことを大人の責任として伝えていきたいと思います。

(教育長)
 前橋の空襲では、約540名の方が亡くなっています。学校で話してもらえるよう、私は毎年、この時期になると校長会で空襲の話をしています。前橋空襲がテーマのミュージカルもありますが、長く語り継いでいくため、いろいろな形で伝えていくことが大切だと思っています。
 また、楫取県令のことなど、今の前橋市が作られた経緯を伝えていくため、ふるさと教育と呼べるようなものを改めて考えはじめています。

(市長)
 大切なことなので、平和教育も歴史文化遺産活用委員会の大きなテーマとなっています。また、先日訪ねた萩市の明倫小学校では、「もはや子どもではない大人の道をすすむべし」(今日よりぞ 幼心をうち捨てて 人と成りにし 道を踏めかし)という吉田松陰の言葉を朗唱しています。押しつけになるという批判もあるかもしれませんが、言葉の中から哲学や思いを学習するということにも取り組んでみたいと思っています。いずれにしても教育委員会と相談しながら進めたいと思います。

(以上で終了)

お問い合わせ先

市政発信課 

  • 電話:027-898-6642
  • ファクス:027-224-1288

〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号(地図・開庁時間等)

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