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定例記者会見概要版(平成29年12月11日開催)

最終更新日:2017年12月19日(火)ページID:018867印刷する

平成29年12月11日に開催された定例記者会見の要旨です。

日時

平成29年12月11日(月曜) 午後2時00分~2時50分

会場

市庁舎11階 南会議室

1 案件説明

(1)災害時用コミュニケーション支援ボードを作成しました【県内初】

案件1_説明資料(PDF形式:152KB)
(市長)
 災害時、指定避難所で使用できるコミュニケーション支援ボードを、聴覚障害者団体、関係団体の協力のもと作成しました。このコミュニケーション支援ボードを利用することで、聴覚障害や、コミュニケーションを苦手とする音声言語機能障害、精神障害、知的障害、発達障害のある方の情報取得及び意思疎通を支援します。また、外国人も想定し、英語も併記しています。順次、指定避難所76カ所に配備していきます。

(前橋市自立支援協議会会長)
 このコミュニケーション支援ボードは自立支援協議会の手話施策検討部会で作成を進めてきました。カラーで見やすくし、イラストも多く取り入れました。聴覚障害者のみならず、多くの人に存在を知っていただきたいです。また、実際の災害時にスムーズに活用されることを期待します。今後、市や地域の防災訓練でも活用し、普及に努めます。

(前橋市聴覚障害者福祉協会会長)
 災害が発生したとき、全ての指定避難所に手話通訳者を設置することはできません。少しでもコミュニケーション支援ができるよう配慮したいと考え、作成しました。聴覚障害者全員が筆談できるわけではありません。手話通訳が必要な人がこのボードを見て簡単に意思疎通できるよう、工夫しています。

(2)書籍の高齢者施設などへの団体貸出を始めました

案件2_説明資料(PDF形式:113KB)
(市長)
 施設などを利用していて図書館へ足を運ぶことが困難な高齢者の「本を読みたい」という気持ちに応えるため、高齢者施設などへの団体貸出を整備しました。この団体貸出を利用すると、1度に30冊まで、30日間借りることができます。対象は、市内にある高齢者施設と、そこで読み聞かせの読書普及活動を行うグループなどです。

(3)萩原朔太郎全集未収録資料の発見に伴う特別公開を行います

案件3_説明資料(PDF形式:152KB) 案件3_資料詳細(PDF形式:1,211KB)
(市長)
 前橋文学館で朔太郎全集未収録の書簡と、評論が掲載された雑誌を収蔵したので、期間限定で展示公開します。
今回展示するものは(1)正富汪洋(まさとみ・おうよう)への書簡2通、(2)雑誌「没落時代」創刊号、(3)金児農夫雄(かねこ・のぶお)にあてた書簡です。(1)の展示が12月16日(土)~平成30年1月30日(火)、(2)・(3)の展示が、平成30年2月1日(木)~3月21日(水・祝)です。

(文学館館長)
 今回の資料では、萩原朔太郎が詩壇に対する不満や怒りを激しく表現するなど自分の思いを表現しています。文学館には常設展がありますが、常設展と言いつつも常に新しいものを見せなくてはいけないと考えています。今回の資料の展示方法も工夫しなくてはいけません。
 また、今度開催するリーディングシアターの冒頭で、今回の書簡を朗読します。人の声で読まれたものを聞くと文字で見るのとは違う印象になります。全国の文学館は紙媒体の展示ばかりです。しかし、前橋文学館は展示物を声にして空気を震わせて伝えます。人間の声をもって文学を伝えていきたいと考えています。

2 質疑応答

○災害時用コミュニケーション支援ボードを作成しました

(記者)
 県内初ということですが、県外で導入している自治体を教えてください。

(前橋市自立支援協議会会長)
 荒川区、横浜市、豊田市、大阪市、広島市などで作成されています。その多くは見開き1ページ構成ですが、本市は内容の充実を図り10ページとしました。

(記者)
 聴覚障害者の方々から実際に要望があったのでしょうか。

(前橋市自立支援協議会会長)
 はい。そのため作成しました。

(前橋市聴覚障害者福祉協会会長)
 最初は聴覚障害者自身が携帯する緊急カードを作成しました。ですが、もう少し見て分かりやすいほうが聴覚障害者としてはスムーズにコミュニケーションがとれると思ったので、ボードの作成に至りました。

(記者)
 実際避難所で困ったという声が上がったのですか。

(前橋市聴覚障害者福祉協会会長)
 前橋市ではここのところ大きな災害は起こっていませんので、緊急対応の事前準備として作りました。

(記者)
 全部でいくつ作成しましたか。

(前橋市自立支援協議会会長)
 80セット作成しました。

(記者)
 指定避難所以外に配備する予定はありますか。

(前橋市自立支援協議会会長)
 現在はありません。前橋市ホームページにデータを掲載しているので、必要な人はダウンロードできます。

(記者)
 前橋市聴覚障害者福祉協会の会員数を教えてください。

(前橋市聴覚障害者福祉協会会長)
 130人ほどです。このボードの使用方法は協会内でもしっかり周知する予定です。

(記者)
 災害発生時、このボードはどこに設置するのですか。

(障害福祉課副参事)
 指定避難所では、最初に受付で避難者カードを作成しますので、受付に設置します。

(記者)
 市役所の窓口などにも似たようなものがありますか。

(障害福祉課副参事)
 平成28年4月から筆談ボードを設置しています。また、同年9月からテレビ電話での遠隔手話サービスを提供しています。

(記者)
 では、今回のボードは窓口に設置しないのでしょうか。

(障害福祉課副参事)
 今回のボードは災害時を想定しているため、設置予定はありません。今後需要があれば検討します。

○萩原朔太郎全集未収録資料の発見に伴う特別公開を行います

(記者)
 資料が見つかったのはいつですか。

(文学館館長)
 今年(平成29年)1月です。都内古書店の古書目録に掲載されており、現物を確認したところ朔太郎全集未収録資料と分かりました。

(記者)
 正富汪洋と萩原朔太郎の関係を教えてください。

(文学館学芸員)
 今回の書簡で、正富汪洋が萩原朔太郎に自身が主催する同人誌「新進詩人」へ寄稿を依頼していたことが推測されます。実際に朔太郎は大正7年5月号に寄稿しています。直接会っていたかは分かりませんが、手紙を通じて作品を渡す交流はしていたことが分かります。

(記者)
 朔太郎はすでに詩壇で地位を確立しているのになぜ批判をしているのでしょうか。また、汪洋に対し「敬愛の意」を記していますが、それはなぜなのでしょうか。

(文学館学芸員)
 朔太郎は詩壇の閉鎖的なところに批判的な気持ちを持っていました。推測ですが、汪洋の新しい雑誌を作るという前向きな精神に敬愛の念を抱き、応援しているという気持ちでそのように書いたのではないでしょうか。

(記者)
 書簡に「少しまへからある長い創作にかかつて」いるとありますが、具体的な作品名は分かりますか。

(文学館学芸員)
 書簡を送った時期的に当てはまる作品がなく、どの作品を指しているのか不明です。

○ふるさと納税の「タイガーマスク運動支援プロジェクト」について

(記者)
 同様の取り組みを他の自治体でも実施するよう、河村さんが働きかけています。それぞれの自治体も検討を進めているようですが、この運動が広まっていく中で鍵となるものは何でしょうか。

(市長)
 この支援のようにふるさと納税が社会課題の解決につながるのは、ふるさと納税の本来主旨からも正しい流れだと思います。ですが、児童養護施設は全国に1,000もあるのに、日本中の寄付が前橋市に集まって市内の施設だけが恩恵にあずかるのは違うように思います。これは国が支援することなのではないでしょうか。本市の制度も群馬県に移管して、県から国へとつなぐことで、全国の制度となっていくのがよいのではないかと考えています。

(記者)
 この運動を始めた河村さんに対してどのように思っていますか。

(市長)
 彼だからこそできることをやっているのだと思います。それに国民が共鳴しました。素晴らしいイノベーターだと思っています。

○市内で活動するプロスポーツ団体への支援廃止について

(記者)
 来年度予算からプロスポーツ団体への支援を廃止するようですが、ザスパクサツ群馬についてはJ3降格が決定したタイミングと重なってしまいました。この廃止は決定でしょうか。

(市長)
 本市では平成17年度から地域貢献プロスポーツ支援事業として本市でも活動しているプロスポーツ団体を支援してきました。支援開始から10年以上経ち、そろそろ次の段階に進んでもよいのではないかと考えています。ザスパクサツ群馬への今後の支援については、運営側の見通しを聞き、議会と議論していかななければお答えできません。これからも応援していきますが、その方法はこれから検討します。この予算自体の復活はないという認識でいます。

(以上で終了)

 

お問い合わせ先

市政発信課 

  • 電話:027-898-6642
  • ファクス:027-224-1288

〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号(地図・開庁時間等)

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