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平成28年度前橋市健康づくり推進協議会会議録

最終更新日:2016年8月19日(金)ページID:016929印刷する

審議会 会議録

審議会名

前橋市健康づくり推進協議会

会議名

平成28年度前橋市健康づくり推進協議会

日時

平成28年8月4日(木) 午後1時30分~午後3時00分

場所

前橋保健センター 4階 集団指導室

出席者

(委 員) 五十嵐委員、内田委員、梅澤委員、大谷委員、岸川委員、北爪委員、齊藤委員、佐藤(智)委員、柴田委員、髙野委員、
     忠永委員、田村委員、細川委員、本間委員、村上委員、吉田委員
(事務局) 遠藤保健所長
     健康増進課:酒井課長、樋口課長補佐、大友副主幹、茂木主任保健師、神保保健師、宇佐見
(傍聴者) なし 

欠席者

(委 員) 岩上委員、佐藤(由)委員、髙月委員

議題

(1) 健康づくり推進協議会会長、副会長の選出について
(2) 健康まえばし21計画推進部会員の指名について
(3) 健康まえばし21計画推進部会長、副部会長の選出について
(4) 平成27年度状況
(5) 平成28年度取組みについて
   ア がん対策(がん検診受診率)
   イ 脳血管疾患対策
   ウ 適正体重の維持
   エ 糖尿病対策(HbA1cの周知)
   オ 歯科保健対策
   カ みんなで歩こう街なかウォーキング
   キ 熱中症対策
   ク 蚊媒介感染症への注意喚起
(6) 「平成28年度健康まえばし21健康づくり講演会」及び、「平成29年度健康づくりのテーマとおすすめ健康情報のテーマ」
   について
(7) その他

配布資料

資料1-1 健康まえばし21(第2次計画)本市が取り組む23項目の指標
資料1-2 健康まえばし21(第2次計画)年間スケジュール
資料1-3 平成28年おすすめ健康情報
資料2-1 がん検診受診率
資料2-2 血圧と生活状況
資料2-3 適正体重の維持
資料2-4 糖尿病対策(HbA1c ヘモグロビン・エー・ワン・シー数値状況)
資料2-5 糖尿病対策(地域別HbA1c数値状況)
資料2-6 歯科保健対策(歯科健診を受けましょう!)
資料2-7 みんなで歩こう街なかウォーキング
資料2-8 市内熱中症発生状況
資料2-9 熱中症を予防しよう
資料2-10 蚊媒介感染症への注意喚起
  
問い合わせ先
健康増進課 地域保健係

会議の内容

1.委嘱状交付式
 (1) 委嘱状交付
 (2) 市長挨拶
 (3) 自己紹介(各委員自己紹介)

2.開会 (司会:酒井健康増進課長)

3.議事
 (1) 健康づくり推進協議会長、副会長選出
   ○会長  岸川委員(前橋市医師会推薦)
   ○副会長 佐藤(由)委員(群馬大学推薦)

(議長:岸川会長)

 (2) 健康まえばし21計画推進部会員の指名について
  前橋市健康づくり推進協議会設置要綱の定めにより、岸川会長より以下10名が指名された。
   五十嵐委員、岩上委員、内田委員、北爪委員、齊藤委員、佐藤(智)委員、佐藤(由)委員、髙月委員、髙野委員、細川委員
   ※平成28年11月頃 部会開催予定

 (3) 健康まえばし21計画推進部会長、副部会長の選出について
  事務局一任により、事務局案の通り承認される。
   ○部会長  佐藤(由)委員(群馬大学推薦)
   ○副部会長 北爪委員(群馬県歯科衛生士会中央支部推薦)

 (4) 平成27年度状況について
 (事務局説明:樋口補佐)
資料1-1から1-3について説明
 資料1-1は、健康まえばし21(第2次計画)本市が取り組む23項目の指標一覧。平成24年度からの年次推移となる。健康増進計画(健康まえばし21)を推進するにあたり、国が示す53の指標の中から、本市では23項目を抜粋して使用。黒枠の部分がH27年度分の実績で、一部網掛けの部分は現時点で算出できないものであり、数値が確定する時期について目安を記入。
 国勢調査の実施年は、国勢調査の人口推計を使用し算出することになっており、平成27年度の人口統計が県から情報提供されていないため、資料内の左端の番号1から3の健康寿命の延伸や75歳未満がんの年齢調整死亡率、脳血管疾患の年齢調整死亡率については算出できない状況。重要な数値がご報告できませんことをご了承ください。人口統計は、8月~10月の間で情報提供がされる予定となっている。

現時点で分かっている項目について、今年度の傾向を説明する。
H26年度とH27年度の間に比較の欄を設けているが、白抜きの矢印は数値の改善項目、黒塗りの矢印は数値の悪化項目となる。例えば黒塗りの上向き矢印は、増加することがよくない項目が増加しているということ。

妊娠期・乳幼児期・学童期の健康について
表番号7の小学校5年生の肥満については、この数年、肥満傾向の児童が減少傾向にあったが、平成27年度は男女とも増加。
表番号8の3歳児でむし歯のない子どもの割合は1.5%増加し改善が見られ、県の目標値を下回っている。表番号9の12歳の児童のむし歯の平均本数は、平成26年度から1本に満たない状況を継続し、県の目標値をわずかながら上回っている。

青年期・壮年期の健康について
表番号11の運動習慣については、運動習慣を有する者の割合が増加していたが、平成27年度は20歳、30歳代の男女とも減少している。
表番号13の60歳で24本以上の歯を有する者の割合は、年々増加している。
表番号14、15、16の歯周炎を有する者の割合は、40歳代、60歳代は、徐々に増加傾向にあり、歯周炎予防の啓発の必要がある。50歳代では、増加傾向にあったが、平成27年度は減少した。
表番号18の適正体重については、平成24年度と比較すると、男女とも肥満者の割合が増加しており、女性においては、やせの割合も増加している。
表番号22のがん検診については、どの検診も受診率が増加している。

高齢期の健康について
表番号22のBMIが20未満の低栄養傾向の者の割合は、国、県の目標値は下回っているものの、平成27年度は増加している。
以上から、各期において、適正体重の課題があり、特に、乳幼児期、青年期では肥満者の割合が増加している結果となった。 

資料1-2健康まえばし21(第2次計画)年間スケジュールについて
一覧になっており、平成28年度は一番下の欄になる。
平成28年度中の健康づくり推進協議会については、本日の開催となり、健康まえばし21計画推進部会については、11月頃開催を予定。例年2月頃開催していたが、部会の意見を十分に検討する期間の必要があり、今年度は11月に計画した。
庁内推進会議については、2月頃を予定。庁内ワーキングについては、すでに第1回目の会議を開催しており、2回目を10月頃予定。3回目については、情報ちらしの進捗状況等により開催を検討したいと考えている。

資料1-3について
本市では、庁内ワーキングでおすすめ情報の検討を行い、計画推進部会のご意見等をいただき、庁内推進会議を得て、了解をいただき、市民に対し健康づくりのテーマとおすすめ情報を提供している。
平成27年度は、歯や口腔をテーマにし、今年度は栄養食生活をテーマに作成した。こちらは、健康教育、民生委員会や自治会等の地域の会議、市役所関係各課窓口、学校等に配布を行った。

(岸川会長)
 事務局からの説明についてご意見、ご質問等あればお願いいたします。
 ないようですので、今年度は推進部会が少し早まっているが、こんなタイムスケジュールですすめていきます。

 (5)平成28年度取組みについて
「ア」~「ク」まで順番に事務局より説明をお願いいたします。全て説明していただいた後に質疑の時間をとりたいと思います。

 資料2-1
 がん対策については、検診受診率を資料として示した。国・県と比較すると、胃がん検診以外のすべての検診で国・県よりもよい傾向にあった。
 胃がん検診のみ受診率が低い印象を受けると思うが、このデータは国の統計に合わせバリウムによる検査のみの受診率であり、内視鏡検査を含まない。本市の胃がん検診は8割が内視鏡によるものなので、国県よりも低い受診率になっている。来年度からは、国の統計も内視鏡検査を含んだ数値でのとりまとめになる予定。
 各種がん検診の年次経過では、H24年度に受診率が各部位ともに大きく向上しているが、H24年度に実施されたがん検診の無料化によるものと思われる。また、H25年度には61歳の女性に対し全戸訪問を開始した。退職等で健診の受診方法が変わる方が多いタイミングでの個別の働きかけを実施したり、健康教室等で受診勧奨をすることで、微増ながらも受診率の向上が続いている。
 部位別にみると、子宮頸がん検診・乳がん検診については、国県との比較で示した受診率よりも低い数値になっている。これは、国の統計が「2年以内の受診者」で受診率を算出しているためであり、1年間の受診率で比較すると他の部位の検診に比べて受診率が低い結果になっている。
 若い女性の受診率向上を目指し、H25年度から託児付きの子宮頸がん検診を実施しており昨年度は6日間、今年度は10日間と回数を増やし実施する予定。また、土日の健診も行っている。
 子宮頸がんについては、若い世代への働きかけが重要と捉え、H24年度より市内の大学等と連携し、学生に向けて子宮頸がんについての健康教育を実施している。健康教育の時間が取れない学校については、ポスター掲示やチラシの配布をお願いしている。

資料2-2
 今回、毎年ご報告している脳血管疾患の年齢調整死亡率が示せないので、脳血管疾患と関連が深い血圧についてのデータを資料として提示させていただいた。
 こちらは昨年度、国保特定健診等、市の健診を受診された方のデータで、特定健診の判定基準にならい集計したもの。
 年代別の血圧状況は男女共に、60歳代後半から70歳代をピークに年代が上がるごとに正常値の者が減少し、保健指導値・受診勧奨値の者が増加する。女性よりも男性の方が各年代において、保健指導値・受診勧奨値の者が多く、特に男性は40歳代から60歳代前半にかけて、受診勧奨値の者が多くなる。昨年度までのデータでは、男性の脳血管疾患の年齢調整死亡率は増加しており、青年期・壮年期の高血圧対策が重要と考えられる。

 このような状況を受け、働き盛りの健康づくりを進めるために、まえばしウエルネス企業への登録を呼びかけ、現在63社の登録をいただいている。また、企業に出向いて健康教室を開催している。(H26:18回、H27:8回)。
 さらに、18歳~39歳までを対象としたスマイル健診の会場において、高血圧・減塩についての啓発を例年行い、早い段階で生活習慣を見直すきっかけ作りをしたいと考えている。
 また、今回は健診結果から生活習慣と血圧の関連をみた。
(1)肥満度との関連においては、男女共にやせの者が血圧が正常値である割合が高い傾向がある。特に、肥満の者は受診勧奨値の割合が高く、男性においてはやせ・普通の者の2倍以上である。肥満は高血圧の一因子と言え、受診勧奨値の者が増加する40~50歳になる前からの適正体重の維持や減塩についての啓発の必要があると思われる。

 資料2-2裏面
(2)運動習慣については、昨年度の健診結果からは血圧の程度との関連は見出せなかったが、年間の評価なので今後も引き続き傾向をみていきたい。

(3)食べる速度については、男女ともに遅い方が血圧が正常値の者の割合が高い傾向がある。ゆっくり、よく噛んで食べることは歯科保健の観点からも重要であり、比較的取り組みやすい健康習慣でもある。本市の「食育推進計画」並びに「みんなですすめる歯と口腔の健康づくり連絡会議」とも連携して、積極的に啓発に努めたいと思う。

資料2-3
 適正体重の維持については、H24は市民健康アンケートから数値を出したが、今回、健診結果から数値を示すことができた。
 国・県との比較では、計画策定当初であるH24年度は国・県よりも良い傾向にあったが、前述の通り、昨年度の健診結果では国・県の指標である20~60歳代男性の肥満、40~60歳代女性の肥満、20歳代女性のやせすべてにおいて、国・県の目標値よりも悪い結果であった。また、20歳代女性だけでなく、30歳代女性のやせの割合も高く、一方で男女共に40歳代以降、肥満者の割合が高くなる傾向にあり、二極化の印象を受ける。特に男性は40~50歳代になると肥満者の割合が急増し、4割近くに上る。血圧と同様、青年・壮年期の男性へのアプローチが重要と考える。

資料2-3裏面について
 生活習慣との関連では(1)運動習慣については、わずかながらもBMIふつうの者が男女ともに運動習慣を持つ割合が高い傾向であった。
 資料1-1でも示したが、20~30歳代の運動習慣を持つ者の割合は減少に転じており、40歳代以降、血圧等が悪化することから、若年世代から運動習慣を持つことが重要と言える。今年度は、スマイル健診にて動機付けをし、活動量計を用いた運動支援を実施する予定。

(2)食べ方の速度は、男女共に肥満の者は食べる速度が速い傾向にある。食べる速度は他の生活習慣因子と比べても、肥満・ふつう・やせの間での差が大きく、肥満傾向は40歳以降、いわゆる壮年期に顕在化しており、血圧との関連も含め、「ゆっくり食べる」ことはやはり重要と言える。

資料2-4
 昨年度の健診結果は、HbA1c5.5%以下のいわゆる正常域の者は前橋市全体で36.7%と4割をきる状態。これは、前年度の傾向と変わらない。年代別で見てみると、正常域の者は40歳代以降急激に減少しており、ここでも、40歳が健康の大きな分岐点であることが分かる。
重症化予防対策としては、昨年度はまず、HbA1cという言葉を広く知ってもらうとともに、「自分の健診結果を確認する」という啓発から始めた。今年度は、健康まえばし21の今年度の重点テーマである栄養・食生活とからめ「かしこく食べてかしこく糖尿病予防」と題し、各地区で健康教室に出向いている。

資料2-5
 地区の現状を示したチラシを作成した。地区のデータを示すことで、より身近な問題として感じていただけるようだ。また、裏面には「かしこく食べる」ことをテーマに、1日3食規則正しく食べること、野菜から先に食べ始めること、ダブル炭水化物を避けること、主食・副菜・主菜のバランスを整えること、ゆっくりよく噛むことをおすすめしている。

資料2-6
 成人歯科検診の受診勧奨チラシ。裏面で糖尿病等、口腔状態が全身の健康に影響を及ぼすことを啓発している。

資料2-7
 NPO法人が開催したウォーキングイベントのチラシです。運動のきっかけ作りや場の提供のため、NPO法人への支援も行っている。

資料2-8
 消防より連絡を受けた市内熱中症発生状況。H28年度については7/18現在までの数値が入力されている。
 昨年度は熱中症による搬送者が194人に上った。傷病の程度としては、半数以上が軽症ですが、中等度・重度を合わせると48.6%にのぼる。予防や早目の対応を呼びかけていく必要がある。また、年代別に見てみると60~80歳代以上の搬送者が47.8%と約半数を占めている。一方で、10歳未満・10歳代の搬送者も80歳代の搬送者とほぼ同数に上っている。高齢者の熱中症についてはさかんに周知されている印象を受けるが、決して少なくない若年層の熱中症についても、指導者を含めた注意喚起が重要と言える。

資料2-8裏面
 4.月別熱中症発生者状況では、昨年度は7月の発生が最も多かったことが分かる。暑さに慣れる、いわゆる「暑熱順化(しょねつじゅんか)」は3~4週間かかると言われており、まだ体がなれない7月の発生が多くなると考える。運動が暑熱順化をスムーズにすることも分かっており、熱中症予防の観点からも運動習慣を持つことは重要と言える。また、今年度は4月に搬送者が出ているので、来年度は早めの注意喚起に努めたいと考えている。

資料2-9
 今年度は校長会で説明のお時間をいただき、市内全中学校の全生徒さんへ配布したチラシ。

資料2-10
 こちらは蚊が媒介する感染症に対する注意喚起のためのポスター。昨年度に引き続き、今年度はジカ熱も加えて啓発を行っている。また、オリンピック開催年であり、海外渡航が増えることを踏まえ、海外旅行における感染症への注意について、市ホームページにて注意を促している。

(岸川会長)
 ありがとうございました。「ア」~「ク」までの説明についてご意見・ご質問等ございましたらお願いいたします。

「ア」 がん対策(がん検診受診率)について
(岸川会長)
 この件に関して、私は専門であるので補足をさせていただくと、前橋市は他の市町村と違ってがん検診が無料でできているのが特徴で、これによりモチベーションが上がっている。胃がん検診については、国はバリウム(レントゲン)検診のみだったが、前橋市ではバリウムと内視鏡のいずれかを、検診を受ける者(市民)が選択できるという特徴がある。乳がん検診については、新しく出た国の指針ではマンモグラフィ(胸のレントゲン)のみとなっており、視触診は推奨しないとされている。しかし、前橋市内の乳腺を診る外科医のレベルは他地域よりも非常に高く、経験が豊富であることから前橋市の検診では視触診を必ず行っている。最新のデータでもマンモグラフィで異常無しとなった方の乳がんを視触診で発見した例が4件/1年あり、今後もマンモグラフィと併用して視触診も継続していく方向で精度管理している。

「イ」 脳血管疾患対策(血圧と生活状況)について
(岸川会長)
 なかなか興味深い分析をしている。補足説明をさせていただくと、前橋市では大きいレベルの病院が集中しており、なおかつ救急出動から医療機関搬送までの時間が非常に短時間ですんでいる。発症から概ね90分以内に治療開始しないとならないT-PA、血栓を溶解する治療があるが、そういう治療もできる実力を持つ医療機関が複数ある。また、実際起こってしまったあとの手当てもドクターヘリやドクターカーを使って迅速な救急対応ができている。普段からの血圧と生活の状況というのは課題だと考えている。

「ウ」適正体重の維持について
 栄養というところに関係があると思う。栄養士会の髙野委員さんいかがでしょうか。

(髙野委員)
 大学などで栄養相談をさせていただくことがあるが、女子が特にやせ願望がかなり強く、「どうしたらやせられるか?」という質問を多数受ける。これから子育て世代に入る方々についてはもう少し栄養のことについて貢献したいと思っている。

(岸川会長)
 事務局からの説明の中でも二極化している現状。それぞれの専門領域でご意見がいただければと思っている。

「エ」糖尿病対策(HbA1cの周知)について
 (内田委員)
 私たちは、食生活改善推進委員はお料理の方をやらしてもらっている。昨年のテーマで糖尿病のことを取り上げたが、群馬県は糖尿病の方が多いという地域性もあるようで、日頃から糖分や塩分の取りすぎがあるようだ。塩分は1日8グラムといわれているので、食を通して健康になっていただくことが大切であると、強く訴えていこうと思いながら活動している。

「オ」歯科保健対策
 歯科医師会の村上委員さんお願いします。

(村上委員)
 前橋市成人歯科健診は、資料2-6にあるとおり対象者が30歳~70歳までの5歳刻みの節目検診となっている。本来は節目ではなく年代の方全員の検診をお願いしたいところであるが、予算等の都合上、現状の節目検診になっている。今年度から群馬県の広域連合と群馬県歯科医師会が75歳まで拡充した後期高齢者歯科健康診査を9月1日から12月24日までの間で行われることになった。この健診は生活保護者の方は対象外になっているが、前橋市では75歳の生活保護者の方も検診が受けられることになっている。これらの検診料についても無料となっている。検診であるからスクリーニングになっており、歯石がある・歯周病になっている疑いが高いという場合にはそのまま治療に移行することができるが、これは前橋市と前橋市歯科医師会との委託事業となっているので前橋市歯科医師会の会員の診療所のみでの検診となっている。(検診の協力医は一覧表でお手元に届いているはず。)
また、この啓発チラシも前橋市歯科医師会が監修し、作成している。歯科の中では喫煙習慣と糖尿病が歯周病と非常に関連があることがわかっているので、是非皆様方に受診していただきたい。また、お知り合いの方で節目年齢の該当の方がいればお声がけをしていただきたいと思う。
 今、病院と歯科との連携で周術期口腔機能管理ということがとりだたされているが、これは全身麻酔下で手術をする患者さんのお口の中を綺麗にすると、感染性のあるものが気管から肺に入って炎症を起こす誤嚥性肺炎を予防でき、患者さんの予後に非常に有益であるというデータがある。お口の健康が身体全体の健康を守る一つになると思うので、皆さんの周知の程をお願いしたいと思う。

(岸川会長)
 歯科衛生士会の北爪委員さんいかがですか。

(北爪委員)
 歯科衛生士会では、組織の歯科衛生士全員が会に入っているわけではない。限られた会の状況の中で、中央支部としては前橋市のイベント・健診・幼稚園のお口元気教室と要請を受けたところに出向いて歯と口の健康の周知を行っている。市民の皆さんには歯と口の健康を通して身体の健康に結びつくという周知活動を行っており、すぐに結果が出るものではないが、草の根的な活動で、ひとりひとりにお話ができる機会があれば「かかりつけの歯科医をもって定期的に検診を受けることが重要だ」ということ、また前橋市で歯科条例が制定されており、こういうことをやっているということを折々にお伝えしている。

「カ」みんなで歩こう街なかウォーキング
 (田村委員)
 このようなウォーキングの企画というのは非常にありがたい企画だと思うので、機会があれば参加したいと思う。ウォーキングに関しては、東京都の健康管理センターの青柳幸利先生が群馬県中之条町で実施した調査結果が報告されており、継続するとすれば8,000歩から10,000歩が健康にいいといわれ、それ以上になると疲れから免疫力が低下してよくないとされている。

「キ」熱中症予防
(岸川会長)
 中学生の皆さんへということで、全中学校へチラシが配布されたということです。

(吉田委員)
 熱中症の発生のメカニズムや予防の方法、また、熱中症を発症した後の処置の仕方について児童生徒・保護者・教員の意識が高まっている。そういうことから発症のリスクが下がっているのではないかと思っている。また、部活動の指導者については、そういった知識を持つことによって生徒の部活動の中での熱中症を防いでいくという努力ができているのでないかと感じている。

(忠永委員)
 質問よろしいでしょうか。熱中症発生について、単なる年齢や時期・時間別というだけではなく、発生したときの状況(農作業中、運動中など)を調査したものや分析したデータはありませんか。

(岸川委員)
 資料2-8にある5.時間帯別年代別発生状況からも多少の分析はなされている。時間帯からみても家の中にいるであろう時間帯、夜間の発生は70歳以上の方が多く自宅のなかで熱中症を発症している。これはエアコンをつけていない等の原因が考えられる。日中の発症については、屋外活動をしていると考えられ、グラフの丸囲みから見るとクラブ活動を若者がやっている時間帯に多くなっている。
 医師会主催の前橋市の救急医療講和会というのがあるが、そこでは消防署の持っている詳細なデータについて話があると思うので、おってまたご報告したい。

(忠永委員)
 道路脇での草むしり作業中に感じたことだが、地表から1~2mの温度よりもアスファルト道路上の気温が高くなっており、乳母車に乗った乳幼児等は地表に近く非常に高温のところにいる。また、高齢者の道路脇での草むしりもかなりの高温下での作業になる。危険となるような時間帯や場所を知ることで、予防のための対策が生まれるだろうと思い質問させていただいた。ありがとうございました。

「ク」蚊媒介感染症への注意喚起
 地域で水溜りを作らないということが昨年から注意喚起されているので、地域のことに詳しい方々の意見をお願いします。

(梅澤委員)
 地域の皆さん各々が、蚊に刺されないよう対策して気をつけていらっしゃるようだ。

(細川委員)
 最近、日本人の方でも蚊による感染症の疑いでお亡くなりになられたかがいるようだ。地域の中(いきいきふれあいサロン等)で、ジカ熱について取り上げてもらえないかというような要望も寄せられている。身近なところでお水をためない等の注意喚起はしている。また、オリンピックもあり海外に行かれる方も多くなる。群馬県にもこういった感染症が入ってくるのが怖いと思うので、是非皆さんで注意していきたいと思っている。

(岸川会長)
 亡くなられた方はデング熱のよるものだと思うが、デング熱は刺されてすぐに亡くなるようなことはないが、2度目以降はかなり重症化することもある。いずれにしても死にいたる病気の一つなので注意していただきたい。

(岸川会長)
 以上、資料について、ひとつひとつご意見を伺いながら各取組みについて話してきました。総括的な意見でも構わないのでご意見をお願いいたします。

(五十嵐委員)
 漫然と健康づくりについて自身はまだまだ健康体であると思いながら参加させていただいたが、いろんな観点から注意すべきこと喚起すべきことがあると思った。これを持ち帰り、商工会議所のほうでも伝えたいと思う。

(大谷委員)
 先ほど、市長から健康寿命を伸ばしましょうという話があったが、全国老人クラブ連合会が継承している「伸ばそう健康寿命・見直そう地域づくりを」というテーマがあり、各老連が皆活動している。私事で恐縮ですが今年で87歳になった。運転免許証の更新の時期でもあるので手続きをするつもりだが、3年間の免許期間後は90歳になるので無理だろうと思っている。
 健康づくりの関係では、老人クラブでは健康ウォーキングを推奨しており、全国的に普及してきている。ひとりひとりがやるというのではなくクラブの中から大勢の方が参加して、団体でやれるよう5キロ・10キコースの決定を指導している。また、高齢の方でもできる軽スポーツ(輪投げ・スマイルボーリング・グランドゴルフ等)を皆さんに参加してやってもらっている。高齢者自らが健康づくりには鋭意努力してもらっているが、掛け声ばかりで実際参加してくれる人がいないと困る。年々高齢化が進んでいるので健康寿命を伸ばすことが一番大事だろうと考えている。

(齊藤委員)
 私は40代だが、今までがん検診等はやっていない。皆さんのお話を聞いている中で、これからはやってみようかなと改めて思った。いつも家庭と仕事と子どものことで色々忙しく、なかなか運動等もできず、健康な生活を送っているかというと自信はない。これからは、少し(30分程度)でもいいから運動をしていくよう心がけていきたいと思う。とても勉強になりました。ありがとうございました。

(佐藤委員)
 私は保育園に勤務しているが、子どもたちが大人の生活に合わせて夜遅くまで起きていて、早寝早起きができず、朝食をとらないまま登園してくるお友達がいる。毎月のお便り等で必ず朝ごはんを食べましょう。早寝早起きをして朝食をとりましょうと、子どもたちや保護者にも伝えている。おやつについても甘い物やスナック菓子ではなく保育園で作った手作りのものを与えるようにしているが、これは大事なことだと思った。

(柴田委員)
 我が家には97歳の父と92歳の母が元気でいる。毎日の食事作りや熱中症対象対策等、テレビで得た情報を参考にやっているが、この夏も元気で乗り越えてもらえるといいなと思っている。ここで勉強させていただいたことを活かしていきたいと思う。

(本間委員)
 私は糖尿病の話でギクッとしたことがあった。糖尿病になって5年位で歯槽膿漏だといわれ、何年か前にはいい歯を抜いてしまった。そんな経験からも資料の中にあるように口の中は大切だと実感している。
ふれあいサロンやウォーキングの話があったが、各自治会の関係(各地域の青少年健全育成会)で年に2回程度健康ウォーキングを実施している。市内285自治会のうちのかなりの地区で実施されている。80歳以上の方でも元気に往復9キロぐらい歩いたりしている。
 蚊の話についても私の住む大胡地区では竹やぶも多く、竹を切った後などは水溜りができ大量の蚊が発生することもある。クスリ等もあるようだがこれを防ぐのは容易なことではない。最近では街の中でも蚊の発生が多いと聞くので、気をつけていきたいと思っている。
 各地域の自治会でふれあいサロンやいろいろな運動を実施しているので、是非皆さんが機会あるごとに自治会の役員等と話をして、市民の方への参加周知をしていただけるとありがたいと思うのでよろしくおねがいします。

(岸川委員)
 ありがとうございました。皆さんのお話をお聞きする中で、健康づくりという一つのくくりで考えるとみんな結合していると思う。一致団結してやらないと駄目かなという印象。

(5)「平成28年度健康まえばし21健康づくり講演会」及び「平成29年度健康づくりのテーマとおすすめ健康情報」のテーマについて
 事務局よりご説明をお願いいたします。

資料1-2の裏面参照
 平成27年度は、「もし、血糖値が気になり始めたら、食生活を見直すチャンスです!」をテーマに、群馬県済生会前橋病院 小野澤しのぶ管理栄養士さんをお招きし、ご講義をいただいた。
今年度も2月頃、健康づくり講演会を行う予定。今年度の講演会のテーマについてご意見等あればお願い致します。なお、平成24年度、平成25年度の講演会のテーマについては、四角で囲まれた中に書いてあるとおり。

資料1-3の裏面参照
 ここに掲載している「市民の皆様に広くお知らせしたい情報」のテーマについては、平成26年度の庁内ワーキングの中で、「毎年、全世代共通の健康に関するテーマを選ぶこと」となり、計画推進部会でもその方向でテーマを選び、作成していくことで合意を得ている。平成27年度については「歯と口の健康」を、今年度は「栄養・食生活」を共通テーマとした。
また10月頃から「平成29年度版の健康情報紙」を作成する予定で、事務局としては「運動」を裏面の共通テーマにしてはどうかと考えている。
今年度の講演会のテーマと次年度版の裏面のテーマについて、ご意見等あればよろしくお願い致します。 

(岸川会長)
 これに関するご意見・ご質問ございましたらお願いいたします。
 ないようでしたら、原案通りでお願いいたします。

(6)その他
(岸川会長)
 その他ご質問はありませんか。質問がないようなので、本日、予定された議事は終了させていただきます。委員の皆様にはご協力を賜りありがとうございました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 お礼のあいさつ(遠藤保健所長 

6 閉会(司会:酒井健康増進課長)

 

                               以上


 


   

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健康増進課 

  • 電話:027-220-5783
  • ファクス:027-223-8849

〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号(地図・開庁時間等)

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