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平成29年度第2回前橋市食育推進会議

最終更新日:2018年2月9日(金)ページID:019077印刷する

審議会 会議録

審議会名

前橋市食育推進会議

会議名

平成29度第2回前橋市食育推進会議

日時

平成29年12月14日(木) 午前10時00分  ~ 午前11時40分 

場所

前橋市北部共同調理場

出席者

(委 員) 笠原委員、曽我委員、小坂委員、山口與雄委員、吉原委員、齋藤委員、栗木委員、山口久江委員、上原委員、
     堀口委員、瀬下委員、今村委員
(事務局) 塚越健康部長、渡邉保健所長
     健康増進課:中西健康増進課長、関口(真)補佐、鈴木管理栄養士総括担当係長、関口(雅)補佐、樋口補佐、
     奥山副主幹、吉永管理栄養士                                                                                                                                                                                                                                                           子育て支援課:池谷係長、松井管理栄養士 
     介護高齢課:岡田主任管理栄養士
(傍聴者)0名 

欠席者

  大澤委員、内田委員、直田委員、持田委員、西原委員、山田委員、峰岸委員

議題

 (1)第3次前橋市食育推進計画の素案        
 (2)その他                

配布資料

 <配布資料>
・第3次前橋市食育推進計画 素案
・基本目標を達成するための取り組み

問い合わせ先

健康増進課 食育推進係   027-220-5783

会議の内容

 1 開 会
    (傍聴者の確認と、会議成立の報告)

2
あいさつ
    (笠原会長の挨拶)

事務局 :「前橋市食育推進会議条例」に基づき、これより議事の進行を笠原会長にお願いいたします。

3 議事(1)第3次前橋市食育推進計画の素案について

笠原会長:それでは議事(1)について、事務局より説明をお願いします。

事務局 :「第3次前橋市食育推進計画」素案について説明。

笠原会長:ただ今のご説明に関しまして、ご意見等がございましたらお願いいたします。

保健所長:私は県からの派遣でありまして、厳密には事務局と若干異なる立場なので発言をさせていただきます。今回の計画ですが、公衆衛生学の専門からみて文言が非常に不安定なところがあります。例えば一般市民とはどのような位置づけで使われているのでしょうか。20歳以上が一般市民とのことですが、20代の中には大学生も含まれます。小学校期、中学校期、高校期とは何でしょう。一般的にこのような言葉は使いません。12ページですが、これは全数調査ではなく標本調査であることを明記しておく必要があります。標本誤差も記述しておかなければ、後で評価する際に困ります。公衆衛生学的な視点から計画書の中での正確な言葉遣いを望みます。

事務局 :ご指摘の内容を精査いたしまして、修正させていただきたいと考えております。

笠原会長:ほかに委員の方からございませんでしょうか。

小坂委員:48ページの3番、若い世代に対する食育推進ですが、これについて前橋市で具体的に実施されていることかあるかどうかをお伺いしたいと思います。若い学生や若い世代の親御さんたちはSNSやインターネットでいろいろな情報を得ていると思うのですが、そういうことに対応している自治体もあると聞いています。前橋市ではどのような動きになっているのかを教えていただきたいと思います。

事務局 :中学生に対しては郷土料理について授業の中に入り込んでいく中でお伝えしております。高校に関しても1校だけですが、食育についての話、調理実習を行っています(学校保健委員会、家庭科クラブ)。その上の世代になりますと、なかなか難しい面があります。

笠原会長:今のご質問の趣旨は、インターネットやSNSについてこれから先どうされるのかということだと思います。従来この会議でもホームページの充実を望む声が皆さんから多く出ているのですが、それがなかなか進んでいない段階で更にこのようなことが実現可能かどうかも含めてのご説明をお願いします。

事務局 :ホームページではクックパッドの掲載は行っていますが、若い世代へのその他のインターネット、SNS等の対応については、今後の検討課題です。

保健所長:少し説明させてください。どのように発信していくのかという課題があったと思うのですが、その発信の対象は誰なのだろうとこの計画書を読んで一番感じました。例えば朝食をとらせるという目標があれば、とるのはお子さんですが、そのために誰を教育するかで、これが欠けています。SNSでの発信もよいですが誰が受け取るかが大事で、対象者をはっきりさせる必要があります。学校の先生や食生活改善推進員の方から発信される場合も、誰が誰に伝えたいのかをお考えいただきながら発信されてはいかがでしょうか。

笠原会長:誰が誰にというところでは、さまざまな取り組みをしていただいていますが、このような新しい発信方法にどこまで対応できるかですね。若い世代、特に子どもたちが見てくれるためにはどうするかということを考えていく必要があるかと思います。ほかに何かございませんでしょうか。

上原委員:基本目標を達成するための取り組みという資料にいろいろな事業が載っていますが、これについても説明をしていただけるのでしょうか。

笠原会長:それでは、簡単にご説明をお願いします。

事務局 :「基本目標を達成するための取り組み」について説明。

上原委員:1ページの18番、新規事業の「減塩普及活動」は食生活改善推進員の方が家庭訪問により塩分チェックを行うものですが、先ほどお話がありましたように対象者は誰なのだろうと思いました。乳幼児期からの食生活に関係することですので乳幼児をもつお母さんなのか、それとも安否確認も含めての高齢者の方や一人暮らしの方でしょうか。

事務局 :地区ごとに家庭訪問を行い塩分チェックをしているのですが、なるべく若い方のいる世帯に伺っていただくようにお願いしております。

笠原会長:それでは、第1章から順に見ていきたいと思います。「計画の策定にあたって」のところでお気付きの点等ありますでしょうか。

保健所長:1ページの下から8行目「30万人を超える・・・」ですが、前橋市の人口は33万8千人なので「33万人を超える」に訂正をお願いします。

笠原会長:ほかには、いかがですか。10ページの健康の状況のところですが、小中高校生を対象に調査を行ったため乳幼児のデータが出てきていません。子どものむし歯や歯肉炎、高齢者の歯の状況などもあればよいかと思います。第2章の「食をめぐる現状と課題」のところで何かございませんか。難しいことかもしれませんが、世帯別の収入のデータがあれば、ひとり親家庭の収入が少ないかどうかがわかるのではないでしょうか。11ページの「1人1日あたりのごみ処理量の推移」ですが、第2次では計画書の9ページに家庭系ごみの内訳と家庭系ごみの可燃ごみの内訳も載っていました。そのデータの最新版を探して、今回も載せていただければと思います。 

事務局 :承知しました。

笠原会長:第3章はいかがでしょうか。本計画の大事な部分です。それぞれのお立場からご意見を頂ければと思います。

吉原委員:第4章に関わってもよろしいですか。基本方針1の主な取組内容の6、「食物アレルギー等への対応と指導の実施」のところについてです。学校でもいろいろな取り組みがこれから必要になってくるかと思うのですが、前橋の場合給食の代替をしておりませんし、「調理実習や特別活動などを通し、児童・生徒が、アレルギー食についての理解力が身につくよう支援します。」という文章に引っかかりました。学校でアレルギー食についての理解力を身につけさせるような授業をしているかどうか、思い浮かびません。

事務局 :それにつきましては教育委員会に確認いたします。
     
笠原会長:アレルギーのある子どもについては特別な対応をしなければならないため、いじめにつながるようなことが予想されます。そのような中、特別活動を通してアレルギーのある子どものことをクラス全員で理解して見守りましょうというような働きかけが非常に大事です。調理実習などではなく、子どもたちのかかわり方への配慮というような形で検討していただければよいのではないかと思います。ほかにいかがでしょうか。

曽我委員:59ページの「地域の食文化をつたえる」ですが、茨城県の行方市では、さつまいもで地域づくりを行っているそうです。前橋には赤城の恵ブランドが現在67品目ありますが、これらでどのような地域づくりができるのでしょうか。

笠原会長:現在どのような形で進められているのでしょうか。

事務局 :各家庭で赤城の恵ブランドの認証品を使って調理をしていただいたり、直売所で売る形で広めていく、等でございますが、詳しい内容の確認はとれておりません。

齋藤委員:当社の支部では赤城の恵ブランドの推奨委員を委嘱されていまして、その委員さんから登録しても構わないという意思表示があった上での認証品目だと理解しております。だから、登録された団体さん、個人さんがその商品に対して赤城の恵ブランドのシールやステッカーを使って構わないかということを上申しまして、認可された後にそれが実行されていると思っています。もし間違っていたらすみません。

笠原会長:認可基準は厳しくあるわけですよね。

齋藤委員:あると思います。その場で委員が試食したり、持ち帰って職場等で感想を聞いた中で決定します。

笠原会長:先ほどの委員のお話は、赤城の恵ブランドの認証品を地域おこしにまでつなげるためにはどのようにすればよいかということですよね。地域おこし、まちづくりまで目指したブランドの活用方法、取り組みの具体策をもう少し検討していただければよろしいかと思います。

齋藤委員:地産地消の関係ですが、枠としては前橋市産にこだわりつつも噛むカムレシピ等に関しては高崎市と連携ということを考えますと、群馬県産と明記していただければ有り難く存じます。前橋市は平坦で1年間を通して農作物を作れますが、高原野菜といえば嬬恋村のキャベツというすばらしい食材もありますのでその辺りを考えていただきたいと思います。野菜を一皿以上、半皿以上などといわれていますが、野菜という大ざっぱなくくりでよいのでしょうか。野菜の中には堅い物も軟らかい物もございます。野菜を食べているかではなく、どんな野菜をどのように食べているかと聞けば、現在のアンケートとはかなり違う結果が出てくるはずですので、できればそのようなアンケートもお願いしたいと思います。

笠原会長:地産地消の範囲についてのお話を頂きました。学校給食も地産地消、その地域だけの物から県産に広げ、前回の食育推進計画の中では国産まで広げました。それまでは県産までだったのですが、国産が追加されたという現状があります。いかがでしょうか。

事務局 :身近なところでとれる物を出品していただくという意味では前橋市産になりますが、もちろんそれは無理がありますので群馬県内でとれる物、物によっては国内でとれる物といったところで地産地消の考えでいるつもりです。ただ、公募の際にはそこまでをうたっていないのが現状でして、地元でとれる農産物を使ってという表現にとどめております。

保健所長:恐らく、行政の立場としては地場産の地産地消でというのが現状になってくるだろうと思います。ただ、いろいろな種類の野菜があって、ここでは作っていない珍しくてしかも栄養価が高い食育上必要な物もございますので、そのことをここの委員の方が提言されてもよいのではないでしょうか。例えば地場産、県内産、国産を原則6割以上にしておいて、けれども面白い品目で食育上必要な物があればそれにとらわれないような考え方を今後の検討会議等で出していただければよろしいのではないかと思います。

笠原会長:食育上必要なのは全ての食物ですが、最近はイタリア野菜などを作られているようですね。基本的な地域の食文化というのであれば、伝統的な食材を使いこなせるようになることが大事かと思います。ごぼうなどの下処理が面倒だから食べないというような傾向があり食育として調理実習を一定回数行わざるを得ない時代になってきた中、そういったところに提供するレシピの内容自体が見直されるべきですね。淡色野菜も緑黄色野菜も配分され、堅い野菜も軟らかい野菜も上手に組み合わされた料理の提案というところに食育がつながっていきますので、それに配慮した実習の組み方をしていくことがこれから必要になってきます。

瀬下委員:地産地消ということで、粕川でおみそ作りをしています。赤城の恵ブランドにも認証していただきました。前橋で生産した大豆とお米を使って学校給食でも使っていただいたのですが検査がとても厳しく、しかも1回に13万円もかかります。行政のお力を借りなければできない状況なのですが、長い間協力していただくわけにはいかず2年間で学校給食へのおみその提供は終わりました。ほかには前橋市民を対象にした講習会を開いています。お米の段階からこうじ菌を振ってこうじを作り、3日間かけておみそを作るのですが、材料を吟味した中で健康によい物を作ろうという方たちが集まって行っていますので、食育につながるものが多少はあるかと思っております。

笠原会長:大事な取り組みだと思います。13万円というのは衛生検査のための費用ですか。

今村委員:衛生検査も含みますが、栄養価を出す食品分析の費用がかかります。

笠原会長:学校給食への提供はとても大事ですし、市からの補助があればと思います。震災の時期には室温保存ができる手作りのおみそが重宝されました。今の取り組みを是非続けていただきたいと思います。

堀口委員:食育とは別の話になるかもしれませんが、我々歯科医師は子どもの歯を診ることにより虐待を受けているかどうかを発見しやすい立場にあります。今は暴力による虐待だけでなく、ネグレクトと呼ばれる育児放棄の問題が非常に多くなっていて、そういう子どもさんは栄養が行き届かず歯も悪いことが多い状況です。52ページに「生活困窮世帯や子どもの居場所づくり等に対する支援の推進」とあって日々の食事が困難な方への支援を行うと書いてありますが、生活困窮者だけでなくネグレクトを受けている子どもさんに対してもそのような取り組みができないものだろうかと思いました。

笠原会長:歯科でネグレクトを見つけられるというのは、どのようなことからでしょうか。

堀口委員:う蝕の傾向でわかるのですが、う蝕が多発傾向のお子さんや、むし歯が1本だけでも治療をせず長年放置している場合は親が子どもに対して関心をもっていないと考えられます。ただ、児童虐待というのは非常に難しい問題なので学校と連携して疑いのあるケースをチェックするようにしています。

笠原会長:ネグレクトの疑いに関しては給食を食べる状況を見ても、この子は家で食べさせてもらっていないなどわかるかと思うのですが、いかがですか。

栗木委員:3歳以下のお子さんについては食べてきた物を記入していただいているのですが、毎日同じ物を食べさせている、朝食抜き、偏食などの問題があります。それと、保育園では食物アレルギーが課題になっています。ここ最近0~2歳でアレルギーのあるお子さんが増えているので、そのお子さん用に代替を作っているのですが、同じ調理室で卵、牛乳、大豆、小麦なども扱うので、代替を作る際には慎重に慎重を重ねる必要があります。

保健所長:代替について、ほかに問題点はありますか。例えば代替の食材が高いなどということです。

栗木委員:アレルギー食を作る職員も必要ですし、普通の給食と代替の両方を作る必要がありますので、コンロの数が不足しています。

保健所長:今はアレルギー食を作るにあたってのマニュアルがありますよね。

栗木委員:マニュアルはありますが、それに加えて園の調理室の造りも考えていく必要があります。

保健所長:そういうものもマニュアルの中に入っていますよね。

栗木委員:そうですね。また、入所が決まってからアレルギーがあるとわかる場合もあるので、一番の問題は職員の配置です。それと、建物をこれから造る場合はアレルギー対策も可能ですが、現状の設備で対応せざるを得なく職員も少ないとなると園児の受入が難しくなります。

保健所長:保健所の立入で問題になったことはありますか。

栗木委員:それはありません。

笠原会長:既存の比較的小さな保育園等には調理室がありますが、その中でコンタミ(コンタミネーション※)しないように注意することには限界があります。大阪の園で園児全員にアレルギー食を出しているところがあるのですが、それもいかがなものかと思います。最終的な対策としては卵、牛乳、小麦、大豆、ナッツ類を全て除去してしまうことです。三宅島の話ですが、20品目を全部除去したアレルギー食を出してアレルギー児を受け入れているホテルもあるので、5種類程度なら対応可能だと思います。調理員さんや栄養士さんへの講習会等も含めて、保健所からの指導を是非お願いします。

 ※コンタミネーション:(食品に関しては)本来製品に使用していない原材料や食品添加物等が製造中に製品に混入してしまうこと。

保健所長:私から委員会に注文があります。社会的弱者と呼ばれる障害者、障害児、一人世帯の高齢者の方々に対する食育推進を是非お示し願いたいと思います。冒頭に一般市民とはどのような意味かと尋ねましたが、我々は市民という言葉しか使いません。皆さんも同じだと思いますが、一般というと何となく差別されているような感じを受けてしまうので、この言葉遣いはやめてください。
 先ほど言い忘れたのですが、前橋市に住民登録している外国人が2,500人ほどいます。そのような方々も含めた食育を推進するにはどうすればよいかということを今後ご議論いただければと思います。野菜についておっしゃっていた話も非常に大切です。ただ野菜というだけではなく、例えばごぼうは大腸の働きをよくしますから将来の大腸がんの予防にもつながりますし、先ほどごぼうの下処理に手間がかかるというお話もありましたが、その文化をなくしてほしくないので、そういうところを落とさないように文言を調整するよう会長をはじめ委員の皆さん方でご議論をお願いできればと思います。

笠原会長:特別支援の子どもたちの食育については以前から話が出ていたのですが、今お話しされたような広い視点では議論しておりませんでしたので参考にさせていただきます。ありがとうございました。

4 その他
事務局 :今後の予定を説明させていただきます。今回皆様からご意見、ご指摘を頂きました内容を踏まえ修正を行いまして、来年1月にパブリックコメントを実施いたします。その後、2月23日、金曜日、午後1時30分から第3回の会議を予定しております。そこで最終案を確定させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

笠原会長:第3次計画の策定につきまして新たにご意見等がございましたら、事務局までご連絡をお願いいたします。以上をもちまして議長の任を解かせていただきます。熱心なご討議をありがとうございました。

5  
事務局:笠原会長におかれましては、円滑な進行をどうもありがとうございました。皆様方から本日頂きましたご意見をもとに検討して参りたいと思っております。それでは、最後に健康部長から挨拶をさせていただきます。

(部長の挨拶)

事務局:以上をもちまして、平成29年度第2回前橋市食育推進会議を閉会とさせていただきます。大変ありがとうございました。

以上

 

 

 

お問い合わせ先

健康増進課 

  • 電話:027-220-5783
  • ファクス:027-223-8849

〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号(地図・開庁時間等)

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