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平成27年度第2回前橋市自然環境保全推進委員会

最終更新日:2016年2月17日(水)ページID:016028印刷する

審議会 会議録

審議会名

自然環境保全推進委員会

会議名

平成27年度第2回前橋市自然環境保全推進委員会

日時

平成28年2月1日(月)
午後2時00分から午後3時30分まで

場所

前橋市役所32会議室

出席者

(1)自然環境保全推進委員
 片山委員長、金井副委員長、姉崎委員、大嶋委員、大森委員、金杉委員、篠原委員、山崎委員

(2)事務局
 関環境政策課長、真庭課長補佐、市川主事

(3)自然環境調査(哺乳類・は虫類・両生類)業務受託会社
 株式会社緑生研究所 金子氏、小林氏

欠席者

 なし

議題

(1)前橋市自然環境調査(哺乳類・は虫類・両生類)報告書及び概要版について
(2)平成28年度自然環境調査(昆虫類)について 
(3)その他

配布資料

 次第(PDF形式:57KB)
 自然環境調査報告書(PDF形式:5,130KB)
 自然環境調査報告書_資料編1(PDF形式:4,986KB)
 自然環境調査報告書_資料編2(PDF形式:4,759KB)
 自然環境調査報告書_概要版(PDF形式:2,931KB)
 平成28年度前橋市自然環境調査(PDF形式:1,813KB)

会議の内容

1 開 会
 関環境政策課長

2 挨 拶
 片山委員長

3 議 事
 議題に入る前に、委員会の成立要件の確認を行い、委員8名全員の出席により本日の会議が成立していることが報告された。

(1)前橋市自然環境調査(哺乳類・は虫類・両生類)報告書及び概要版について

議長(片山委員長)
 それでは、議題(1)前橋市自然環境調査(哺乳類・は虫類・両生類)について事務局より説明をお願いしたい。

事務局(市川主事)
 資料1「前橋市自然環境調査(哺乳類・は虫類・両生類)報告書及び概要版」に基づき、説明を行った。

議長(片山委員長)
 ただいま事務局から説明があったが、各委員さんから質問、意見などがあれば発言願いたい。
 一件気づいた点として、概要版の調査の目的の箇所で、は虫類が漢字で表記されている。前回の委員会では平仮名で統一とお話があったと認識しているため訂正をお願いしたい。

金井副委員長
 報告書は結果として残るものなので、24ページのツキノワグマの写真など特定した理由をわかるよう矢印などでわかるよう明記をお願いしたい。

調査会社(金子氏)
 修正することとしたい。

大森委員
 概要版の3ページに明記されているヒガシニホントカゲは幼体、成体のどちらか。括弧して記載する必要はあるのではないか。

金井副委員長
 ヒガシニホントカゲは、幼体は尾の部分が青いきれいな色をしているが、成体になると茶色に変化する。研究結果では、メスの方が色の変化に時間を要すると言われている。写真で見る判断は色合いなど難しい面もあり、種に変わり無いので、表示のままでよいと考える。
 前回の委員会でも説明したが、2012年に研究の結果、近畿地方から北海道に生息するものが新種であるヒガシニホントカゲとして発表された。子供達が読む百科辞典なども今後訂正されていくものと認識している。

議長(片山委員長)
 市民から「新種なのか」といった問い合わせを受けた場合、研究の結果であることを市としても認識いただくようお願いしたい。

金井副委員長
 以前はニホントカゲと言われていたものであったが、新種となっているものであり、市民からは分かりにくいと思われる。

議長(片山委員長)
 報告書の56ページの箇所でコウモリ目と記載されているが、コウモリ類に訂正をお願いしたい。また概要版の4ページも同様に訂正をお願いしたい。

山崎委員
 14ページにも同様の記載があるため、訂正をお願いしたい。

議長(片山委員長)
 注釈と表の整合性をとって、修正をお願いしたい。

調査会社(金子氏)
 修正することとしたい。

姉崎委員
 コウモリを同定した際の周波数の確認結果、同定基準についても記載をお願いしたい。

調査会社(金子氏)
 バットディテクターで計測した周波数のみでは同定できないため、捕獲により同定をしている。

姉崎委員
 それであれば、捕獲の上で同定ということがわかるよう各調査方法の作業内容の箇所などに追記をお願いしたい。

調査会社(金子氏)
 追記することとしたい。

姉崎委員
 報告書の24ページ、25ページの箇所でツキノワグマとイタチの写真の差し替えは可能か。

調査会社(金子氏)
 ツキノワグマは個体が映ったのはこの写真しかなく、爪痕の痕跡であれば撮影している。また、イタチは映像で撮影したものを画像処理したものがこの画像であり、同じく個体が映った写真はこの他になく、糞や足跡であれば撮影している。

姉崎委員
 カヤネズミとムササビの写真は個体の写真ではないので、注釈をつけるようにお願いしたい。

調査会社(金子氏)
 注釈をつけるようにしたい。

金杉委員
 23ページからの重要種の一般生態と確認状況の箇所で、引用文献が2002年の群馬県版レッドデータブックとなっているが、2012年の改訂版が最新であるため変更をお願いしたい。

調査会社(金子氏)
 確認をし、対応することとしたい。

議長(片山委員長)
 報告書31ページの外来種の一般生態と確認状況で、アライグマの生態系に関わる被害について北海道についての記載があるが、群馬県内の具体的な被害について記載をお願いしたい。

金井副委員長
 前橋市の調査結果なので、身近なところの具体的な被害の記載をお願いしたい。

調査会社(金子氏)
 確認をし、対応することとしたい。

姉崎委員
 引用文献について、文献の引用を適切にしていただきたい。
 47ページの外来種の確認状況について、捕獲頭数が増加しているとの記載がある。捕獲頭数は、生息頭数ではないけれど、市でも捕獲頭数を把握していると思うので、捕獲頭数の増加傾向が示せると良いと思う。調査の結果では、アライグマ、ハクビシンについては分布が拡大しているが、個体数が増えていることを支持するデータがないので、分布が拡大しており注意が必要との記載をすることで注意喚起になると思う。今後、生態系への被害だけでなく人的被害が増えてくるため市民の方に関心を持っていただけると思う。

事務局(市川主事)
 アライグマ、ハクビシンの捕獲数は、担当部署に確認することとしたい。

議長(片山委員長)
 39ページの調査方法に依存という記載があるが、データの取扱が難しくなると思う。

姉崎委員
 客観的事実にとどめるということでいかがか。14ページにも同様の記述が見られるため、同様に訂正をお願いしたい。

調査会社(金子氏)
 訂正することとしたい。

議長(片山委員長)
 8ページの調査地点の環境概要の地点No.27について、ブナが多い地点となっており、ザゼンソウにとって好ましいものではない。以前ブナを植樹する自然保護運動のようなこともあり、あちこちに植樹したこともあった。

篠原委員
 嶺公園で水芭蕉のエリアでも同様であったと思う。

議長(片山委員長)
 ザゼンソウは市の天然記念物である以上、専門家に確認するなどの対応も必要であるし、市としても指導が必要であると考える。

(2)平成28年度自然環境調査(昆虫類)について

議長(片山委員長)
 それでは、議題(2)平成28年度自然環境調査(昆虫類)について事務局より説明をお願いしたい。

事務局(市川主事)
 資料2「平成28年度自然環境調査(昆虫類)」に基づき、説明を行った。

議長(片山委員長)
 ただいま事務局から説明があったが、各委員さんから質問、意見などがあれば発言願いたい。

金杉委員
 3ページ目の富士見地区の記載について、重要種が富士見地区の基礎調査時(平成22年)の基準で記載されているが、変更となっている。

金井副委員長
 昆虫類は周りの自然環境の影響も大きいと思う。再度確認であるが、先ほどの説明ではこれまで調査をやっていないところを優先して調査を行うというように聞こえたが、どのように選定したのか。

事務局(真庭課長補佐)
 平成18年度に調査を行った箇所は、平成23年度に調査を行っていない箇所が大半であることから、その箇所は必ず実施するよう選定を行っている。また予算の兼ね合い等を勘案し、前回同様14地点とするように選定を行った。

篠原委員
 上川淵・下川淵地区や本庁地区の利根川沿いをしっかり調査をしてほしい。

金杉委員
 最近、下川淵の利根川沿いではカワラバッタが発見された。カワラバッタの場合、河川の増水があると砂礫地が失われることで5年程度個体数が減少する傾向にある。前回見つかった後に2回程度増水があったことから、次年度の調査では見つかる可能性が高いと思う。
 県庁裏付近から下川淵地区ではヒラタクワガタが生息していることが確認されているが、群馬県のレッドリストでも準絶滅危惧に指定されていることから、一般的にもインパクトが強く、保全意識の高揚にもつながると思う。ただ、夏季調査の7月中旬~8月上旬であっても確認は可能だが、6月下旬から7月上旬が確認をするのであればよい時期である。7月中旬以降はノコギリクワガタが出てくるため、ヒラタクワガタが隠れてしまう性質があるが、しっかり確認をお願いしたい。ヒラタクワガタはヤナギの樹液を好むが、個体数は少ない。
 また、アカボシゴマダラやアオドウガネがどのあたりまで生息しているのかも調査をお願いしたい。

大森委員
 市内でヨコヅナサシガメは確認されているのか。

金杉委員
 市内でも確認されている。

(3)その他

議長(片山委員長)
 その他について議題はございますか。

事務局(市川主事)
 沼の窪ザゼンソウ群生地について、イノシシによる掘り返しの被害状況について現地の写真を投影し、情報の共有化を図った。

大森委員
 11月末に現地確認をした際の結果について報告をさせていただきたい。
 ザゼンソウは市の天然記念物に指定されているが、花芽がついているものが数十株程度という状況であり、あちこちでイノシシによる足跡や鼻で掘り返した跡が様々な所に確認された。この時期であるとザゼンソウは休眠花の状態ではあるが、花が咲くサイズであれば見て確認することができるものが血眼になって探しても数十程度であった。
 場所によっては深く掘り返された箇所もあり、元々ザゼンソウが群生したエリアと考えられ、イノシシにとっては魅力的な餌場であったと言える。また、足跡の数から判断して1匹や2匹ではなく、群れ単位によるものと考える。
 掘り起こした箇所は土壌流出により段差が出来てしまって、上流部の乾燥化が懸念されるところである。

山崎委員
 このエリアでは毎年水質の調査を行っているが、CODも高く富栄養化しているが、何か影響はあるのか。

大森委員
 ザゼンソウは湿地林の植物で富栄養化したところを好む特徴はあるが、群生には元々の立地が大きいと考える。前橋以外でも那須山麓の黒羽など山麓部の有水帯なども立地が適していると言える。なお、イノシシによる被害が出たのはここ数年のことと考えられる。

議長(片山委員長)
 12月に見に行った際にザゼンソウ自体の数が少ない印象を持ったが、富栄養化は関係ないということか。

大森委員
 一年草のミゾソバやエゾノギシギシなども富栄養化したところを好む種も入っているが、ザゼンソウ自体も富栄養化を好むため、富栄養化によって衰退するとは考えにくい。
 この状況については、担当部署にも連絡し、対策をお願いしたところである。

大嶋委員
 近年細ヶ沢川では釣りを楽しむ人がおり、餌にミミズを使用している。イノシシはミミズを好むということもあり、そうしたことも影響しているのではないかと考えている。

議長(片山委員長)
 その他について議題はございますか。

事務局(関環境政策課長)
 委員の皆様の任期が今年3月末までとなっている。皆様のご都合もあるかと思うので、市の方から文書を送付させていただくが、ご回答をお願いしたいと考えている。

議長(片山委員長)
 以上をもって本日の議事を終了します。

4 閉 会
 関環境政策課長

お問い合わせ先

環境政策課 

  • 電話:027-898-6292
  • ファクス:027-223-8524

〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号(地図・開庁時間等)

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