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第48回前橋市都市計画審議会

最終更新日:2016年11月30日(水)ページID:017352印刷する

第48回前橋市都市計画審議会 会議録

審議会名

前橋市都市計画審議会

会議名

第48回前橋市都市計画審議会

日時

2016年10月28日(木)
午後2時00分~午後3時30分

場所

市庁舎11階南会議室

出席者

委員
松井会長、真下会長職務代理者、中島(克)委員、前原委員、馬場委員、中島(信)委員、須賀委員、富田委員、中道委員、宮田委員、桑原委員(代理:永江様)、荒井委員、神尾委員、堀越委員、江原委員、六本木委員、後閑委員、星野委員

幹事

福田財務部長、金井農政部長、加藤建設部長、内田上下水道局長、中西都市計画部長

事務局

五十嵐都市計画課長補佐、根岸係長、篠崎主任、五十嵐主事
(市街地整備課)井上市街地整備課長、五十嵐副主幹、岸野技師

欠席者

石原委員、石井委員

議題

第一  議事録署名人の指名

第二  議案上程
第1号議案 前橋都市計画道路(3・3・83号朝倉玉村線)の変更について

・その他報告事項 立地適正化計画について

配布資料
第48回都計審議案書(PDF形式:308KB)
第48回都計審資料(PDF形式:2,663KB)

問い合わせ先

前橋市 都市計画部 都市計画課 土地利用係
電話番号 027-898-6943

会議の内容

1 開会 

五十嵐都市計画課長補佐(進行役)
・定足数の報告
 20名人中18名の出席により、審議会条例第六条第二項の規定による二分の一以上の定足数を満たしており、審議会が成立していることを報告した。

 2 あいさつ

・松井会長 

 3 議事日程

第一 議事録署名人の指名
 松井会長により、前橋市都市計画審議会運営規則第九条第二項の規定に基づき、議事録署名人として須賀委員、堀越委員が指名された。

第二 議案上程

【第1号議案を説明】
篠崎主任
 それでは、第1号議案「前橋都市計画道路(3・3・83号朝倉玉村線)」の変更についてご説明させていただきます。
 お手元の資料では、議案書の1ページから4ページ、また添付資料として図1から図4及び資料1、2です。
 
 はじめに、議案書の目次の下段をご覧ください。第1号議案は、群馬県決定の案件であることから「2号案件」として諮問するものです。2号案件は、群馬県が前橋市に意見を聴いて定める議案です。
 お手元の図1をご覧ください。青色と赤色で表示されている路線が朝倉玉村線です。そのうち赤色で表示されている区間が今回、都市計画変更する箇所で、黄色から赤色に変更予定です。起点の江田天川大島線から県道高崎駒形線、北関東自動車道を通過し、利根川の玉村町境を終点とする延長約5,850m、代表幅員25m、4車線の都市計画道路となっております。
 なお、今回の変更では、代表幅員25mの変更はございません。これは、朝倉玉村線のように一つの路線に異なる幅員がある場合、その路線の延長に占める割合の最も大きい区間の幅員を代表幅員とするためです。
 今回の変更について説明する前に朝倉玉村線の経過について説明させていただきます。朝倉玉村線は、昭和63年、北関東自動車道の前橋南ICのアクセス道路として、現在と同じく幅員25m、延長5850mで決定されました。その後、平成24年に朝倉工業団地の拡張整備に伴う南高校通線の決定と同時に幅員を一部変更しております。
 今回の変更は、これから更に幅員、位置の変更を行うものでございます。

 議案書の3ページ、計画書をご覧ください。名称、位置等が記されています。
 次に、変更理由について説明いたします。
 本路線は、(主)前橋玉村線バイパスを構成する都市計画道路である。(主)前橋玉村線バイパスは、前橋市から玉村町を結ぶ群馬県の幹線道路であり、北関東自動車道の前橋南インターチェンジのアクセス道路となることから、沿道に計画されている前橋赤十字病院の広域救急救命機能の強化、朝倉工業団地などの既存沿道施設の集出荷機能の強化、北関東自動車道と前橋市街地を結ぶ広域交通機能の向上に寄与することが期待されている。
 今回変更区間については、事業化に向けて、計画交通量及び周辺地域の状況を勘案し、道路計画の種級区分を4種1級から3種2級(地方部、計画交通量29,100 台)とすることが適切と判断した。このため、群馬県道路構造条例にもとづき、植樹帯の削除、中央分離帯の縮小を行うものである。
 また、朝倉工業団地以南については、当初都市計画決定時には無かった朝倉工業団地が立地し、大型車両の通行が増加する等、沿道環境が大きく変化したことから、既存集落への生活環境への影響を配慮し、騒音、振動の影響の軽減を図るため、道路位置を既決定より既存集落から離れた位置に変更する。    

 次に図2、3をご覧ください。今回の変更区間の計画図です。
 起点側の江田天川大島線から、建設中の前橋赤十字病院を通り、県道高崎駒形線との交差点までの2920mの区間の幅員を変更するものです。
 現在は現況幅員が約8mから11mの2車線道路です。
 黄色で表示されている数字が変更前の幅員、赤色が今回の変更する幅員です。
 現在、一般部25m、交差部27mで決定されておりますが、変更理由でも述べましたとおり、植樹帯の削除により一律に25mとし、南の区間につきましては、既存集落への生活環境への影響を配慮し、道路位置を既決定より既存集落から離れた位置に変更しております。

 次に断面図について説明します。お手元の図4をご覧ください。
 まず、下の交差点において、植樹帯をなくし、歩道を0.5m広げて27mから25mとしております。
 そして図の上の一般部でも植樹帯をなくし、歩道を0.5m広げ、こちらでは分離帯が最大4mとなっておりますが、4m部分は一部で、スクリーンのように、分離帯1m、サイドがゼブラ部分となっている区間が多いです。こちらが赤の中央分離帯です。交差点が多いため、結果として交差点間で幅員を絞れる箇所が無く、このような形状になっております。

 次に都市計画変更の手続きの経過についてご説明いたします。
 住民の意見反映措置といたしまして、昨年8月から上朝倉、下朝倉で各5回、下佐鳥で4回、関係地区の住民と地権者に対し説明会を行いました。下佐鳥の5回目は今後予定されております。
 そして、案の閲覧を県庁、前橋土木事務所、市役所において本年7月8日から7月22日まで2週間行い、閲覧者は6名でした。また、公述の申出が10名ありましたので、群馬県主催の公聴会を8月2日に開催いたしました。
 公述の内容としましては、スクリーンをご覧ください。代表的なものとして、まず、公述人2「現況道路拡幅ではなく、S字道路計画となったのは第七中学校への配慮だった。第七中学校が移転したのにそのまま進めるのは無策である。」でした。
 それに対する県の見解は「今回変更区間終点以南については、平成13年に現都市計画決定に基づき整備、供用されていることから、今回変更においては供用区間と整合した計画とする必要があると考えております。」でした。
 また、公述人4「S字道路は優良農地をつぶすことになり、地権者の不利益が極めて大きい。現況道路拡幅でも、人口が減少するのだから機能は充分確保できると思われ、S字とすることは理解できない。」
 それに対し、「既存道路の拡幅では、南北方向の交通と高崎駒形線の交通が交差点間で重複するため交通を処理できず、道路としての機能を十分に果たすことができないと考えております。」
 さらに、公述人5「前橋佐波伊勢崎は群馬の農業の要であり、前橋は農業都市として農業を守るべきである。よって、現状道路のままで、高駒線を高架にしてほしい。」
 それに対し、「高崎駒形線を高架とすることは、沿道の状況、経済性の観点から困難であると考えております。」等でした。

 その後、案の縦覧、公述意見に対する県の見解を県庁、前橋土木事務所、市役所において本年9月6日から20日まで、2週間、縦覧を行い、縦覧者は3名でした。
 また、県に意見書の提出が20名ありました。
 スクリーンをご覧ください。
 意見の要旨は、
 「・意見書2
 S字道路は危険であり、道路としての機能を十分に果たせない。
 ・意見書6
 S字道路により、農地が不整形になり作業性や管理性が悪化する。現道拡幅であればそれが最小限になる。よって、S字道路に反対する。
 ・意見書9
 日赤病院開院後も通過車両は増えると思われず、高崎駒形線を高架にすることが最良の方法である。
 ・意見書10
 七中が移転しているため、S字道路にこだわる理由はない。
 これまでの事業反対意見に対する地元住民との十分な話し合いがされていない。」等であります。
 意見書に対する県の見解は、今後開催される群馬県都市計画審議会で明示されることとなっております。

 ここで、意見書で指摘されている、第七中学校が移転したのにS字計画のままとなっていることについては、七中の移転方針が決定した平成5年度時にはすでに前橋玉村線の用地買収が進んでおり、また、この段階では具体的な校舎の移転時期は決定していなかったため、七中跡地を通る計画ルートに変更することは不可能であり、今回の計画となっております。

 また、指摘されている、S字道路ではなく現道拡幅の可能性についてですが、資料1(クランク交差)をご覧ください。これは、H17年センサスに基づくH42年交通量推計で、前橋土木事務所で算出したものです。
 スクリーンをご覧ください。現状のクランク交差のまま、道路を拡幅、高駒線を拡幅して右折レーンを2車線にした場合です。高駒線が青信号の場合、直進車があるので右折できず、右折レーンに車が滞留します(クランク間の右折レーン)。次に、高駒線の東西からクランクに差しかかる箇所が赤になり、クランクの間が青で直進と右折します。秒数がとれないため、全ての車は右折できません。次に前橋玉村線の南北から高駒線に差しかかる信号が青になり、右左折します。右折車がクランク間の右折レーンに滞留し、図のように右折レーンに車が入りきらず、直進車線にはみ出し、大渋滞が発生する恐れがあります。右折レーンを限りなく確保できるのであればいいのですが、こちらの交差点までの距離の制約がありますし、車線が増えることで、高駒線の用地買収が新たに必要となってしまいます。こちらの台数が多いのは、高駒線と前橋玉村線との交通が重なるためです。
 高駒線、前橋玉村線、どちらも交通量が多く、交差点間が150mしかないためこのような状況となり、信号制御による円滑な交通処理は困難です。
 最後に資料2(十字交差)、これが既に決定されている都市計画道路です。大きな渋滞が発生することはありません。
 先ほどのクランクの図面と1日あたりの台数が異なっているのは、線形や交差点が違うことから、通る車の量が変化するためです。

 以上から、新たに高駒線の拡幅をしたとしても、現道の拡幅による円滑な交通処理は困難と考えられます。
 
 以上、第1号議案ついて説明させていただきました。本市といたしましては、県案について同意したいと考えております。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

【第1号議案質疑応答】
中島(信)委員
 最後の説明について質問ですが、現在のY字部分の信号は十字交差にした場合には撤去するのですか。

根岸係長
 その信号については、まだ協議中です。

中島(信)委員
 最後の説明について、Y字部の信号が残って右折も可能ということになると、渋滞を回避するために十字交差にするという話と整合性が無いのではないでしょうか。

根岸係長
 現道については、今回の都計道との取り付け道路を検討しておりますが、北側で行き止まりとなります。一般的な交通については十字交差の部分で処理するような形で考えております。

松井会長
 Y字部分は、高駒線を駒形方面から朝倉工業団地方面へ右折する車があるので、信号は撤去できないのではないでしょうか。

中西都市計画部長
 基本は十字交差の部分を通行させ、現道は北側の今回の都計道と重なるところで接道せず、そこまでとなります。よって現道は、Y字に挟まれた三角部分の集落の方が使う程度の道となり、駒形方面からの右折はほとんど無くなるものと考えられます。
 また、例え信号が残ったとしても、信号の制御時間等については、状況に応じて当然変えていきます。

富田委員
 変更後の道路がS字カーブの部分で現道と重なっているが、この部分は現道をずらすのか、どうするのでしょうか。

根岸係長
 今の計画ですと、重なる部分の手前で本線への乗り入れ口を一つ設定する予定です。ただしカーブのところについては、中央分離帯で完全に遮りますので、左折しかできないことになります。

富田委員
 また違う点ですが、当初計画時には予定していなかった日赤病院や朝倉工業団地が建設され、また前橋南インターにも接続する道であるにも関わらず、道路の幅員を縮小する要因というのは、人口減少のみでしょうか。

根岸係長
 都市計画決定当時は原則、植樹帯を設けて計画作成しておりました。しかし植樹帯は本来、住宅地などで周辺へ配慮するために設けるもので、この周辺は田畑でありますし、また昨今では、植樹帯管理費や幅員減少に伴う工事費の削減のために植樹帯を削除する流れもあることから、廃止することといたしました。

富田委員
 植樹帯の廃止に伴う幅員の減少によっては、交通処理能力に変化は無いということですね。

根岸係長
 はい、ございません。

堀越委員
 議案説明の中でも、道路をS字にすることで農地が不整形になるといった農家の意見が挙がったという話がありましたが、実際にどれくらいの農家の方が反対の意思を示しているのでしょうか。耕作しづらくなったり、遊休農地が発生したりする問題が考えられますが、どういった意見が出ていますか。

根岸係長
 意見書の大多数は反対意見ですが、全体の地権者が約100人で、意見が約20件出ているという状況です。農地が不整形になることに関する意見が多く出ております。

宮田委員
 県決定の道路であるが、市へ諮問されていて、意見を求められているという観点から考えると、既存の道路との接続という部分が市民生活との関わりが大きいと考えます。今回の説明資料では、既存道路との接続状況がわかりづらいため、すでに決まっている部分があれば、説明をお願いしたいです。

根岸係長
 本線への取り付け道路に関しては、まだ地元説明会は進行中ですが、すでに開催した説明会でも信号設置の要望箇所や取り付け道路の希望場所をお聞きし、反映できる箇所はしたいと考えております。S字部分が当たる下佐鳥に関しては、これから説明会を予定しており、今後決定していく予定です。

宮田委員
 議案書の表中には、「平面交差7箇所」とありますが、図面を見ると実際はこれ以上の接道部があるようですが。

根岸係長
 表中の「7箇所」というのは、既存の都市計画道路との接続の数であります。実際の取り付けの箇所は、地元の要望も多く、かなりの数が交差点という形で整備される予定となっています。

宮田委員
 一番問題なのは、堀越委員からもすでに指摘があったように、この道路によって農地が不整形に分断されてしまうことであります。この辺りの農地は、土地改良が行われた整形地です。市の生活道路の改良時には、地権者の合意がどうしても得られない場合、残地も買い上げるような対応をしているが、県決定の道路では、分断された残地などは買い上げられないことがあります。そういった残地への対応という観点から、S字に道路に対する抵抗感が生じているのではないでしょうか。
 議案説明の中にあった意見書に対する見解というのは、県の意見であり、市の見解も示していただかないと安易には承諾できません。市として、農政の部分も斟酌した上でどういった見解を持っているのかお聞かせ願いたいです。

根岸係長
 都市計画課としては、この道路は南インターチェンジを中心として、北関東自動車道や玉村方面では東毛広幹道といった広域なネットワークを構成する重要な路線であり、本市の発展について考えた際に、整備は必要であると考えております。
 農地の不整形な残地については、補償を国の基準に基づいて適正に行う、また代替地を用意するといった対応を考えております。

宮田委員
 今までの都市計画決定の中で、不整形地に対する代替地や補償を行ったという話をあまり聞きませんが、現段階で行われる予定はあるのでしょうか。

根岸係長
 現段階では、残地の買い取りまでは行っておりません。

宮田委員
 そうであれば、不整形農地に対する補償の要望などを市の意見として県へ報告するべきではないでしょうか。

中西都市計画部長
 今回の案件は、群馬県の決定に対して市町村の意見を聞くという都市計画法の位置付けのなかで本市の都市計画審議会に諮問させていただいているので、意見があれば、それを付記して県へあげることは可能です。

宮田委員
 そういうことであれば、会長の方で不整形農地の問題について何らかの配慮をなすべきという意見を含めて審議を進めていただくよう、お計らいいただきたいです。

松井会長
 私も議案を事前に確認させていただいた中で、課題が多いだろうという見解でした。線形に関しても、地元住民の意見を鑑み、修正も含めて検討していただいた経緯がございます。宮田委員さんがおっしゃった通り、農家の方に大きな損失が発生するようなことがあってはならないと考えています。もし、後ほどの審議の際に同意された場合には、私の名前で必要な意見を付して市長に答申したいと思います。

中道委員
 県道ではありますが、市内を通る道であり、私も今日まで調査が不十分だったことは認めます。その中で、説明会は4~5回行っているということでしたが、市議に対しても何らかの報告を行ってほしかったです。県道なので、説明会に県議は参加していることでしょうが、市の説明会において市議への説明を行ってもよかったのではないでしょうか。

根岸係長
 議員さんへの周知についてですが、県の担当者に確認したところ、県議を招待はしていないということでした。地元の自治体を通して県議や市議への情報提供があり、出席したということはあったようです。

中道委員
 今年度に入ってから説明会は何度行ったのですか。

根岸係長
 今年度については、4回です。

中道委員
 なぜ聞いたかといいますと、私が今年度、建設水道常任委員会の委員をしております。また、この地域の隣接に住んでおり、本件については地元の問題だと受け止めております。しかしながら、こういった計画が進んでおり、説明会も行っているという情報が入ってきませんでした。
 したがって、まだ説明が不足しており、この場で本件については審議できないと思っています。県が主導とはいえ、もう少し市としても市議や議会に報告をする必要があるのではないでしょうか。

松井会長
 意見聴取の周知などはどのように行ったのでしょうか。

根岸係長
 公聴会への意見書募集などは、法の手続きに則ったものであり、広報などで周知を行いました。説明会については、地元への回覧なども行っております。

松井会長
 周知はどういった範囲へ行ったのですか。

根岸係長
 路線に関わる朝倉町と下佐鳥町で行っております。

中道委員
 ということであれば、こういった説明会を行うことについては、建設水道常任委員会の委員や関係各所に情報提供しても良いのではないかと思います。このような重要な案件に今まで関わりを持てなかったことに対し、憤慨している部分があります。

中西都市計画部長
 議員さんの立場として、もっと説明が欲しかったというお気持ちは大変分かります。市決定の案件であれば、都市計画案の地元議員さんなどを対象に事前にご案内を差し上げて説明会は行っておりますが、今回ご理解いただきたいのは、県決定の議案という性質上、市だけの意思で動けないという事情があります。

中道委員
 広く意見を聴取したいという気持ちがおありならば、より周知を徹底することを要望します。

堀越委員
 私は農業委員会で県の委員にもなっていますが、今回の案件も最終的には県で決定されるということで、重要なことは地元住民の意見を県に伝えることなので、先ほどの話のように意見を付すことは良いと思います。

松井会長
 意見も数多く出ましたところで、第1号議案の議決を採ることとしてよろしいでしょうか。

宮田議員
 決を採って良いのですが、先ほどのS字カーブの部分の農地の変形について意見を付すことについて、他の委員さんの皆さんの同意が得られればそういった条件付きでの採決をしていただきたいです。他の委員の方の意見があれば拝聴したいです。

松井会長
 私は意見を付す形で議決をとろうと考えておりました。

真下職務代理者
 私も地元の人たちの意見を聞き、反対の意見も伺いました。ぜひ県への要望を意見として付けていただきたいと思います。

中道委員
 私は個人的に意見を付けて同意しても、本当にその意見が反映されるかは分からないですし、今日は賛成できないので保留とさせていただきたいです。

堀越委員
 質問ですが、仮にこの道路を造った場合、先ほども変形農地の話がありましたが、最小の面積はどれくらいになるところがあるのでしょうか。また、用地買収の際に、不要になる農地は一緒に買い上げるなどの条件は決まっていますか。

根岸係長
 どれだけ小さい農地になるかというのは、本線の取り付けや調整地の計画が決まっていないので、未定となっております。詳細設計が進んでから判明するものと思います。

堀越委員
 高速道路では、よくそういった買い上げをしているので、配慮していただきたいです。

後閑委員
 この道路については、日赤周辺の道路問題に絡んでくるのではないでしょうか。南からの道にクランクが多いという課題も解決されていませんし、周辺道路の上下水道や院内、院外薬局の開設といった問題もございます。18年の6月にオープン予定ということで、私は粕川ですが、富士見や宮城からの利用も含め、利便性に関わってくると思います。今回の場所は調整区域であり、本日も農業委員会長さんがいらっしゃっているので、そういった建物の立地などに関して何かあれば少しお話を伺いたいです。

中西都市計画部長
 市街化調整区域を走る道路で、沿道の開発については、今回の道路計画によって農地に関する政策が変わるということはございません。今までどおりの開発の基準で適合するものはできるし、できないものはできません。農地については、農振法の規定や農地法に従って許可を取るということに変わりはありません。この道路が通ることによって開発が飛躍的に変わるということはありません。

後閑委員
 その通りだと思いますけれども、少し的が外れるかもしれませんが、日赤が移転した際に多くの人に利便性がいいと感じるようにするには、そういった配慮を都市計画課と市街化調整区域なので農業委員会などで行ったほうがいいのではないかということです。特に南側については、七中の問題や農業者の土地が分断されては困るといった意見があることも随分聞いていますので、そのようなことについてもう少し調整してもいいのではないかという考えです。

中西都市計画部長
 たとえば都市計画の土地利用といった面で、地元の方の要望や前橋市全体の土地利用のあり方から見直しが必要であるようでしたら、都市計画課で対応するものであり、その時点で農政部局とも調整を行います。
 現状では、市街化調整区域ですので、調整区域の基準の中で対応していくという形になります。

後閑委員
 オープンまでにそれで間に合うのか、利便性が良くなるのかということを考え、発言させていただきました。

【第1号議案採決】
松井会長

 他にご意見等ないようですので、これより議案の採決に入ります。
 採決の前提として、本審議会で出た意見を付すものとすることとしてよろしいでしょうか。

 委員同意

松井会長
 第1号議案について意見を付して原案どおり同意することについて、賛成の方は挙手をお願いします。
 
 挙手多数

松井会長
 挙手多数でありますので、第1号議案については原案どおり同意されました。
 
【報告事項を説明】
・立地適正化計画について
五十嵐副主幹

 前橋市立地適正化計画の策定につきまして、ご報告させていただきます。
 配布させていただきました資料につきましては、「立地適正化計画について」と市民の方々へ取った「アンケート資料」をお配りさせていただいております。
 まず、「立地適正化計画について」の資料1ページ目をお開きください。改めまして、立地適正化計画の概要をご説明させていただきます。立地適正化計画は、平成26年8月に都市再生特別措置法の改正によって、コンパクトなまちづくりを実行するための計画とされ、現在、全国の289に及ぶ市町村が策定に取り組んでいる状況となっております。計画は、医療や福祉、商業といった都市機能を集約して効率的なサービス提供を図る、イメージ図では赤く囲われた都市機能誘導区域と人口密度を維持することにより生活サービスやコミュニティを確保する青く囲われた居住誘導区域を定め、公共交通によってそれらの区域をネットワークしたまちづくり構築していくものとなります。
 「計画策定の流れ」につきましては、2ページ目をご覧ください。現在、(1)(2)の基礎調査を踏まえまして、庁内の関係課で組織した庁内検討会と有識者等で構成された策定協議会とともに、赤字の(3)から(6)の検討を進めている状況です。今年度は都市機能誘導区域を定めるための検討を進めておりますが、具体的な内容につきましては、現在検討中ということもあり、検討内容が整理できた段階で、適宜ご報告等させていただきたいと考えております。また、区域を定める手続きの中では、法に基づいて都市計画審議会において意見を求めることとなっておりますので、その際にはよろしくお願いいたします。
 現在、検討している都市機能誘導区域につきましては、市における中心となる拠点やそれぞれの地域の中心となる拠点を上位計画や人口動向、都市機能の配置状況などから将来における人口分布などを踏まえて定めることとなります。中心拠点については、特に人口や市内全域を包括する都市機能が集積し、鉄道やバスなどによって市内の各所からアクセスしやすいこと、また、それぞれの地域において日常生活を支える地域、生活拠点については、一定の人口集積や周辺に比べて人口集積度合いが高いこと、病院やスーパーなどの日常における生活サービス施設が集積し、周辺からのアクセス性や公共交通で中心拠点とネットワークができることなどを踏まえて定めることとなります。また、公共交通の要件にあたっては、鉄道駅周辺や一定のバス交通本数があることなどを踏まえていくこととなります。
 4ページ目をご覧ください。こうして、都市の構造上の整理や将来を見据えた分析等を重ねて検討していくこととなりますが、市内に生活している市民の方々の実態や生活している中での課題、まちづくりに関する考え方等を踏まえながら、計画に反映していく必要があることから、アンケートとオープンハウスと言われるパネル展を開催いたしました。アンケートの内容につきましては、以下のとおりとなりますが、実際配布したアンケートにつきましては、皆様のお手元にお配りさせていただきましたので、平行してご覧いただければと思います。
 アンケート結果につきましては、5ページ目をご覧ください。まず、実施期間は9月23日から10月11日までの19日間、対象者につきましては、市内全域を対象として在住されている15歳以上の方々から3200人を無作為に選出し、回答された方は1626人、約50%の回収率となっております。回答された方の年齢構成につきましては、年齢が高くなるにつれて多い結果となっております。なお、今回のアンケート結果につきましては、現時点で全ての項目を整理できなかったため、一部を抜粋してご報告させていただくことを重ねてご了承願います。
 さて、アンケートの結果について、まず、「前橋市が抱えている解決すべき課題について」ですが、中心市街地の停滞や公共交通が利用しづらいこと、子どもが減ってきているといった人の割合が高くなっております。
 次に6ページ目をご覧ください。「人口減少や高齢化が進むことによって、生活に特に影響があるものについて」ですが、自動車が運転できなくなると日常生活が不便になること、一人あたりの負担が増えること、さらに日常生活が不便になると関連してきますが、身近な店舗や病院が撤退することが全体の3/4近くを占めている状況となっております。これらを踏まえた上で、コンパクトなまちづくりを進めることについての必要性につきましては、「必要だと思う」が49%と半分を占めており、「どちらかと言えば必要だと思う」を合わせると、83%の人が必要性を感じている結果となっております。
 7ページ目をご覧いただきますと、けやきウォーク前橋にて10月15日と16日の2日間、オープンハウスと言われるパネル展を実施して、同様のアンケートを行っております。当日のアンケートでは、元々のアンケートの回答が少なかった10代から30代の方々を中心に実施し、結果といたしましては、同じような傾向の回答内容となっており、詳細な分析はまだしておりませんが、この3つの質問につきましては、世代間で大きな隔たりはないものとも考えられます。
 最後になりますが、2015年国勢調査におきましても、日本の総人口が調査開始から初めて減少した結果となっており、本市においても平成12年をピークに人口減少の局面に転じている状況です。こうした社会構造の変化に対応した持続可能なまちづくりに向けて、今回のアンケート結果も踏まえながら、計画の検討を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 前橋市立地適正化計画の策定につきましての報告は以上となります。

【報告事項質疑応答】
 宮田委員

 アンケートについてですが、高齢者の回答が多かったということですが、無作為抽出で全体を平均的に行ったのか、それとも抽出した段階で高齢者が多かったのでしょうか。

五十嵐副主幹
 そのあたりの説明が無く、申し訳ありませんでしたが、統計的なデータの解析処理のためには、前橋の人口ではアンケートの配布数として1600人が必要とされています。その中で今回は対象を15歳以上としており、いわゆる就業人口といわれる15歳から65歳と65歳以上からで分けて1600人ずつを抽出しております。その中からそれぞれの年代の人口比率を用いて算出しています。また加えて、地域によって年代の割合も異なるため、そのあたりも年代別の人口比率を加味しています。地区別で一番低い回答率が40%くらいで、一番高いところで56%くらいです。平均するとやはり50くらいになりますが、それほど地区別でも偏りはありませんでした。

須賀委員
 アンケートについて集計が途中ということでしたが、途中というのはどういった意味合いでしょうか。これから数字が変わったりすることがあるのか、もしくは集計が終わっていない質問があるのでしょうか。

五十嵐副主幹
 今回のアンケートについては、職員で集計しており、問が1から15まである中で、報告させていただいた内容の問10から12を先行して集計させていただいたものです。現時点でほとんどの集計は終わっているのですが、今回の報告には間に合わず、申し訳ありません。

中道委員
 実際のアンケートを実施した際にも、こちらの最初の1枚も付けていたのでしょうか。

五十嵐副主幹
 はい、付けております。

中道委員
 こちらの裏面に、「コンパクトなまちづくり」とあり、文章を読んだ限りでは、こうなるといいと思えるような内容で、実際にアンケートの回答でもコンパクトなまちづくりに賛成する人が多くなっていました。しかし、アンケートの意見の中にも「コンパクトシティの考え方について分からない。」という回答があったようで、正直なところ具体的にはどのようなことを行うのかわからない状況だと思うので、今後進めて行く上では絵に描いたもちにならないようにしていただきたいです。

中西都市計画部長
 前橋の行政区域の中には、現在3つの都市計画区域があり、その中は都市計画として基本的な土地利用を決めております。
 そのなかで、合併前の旧の前橋部分の都市計画区域では、線引きが行われていて、基本的には市街化区域の中は市街化を促進させようという区域であり、市街化調整区域は市街化を抑制しようという土地利用の基本的な決まりがあります。
 しかしながら、市街化区域の中においても、薄く広く、非効率な市街地が進んでしまっているのが現状であり、そこでコンパクトまちづくりを進めるために立地適正化計画を策定させていただきたいという考えであります。
 計画では、都市機能の誘導区域や居住誘導区域を市街化区域の内側にエリアを設定します。そのような内容でこれから皆さまにも計画案等についてご協議いただき、設定していきたいと考えております。

【次回審議会の開催について】
五十嵐都市計画課長補佐
 次回の都市計画審議会の案件及び日程は未定です。詳細が決まりましたらご連絡いたしますのでよろしくお願いいたします。
 

関連書類

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お問い合わせ先

都市計画課 

  • 電話:027-898-6943
  • ファクス:027-221-2361

〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号(地図・開庁時間等)

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