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平成28年度青少年支援センター運営協議会

最終更新日:2016年9月14日(水)ページID:017040印刷する

審議会 会議録

審議会名

 青少年支援センター運営協議会

会議名

 平成28年度 青少年支援センター運営協議会

日時

 2016年8月24日(水)午後3時00分から午後4時45分

場所

 前橋市総合福祉会館 第3会議室

出席者

 委員19名(50音順・敬称略)
 相澤克也  市川敏美(代理中野)  今井利郎  内田輝代  岡すみ子  小柏哲也  河野尚行 
 岸川一郎  北爪一郎  小林豊   篠田孝志   須田雅已  角田雄二(代理渡辺)  中里豊文  
 野村みねこ 笛木鮎子  松井礼子  松岡みゆき  山﨑雄高

 事務局10名
 佐藤教育長  塩崎指導担当次長  林学校教育課長  時澤青少年課長  小田青少年課育成係長
 渡邉所長  渡辺指導主事  安藤指導主事  内山指導主事  金子SSW

欠席者

 欠席者1名(敬称略)
 小山儀一

傍聴者 

 傍聴者0名

配布資料

 H28次第・名簿(PDF形式:143KB)

会議の内容

1 開会

2 委嘱状交付

3 あいさつ
佐藤教育長
 青少年支援センターは前身の補導センターから変化し、補導活動だけでなく子どもたちの問題行動、いじめ、不登校等、学校問題のサポートに取り組んでいます。県全体を通しても、青少年支援センターのように学校と保護者の全面的な支援を行っている機関は見当たりません。学校からも、支援センターからの応援を受けたことで、学校経営が楽になったとの声が聞こえています。
 現代は少子化、核家族化、子どもたちの社会性、保護者の人間関係、家庭・地域の教育力等、様々な課題がある中で、子育てに取り組んでいく時代です。市内全域の各組織からお集まりの皆様から忌憚のない意見をいただき、子どもたちの健全育成とこれからの支援センターの運営に役立つ、充実した会議にしてもらいたいと思います。

4 自己紹介

5 報告
(1)平成27年度における取組と平成28年度の活動状況事務局からの報告
 1.補導活動 2.被害防止活動 3.問題行動の防止と早期発見・早期対応 4.不登校・いじめ対策

6 協議(議長:今井会長 進行:塩崎指導担当次長)
 テーマ:子どもたちを犯罪被害から守り、健全に育てるために大人がすべきこと
     ~大人の役割と今後の支援センターの方向性~
○小学校から
小柏委員
 最近は、自転車に上手に乗れない子どもが増えており、危ないことを体験していない、また保護者も体験させない様子が伺えます。

○高等学校から
中野委員
 高校でも1年生を中心に自転車事故は多く、交通安全教室等で啓発を図っていますが課題となっています。乗車技術も下がっているように思います。

塩崎指導担当次長
 高校生ではスマートフォンの所有率が高く、学校生活にも影響が出ていると聞きますが現状はどうなのでしょうか。

○高等学校から
中野委員
 授業中に使う生徒はいませんが、SNSでのいじめや被害も出ているため、前橋市で行っているネットパトロールを活用して注意を促しています。最近、流行しているゲームについては、おれんじめーるで各家庭に注意喚起を図っています。

塩崎指導担当次長
 インターネットやスマートフォン等を小さい時から使わせないだけでは、将来につながる教育にはならないと思います。青少年支援センターではどのような取組をしていますか。

青少年支援センタ
 「持たせる、持たせない」という視点から「使いこなせる力を大人たちで育てよう」と捉えなおし、方針の周知に向けてリーフレットを作成し配布しています。また、年間30回以上のケータイ教室を開催し、児童生徒及び保護者に向けてネット端末機の危険性やネット社会の特徴について啓発しています。今後は、子どもたちの成長に必要な情報社会の環境を整えるために、学校、家庭、地域の連携について、大人一人一人が考えるきっかけとなるテキストを作成していく予定です。

○PTAの立場から
松岡委員
 子どもたちは、日常的にスマートフォンやタブレットを使用しています。しかし、安全に使わせるためには私たち大人がどのように指導すべきか、分かっていない現状もあります。大人たちが連携して、前橋市全体で安全な利用と、健全な成長に向けて取り組む必要があると思います。

○保護者の立場から
内田委員
 我が家では、高校生になってからスマートフォンを持たせました。スマートフォンを持つとパソコンを使わずにすぐに調べたりすることができる良さもあるのですが、ラインでの仲間はずれなど、いじめにつながるという話を子どもから聞いたことがあります。

○更生保護女性会の立場から
岡委員
 不登校の児童生徒の中には、兄弟に不登校が連鎖して現れることもあり、家庭の精神面への問題を心配しています。

○スクールカウンセラーの立場から
笛木委員
 今の中学生はネット依存の傾向が強く、ネット上の友達がたくさんいる様子が伺えます。現実の友達よりネットの友達を信頼し、ネット上で友達とつながっているから安心と学校に行く意義を見出さない生徒もいます。子どもたちのコミュニケーション能力は低下しており、ネットの問題と不登校の問題は関係していると感じます。

○地域の大人として
今井委員
 地域に子どもが少なくなり、活気もなくなってきました。今までの家族は、何世代にわたって共に生活し、お年寄りが小さな子どもを教育したり躾を行ったりすることもありましたが、家族構成が変わりできない状況でもあります。

相澤委員
 遊びの形態が変わり、子どもたちが外で遊ぶ様子が見られなくなりました。町の産業や施設、環境の変化も影響しているのではないでしょうか。

塩崎指導担当次長
 子どもたちが外で遊ばないと体験が不足していくように感じます。

○青少年健全育成会の立場から
北爪委員
 地域に子どもがいないとの声が上がっておりますが、子どもたちの地域行事への参加は増えているように思えます。中学生の行事ボランティアも増えており、自主性を養うために中学生による企画や運営を積極的に進めています。不登校の問題が挙がっていますが、子どもたちは日々の生活にストレスを感じているのではないでしょうか。地域が楽しい行事を企画したり、学校に登校できるように励ます等、学校、家庭、地域が一体化していくことが、子どもたちを救う一歩になると考えます。

佐藤教育長
 
人間関係が得意でない子どもや、町に出てこない子どもたちへの支援のために、社会全体が子どもに主体的な活動や体験活動を働きかけているような気がします。のびゆくこどものつどいや地域づくり等がその例だと思いますが、支援センターの活動の中にはどのようなものがありますか。

時澤青少年課長
 子どもが主役となり、子どもが自信を持てる行事をはぐくみプランの中心として推進しています。

○警察から
篠田委員
 最近はスマホ依存の子どもが恐喝、脅迫、名誉毀損等の被害者となる事案があります。軽い気持ちで送信した画像が拡散され、一生消えずに取り返しがつかなくなることもあります。警察も学校も指導をしていますが、不登校の子どもへの指導が難しい状況です。

野村委員

 体験不足によって想像力が低下し、先のことを考えられない子どもが増えてきていると感じています。また、保護者の意識が子どもと変わらない家庭もあり、親が子どもを夜中に連れ出し、スマートフォンのゲームをしている事案もありました。子どもが少ない時代だからこそ、親の過干渉や期待の大きさが、子どもの負担となり不登校やネット依存にも影響していると思います。自分を律することができる子どもに育てるためには、現実の友達とふれあいながら家庭が支えていく必要があります。

○児童相談所から
小林委員
 子どもの成長のベースは家族ですが、相談業務をしていると家族のあり方は千差万別であること、そして親も悩んでおり、親への支援が必要であると感じます。時代や社会が変化し、発達した弊害として様々な問題が生じていますが、それを嘆くのではなく追いつくために、感性や理性を磨く必要があります。現象は不登校であっても、背景や家庭を見据えながら子どもを支援していくことが大切だと思います。

○医療の立場から
岸川委員
 医学的にはメンタル面、フィジカル面ともに昔に比べ低下しています。今年度、運動器健診を導入しましたが、子どもが予想より丈夫ではないという結果でした。また、メンタル面においても成熟していない大人が増えてきていると感じます。背景として基本的な躾が身についていないことや、コミュニケーション能力の低下が大きな問題点と考えられます。一例ですが、親が主導で習い事をしている子どもは、比較的上手にコントロールされています。このことから、地域や家庭で多様な年齢の人間とコミュニケーションをとる実践の場を提供することが大切だと捉えます。

○こころの健康センターから
山﨑委員
 現在の出生数は昭和50年頃に比べ2分の1に減少しました。このことからも、地域や町に子どもがいないとか、子どもによる活気がないということは当然であり、少子化は社会的問題であると思います。そして社会的介入に加え、地域・家庭レベルでの介入も必要だと思います。失敗することが成長につながるということを、大人たちが子どもたちに伝えることが大切です。また、子どもたちの数は減少していますが、発達障害として捉えられている子どもの数や通級指導を受ける子どもの数は増加していることから、子どもの特性をしっかり理解し、正確に評価することが大切であると考えます。

○家庭裁判所から
河野委員
 家庭裁判所で扱う少年の特徴として発達障害が背景となる問題があります。そのような子どもたちは、特性に適した指導がされていないため、適応できずに事件を起こす傾向にあります。また、ネットの問題として、過激な性描写やバーチャルな空間が事件の要因になるケースもあります。問題が根深い場合は、乳幼児期からの育ての問題や親との関係性が挙げられることからも、乳幼児期での家庭の働きかけは重要であると考えます。

○地域の大人として
須田委員
 子どもたちは、小さい頃から様々な人と会話や考えのキャッチボールを通して学び、人間性を形成していくのですが、家庭環境の変化や生活様式の変化により難しくなっていると思います。また、不登校の問題については、子どもに一番近くで接している先生が、時間を費やして関係性を築いていくことが重要であと思います。

佐藤教育長
 少子化の進行状況は深刻で、前橋市では毎年300人ほどの子どもが減っています。様々な対策が必要ではありますが、まずは親が子育てを楽しいと思わないといけません。そのためにも、行政レベルでできることを、全員で取り組んでいく必要があります。

○児童相談所から
小林委員
 問題が生じている家庭では、スタンダードを知らない親の存在が背景にあります。

塩崎指導担当次長
 前橋市教育委員会では、幼児教育充実指針の作成に着手しています。今後、子どもにとって大切な体験活動とは何か広く周知していきたいと考えています。

○医療の立場から
岸川委員
 子育て支援課と教育委員会で、幼児期の情報の共有は図られているのでしょうか。

渡邉支援センター所長
 小学校への幼児期の情報は、幼稚園や関係機関から伝わっております。また、青少年支援センターへの情報提供は、不適応を起こした児童生徒の個別サポート会議や、虐待に関するケース会議で行われています。

佐藤教育長
 子育てと一緒に親が育たなくてはいけないと考えています。教育委員会として、子育て支援を応援できる体制づくりを始めています。

塩崎指導担当次長
 現在、子育て支援課、子育て施設課、幼児教育センター、特別支援教育室が連携した体制が作られました。今後、さらなる充実を目指していく予定です。

○スクールソーシャルワーカーの立場から
金子SSW
 不登校支援として、学校の要請を受けて対象の児童生徒へのカウンセリングを中心に支援を行っています。収集した情報を整理して学校に提供し、学校と連携して個々のケースに合った効果的なアプローチを図っています。

○支援センター補導委員会の立場から
松井委員
 補導活動をしていて、地域の子どもたちから挨拶が返ってこない場面も見られます。不審者対策として、知らない人から声をかけられたときの対応について学んでいることが原因の一つかも知れません。

○防犯活動の立場から
渡辺委員
 防犯活動においては、地域ごとに様々な違いがあります。地域の特性が生かされたコミュニケーション活動や家庭のモデルを、多くの地域に広めていくことも効果的な施策になると思います。

○青少年育成推進員会の立場から
中里委員
 青少年育成推進員として、毎朝地域の子どもたちに元気な挨拶をかけて交流を図っています。挨拶は心の壁を取り除き、相手の良さを見つけるきっかけとなるため、これからも推進していきたいと思います。また、学校には子どもをよく見てもらい、画一的な指導ではなく、子どもや保護者との信頼関係を大切にし、一人一人にあった指導をお願いします。

塩崎指導担当次長
 本協議を通して、様々な立場の大人が、良さを見つけ広げることが大切であると確認しました。保護者は子育てが楽しい、子どもは学校が楽しい、地域の人は地域の活動が楽しいと思えるような取組を進めてもらいたいと思います。

佐藤教育長
 本協議会で話された内容を事務局で整理してもらい、今後の方針や施策に生かしていくことを期待しています。

関連書類

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お問い合わせ先

青少年課 

  • 電話:027-898-5872
  • ファクス:027-223-5456

〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号(地図・開庁時間等)

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