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第1回アーツ前橋運営評議会

最終更新日:2013年9月11日(水)ページID:011623印刷する

審議会 会議録

審議会名

アーツ前橋運営評議会

会議名

第1回アーツ前橋運営評議会

日時

平成25年7月16日(火) 午後2時30分~午後6時

場所

前橋市中央公民館55学習室、アーツ前橋ミーティングルーム

出席者

【委員】
巣山委員長、小島副委員長、片倉委員、瀬谷委員、谷委員、南嶌委員、結城委員
【事務局】
山本市長(途中退席)、関谷政策部長、湯浅文化国際課長、住友館長、鵜野副館長、山本担当係長、小林副主幹、
辻学芸員、吉田学芸員、家入学芸員

欠席者

なし

議題

報告事項
(1)これまでの事業経過について
(2)アーツ前橋運営評議会について
委員長及び副委員長の選出
協議事項
(1)アーツ前橋の運営に係る組織について
(2)開館年度の事業概要について
(3)地域連携・教育普及について
(4)今後の事業計画について

配布資料

01次第(PDF形式:7KB)
02資料1開館に至るまでの経緯(PDF形式:11KB)
03資料2施設概要(PDF形式:8KB)
04資料3条例(PDF形式:11KB)
05資料4運営評議会要綱(PDF形式:10KB)
06資料5運営評議会委員名簿(PDF形式:7KB)
07追加資料1組織構成(PDF形式:69KB)
08資料6(追加分)3つのコンセプト(PDF形式:129KB)
09資料6今年度事業スケジュール(PDF形式:75KB)
10資料7-1おしゃべりアートツアー(PDF形式:11KB)
11資料7-2マチリアルプロジェクト(PDF形式:23KB)
12資料7-3ガーデニングプロジェクト(PDF形式:48KB)
13資料7-4ダイニングプロジェクト(PDF形式:14KB)
14資料7-5衣プロジェクト(PDF形式:63KB)
15追加資料2開館記念展(PDF形式:1,114KB)
16資料8検討課題(PDF形式:71KB)

問い合わせ先

住所
〒371-0022 前橋市千代田町五丁目1番16号
担当課
文化国際課アーツ前橋
電話番号
027-230-1144

会議の内容

1 開会(鵜野副館長)

2 委嘱状交付


3 市長及び館長あいさつ(山本市長、住友館長)

4 自己紹介(各委員、事務局)


5 報告事項
(1)これまでの事業経過について
 事務局から資料に基づき、説明を行った。

(2)アーツ前橋運営評議会について
 事務局から資料に基づき、説明を行った。

6 委員長及び副委員長の選出
 委員長に巣山委員、副委員長に小島委員が選出された。

7 協議事項
(1)アーツ前橋の運営に係る組織について
 事務局から資料に基づき、説明を行った。
【谷委員】
 今までに例のない組織構成になっているが、市民企画グループはどのようなイメージなのか。
【住友館長】
 片倉委員に参加いただいている前橋文化推進会議のメンバーと議論しているところで、今後さらに議論を深めていかなければならない段階である。例えば前橋文化推進会議と共同で3月に2日間の内覧イベントを行ったが、ダンスや音楽、演劇の専門的な方が市民の中にいて、そういう方たちと共同して事業を行った。つまり、自分たち職員の中に専門の人がいなければ、いろんな人たちの知恵や経験を入れてもらうということを考えている。
 今後、館外での事業を行う際には、商店街にくわしい方などに参加してもらうほうがうまくいくとか、いろんな面で市民の方々の企画が我々にとって有効であると思う。それらを市民企画グループの活動にしていきたい。
 片倉委員から補足があればお願いしたい。
【片倉委員】
 前橋文化推進会議で一番議論している市民参画の部分である。アーツ前橋では多様な文化を発信するという理念の下、演劇や音楽も可能ではないかということで、常設の委員会ではなくて、イベントごとに市民企画グループを参集していくというイメージである。
【谷委員】
 定期的と考えているのか。必要に応じて参集するということか。
【住友館長】
 どちらかというと必要に応じて参集することを考えている。頻度とかの詳細については、まだ具体的になっていない。引き続き前橋文化推進会議で議論していただきたいと思っている。
【南嶌委員】
 特徴にしたい部分ということか。
【住友館長】
 例えば館外に出ていく活動は一つの特徴になると思っている。そういう意味で、美術の専門家や行政職員だけではない人たちと一緒に事業を行っていくところが特徴になれば良いと考えている。
【南嶌委員】
 市民参画による美術館運営はなかった。市民のニーズという言葉は今までも使われてきたけど、そこには実体がなかった。こうした組織構成になっているというのは大きくPRしていい。
 また、先ほど市長から委嘱状をもらったが、この運営評議会は市長の諮問機関なのか。それとも館長の諮問機関か。つまり、どういう決定権があり、誰に対して発言する会議なのか。
【鵜野副館長】
 形からすると市長から委嘱しているので、市長の附属機関の位置づけである。実際には、皆さんに審議していただく内容は、アーツ前橋の事業についての助言とか提言が主なので、実質的には館長の諮問機関的な意味合いが強いと思う。
【南嶌委員】
 ここでの協議は市長まで報告するのか。
【関谷部長】
 組織上、アーツ前橋は政策部の中にあるので、政策部長として、いただいた意見を市長まで報告する。
【南嶌委員】
 私たちも建設的な意見を述べようと思っていて、市長にその意見が届かないともったいないので、運営評議会の重要な位置づけということで確認させていただいた。
【鵜野副館長】
 補足であるが、本日も一部公開で行っており、議事録については、ホームページで公開したいと思っている。
【住友館長】
 特に助言をいただきたいところとして、市民参加や透明性を確保する仕組みに取り組んできたが、この取り組みを続けていくことが納税者である市民の皆さんの理解を得ることにつながるのかどうか。また、市民企画グループや市民参画による評価についても、アドバイスをいただきたいと思う。
 また、アーツ前橋は財団法人の運営ではなく、市直営の施設になっているが、市民から見ればあまりよく見えない部分であり、アーツ前橋はどうなっているのかという市民の疑問に関して、会社の経営面や公立美術館の運営面から見た上での意見をいただければと思っている。
【瀬谷委員】
 組織構成の図において、運営評議会に評価を求められているとともに、市民参画による評価もあるが、具体的な役割分担を明確にして整理すればわかりやすいと思う。
 市民参画による評価では市民団体等と共同開催とあるが、どの程度の評価を想定していて、どのような形にしようとしているのか。委託のレベルまでなのか、または、市民参画を感じてもらえる程度にしようとしているのか。
【鵜野副館長】
 例として挙げている市民討議のやり方として、無作為抽出した市民に文書を出して、関心を持った方が参加するという方法がある。無作為抽出ということで行政上のデータが必要なので、行政とJCが一緒にやっている例が多い。その中で、運営を大学の研究室等と連携している例がある。
 今は前橋文化推進会議があり、今後どのような形になるかわからないが、そういった中で芸術文化に携わる市民グループが具体的に出てくれば、そうした団体と共催という形も考えられると思う。
 あくまでも市民討議は一つの例なので、それにこだわらず、専門家だけではない市民の方が、アーツ前橋の事業に何らかの形で意見を言うことができるように考えている。
【巣山委員長】
 今後もう少し検討するということか。
【鵜野副館長】
 そうである。アーツ前橋の本格的な開館もこれからであるし、実際に評価をお願いするタイミングも来年度以降と思っているので、どういった仕組みを考えていくかということも含めて、皆さんからの意見をいただければと思っている。

(2)開館年度の事業概要について
 事務局から資料に基づき、説明を行った。
【谷委員】
 とても盛りだくさんで非常にびっくりしている。少人数の学芸員でフォローしていくのは大変であり、習熟度の問題とかこれから出てくると思う。新しいことをやろうとしている意気込みや方向性はすばらしいと思うが、いろんな事業を並行しながらも、重点的なポイントを定めてやっていくほうが良いと思う。
 長期にわたる美術館運営には、学芸員の足腰の強さが求められると思う。新しい試みは非常に魅力的なので、労力の問題とかローテーションを組みながら考えなければならないと思う。
 とにかく、すごく盛りだくさんで魅力的だが、大丈夫かなという危惧も生まれてしまう。そうならないように進めていただければと思う。
【巣山委員長】
 司会をやりながらの意見であるが、谷委員の意見のように、とにかく盛りだくさんで説明を聞いていて頭が整理できない部分もある。しかし、優先順位はとても大事だと思うので、優先順位をつけたほうがわかりやすいと思う。
【片倉委員】
 これだけの方々がいるので、ぜひ教えていただきたい。10月のオープンに向かって、サポーターとメンバーシップの取り組みについてアドバイスをいただきたい。
 また、開館に向けての広報についても意見をいただければと思う。
【谷委員】
 少ない人数の学芸員で美術館運営を円滑に進めるには、相当な数のボランティアの育成が必要になってくる。鑑賞サポーターを8回の講座を開催して育成するようだが、もう少し長いスパンで教育することが必要となってくる。なかなかスケジュールどおりにはいかないのが現実である。ボランティアを育成して、自主的に運営していただく形に持っていくまではなかなか難しい。個人の資質の差も出てくるので、担当者のチェックが必要となってくる。
 館内事業ではなくて、外に向かっていく事業が圧倒的に多いので大変であり、実際に空き家を部室のように使うには、常に巡回しながらチェックするスタッフが必要になってくる。任せたままにはできない。
 これだけばらつきのある多くの事業を並行して進めるには、ある程度責任のあるボランティアを育てる必要があり、相当時間もかかる。また、美術だけでなく音楽などのジャンルが異なる事業も含まれているので、かなり大変になる可能性がある。
 広報については、宇都宮美術館では大したことはやっていないので、参照していただくようなことはない。他館の例だが、ツイッターなどを使って試験的に取り組んでいるところもあるが、あたる場合とあたらない場合があり、なかなか難しいところもある。
 住友館長の才覚でネットワークを広げてやっているが、学芸員をはじめ美術館スタッフが受け継ぎ、検証して、組織としてどのように習熟させていくかということが大事である。想像以上の取り組みをしていて、宇都宮美術館のように保守的な美術館では考えられないことをやろうとしているのは大いに結構であると思うが、懸念を言うとそういうところである。
【住友館長】
 ボランティアの育成は大きな課題であり、現在、ボランティアの研修を受講していただいている方の全員が残ることはないと思っている。関わりながら希望と違うと感じる方もいるだろうし、脱落していく方もいると思う。ほかの美術館の事例も参考にしながら、どこにハードルを作るかが重要になってくると思う。
 また、優先順位の話があったが、地域とつながるということと相まって、館外に出ていく事業をミッションのように考えている。これは最近の地域振興やまちづくりの観点だけではないと思っている。現在、日本各地で地域の芸術祭が増えているが、その理由として、美術の市場が成熟していなかったり、行政が地域活性のためにアートに取り組んでいることもある。こうした動きが続いていると既存のアートとは違う可能性を見出している作家たちも出てきて、その新しい転換に私たちも寄り添う部分も必要ではないかということが地域アートプロジェクトを展開している理由でもある。
 運営していくのが大変という指摘があったが、優先順位でいうとアートスクールでサポーターの素地を作ってきたのが手順である。つまり、プレイベントで種まきをして、地域アートプロジェクトで手伝ってくれる人を増やしていこうという手順を考えている。教育普及を早い段階からスタートさせたのも、こういった活動を行っていく上の素地としてスタートさせて、参加した関心を持っている人たちをどんどん巻き込んでいこうというのが狙いである。従来の美術館であれば、展覧会に最優先で取り組むが、それよりも支えてくれる人たちの顔が見える関係をつくるプレイベントを実施してきた。
 一方で、マンパワー的にそのような人たちが今後活動していけるような展開が生まれないとうまくいかない部分もあるので、開館後、館の運営と両方を取り組むことは相当厳しいことだと思うので、館外の活動をどのようにしていくのか、今日指摘をいただいてしっかり考えていきたいと思う。
【結城委員】
 私も多文化共生で学生のボランティアを育てながら、12年が経過して、多文化共生推進室という県から認定をいただく資格を持った社会人を育成することに転換していった経験から、教育普及や人材育成に最初から取り組んでいるのは、非常に大切なことと思っている。
【瀬谷委員】
 イベントや企画についてであるが、私たちNGOは、さまざまな目的で市民の参加を呼びかける立場上、イベントを行う際には、賛助企業にどのように呼びかけするかを常に考えているので、これだけ企画するのは大変だっただろうと共感した。
 こういうイベントをNGOで企画するときに、誰を対象にして、何を目的とした参加者に来てもらうのかを一番最初に考える。アーツ前橋のイベントを見ると若い方向けのイベントがとてもたくさんあるが、先ほど鑑賞ボランティアの研修を受けていた方を見たら、シニア層の方が多いと思った。NGOでも、ダンス的なイベントとか若い方向けのイベントもするけど、逆にシニアの方のほうが時間にも余裕があったり、経済的にも余裕があるので、より寄付などをしてくれるということで、そういう方向けにはちょっと落ち着いたチャリティーコンサートをしたり、そういったことで、イベントをどういう層の方たちに来ていただくかということも考えながら企画をするのも良いと思う。

(3)地域連携・教育普及について
 事務局から資料に基づき、説明を行った。
【南嶌委員】
 地域とはどういうイメージなのか。商店街ということか。
【住友館長】
 これまでは立地がこのような場所なので、いわゆるまちなかと呼ばれる中心商店街を主な対象とした活動がほとんどだったが、例えば、のぞみの家と廣瀬さんとのプロジェクトのように、いろいろな施設や大学と連携することも今後増やしていかなければならないけど、これまでの重点的なものはこの周辺に重きを置いている。
【南嶌委員】
 開館記念バーゲンセールとかもあるのか。つまり具体的なところから説明していただけると、そういう働きかけをしているというのが見えてくるものだから。
【鵜野副館長】
 中心商店街の協同組合があるが、開館とあわせてセールをやりたいという話が来ている。
【南嶌委員】
 地域連携という意味では、アーツ前橋ができて全体に元気づけるというよりは、一緒になっていろいろと体温を上げていこうというメッセージになると、この地域という言葉に体温が戻ってくるという気がする。
【住友館長】
 我々が抱えている問題としては、いろんなところに呼ばれて話をする機会があり、一回そこで話すことで理解していただけるけど、その次にどうつなげるかはやっぱりなかなかうまくいく例ばかりではないと思っている。
 例えば、商工会議所とか、市と普段から付き合いがある団体であれば、もっとたぶんいろいろなところで期待していくこととか、何か一緒にやりたいこととかあると思うけど、マンパワーの問題や次にどうやってつなげていくのか、例えば、プラットフォームとしてわかるような場があれば、そこにみんなで一緒にのっかっていけばいいのかもしれないけど、それを我々のほうで作っていけばいいのか。それには相当のエネルギーが必要である。
【南嶌委員】
 例えばJAだったら、次こういう企画があるけど古古米を200俵提供してもらえないかとか、オープニングの時には、酒造組合に日本酒を20本提供してもらえないかとか、具体的な提示が必要である。物に託された気持ちは通じるのである。それはどんどん甘えていくべきだと思う。だめだったらだめって言われるから。
【瀬谷委員】
 寄付いただくときも、具体的に示したオプションを提示するとその中から選んでくれるけど、何もないとたいてい話がそこで終わってしまうことが多い。
【小島副委員長】
 目的がはっきりしていない寄付は集まらない。例えば、美術館に対して寄付をしていただけないかというのでは、たぶんなかなか集まらない。こういうイベントをやりたいので協賛してくれないかとか、そういうやり方をしたほうがやっぱり寄付がしやすい。
【住友館長】
 谷委員から、宇都宮美術館で地元の銀行とかとの連携を工夫している話を伺ったことがあるが、教えていただければと思う。
【谷委員】
 開館準備段階で、地元の金融機関などから作品寄贈を受けたこともあった。
 友の会は法人会員を含め550人くらいの会員があるが、地方では法人会員とかは極めて難しいと思う。東京のようにはいかないし、ただ支援いただく際には、やはり大義名分を掲げて、前橋市にいくらという訴えかけでは通らないほうが多いように思う。物品とか労力のほうが可能性はある。確かに話は具体的なほうが良いかもしれないし、ただ単に呼びかけるのでは、なかなか難しいかもしれない。
【南嶌委員】
 教育普及について、今考えていることは何かあるのか。
【住友館長】
 対話型の「おしゃべりアートツアー」などを充実させようとしている。それ以外にも、子どもたちとコミッションワークを作り上げた。これは一つの福祉施設だけだから、参加する子どもたちは多くなかったが、施設を経営する上毛愛隣社は地元でかなり早くから福祉施設の運営をしていて、ここが関わっている施設など、他にも広げていくことができるのではないかと考えている。
 それから、同じ文化国際課の中に国際交流の担当もあるので、例えば、外国語で解説ができる方を育てることができないだろうかということも考えているところである。
【谷委員】
 「おしゃべりアートツアー」は、校長会などで話して、希望する学校の生徒達に集まっていただくということか。
【住友館長】
 これは今年に関しては学校から応募をいただいて、順番に日時を調整して来ていただく。今後は市内の全小学校に順番に来ていただけるような仕組みを考えている。
【南嶌委員】
 住友館長は今までの経験でよくわかっていると思うが、学校教育のスケジュールはものすごく早く、きちっと調整されるので、今言われてもちょっと来年は対応できないということがある。教育委員会と早めに話をつけて、いくつかの学校から始めるところからやっていくと熱が伝わっていくと思う。
【住友館長】
 もう一つの課題はバスであり、移動手段が一番のネックになっている。
【南嶌委員】
 バスがないから来れないのはちょっと理由にならないと思う。まずは近場からやっていくのも方法である。当然、実際に足の問題が出てくるから、これは市長にも考えてもらわなければいけない。バスがないのでやらないのでは、これだけいろいろな事業を行うという積極性と整合がとれなくなると思うので、いろんなやり方を模索して、活動の中で教育普及を積極的に実施している部分にしてほしい。
【谷委員】
 学校がスケジュールを固めて、美術館に送迎するのはバスだけの問題でなくて、スケジューリングそのものがネックである。学校の授業の中で、子どもを引率して美術館に送迎するというのは相当大変である。
 宇都宮美術館では、「トビダス美術館」という事業を行っているが、美術の授業をしてほしいという学校の希望を汲みながら、学芸員が年間に12、3校を訪れている。どのような内容にするかを学校の先生とお互いにコミュニケーションを交わしながら決めていくわけである。学芸員の専門性もあるし、学校側からの希望もあるので、それらを調整しながらやっているが、学芸員が訪問することになるから、学芸員の負担は大変になる。
 ただし、出かけていくことは美術館が地域に密着する上での足腰になるのは事実である。人が集まってくるということは、いつ人が集まらなくなるかということと関連しているけれど、出かけていくには、必ずそこに太い信頼関係が生まれてくるからである。教育普及の成果はそこで果たされてくると良いと思う。
【南嶌委員】
 住友館長の持ち味の一つは、世界的なネットワークを持っているということである。これは非常にすごい財産である。しかし、資料を見ると、国際的なネットワークを生かした企画がちょっと少ない感じがする。やはり年に一回ぐらい、予算規模は別問題としても、国際的なこともやったほうが良いと思う。
 今度、海外から世界的な面白いアーティストが来れば、市内の小学校や中学校にアーティストを連れていって、いろんな世界の話をしてもらうのも良いと思う。実は、熊本では海外からアーティストを呼んだときにはやっていた。このように国際的な企画も年に1回くらいやってほしい。そうするとバスがないという理由ではなくても、いろんなことが前橋市でできることになる。
【住友館長】
 先ほど、優先順位と言われたように、教育普及は足腰であると思う。つまり、この施設としての足腰を固めるということである。
 また、ぺ・ヨンファンというアーティストであるとか、今年はフェルナンド・ガルシアドリーというスペインのアーティストが来るが、これは、私がこれまで培った海外とのネットワークによるものであり、ガルシアドリーはスペイン政府のお金で自分から来てくれるということである。
 いずれにしても、指摘いただいたとおり、海外との接点を我々の活動の中では視野に入れていきたいと思う。
【結城委員】
 学校の現場はとても忙しくて、こういうのをしてくれると助かるということを知らせておくと結構コラボがしやすくて、海外との方々とうまくいったというのは、おそらく小中学校の場合は総合的な学習の時間に国際理解というのがあり、その中での連携だったのではないだろうか。
 また、社会科では4年生で街歩きをしようというのがあり、移動しながら来館するという感じで、まさにここは美術館だけではなく街全体をキャンパスにしているから、そういう意味では面白い取り組みになるのではないかと提案ができると思う。
 それから、先生方を対象にしたワークショップについて、美術の専門ではないけれども配置されている先生方がいるので、そう意味では特に鑑賞という体験をどのように教えたらいいかとか、そう意味では「おしゃべりアートツアー」というのはすごく良い素材で、先生方が専門でなくても入りやすいから、そういった研修を来年に向けて、教育委員会と打ち合わせをすることも必要であると思う。
【南嶌委員】
 市バスがないなら、中古のバスを用意して、アーティストに打診してアート市バスを作ればいいのではないか。いきなり4台とか用意するのではなく、1台だけ用意して、その機運を楽しむのも良いと思う。
【関谷部長】
 今、多くの委員から交通手段の話がある中で、来年1月には「おしゃべりアートツアー」で、前橋の北東のかなり離れたところに位置する宮城小学校が予定されている。4年生が70人で来ることになるので、移動手段の何らかの手がかりになると思っている。
【南嶌委員】
 バスはどのように用意するのか。
【鵜野副館長】
 こちらで借り上げ、つまりチャーターしてというのが今年の方法である。

(4)今後の事業計画について
 本事項では、予算化されていない事業の中で作家の個人名を取り扱うことから、非公開での協議とすることが委員長から提案され、全委員が了承した。

(以下については非公開)

以上

お問い合わせ先

文化国際課 アーツ前橋

  • 電話:027-230-1144
  • ファクス:027-232-2016

〒371-0022 群馬県前橋市千代田町五丁目1番16号(アーツ前橋・2階)(地図・開庁時間等)

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