令和元年度第1回前橋市公民館運営審議会

審議会名

前橋市公民館運営審議会

会議名

令和元年度第1回前橋市公民館運営審議会

日時

令和元年7月31日(水曜日)午後1時30分~3時20分

場所

桂萱公民館

出席者

森谷委員長、萩原副委員長、村島委員、中山委員、田中委員、小高委員、東園委員、牧委員、田口委員、剱持委員、梅津委員

欠席者

川上委員、大井委員、蜂巣委員、野口委員

議題

1. 事業視察

     1. 桂萱公民館事業等概要説明と視察

2 .協議事項

     1.研究協議「市民の学習ニーズや地域的課題に対応した公民館事業と学んだ成果を地域に還元できる仕組みづくり」について

会議の内容

会議に先立ち、交代のあった委員の委嘱と平成30年度・31年度(令和元年度)前橋市公民館運営審議会の進捗状況について確認を行った。

今回の審議会では、平成30年度・31年度(令和元年度)の諮問事項である「市民の学習ニーズや地域的課題に対応した公民館事業と学んだ成果を地域に還元できる仕組みづくり」についての協議を進めるにあたり、参考事例として、桂萱公民館と芳賀公民館連携開催の青少年体験・チャレンジ活動事業「大道芸のスゴ技を見せてもらおう&やってみよう」の視察を行った。前橋高校の大道芸部を講師として実施された。

資料の読み合せ部分については以下省略。

(森谷委員長)

議事に入る前に、事業の感想などがあれば伺いたい。

 

(中山委員)

見ている分には簡単そうだが、実際にやってみると難しい。すごく丁寧に高校生が小学生に指導していて、その様子が新鮮で驚いた。

 

(森谷委員長)

高校生が小学生の目線の高さに合わせてやっているのがすごいと思った。

 

(萩原副委員長)

親子で参加された方がのびゆくこどものつどいでやった大道芸に興味を持って、学校のチラシを見て参加したとか、近くの高校のお兄さんが教えてくれるということで参加したという意見があった。高校生はこの事業のために練習はしてはこなかったとのことだが、すごくコミュニケーションを取るのが上手いと感じた。子供だけでなく、私たちに対しても上手だった。

 

(小高委員)

私も高校の頃に、高崎の公民館に呼ばれたことがあるが、高校生にとっても刺激になる。小学生や年配の方がいて、そこで自分たちが活動したという自信にも繋がるので、是非こういった活動を増やしていって欲しいと思う。

 

(森谷委員長)

Win-Winの関係がいい。小学生は楽しいし、高校生は励みになる。

 

(中山委員)

来年度の学習指導要領が改訂され、高校生が中心になって地域と交流することも課題になっている。

 

(森谷委員長)

それは、チャンスと言える。桂萱の館長へ質問だが、今回の事業は芳賀との連携の事業でよろしかったか。

 

(桂萱公民館長)

その通りである。芳賀とは距離が近いこともあって連携して開催している。大道芸以外にも、理科のサイエンススクールを合同で行っている。今回初めて実施したこともあるが、芳賀と桂萱のそれぞれの学校区にチラシ等を配布させていただくことで、参加者が集まらないという状況を回避できるようにした。サイエンススクールは芳賀で実施し、取りこぼしのないように桂萱地区の学校にもチラシを配布する。

 

(森谷委員長)

サイエンススクールの講師も高校生か。

 

(桂萱公民館長)

サイエンススクールは、元群馬高専の先生で、今はNPOを立ち上げて活動している小島先生という方にお願いしている。

 

(東園委員)

桂萱は私の地元でよく利用させてもらっている。部屋の使用率の資料もあったが、いつもたくさんの方が利用している。待ち合わせをして、フリースペースで打ち合わせをしたり、公民館へ行けば誰かに会えるよい公民館だと思う。のびゆくこどものつどいや文化祭で高校生等がボランティアで参加をしてくれる。私も食改で中学校のボランティアと関わる機会があり、10年以上前はあまり素行の良くない子供がいたが、公民館のボランティアを他の世代の方と一緒にするようになったことで少しでも減少に繋がったのならよい。おきりこみの教室も何年も行っているが地域の方にとっても子供にとっても交流を持つことは大切だと思う。学校と公民館が近いためそういった意味でも使いやすく、多くの事業を実施できているのでありがたい。

 

(梅津委員)

5中地区はコミセンだが中学と連携していて、子供行事のどんど焼きや上毛かるた大会等はボランティアとして必ず5中の生徒も参加してくれる。普段経験できない事を上手にコミュニケーションを取りながらやっていてよいと思う。のびゆくこどものつどいで好評だった大道芸をいち早く取り入れて講座として実施することもよいことだと思う。

 

(牧委員)

総社地区以外の地区公民館へ初めて来た。総社は新しい公民館で素晴らしいが、桂萱へ来て何かが違うなと感じた。地元に戻ってからも考えてみたいと思うが、桂萱は今までの積み重ねがあり、地域に根差した公民館という印象を受けた。総社も幼稚園・小学校・中学校がすぐ隣にあるが、文化祭やのびゆくこどものつどいには手伝いに来るが、普段公民館へ来ることがない。視察した事業も考えがあってやっていると思うので、教えていただきながら閑散としている公民館へ投げかけたい。高校生も子供からシニアまでみんなが見ている表現できる場があるのはよいと思う。

 

(森谷委員長)

それでは、本題に移りたい。配布資料に皆さんにいただいた質問への回答をまとめたものが綴られている。まずは簡単に事務局から説明してほしい。

 

(事務局)

事務局より抜粋して説明。

 

(生涯学習課長)

本日は桂萱・芳賀の公民館長と前南橘公民館長もいるため、3館に対して質問があれば回答できる。

 

(森谷委員長)

その3公民館への質問でもいいが、意見のある委員はいるか。

 

(中山委員)

芳賀は公運推で言ったので特にない。

 

(萩原副委員長)

南橘公民館についてよろしいか。資料の中でろばたのつどいというのがあるがどのようなものか教えて欲しい。

 

(茂木係長)

昨年まで南橘公民館長を務めていたので説明させていただくと、ろばたのつどいとは小学生・中学生・年配者の3世代に集まってもらい交流をするというもの。例えば、年配の方がわら細工を教え、中学生ボランティアがその手伝いに入って小学生に教える等。餅つきを駐車場で行い参加者へ配布し交流をしてもらうといったこともしている。

 

(萩原副委員長)

どんなものかと思っていたが、温かい感じでよいと思う。

 

(茂木係長)

12月中旬頃に開催をしているが、楽しく、おいしいものも食べて交流を深めている。

 

(森谷委員長)

ろばたのつどいに南橘らしさはあるのか。

 

(茂木係長)

特にはない。地域づくりとして、公民館・学校・自治会が連携して行っている行事はある。

 

(森谷委員長)

他に質問はあるか。

 

(萩原副委員長)

多く質問を出したが丁寧に回答していただき感謝している。

 

(東園委員)

桂萱公民館は講義室が2階にある。違う公民館でも和室が2階にある場所もある。段々と高齢化が進み、階段を上るのが大変だったり、建物が古くなってきて大変というものある。市として、建て替えを進めたり、トイレを洋式にしたり、予算の兼ね合いもあるので課題は多いと思うが、使いやすい公民館にしていくために今後の展望をお聞きしたい。

 

(桂萱公民館長)

今桂萱の話がありましたので、桂萱として話をすると、公運推でも開催する度に施設の話は出る。今回は特に女性トイレについて意見をいただき、個室が3つあり、洋式1、和式2となっているが、洋式1つでは足りないという声が多い。来年度予算要求する予定でいる。和室を使う団体は着物を着ていたり、健脚でもやはり2階へ上がるのは大変との意見は承知している。2階に造形創作室があり、本来なら2階を使うのが望ましいが、1階のホールを利用する団体もあり、ホールの利用率が高いのもそういった理由がある。 改築については1館で決められることではない。

 

(岩瀬補佐)

管理係で公民館等の施設管理を行っている。基本的には順番にやってきた。今後の整備の予定だが、建て替えるということではなく、建物の延命化を図りつつ、課題があれば修繕していきたい。2階建ての建物でエレベーターがない施設もあり、それが課題だということは把握している。ただ、東園委員がおっしゃる通り簡単に進められる話ではない。

 

(芳賀公民館長)

先程トイレの話があったが、芳賀も男女ともに洋式は1つしかない。先日市民から下川淵にはフックがあるといった話があり、実際に見に行ってきた。狭いがフックがあれば便利だと思う気持ちと、このまま取り入れるのは難しいという気持ちで現在対策を考え中である。桂萱は熱中症対策の箱を作ったということで、芳賀でもまねをして設置した。また、芳賀はカウンターが高く、荷物を置く台があるといいだろうということで、小学校で使う机があったため設置をした。お金がなくても気づきの中で対策できることもあると思う。その上で予算計上できればと思う。

 

(森谷委員長)

おそらく他の地区公民館でも工夫して対策をしているのではないかと思う。この件についてはここまででよろしいか。今後の流れだが、今回は事業を実際に見て頭の中に入れる段階。事前にいただいた質問の回答も資料にまとまっているので、次回はこれらを参考に報告書文案を整理する。第2回は10月頃に開催する予定。第3回は最終的なまとめになる。事前にこれから出る意見を集約したいので協力いただきたい。議事は以上で終了したい。

 

(中山委員)

よろしいか。まだ意見がある。公民館についてはいいが、コミセンの事が何も書かれていない。

 

(森谷委員長)

社会教育委員会議でもコミセンの問題も出る。ただし、始まったばかりで今後様子を見ていく必要がある。コミセンの公民館化という意見もあるため目の付け所はいいと思う。

 

(牧委員)

昨年度意見を出したときに、公民館でお茶を飲めるスペースや遊べるスペースがあるといいと書いた。桂萱のかき氷やプール等実施予定というのは惹かれる。また自動販売機が総社と違い屋内にあるのはありがたいと感じる。

 

(桂萱公民館長)

自動販売機は一定のルールの中で設置されているので理由があると思う。屋内だと割と購入している様子は見かける。夏物企画は自治会と相談しながら、図書館の開館で小さな子供も来るため、プールやすいか割りを予定している。基本的には私が企画して行う。

 

(中山委員)

各公民館で公運推をやっているはず。そういったところで要望して、やってもらうということではなく、自分たちで変えていくということが大事。館長によって考え方が違うが館長を変えるのも市民。

 

(牧委員)

戦争のお話会をしたいと思っているので、そういった意見を持って行けるようにしたい。

 

(中山委員)

頑張って欲しい。

 

(梅津委員)

館長が変わったら何年もやっていた事業を何の説明もなく中止にさせられたと聞いた。そういったことはあるのか。桂萱公民館長なら当事者へ説明はするのか。

 

(桂萱公民館長)

事業は始めるのは簡単だがやめるのは難しい。やめる時はぱっとやめることもある。桂萱では重複していたグランドゴルフの数を減らした。ただし、やめるときは理由を説明する

 

(梅津委員)

説明すると思うが。説明がなかったと言っていた。

 

(桂萱公民館長)

上手く伝わらなかったのかもしれないが、説明はしたのではないかと思う。

 

(生涯学習課長)

代表者へは連絡をしているはず。子育てサロンは地域のボランティアで運営されていて講座とは性質が異なるため、場合によっては運営している団体から継続が難しいという話があることもある。

 

(梅津委員)

その話を聞いたのは主催者から。こういった場があれば話をする約束をした。

 

(中山委員)

館長によってというのは極論で、公運推で様々な団体と協議を重ねて進めているため、一方的にやめることはおそらくないと思う。どのような協議になっているかはわからないが、民主的に決めているはず。

 

(剣持委員)

総社公民館を毎月利用している。自動販売機が屋内にあったら便利でたくさん買うと思う。是非、PRしていただきたい。大道芸は、芳賀と桂萱の連携として開催されているが、芳賀の子供はどのくらい来ていたのか気になった。対象が小学生で、夏休みだとしてもその子供たちの親は働き盛りの世代で、少し離れているため親が連れてこないと来れない。親も参加できるタイミングの時に日程を設定することが必要ではないかと思った。また、親も楽しめる内容だったため親子参加の講座だとよい。次回があれば参考にして欲しい。また、学生に聞いた話だと毎日練習をしているということなので、こういった発表できる機会があると良いと思う。

 

(森谷委員長)

本日は以上で終了させていただきたい。

 

(各委員)

了承

以上

配布資料

(注意)一部PDFから引用しているため見えにくい箇所があります。

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更新日:2019年11月21日