令和4年度第1回前橋市公民館運営審議会

審議会名

前橋市公民館運営審議会

会議名

令和4年度第1回前橋市公民館運営審議会

日時

令和4年8月10日(水曜日)午後2時~午後3時

場所

前橋市中央公民館5階501・502学習室

出席者

(審議会委員:11人)

森谷委員長、持田副委員長、一場委員、阿久澤委員、須藤委員、高橋(博)委員、高橋(海)、廣川委員、屋内委員、青木委員、田口委員、

(事務局 :6人)

関口生涯学習課長、関沼副参事、阿久津補佐、西澤中央公民館長、中島副主幹、春原副主幹

欠席者

佐藤委員

議題

1 報告事項

(1)令和4年度の生涯学習に係る施策・事業等について

(2)公民館における事業(学級・講座等)等について

2 諮問

(1)令和4・5年度 前橋市公民館運営審議会諮問について

会議の内容

概要

新たな審議会委員に対し、委嘱状を交付した。その後、西澤中央公民館長の挨拶後、各委員及び事務局の自己紹介が行われた。

1 委員長・副委員長の選出

委員の互選により、森谷委員長及び持田副委員長が選出。

2 報告事項

上記報告事項の(1)・(2)について西澤中央公民館長から説明を行った。

3 諮問

(1)令和4・5年度 前橋市公民館運営審議会諮問について

西澤中央公民館長から「地域と学校を結ぶ公民館」について諮問の経緯を説明し、令和4・5年度の2年間で答申としてまとめて提出することを各委員了承。

 

主な意見

(森谷委員長)

それでは次第にそって議事に移らせて頂きます。まず1の報告について事務局より説明をお願いしたい。

(西澤中央公民館長)

資料に基づき説明。

(森谷委員長)

報告事項についてまとめて説明いただいたが、確認事項等はあるか。

(持田副委員長)

小中学生を対象とした公民館事業の情報発信については、学校が子ども達に配布しているタブレットに情報が送られていると聞いているが、どんな形なのか伺いたい。

(西澤中央公民館長)

教育委員会から、小中学生を対象とした情報発信についての統一的な扱いが示されており、それに沿った形でタブレットへの情報発信をしている。

(阿久澤委員)

タブレットに情報が配信された時には、保護者の方のスマホとリンクしており、新しい情報が届いたということが保護者にも連絡がいくので、保護者にも漏れなく伝わっていると考えている。

(森谷委員長)

その他になければ、諮問に入りたい。

令和4・5年度の審議会諮問について、事務局より説明をお願いしたい。

(西澤中央公民館長)

令和4・5年度の審議会の諮問テーマは、「地域と学校を結ぶ公民館」ということでお願いをしたい。理由としては、本市では年間110万人という非常に多くの市民の皆さんに公民館を利用していただいているが、その内訳を見ると、圧倒的に高齢者層が多いのが実態である。高齢者層の利用が多いということは、公民館の設置目的である、市民の教養の向上、健康の増進に大いに資するものであり、さらに多くの利用が望まれるところであるが、将来的な地域作りを考えると、老若男女、多様な利用層に利用されることがより望ましいと考えられる。一方、教育をめぐる本市の状況の中で、地域の人々の付き合いが希薄となり、地域コミュニティの弱体化が指摘をされており、子ども達が地域社会にかかわる機会の減少や、地域社会全体で子ども達を育てるという意識が逓減していることが課題となっている。新しい学習指導要領では、これまで以上に小中学校と地域社会が共同して子ども達を育むことが求められております。平成30年度・31年度の前橋市公民館運営審議会では、市民の学習ニーズや地域的課題に対応した公民館事業をどのように実現して行くかについて意見交換を行ない、地域の高校や大学と継続的に事業を実施することが、公民館に新しい風を起こす鍵であり、学校教育と社会教育の枠を超えた連携が求められると指摘をしている。また、令和3年度の社会教育委員会議は、若者の力を生かす社会教育をテーマに提言を行っているが、そこでは「学びのまじりあい」の必要性を指摘している。学校教育と社会教育のまじりあい、そして、世代間のまじりあいなど、今までの枠組みにとらわれない、まじりあいが必要になっている。このような課題や指摘を見据え、地域と学校を結ぶ拠点として、今後、公民館はどのような取り組みを進めていくべきか、審議会のご意見をいただきたい。

(森谷委員長)

諮問について説明いただいたが、確認事項等はあるか。

(持田副委員長)

過去に地域と学校を結ぶということに、すごく重きをおいた時期があった。全部ではないと思うが、地域と学校のコーディネーターのような人が配置された。下川淵地区では、コーディネーターがうまくコーディネートしてくれていろいろな活動をした時期があったが、その後は、地域と学校が連携する活動が薄れている。今もどこかでこのような事業が継続されているのか知りたい。

(阿久澤委員)

自分が鎌倉中学校に勤務して居た時にそのような活動があり、大変お世話になった。その後、そのまま続いているかどうかっていうのは、ちょっとわからない部分がありますが、何年間かそういう授業をやりましょうということでやった取り組みだったのではないかと思う。

(森谷委員長)

それが果たして今、実際はどうなっているのか。公民館から見たらそういうことやったことが果たしてうまくいったのか、いかなかったとか、もしかしたら、その後もうまくやっているよということもあるかもしれませんし、公民館としたら、いや困っているみたいな、話も出てくるかと思う。その辺のことを、今後明らかに出来れば、今後どうやって繋がっていけばいいのかという話になるかと思うので、そういう上手くいったいかない、苦労している、うまくいっているみたいな話を、この場で公民館から事例などを聴きながら、2年間かけて整理していければと思います。

(持田副委員長)

公民館は、地域の子ども達に対して講師を地域の人頼んだりするなどして、すごく子ども達のことを考えて動いてくれている。その中で少し残念なのは、学校との連携。公民館から学校へ働きかけはしているのかもしれないけれども、学校が公民館の動きにあまり関わりたくない的な雰囲気を感じる。社会教育分野において、学校側から地域でこういうことを学んでほしいという要求がもっとあると連携しやすいのかもしれない。

(森谷委員長)

そういうことを2年間かけて委員の皆様のご意見をいただきながら、つめていければと思う。最終的には答申としてまとめていければと思う。

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更新日:2022年09月06日