令和元年度 第2回国際教育推進委員会 報告

会議名

令和元年度 第2回国際教育推進委員会

日時

令和元年11月27日(水曜日) 15時~16時25分

場所

前橋市役所 11階北会議室

出席者

国際教育推進委員(5名)
市立前橋高校(担当者2名) 青少年課(課長、課長補佐、担当者)

会議の内容

1 開会

2 あいさつ

教育長(代理:青少年課長)

  • 今年の海外研修は、中学生はアスキス女子高校とノーザンビーチズ高校、市立前橋高校はブリスベン近郊のバーンサイド高校での研修だったが、どちらも中身が充実し、無事に終了することができた。
  • 学校フェスタでも一人一人がテーマをもってしっかりと発表することができた。
  • 今年の海外研修を振り返り、今後どのようにすればよいか、海外研修事業に限らず国際理解教育という視点でご意見をいただきたい。

福島委員長

  • 「まえばし学校フェスタ」でブース発表を拝見したが、中高生が様々なテーマで調べ、まとめていた。
  • 海外研修事業をより一層よいものにするために、忌憚のないご意見をいただきたい。

3 協議(進行:福島委員長)

(1) 令和元年度海外研修事業のまとめ

前橋市中学生海外研修について(事務局より資料p1~p3について説明。その後DVD視聴。)
主な意見・質問
  • 海外研修の主旨が語学研修と文化交流のどちらに軸があるのか分かりづらい。また主に中学2年生が参加しているが、その段階で語学力をもとに選考を行うことは難しい。小学校やそれ以前に英語の学習を始めた子供が有利になってしまうのではないか。
    →本事業は語学研修と文化交流の両面のねらいをもっている。現地では、ある程度の英語力が必要になる。しかし、英語が得意でなくてもコミュニケーション力が高ければ充実した研修が行える。難しいが、英語力だけでなく、それ以外の面も選考の参考とできるようにしたい。
  • アスキス女子高校とノーザンビーチズ高校は来年度も継続可能か。
    →ニューサウスウェールズ州の教育訓練省が決めるため分からない。
  • 日本とオーストラリアの違いをまとめている研修生が多いが、彼らの知っている日本はあくまで一部分であり、今回の研修もオーストラリアの一部しか見ていない。そのことを研修生と現地の人たちに分かってもらった上で、広い視野で研修が行えるとよいと思う。
  • 折り紙、だんべえ踊りだけが日本の文化ではない。生活そのもの自体が文化であり、研修生が本当に日本の文化として感じているものを伝えさせたい。国歌をお互いに歌い合うのもよい。
    →共通の入り口として、また研修生にとって分かりやすいものということでだんべえ踊り等を行っている。今後、研修生が普段から行っているものを伝える活動等も検討したい。最終的に日本の文化の良さにこれまで以上に気付けるように工夫していきたい。
  • 英語研修は研修生だけのクラスで現地の先生に教えてもらうのではなく、ウォークラリーのような会話を使用したコミュニケーション活動が多くできるとよい。                               
    →研修生はホームステイ先で英語や文化を多く学んだ。学校での学習形式についてより良いものになるよう依頼するとともに、ホームステイの活動が充実したものとなるよう継続していきたい。
  • 研修生が今後も英語を学びたいと感じたり様々な活動を一生懸命やりたいと考えたりするなど、モチベーションがアップしていることを感じた。できることなら40人ではなく、もっと多くの生徒が参加できるようにしてほしい。
  • 「報告書」や「成果と課題」をまとめた冊子は、よくまとめられている研修生とそうでない研修生がいる。発問の工夫やまとめ方のアドバイスをしたり、考察やまとめを入れられるようにフォーマット化された書式などを使用させたりすることも必要だと思われる。研修生が何を学んできたかが分かるものに仕上がるとよい。
    →限られた時間の中で作成しているものであるため、効率等も考えながら、より良いものができるよう改善を進めていきたい。
市立前橋高校海外研修について(事務局より資料p4~p5について説明)
主な意見・質問
  • 研修生の変容が分かるような自分達の言葉でまとめた資料が見たい。今年度のものを後で送付していただくとともに、来年度以降は本会議で用意してほしい。
  • 英語研修の回数が増えたとあるが、14日間のうちどのくらいあったのか。
    →70分単位の授業が10コマ行われた。他に、現地授業が6コマ、先住民文化学習が2コマ、体育祭が2コマ行われるなどした。
  • 校外学習のようなものはあるのか。
    →クイーンズランド大学の見学に行っている。
  • キャリア教育の観点で、現地の企業の話を聞ける体験等があってもよいと思う。
帰国報告会及び体験発表会について(事務局より資料p6~p7について説明)
主な意見・質問
  • 特になし。

4 連絡事項

第3回国際教育推進委員会について

5 閉会

 

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更新日:2020年01月30日