前橋まちなか新聞VOL.40、スキヤキハウス最後の50セント

牛鍋酒家 最後の50セント

前橋のガウディ作未完の異空間で絶品すき焼きを

店主 三村 次男(みむら つぎお)

すきやき店最後の50セント店主の写真

前橋まちなか新聞VOL.40

スキヤキハウス最後の50セントの入口写真

お店へ続く階段はこの看板が目印。見つけ
たら恐がらずに入ってみよう。

すき焼きの写真

すき焼き2人前で大満足のボリューム。しめのうどんも忘れずに。

住所:前橋市千代田町4 -12-7 MRビル2F
電話:027-235-0250
営業時間:18時から23時
営業:木曜日、金曜日、土曜日

オリオン通りの裏、怪しげな入口から階段を上がり恐る恐る扉を開けると、チリンという鈴の音を合図に暗がりから店主の三村さんが顔を覗かせる。
若い頃は、前橋から上京し山本リンダのバックバンドとして全国をショーで回ったり、当時大流行のディスコを経営したりと、波乱万丈な東京暮らしを楽しんだそうだ。その後前橋に戻り不動産の運用で生計を立てていたが、バブルが弾け借り手がいなくなり、所有していた物件で自ら飲食店を開くことに。
その時思い出したのは足繁く通っていた六本木のすきやき店・瀬里奈の味。お店を開くならすき焼き屋と決めていた。
常人には生み出せない世界観の店内は全てDIY。実はこだわりは無いという。「安いものを片っ端から買って置いただけ。開店から35年たった今でも完成度は7割。この2階が完成したら3階の空き部屋もゆっくり客席に改造していくよ。最近はこの空間目当てのお客も多いんだけど、すき焼きも美味しいんだからね!」このお店に完成の日はやってくるのか。いや、きっと三村さんの手が止まることはないのだろう。
そんなことを考えながら食べたすき焼きは、やはり絶品だった。

まちなかの魅力的なお店やイベントを紹介する「まちなか新聞」VOL.40が発行されました。ぜひ、ご覧ください。

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更新日:2021年08月18日