熱中症を予防するため、屋外ではマスクを外しましょう!

今年は例年より早い梅雨明けとなり、今後は更に暑くなることが予想されます。特に梅雨明け直後は、体が暑さに慣れていない人が多いため、熱中症の発症リスクが一層高まります。 また年々室内での発症が多くなっています。昨年の前橋市では熱中症で救急搬送された人の4割が屋内で発症しています。そのうち6割が高齢者ですので、高齢者の方は、特に注意が必要です。そのため屋内でも油断せず、さらにしっかりと熱中症対策を実践しましょう。

新型コロナウイルス感染症対策についての、基本的な感染症対策を継続していただく必要はありますが、高温や多湿の環境下においては、マスクの着用は熱中症のリスクを高める恐れがあります。 特に屋外のおいての活動は、マスクを外すことが求められていますので、2メートル以上の距離が取れる場合などは、マスクを外して涼しいところで過ごすようにしてください。

 

~本格的な暑さの中、実施しておきたい対策~

   1.昼間の暑い時間帯の外出はできるだけ控えましょう。

   2.屋内ではエアコンを適切に使用しましょう。エアコンの温度設定が28℃くらいでも   

        扇風機との併用で節電にも効果的です。

   3.喉の渇きを感じなくても、こまめに水分補給をしましょう。(目安1.2L)

  たくさん汗をかいた時は、塩分や経口補水液等の補給も忘れずに。

4.屋外で周囲の人との距離を2m以上とれる場所では、なるべくマスクをはずし、日陰を歩くようにしましょう。

5.小さなお子さんや高齢者の方が身近にいたら、体調を気にかけ、こまめな水分補給やエアコンの使用を勧めるなど声かけをしましょう。

 

ころとん前橋市では、「クールシェアまえばし2022」を実施しています!公共のクールシェアスポットはこちらからご確認ください。

 

熱中症予防行動熱中症予防行動の続き

熱中症警戒アラート発表時の予防行動(環境省)

熱中症アラートの予防行動

熱中症警戒アラート時の予防行動続き

特に高齢者の方は要注意です!

高齢者のための熱中症対策です。自分だけは大丈夫とは思わず、予防対策を取りましょう。

高齢者のための予防対策高齢者のための予防対策の続き

もくじ

1.熱中症の症状と重症度

熱中症は、高温多湿な環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、
体温調節機能がうまく働かないことにより、体内に熱がたまり起こります。
暑い環境にいる時やその後に起こる体調不良は、熱中症の可能性があります。

重症化すると死に至る可能性もありますが、軽度の症状でも見逃さず正しい知識と行動で防ぐことができます。

熱中症の症状は、3段階(軽度・中等度・重症)に分類されます。

 

軽度

めまい、失神、筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)、手足のしびれ、気分の不快など

中等度

頭痛、吐き気・嘔吐、倦怠感、体の力が入りにくい、意識が何となくおかしいなど

重度

意識がない、けいれん、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐに歩けない

2.熱中症が起こりやすい環境

時期

熱中症にかかる人が多いのは、梅雨明け後の7月下旬以降ですが、暑さに身体が慣れていない時期に急に暑くなる5月頃から熱中症は発症しています。
前橋市でも、5月から熱中症により救急搬送されるケースが出ています。

令和3年度前橋市熱中症救急搬送者数

熱中症を引き起こす条件

以下のような条件により、熱中症が引き起こされます。

環境

  • 気温が高い
  • 湿度が高い
  • 風が弱い
  • 日差しが強い
  • 照り返しが強い
  • 急に暑くなった日
  • 閉め切った室内

行動

  • 激しい運動
  • 慣れない運動
  • 長時間の屋外作業
  • 水分補給がしにくい

からだ

  • 高齢者・子ども・障がい者
  • 持病のある人
  • 脱水状態にある人(下痢・発熱等)
  • 体調の悪い人(食欲不振・寝不足・二日酔い等)
  • 普段から汗をかいたり運動をしていない人

年齢によって熱中症の起こりやすい環境が異なります

年齢別・熱中症の起こりやすい環境

  • 乳幼児 : 車内(注意)
  • 18歳以下 : 運動中
  • 18~64歳 : 仕事中・運動中
  • 65歳以上 : 自宅

車内の温度は急激に上がります

車内は締め切っただけでも短時間で温度が上がってしまいます。
特に乳幼児は体温調節機能が十分に発達していないため、数分でも車内に残すことは非常に危険です。

気温が25~27度の晴れた日の車内の温度を測定した実験結果
  • 10分後の温度 :約40度
  • 30分後の温度 :約50度
  • 1時間後の温度:約60度

ベビーカーや子どもの生活空間は大人が感じている温度よりも暑い

小さな子ども

地面に近いほど気温が高いため、同じ場所にいても子どもは熱中症になる危険性が高まります。
通常気温は1.5メートルの高さで測りますが、子どもたちの生活空間である0.5メートルの高さでは3度ほど温度が高くなります。

3.熱中症になりやすい人

子ども

子どもは汗をかく機能が未発達なため、体にこもった熱をうまく発散できません。
環境温が皮膚温より高くなるときは、特に注意が必要です。

子どもの熱中症予防のポイント

  1. 顔色や汗のかき方を十分に観察しよう。
  2. 適切な飲水行動を学習させましょう。
  3. 日頃から暑さに慣れさせましょう。(適度に外遊び)
  4. 服装を選びましょう。(ゆったりとした涼しい服装、環境に応じた衣服の着脱)
  5. 短時間でも車内に子どもだけを置いて離れない。

高齢者

熱中症患者のおよそ半分は65歳以上です。
加齢に伴う変化により、熱中症の危険が高くなります。
熱中症は、室内や夜間でも多く発生していますので、油断せず注意が必要です。

加齢に伴う変化

  • 体温を調節する機能が低下する
  • 暑さや、のどの渇きを感じにくくなる
  • 水分が失われやすくなる

高齢者の熱中症予防のポイント

  1. 喉が渇かなくても水分補給しましょう。
  2. 部屋の温度をこまめに測定しましょう。
  3. 室温が28度以上なら、我慢せずエアコンや扇風機等を使用しましょう。
  4. 1日1回汗をかく運動を行いましょう。

その他

  • 障害のある人
  • 持病のある人
  • 脱水状態にある人(下痢、発熱等)
  • 体調悪い人(食欲不振、寝不足、二日酔い等)
  • 普段から汗をかいたり運動をしたりしていない人

4.熱中症の予防方法

日常生活での注意点

暑さを避けましょう

  • 室内では、我慢せず冷房や扇風機を積極的に活用しましょう。換気も忘れずに。
  • 湿度の高い日は、除湿機能の活用や、扇風機で風の通りを良くしましょう。
  • 窓からの日差しを遮る。(すだれ、緑のカーテン、サンシェード等)
  • 服装はゆったりしたものにし、素材は通気性がよく吸湿・速乾性のものを。
  • 外出時は帽子や日傘を使いましょう。
  • 屋外では、人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合には、マスクは適宜はずすようにしましょう。
  • 暑い日は決して無理をしないようにしましょう。

こまめに水分を補給しましょう

  • のどが渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。
  • 1日あたり1.2リットル程度を目安に。
  • 水分は、お水や麦茶などのノンカフェインのものを。
  • アルコールやコーヒーは利尿作用があり、飲みすぎはかえって逆効果になりますので、避けるようにしましょう。
  • たくさん汗をかいたら、塩分や経口補水液等で補いましょう。
  • 入浴時や睡眠時も汗をかくため、入浴前後や睡眠前後も水分補給をしましょう。

暑さに備えた体づくりをしましょう

体を暑さに慣れさせることを、『暑熱順化』と言います。本格的な暑さに備え、日頃から汗をかく習慣をつけることで体が暑さに強くなります。

  • 暑くなる前から「やや熱い環境」で「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度の運動(ウォーキング等)。
  • 40度位のぬるめの湯船に、軽く汗をかく程度つかる。

(注意)運動や入浴時は、その前後に水分補給をし、体調に無理のない範囲で行いましょう。

急に暑くなる日に注意しましょう

人が上手に発汗できるようになるには、暑さへの慣れが必要です。
急に暑くなった日や、久しぶりに暑い環境下で運動や作業をする場合は、体が暑さに慣れていないため、熱中症に注意が必要です。

  • 可能な限り、こまめに涼しい所での休憩や水分をとりましょう。
  • なるべく無理のない範囲で、行動しましょう。

人それぞれの体調を考慮しましょう

その日の体調や暑さに対する慣れなどが影響します。

夏バテで低栄養や朝食欠食、二日酔いや寝不足の人は、熱中症になりやすくなります。
日頃から、規則正しい体調管理にも心掛けましょう。。
また一人ひとりが離れて住む家族や周囲の人の体調にも気にかけ、声を掛け合いましょう。特に高齢者や子ども、障害者などへは周囲が注意して見守るようにしましょう。

運動の注意点

スポーツ活動では、熱くなり始めの7月下旬から8月に多く発生しています。
しかし、暑さにまだ体が慣れていない梅雨時期でも、比較的熱中症が発生しやすいです。

対策

  1. 暑さ指数を確認し、環境条件を把握しましょう。  
  2. 休憩は30分に1回以上程度とり、冷たい水分を補給し、大量に汗をかいたら塩分の補給も必要です。
  3. 暑さに徐々に体を慣らし、体調の悪いときは無理をしないようにしましょう。
  4. 具合が悪くなったときは、早めに運動を中止して必要な措置をとりましょう。
  5. 日頃から、食事や睡眠をしっかり摂ることを心がけましょう。

熱中症の予防に暑さ指数(WBGT)を活用しましょう

暑さ指数(WBGT)とは、『気温』だけでなく、『湿度』『輻射熱』の3つを基に算出した指標です。
同じ気温でも、湿度が高ければ熱中症になりやすくなります。気温だけでなく、暑さ指数予測を活用して熱中症を予防しましょう。

下記のリンク先から、暑さ指数に応じた注意事項が確認できます。

5.熱中症になってしまったときの対処方法

現場での応急手当

熱中症を疑ったときは、現場ですぐに応急処置を始めることが重要です。
重症の場合は、迷わずに救急車を呼びましょう。

現場ですること

  1. 涼しい場所へ移動
  2. 衣服をゆるめる(ボタン、ベルトを外す)
  3. 体を冷やす(体に水をかける、脇や太ももの付け根を氷で冷やす)
  4. 意識があり、自力で飲水できる状態の場合は、冷たいスポーツドリンクなどを飲ませる。

応急処置のフローチャート

まわりの人が熱中症になってしまったら、落ち着いて状況を確かめて対処しましょう。

救急搬送フローチャートの画像

熱中症情報へのリンク

環境省

「熱中症予防情報サイト」

      「新しい生活様式」における熱中症予防行動

       熱中症警戒アラート発表時の予防行動    などが確認できます。

「前橋市の暑さ指数(WBGT) の実況と予測」

       本市の暑さ指数が確認できます。

「夏季のイベントにおける熱中症対策ガイドライン2020」

       イベント主催者向けに イベント運営上の工夫等が掲載されております。

 

気象庁

「熱中症から身を守るために」

      群馬県の気象情報 などが確認できます

 

前橋市からのお知らせ

   前橋市の 「まちの安全ひろメール」に登録すると、群馬県の熱中症警戒アラート発表時にメール配信にてお知らせします。

 

この記事に関する
お問い合わせ先

健康部 健康増進課 健康づくり係

電話:027-220-5784 ファクス:027-223-8849
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号
お問い合わせはこちらから

更新日:2022年06月28日