幼児期の歯の「セルフケア」

乳幼児期のおくちのケアについての動画配信しています

前橋市YouTubeにて乳幼児期からはじめるおくちのケアの動画
「はじめてのおくちさわり」、「歯ブラシ選びと磨き方」を配信しています。

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幼児期(0~5歳頃)の「セルフケア」について

歯が生える前からできること

赤ちゃんはおくちの周りを触られることに慣れていないと歯磨きしようとしても嫌がってしまうことがあります。

歯が生える前からお子さんのおくちの周りを、慣れてきたら頬の内側、歯が生えていないところの歯肉を優しく触ってあげましょう。

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歯が生えてきたらおくちのケアを

用意するもの

子供用歯ブラシのイラスト1

お子さん用の歯ブラシ

仕上げ用歯ブラシのイラスト2

仕上げ磨き用歯ブラシ

フロスのイラスト

デンタルフロス(歯と歯の間にすき間がない場合)

 歯が生えてきたら清潔な濡らしたガーゼタオルなどで歯の汚れをふき取ってあげてください。
 歯の丈が(5ミリメートルくらい)伸びてきたら歯磨きを始めていきましょう。

仕上げのイメージイラスト

(注意)お子さん用の歯ブラシをお子さんに渡してカミカミと噛んだりしたら「上手だね」といって褒めてあげて、その後に仕上げ磨きをしてあげましょう。

仕上げ磨きのポイント

歯ブラシの持ち方のイラスト
  • 歯ブラシは鉛筆を持つように持つ
  • 歯ブラシは小刻みに動かして磨く
  • 力加減は手の甲をこすってくすぐったいと感じるくらい
  • 上唇の裏にあるスジ(上唇小帯)に歯ブラシを当てると痛がるので下のイラストのように歯ブラシを持っていないほうの指でガードする
上唇小帯排除の磨き方のイメージイラスト

歯と歯茎をつなぐように付着している筋を”上唇小帯(じょうしんしょうたい)”といいます。

ここに歯ブラシが当たると痛がり歯ブラシ嫌いになってしまうことがあります。

人差し指で歯ブラシが当たらないように押さえましょう。

磨きの残しが多いところ

歯と歯ぐきの間のイラスト1

歯と歯肉の境目

歯と歯の間のイラスト2

歯と歯の間

奥歯の噛み合わせのイラスト3

奥歯の噛み合わせ

水分補給、だらだら食べにも気をつけましょう

 小さなお子さん用のジュースであっても糖分があり、むし歯になる可能性があります。
 甘い飲み物は哺乳ビンやマグの中に入れて常に飲めるようにはしないでください。上の前歯を中心に広がる重症なむし歯になることがあります。
 むし歯予防として普段の水分補給は甘くない飲み物にしましょう。
 時間を決めずにダラダラと食べているとむし歯になりやすくなります。ダラダラ食べもしないように気をつけましょう。

かかりつけ歯科医を持ち、定期健診を受けましょう

 乳歯は永久歯と比べてむし歯の進行が速く、気づいたときにはむし歯が広範囲に広がっていることがあります。
 乳歯のむし歯を放っておくと永久歯の色が黄色かったり、歯並びが悪くなる、永久歯もむし歯になりやすいなど永久歯に影響することがあります。

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 乳歯のときからむし歯をつくらないように定期健診を受けましょう。

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こども未来部 こども支援課 おやこ健康係

電話:027-220-5704ファクス:027-243-6474
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号
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更新日:2021年01月28日