平成29年度第3回前橋市社会教育委員会議

審議会名

前橋市社会教育委員会議

会議名

平成29年度第3回前橋市社会教育委員会議

日時

平成30年1月12日(金曜日)午後1時00分~3時00分

場所

前橋市議会庁舎 第二委員会室

出席者

安保議長、清水副議長、大森委員、森谷委員、高橋委員、太田委員、石川委員、酒井委員、荻野委員、黛委員

(学校・地域)
山口桃井小学校長、栗木桃井小学校支援協議会長

(事務局)
塩崎教育長、橋本教育次長、林指導担当次長、佐藤児童文化センター館長、小島総務課長、大館教育施設課長、川上学校教育課長、時澤青少年課長、小崎生涯学習課長、佐藤生涯学習課社会教育係長、事務局員(生涯学習課)

欠席者

川原委員、荒井委員

配布資料

会議の内容

(1) 開会

(2) 教育長あいさつ
   新しい体制で社会教育委員会議がスタートし、今年度第3回の会議となる。昨年度末に公民館やコミュニティセンターにおける社会教育の在り方について提言をいただき、少しでも提言に近づけるように考え取り組んでいるところである。
   前回は、総社公民館を会場として、公民館の現場ではどのような課題があり、どのようなことを考えているのかといったこと等についてお伝えしご意見をいただいた。
   今回は、コミュニティセンターの取組についてご協議いただく。今年度は、本庁管内のコミュニティセンターで少しでも社会教育事業を進めたいという思いで取り組んで来ている。その取組についてご報告をさせていただきながら、4月から始まる第一コミュニティセンターが、地域の拠点となり学校に併設されているというよさを生かしていくためには、どのように進めたらよいかというご意見もたくさんいただければと思う。
   今日の会議には、桃井小学校の山口校長先生と桃井小地区の学校支援協議会の栗木会長さんにもお越しいただいている。本日は、第一コミュニティセンターの事業を進めるに当たって、学校の代表、地域の代表として一緒に考えご意見をいただければと思う。
   第4回の会議では、第1回の会議の中でお願いした前橋市の取組についての評価をいただければと思う。本日は、第4回の会議に向けて具体的な事項についてご意見をいただければと考えているので、よろしくお願いしたい。

(3) 議事(発言要旨)

1.各コミュニティセンターにおける取組について

(安保議長)
   それでは、各コミュニティセンターの取組について事務局より説明をお願いしたい。

(佐藤社会教育係長)
   資料に基づき各コミュニティセンターにおける取組について説明を行う。

(安保議長)
   平成29年3月の提言を受けて、各コミュニティセンターにおいて社会教育事業の充実に向けた取組が実践されている様子がよく分かった。情報交換会や研修会、講座等しっかりとした取組が行われていると感じた。説明があったことを踏まえ今後どのようなことが有り得るのか、検討していければと思う。
(清水副議長)
   専門職員を1人配置して、どのような事業をどのように作っていくのかということについて、コミュニティセンターの職員が学んで来ていると感じる。基本的な行事の組み立てについては、利用団体が自主的にやるべきことだと思うが、社会教育の拠点としての在り方を具体化していくという点で、年間をとおして進めて来ている。事業の作り方・広報の仕方など汎用性がなければならないが、仕様書をきちんと作成し仕様書に基づいて具体的な取組がなされ共有化されているので、各コミュニティセンターの活動が活発に展開されつつあるように思う。年間をとおした取組の質をこれからどのように高め汎用性があるものにしていけるかが課題となる。各コミュニティセンターが共通性を持ちつつ独自性を発揮していくことが大切であり、住民の活動や利用団体の動きと繋がり始めることにより、生きたものになる。
   新しい取組やこれまでの取組の見直しについて感謝を申し上げる次第である。
(大森委員)
   質問だが、各コミュニティセンターに1人ずつ専門職員が配置をされているのではなく、コミュニティセンター全体に1人配置されているということでよいのか。
(小崎課長)
   専門職員は、生涯学習課の社会教育係に1人配置されている。専門職員を中心にチームとして関わりを持っている。コミュニティセンターには、コアになる職員が1名と午前・午後に各1名の臨時職員がいる形となっていたが、仕様書を変更し一緒になって取り組むための意識づくり、意欲づくりを図るために研修を行ってきた。
(森谷委員)
   コアになる職員の採用や入れ替えはどのようになっているのか。29年度のコミュニティセンター職員の研修はよくできていると思うが、同じレベルで同じことを続けていっても仕方ないので、職員の入れ替えと研修プログラムをうまく連動させていくとよいと思う。
(清水副議長)
   第一コミュニティセンターについていえば、専門的な役割を担う職員の働きは非常に大きなものがある。どのような経験を持っているのかといった点が、かなりポイントになってくると思うが、その点についてはどうか。
(小崎課長)
   先程ご覧いただいたように、第一コミュニティセンターは桃井小と共用となる部分がある。桃井小と連携した使い方が必要となるが、いきなり指定管理者でとなると円滑に進まないことも考えられる。第一コミュニティセンターのエリアには、桃井小地区だけでなく、南部の南町や六供町等も一中地区として含まれている。いろいろな仕掛けが考えられるので、コアとなる職員は直営の職員として再任用等の職員を活用して進めていきたいと考えている。
   コアの職員の入れ替えについてだが、指定管理者が運営しているところは、指定管理者が雇用している。今年度研修を受けた職員は、3.4年の経験を積んだ職員である。これまでの考え方の枠を取り除くことが、今回の主な目的であった。午前・午後の職員は4~5人でローテーションを組んでいるが、非番であっても研修に参加できる場合は出席をしていた。
   来年度は研修のレベルアップを図るとともに、この基礎研修を受けてない臨時職員にも参加してもらい、誰でもこのような取組ができるようにしていきたいと考えている。
   コアとなる職員については、5時間の勤務となっているが、これについても来年度の見直しに向け、ご協議いただいているところである。
(塩崎教育長)
   これまでの課題として、コミュニティセンターが地域のことを知りコーディネートしていくのは難しいということがあった。今までは、コミュニティセンターが講座を開催するということは考えられなかった。本来は地域の課題を見つけ出し講座を開催するが、すぐには辿り着けないので、今年度はこのようにすると講座を開催できるということを体験してもらったということになるかと思う。来年度以降は、森谷先生がおっしゃったようにこの研修をどのようにしていくのかということが、大きな課題になると考えている。その地域に合ったものを実施したり、講座で実施したことを踏まえ地域の人に働きかけたりし、新しいことに取り組んでいけるとよいと思っている。
(佐藤児童文化センター館長)
   地域のコミュニティセンターが、それぞれの地域の地域づくりの核になるのがよいということでいろいろな仕掛けを行って来た。コアとなる職員と配置されている地域担当専門員がうまく連携をとれればと考えていた。仕様書の中にも地域担当専門員との連携が掲げられていたが、実際のところはどうであったのか。
(小崎課長)
   地域担当専門員は、市民部の生活課において配置されている職員でコミュニティセンターの事務所内で事務を執り行っている。これまでは、コミュニティセンターと直接関わっていなかったが、地域のニーズを捉える担当ということで講座を開催する際に地域担当専門員の意見も取り入れた。第三コミュニティセンターについては、地域担当専門員は同じ建物内にいたがスペースの問題があり、別の部屋にいた。そのため予算付けをして部屋の改修工事を行い、同室で事務を執れるようにした。事務室に自治会の役員が訪れるので地域に関する情報を共有できるようになった。コミュニティセンターの講座も社会教育講座を実施するだけでなく、文化祭を共催で開催し関わる度合いが高まった。地域住民から評価の言葉をもらうとそれが自分自身の喜びに変わっていったということもあった。知の循環、喜びの循環が起き始め上手く回り始めているので、これをもとに取組を進めていきたいと考えている。
(安保議長)
   提言の肉付けが具体的になされ、今後の展開がますます期待されるところであると感じた。

2.第一コミュニティセンターに対する期待等について

(安保議長)
   では、続いて第一コミュニティセンターに対する期待等について議論をしていきたいと思う。まずは、お越しいただいた山口校長先生からお話をいただければと思う。
(山口校長)
   平成28年4月に桃井小と中央小が統合し新しい桃井小となった。このときから桃井小の校長として着任している。
   統合に際し目指す学校像としては、「地域住民の理解・協力をもとにした学校づくり」とした。これはどこの学校でも言われていることであるが、統合ということでこの点の意識を特に高めて学校を作っている。地域との関係は、桃井小地区、中央小地区のそれぞれの特徴を生かしながら学校づくりをしていきたいと考えた。第一コミュニティセンターや放課後児童クラブ等が併設された学校となり、桃井小は前橋版コミュニティ・スクールのリード役としての使命があると認識している。
   平成28年8月の学校支援ボランティアの会議において、大森先生がボランティア関係者に向けて講義をされた際の「地域の人も主体となって子どもの学びに入って行く」という言葉を受け、その理念の下に学校支援協議会が発足した。この会は、国でいう学校運営協議会の前橋版として設置をしたものである。目的としては、子どもが育つことをとおして人々の交流も豊かになる学校づくりを目指すということである。
   桃井小には「桃園ひびき会」という本校の特徴となるものがある。旧桃井小には「桃園会」旧中央小には「ひびき会」という元PTA本部役員の方、管理職をされた方々の応援部隊があった。統合を機に「桃園ひびき会」として再結成された。地域住民でPTA本部役員であった方の中で、元桃園会から1人、元ひびき会から1人、代表者として学校支援協議会に入っていただいている。栗木会長は、桃園会代表としてお入りいただき、現在会長をしていただいている。それぞれの地区から自治会長お二人にもお入りいただいた。さらに、ボランティアコーディネーターをされていた方、現在ボランティアをしていただいている方々の代表、遊び場指導員、PTA本部役員、学校の職員等で会を構成し、一昨年の9月に発足し昨年度は3回会議を開催した。今年度の会議は5回の予定で3回終了したところである。
   学校支援協議会の機能の一つは、これまでの学校評議員のような学校運営についてのご意見をいただくということである。特に地域との連携や教育活動の支援に関することについて意見をたくさんいただければと考えている。もう一つの機能は、行事の運営支援をしたり、ボランティ活動の中心になったり、授業支援を行ったりするということである。さらに、人材発掘・活動の企画という点が大きな機能であると考えている。第一コミュニティセンターの役割も明確になってきたので、協働するための機能として大きな役割を果たしてもらえるものと期待している。第一コミュニティセンターについては、学校に通っている子ども達や子ども達を取り囲む人達を巻き込んで、何を行っていくのかということがとても重要になると感じている。
   学校支援協議会がスタートした頃の意見としては、「桃井小の学区は社会的インフラが非常に充実しているので、コミュニティ・スクールを進めるに当たって非常に恵まれている」「人的・物的・文化的なインフラがたくさんある」といったことがあった。現実的な意見としては、「町内会ごとにいろいろな行事を行うが人が集まらない」「育成会がない町がある」「町を越えた交流ができなかったが、これを機に可能となるかもしれない」「学区外の児童との交流が学校以外でも深まるのではないか」「保護者が中心となって進めている読み聞かせや“英語で遊ぼう”等のボランティア活動を地域を巻き込んでどのように行っていくのかが課題である」等の話をいただいた。コーディネーターを誰がやるのかといったこともあったが、「やってみてよければ次々に参画していくだろう」という意見もいただいた。
   現実的な話として、コーディネーターをどのようにしていくのかということがあった。やはり、それぞれに得意分野があるので、得意分野の代表と学校あるいは学校支援協議会が窓口となって繋がっていくのがよいのではないかと考えた。例えば商店の学習では、商店街で働いている方の代表者にお願いしてコーディネートしてもらうということが現実的であり、ここに第一コミュニティセンターの常勤の方に加わってもらうとさらによいと考えている。
   地域の活動の創造という点からは、「子どもと大人が無理なく関われる事業を土日にできるとよい」「今まではPTAが中心となって行って来たものが非常に多かった」「PTA役員をされていた方達に関わっていただくとよい」という意見も出ていた。これからは、特に「地域が主体となって行う活動が盛んになれば良い」「第一コミュニティセンターの公民館的機能を活用する」「学校支援協議会と第一コミュニティセンターで地域と子どもたちを巻き込んだ企画を行っていけるとよいのではないか」という意見があった。この点については、特に土日の学校の教育活動以外のことを考えると中心になってくるのではないかと思う。
   来年度からの展望として、第一コミュニティセンターの常勤の方と連携して施設を有効活用させていただくことを前提として考えられることは、まず、学校における「学びの充実」ということがある。内容の充実としては、地域人材の活用による内容の深まり、子どもの興味関心の高まり、学習意欲の向上、本物に学ぶ、郷土学習的な地域そのもののよさを学ぶということがある。
   担任一人の指導ではなく、よりきめ細かな指導や支援によって学ぶ方法が充実するということもある。これは学校支援センターとしてどの学校でも取り組んでいることではあるが、これにプラスし地域活動における学びの充実として、土日または下校後に地域の人材から興味のあることを学ぶ、親子で学ぶ、気の合った子同士で学ぶといったことが実現できると考えている。放課後児童クラブが出来たので、下校から放課後児童クラブの活動までの間にも、つなぎで何か学びができるのではないかと思う。このような取組により豊かな人の交流が生まれ、地域の活性化にもつながっていくのではないかと思っている。いずれにしても、これまでは、子どもたちにとって土曜日・日曜日に公民館に行くということには少し抵抗があったかもしれないが、これからは、自分の学校に行くということになり桃井小の子ども達にとっては、価値観の転換、学校像の転換になるのではないかと思っている。
   将来の目指す理想像として、「桃井小の子ども達は、このようなよさやこのような課題がある」ということをいろいろと話し合って企画を立て反省をし改善していくサイクルが生まれればと考えている。
   第一コミュニティセンターは、広く一中地区の子ども達が活用できる場とならなければならないが、まずは、桃井小としてどのように考えているかということをお伝えした。今後に向けては、子どもが学びによってどのようになっていくのかということをしっかりと見て、つかみ、実現していくことにより子どもが育ち地域の方々との交流が豊かになっていくことを目指していければよいと考えている。
(安保議長)
   詳細にお話をいただきよく理解できた。これまで社会教育委員会議では「越境」という言葉を使ってきたが、壁の一つ向こうにはコミュニティセンターがある、身近なところにコミュニティセンターがあるというのは画期的なことだと思う。
(大森委員)
   山口校長先生の話を伺い新しい発見があったのは、学校に行こうと思ったらコミュニティセンターに行っていた、あるいは、コミュニティセンターに行こうとしたら学校に行っていたということである。このことがとても画期的なことだと感じた。下校後の在り方・過ごし方が問われているが、県の調査では下校後遊ばないという回答が増えている。一度家に帰りコミュニティセンターに行くということの壁の低さを考えると、非常に面白いことだと思う。物理的な一体感が世代の一体感を生み地域で子どもを育てていくということにつながるのではないかと思う。今日明日の話ではないが、わくわくするような感覚を覚える。
(安保議長)
   新しい器が新しい教育を育み、大いに期待が持てると感じた。お越しいただいた栗木会長からもお話をお聞かせいただければと思う。
(栗木会長)
   期待感がたくさんあったが、最初は具体的にイメージをすることができなかった。試行錯誤しながら意見を集約していっても、それでよいのか分からないということもあった。
   桃井小地区は昔から図書館を始めとして様々なインフラがあったので、何となくイメージすることはできたが、どうしたらよいかとなると我々の力だけではどうにもならないということがあった。組み立てていく側に専門的な人がいないとまとまらない。1つの点や線では協力をすることはできるが、1年間をとおしての面ということになると専門性が必要となる。学校支援コーディネーター的な人はいるが、自分の子どもが卒業するとだんだんと学校から離れていく。そのような状況の中で、嘱託職員のような人を配置してもらえるという話が出てきた頃から、私達の意識は変わってきた。そのような人がいれば、いろいろな分野のコーディネーターがさらに発展をさせていくことも可能ではないかという考えに至った。
   前回の学校支援協議会では小委員会を作って進めた。人的・物的なインフラが多数あり何とかなるという感覚はあるが、焦らずに月に1回、あるいは年に10回という話からスタートし、実績を積み重ねながら歩んでいければと考えている。まだ、4月からすぐにというまでには至っていないが、上手くコーディネートしながらやっていけば、何とかなるのではないかと思う。
(安保議長)
   芽吹きの象徴としての前橋モデルに今後なっていくと思われる。協力し知恵を出し合って育んでいければと思う。
(荻野委員)
   今日はじめて見学をさせていただいたが、随所に伝統を感じる造りになっていた。
   また、光や風等の自然を取り入れた工夫も多く見られ、子ども達をのびのびと育てていく努力がなされていると感じた。学校内部だけでなく学校とコミュニティセンターとの交流等、いろいろなものが芽生えることと思う。
   ボーダーレスということでマイナス面も気をつけなければならないが、その点は運用面でということになるかと思う。
   公民館とコミュニティセンターとの関係もボーダーレスとなり、その点も関心があるところである。
(酒井委員)
   体育畑からすると、体育館など非常に恵まれた環境であると感じた。存分に体を動かしてもらえればと思う。
(石川委員)
   見学をさせていただき、私もボーダーレスな印象を受けた。山口校長先生からも話があったが、最初は大人が子ども達に向けて活動を行っていくことになるかと思うが、数年もすると大人が子ども達からいろいろなものを吸収して、双方向の知恵が結ばれていくのではないかと思う。一緒に活動する中で、子どもがこのように伸びていくということを感じ、次は子ども達とこのようなことを作っていこうとすることが可能となり、一方通行ではない場になるのではないかと思う。とても期待しているところである。
(黛委員)
   今日見学をさせていただき、コミュニティセンターの敷居を一気に下げたという気がした。最先端のモデルになっているのではないかと思った。小学校に併設をされ共有スペースがあるので、学校の先生もコミュニティセンターに関する知識が必要となり、コミュニティセンターの研修プランに関わったりする必要も出て来るかと思う。研修内容は、安全面も含めた様々な要素を取り入れていってもらえればと思う。地域のハブになる場所であるので、非常に期待を持って見ている。
(安保議長)
   コミュニティセンターが併設されているということで、先生方の意識も変わっていき、児童と共に地域と解け合っていくことが期待される。
(太田委員)
   PTAの立場からすると学校支援の組織をPTAだけでなくOB・OGを巻き込んでという点がとても心に響いた。現在はPTAの在り方が問われる時代となっている。PTA行事が大変である、面倒であるという理由で削減をされて来ている。バザーは利益が上がり子ども達も楽しんでいて、地域の方にも来ていただいているにも関わらずなくなる傾向にある。こうした中、学校とPTAと地域が連携し進めていることに対し熱くなり、羨ましさも感じた。保護者代表として見てもいろいろと希望が持てると思った。
   小学校で不登校となり中学校でもそのまま継続してしまうということがあるが、コミュニティセンターを利用することにより、そのようなことも少なくしていければと思う。対先生、対親だけでなく、地域の方と関わることによって改善していけるのではないかという期待を持っている。(高橋委員)
   とても素晴らしい施設の中に様々な工夫があり、子どもの新しい学び合いや地域の活性化に繋がることを想定して造られていると感じた。
   学校支援協議会が動き始め、桃井小地区の財産を活用しながら子どもの豊かな学びを作っていこうとしている。子どもの豊かな学びを作ると大人の学びも当然高まることを想定している施設であるように感じた。
   学校の中にだいぶ地域の方が入って来てはいるが、まだ、子どもの学びも親の意識も学校の中にある。これから桃井小が前橋の学校のモデルとなるには、学校外での学びを充実させていかなければならない。豊かな力を育むには、学校の中だけでは狭いと感じる。子ども達の外への積極性が足りないと思う。
   国際交流協会が開催した会に参加したことがあった。海外派遣を経験した子ども達が手伝いに来ていたが、関わりを見ていると一生懸命さを感じるが、積極性をもっと身につけていければと感じた。そのような積極性を育てる場は、学校だけでなく外に子ども達が出ることにより培われていくものだと思う。それが地域で子どもを育てることに繋がり、地域が活性化することになる。今日見学をさせていただいたが、その点を十分に想定して造られていたので、それを実現するように進めてもらえればと思う。
   子どもが学校とあまり関わりがなくなったような人達が活躍していく社会が、子どもが育つ社会になると思う。たくさん働きかけや関わりを持ってもらえればと思う。
(清水副議長)
   桃井小と中央小が一つとなり期待度が高く、他にはないコミュニティ・スクールが作られていくことになるかと思う。
   地道な問題と現実的な問題と地域全体の課題が語られてここまで進んで来たと思う。今までのコミュニティ・スクールは、トップダウンであった。制度や仕組みについても28年度から語り合って来ていて、素晴らしいと思う。ぜひ、桃井小としてのコミュニティ・スクールを作ってもらえればと思う。施設だけでなく、地域にも素晴らしい人材と物がある。培ってきた教育力も残っている。今までのコミュニティセンターとも異なるものとして自信を持って進めていただければと思う。最初は上手くいかないことがあっても、これまで積み上げてきた土台をもとに、どのように発展させていくのかということを考えてもらえればと思う。
   土日の活動ということもあるが、土日にこだわらないことも一つであるかと思う。できる時にできることをできるだけ、地域素材を使って作り上げる地域力がある。土日も大事な基盤であるが、学校経営を進める上では、こだわらなくてもよいのではないかと思う。これから、スパイラル的に高めていくとすれば、コーディネーターだけでなく客観的な立場から総合的に意見をもらう体制を築いていけるとよいと思う。そういう点で、群馬大学と前橋市は連携協定を結んでおり、教職大学院の学生を活用していくという連携も学校や学校支援協議会が求めていってもいいと思う。そのようなことを進めていけば、既成のコミュニティ・スクールとは違ったものができるのではないか。
   子どもの動線を考えただけでも様々なことが展開でき、大人の動線と繋がり合うことにより一つの活動となれば、大人の生きがいにもなり子どもの学びの深まりも出てくるのではないかと思う。大変だと思うが苦労したことは無駄にならないという考えの下、進めていただければありがたいと思う。
(森谷委員)
   第一コミュニティセンターと桃井小の望ましい姿を言葉で上手く表現するのは難しいが、イメージとすると子どもが時間のある時に「学校に行って来る」と言うとする。この場合の学校は、学校教育の枠組みではなく、学校の区画を指す。学校で勉強することもあるが、地域の方と話をしたり、かわいがってもらったりということがあの区画内でできればよいと思う。なぜそのようなイメージを持っているかというと、笠懸の公民館では、雨が降ると「誰かいるので公民館へ行こう」となる。今は、山形県の庄内を調べているが、やはり公民館が村人の茶の間となっている。同様に桃井小地区の人々が子ども時代に、先程言ったいわゆる「学校」というものを体験すると、区画一帯が茶の間として機能し始めるのではないか。放課後児童クラブも保育所も全部含めて「学校」と呼んで人々が集うというイメージが、桃井小と第一コミュニティセンターについては持てるかと思う。
(安保議長)
   小さい頃街に行くとわくわくする高揚感があったが、これからは学校に行ってくるということで同じようなことが起きればよいと思う。
(清水副議長)
   桃井小の楽しいキャッチフレーズを作って見てはどうか。一つの例だが、伊勢崎の北小は「街が学校、学校が街」というキャッチフレーズを持っている。模倣するということではないが、皆さんが集まり地域の拠り所となるようなものを考えてもらうこともよいと思う。森谷先生がおっしゃっていたゾーン全体で楽しめるようなキャッチフレーズができるとよいと思う。
(安保議長)
   山口校長先生と栗木会長さんにご出席いただき、大変充実した会議となった。心から御礼申し上げる。
(塩崎教育長)
   本日は、ご出席いただき重ねて御礼申し上げる。コミュニティセンターも含めた桃井小の夢が膨らみ、大変ありがたいことであると思っている。
   桃井小を計画する前に、学校と公民館が一緒になった施設や学校と図書館が一緒になった施設を視察して来ているが、あまり上手く機能していないと感じた。施設はできても中の交流が上手くいっていないようであった。それ以上行くと怪我をするので子どもは行ってはいけない、施設の人はここまでしか使用できないということがあり、そのような制約があると上手くいかないのではないかと思う。
   桃井小の取組として、これから子ども達をどんどん交流させていこうとする姿勢をいただけたことが、今日の話し合いで一番良かったと感じている。怪我をしては困るということもあるが、地域の方々と学校教育の中でも外でも繋がっていくためにこれからもご助言をいただいたり、アイデアをいただいたりできるとありがたいと思う。先生方や子ども達、地域の意識が上手くスタートすれば、通級指導教室や保育所もあり、近くには外国の方が通う学校もあり、消防の施設も出来るということで、子ども達が多様な方々と触れ合う土台ができる。その土台をぜひ来年度から上手く築いていけるとよいという思いがある。今日の見学で終わりではなく、今後もいろいろと交流できるようにご助言をいただければと思う。

3.各公民館・コミュニティセンターの今年度の取組の評価について

(安保議長)
   では、各公民館・コミュニティセンターの今年度の取組の評価をどのようにしていくのか、お考えをお聞かせいただきたいと思う。各種の取組が充実をして来ていると感じるが、次回の会議に向けご意見があればお願いしたい。
(清水副議長)
   会議の中で触れた内容を中心に進めていけばよいのではないか。
(森谷委員)
   前回の会議で、各公民館のコミュニティデザインを見せてもらったが、今日のコミュニティセンターの資料には、地域課題が明示されていた。この方向性が大変よいと思うので、今後もそのようにお願いできればと思う。
(安保議長)
   各公民館の社会教育事業がどうあるべきかということについて情報交換や情報共有をする中で、今後に向けていろいろな可能性が感じられる。29年度の取組が充実してきているということは、皆さん感じていることであると思う。
(小崎課長)
   コミュニティデザインについていろいろとご意見をいただいたり、コミュニティセンターの取組について皆様からいただいたご意見を取り入れたりして、ここまで来ることが出来たと感じている。今後については、公民館の機能も含めて充実をしていきたいと考えている。公民館で行われている講座を評価し易くし、行われていることを見える化していければと思う。例えば、どこの公民館が講座で何を重点としているのか一目的に分かるように、現在検討しているところである。これらのことについても、今後見ていただきながら、評価をいたければと思う。
(安保議長)
   では、次回の会議で今年度の取組の評価を行うのでよろしくお願いしたい。本日の協議はこれまでとする。

(4) 連絡

   ・第4回社会教育委員会議の日程について
   ・平成30年度中部地区社会教育委員研究集会について

(5) 閉会

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〒371-0023 群馬県前橋市本町二丁目12番1号 K'BIX元気21まえばし 3階
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更新日:2019年04月25日