地域再発見 本町一丁目一等水準点

(注意)このページは、前橋市が各地区に設置している地域担当専門員が、地域の行事に参加をした内容をまとめ、作成したものです。
なお、地域担当専門員は、地域の主体的な活動を支援する役割を果たし、また地域と行政のパイプ役を果たす事を目的に設置されています。

こんな所に不思議で大切なものを発見

 各町、各地域には、少し気をつけて周囲を見回してみると身近なところに、知っているようで、知らない隠れた史跡、文化財、伝説などがまだまだ沢山あります。
 普段当たり前に感じているものが、他の地区から見ると素晴らしく思えるものが、どこの地域にも必ずあります。
 そのようなところを改めて知ることにより、地域の良さを再認識でき、町、地域への愛着も増し、地域の活性化につながることと思われます。
 今回は、本町一丁目4の歩道上にある一等水準点を訪れました。

 本町一丁目4の大手損害保険会社の北側の歩道上に可愛らしいラッコを図柄に画いた溝蓋のようなものがあります。溝蓋には一等水準点と記されています。
 このことを知ったのは、桃井地区地域づくり協議会の地域を知ろう部会主催のウォークラリー大会の下見に行った際です。地域を知ろう部会では、地区住民に地域のことをより一層知ってもらうことと、健康増進のために、地区内に複数のチェックポイントを設けてウォークラリー大会を開催していますが、この回のポイントの一つがこの一等水準点でした。

 当時の地域を知ろう部会長さんから、地区内にある一等水準点のことを伺い、存在を始めて知りました。今まで元気21から市庁舎まで何回となく往復をし、通った歩道ですが、目にしたのは始めてでした。
 そこで一等水準点のことを少し調べてみました。
 水準点とは、高さの測量を行うとき基準になるものです。全国の主な国道又は主要地方道に沿って約2キロメートルごとに設置してあり、この水準点を使用することにより、土地の高さを精密に(ミリメートル単位)に求めることができるそうです。
 これらを基に各地の高さが測られます。

 国の水準点の高さを定めるため、明治24年(1891)に「日本水準原点」が設置され、原点の高さは平成23年10月21日以降、24.3900メートルです。この日本水準原点は東京都千代田区永田町1-1(国会前庭北地区内(憲政記念館付近))にあります。
 水準原点のあるこの地は、山の手の台地で、原点の礎石は、地下10メートルあまりの強固な地層から築いてあるので、甚だしい地盤沈下を起こすおそれはないといわれています。

 水準点には基準水準点のほかに一等から三等水準点の4種類あります。令和2年4月1日現在の点数はつぎのとおりで、三等水準点は統計が得られていないので不明とのことです。
基準水準点 84点
一等水準点 13,339点
二等水準点 3,309点
合計 16,732点

 全国に84ヶ所ある基準水準点は群馬県内では、安中市松井田町に一ヶ所あるだけです。標高(メートル)は271.10メートルです。
 そして、全国に13,339ヶ所ある一等水準点のうち10ヶ所が前橋市内にあり、平成の大合併以前は、この本町一丁目と東地区1ヶ所、桂萱地区の3ヶ所の計5ヶ所だけのようでした。

 ですから、いわゆる本庁管内(旧市)には、ここだけのとても貴重で重要なものが本町一丁目には存在しているのです。
 町内の方、地区の方でこの歩道上を通られる時には、ちょっと足を止め、足元をご覧になっては、いかがでしょうか。可愛いラッコが微笑んでいます。
 なお、水準点に関しては、図書、WEBサイトなどの受売りですので、ご注意願います。

(一等水準点)

(一等水準点)

(一等水準点)

(一等水準点)

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更新日:2021年01月26日