下川淵地区地域づくり推進協議会(平成30年度)
「環境部会」、「文化部会」、「福祉部会」の3つの部会の活動により、下川淵地区住民の交流をより深め、安全で安心して暮らせる地域づくりを進めます。
平成30年度の活動内容
(1)環境部会
1 オープンガーデン
オープンガーデンは、個人の庭や町内の花壇を開放して、多くの人に見ていただくものです。開設希望者を募り、庭園の写真と簡易地図を掲載したパンフレットを作成、全戸配布し、地域の皆さんに巡ってもらうよう企画しました。花をきっかけに人が触れ合い、人と人とのつながりをつくります。実施期間:5月1日~5月31日


2 トライアングル・フェスタ2018(花苗の販売、寄せ植えコンテスト、花の写真展)
開催日
5月26日(土曜日)
会場
横手わせだ緑地公園
内容
トライアングル・フェスタ(花まつり・のびゆくこどものつどい・ふれあい広場)にて寄せ植えコンテスト、花苗の販売、花の写真展を行いました。今年も晴天に恵まれ、大勢の人で賑わっておりました。

寄せ植えコンテストの様子

花苗販売の様子
3 花の里親
地区文化祭において花の苗を販売して、各家庭の庭や空き地に植え育ててもらい、地域の環境美化に努めます。それによって花づくりをしている人どうしのコミュニケーションを活発にします。
4 クリーン作戦
きれいな町で住みよい環境づくりを目指して、クリーン作戦を実施します。
開催日
3月9日(土曜日)
内容
総勢60人が参加して、公民館を基点に東側・西側に分かれて、北関東自動車道の側道を清掃しました。
参加者には素敵な花苗をプレゼントされ、子どもさんにも参加賞が配られました。


5 花のある町づくり事業・アナベルの里づくり
各町に花苗を配付して町公民館で花を育ててもらい、地域の環境美化に努めます。花を通して、地域の人びとのコミュニケーションを図ります。地域緑のまちづくり事業から助成金を受けてアナベルの自治会や公民館に植樹しました。


(2)文化部会
平成19年に地区を挙げて作った「下川淵カルタ」を大事な文化資源として、引き続き文化部会事業の中心にすえます。多彩で幅広いさまざまな活動をとおして、すべての住民生活の高揚を図り、心豊かなより魅力ある地域づくりを進めます。
1「カルタの日」記念イベント 第8回カルタウォーク
開催日
12月9日(日曜日)
コース
「カルタを歩こう」マップ 東コース(力丸町・徳丸町・房丸町)
内容
12月9日(日曜日)「カルタの日」記念の第8回カルタウォークが実施されました。北風の冷たい日でしたが好天に恵まれ約60人のみなさんが参加しました。公民館を出発、南下して先ずはヘリポートまで歩き、ヘリポートでは役割や展示ヘリコプターの紹介など所長さんから説明を受けました。ホールには昨年夏のヘリコプター事故の犠牲者の祭壇も設けられていました。樋の滝伝説、屋敷堀、善光寺、英霊殿などの文化に触れ、下川淵小学校では、校長先生からエノキとオオムラサキの関係の話を聞き正午前に公民館に戻りました。公民館では食生活改善推進員さんが作ってくださった「おきりこみ」を参加者全員でおいしくいただき地域の食文化にも触れました。
(注意)「カルタの日」とは・・・平成19年にカルタ完成発表会を行った12月第2日曜日を「下川淵カルタの日」と制定しました。
2 第9回下川淵カルタ大会
開催日
1月27日(日曜日)
会場
下川淵公民館 和室
内容
大寒の朝、昨晩はうっすらと雪も積もりましたが、選手達は元気に集合してきました。午前8:30予定通りに開会式が行われ地域づくり推進協議会関安信会長とカルタ活用委員会根岸 輝治会長から激励の挨拶を受けて、昨年度の優勝チーム新堀町(一般、小学校低学年)と下川町(高学年)から優勝杯が返還されました。今年度の参加数は3部門合計で27チーム81人です。会場ではルール説明から始まり、寺家の角田奨励員の読みで小学校低学年の部から試合は開始されました。選手は絵札を見つめ、審判の目も光る中試合は順調に進み、準決勝、決勝と進む中いっそうの盛り上がりを見せました。全試合が終了して表彰式に移り、結果発表、表彰、講評と進み全日程が11:30に終了しました。
優勝チームは次の通りで、新堀町が2部門で優勝しました。小学校低学年の部 新堀町 小学校高学年の部 新堀町 一般の部 亀里町矢島


3 第10回下川淵カルタ・アート展
開催日
1月25日(土曜日)~28日(日曜日)
会場
下川淵公民館ホール、会議室、ロビー等
内容
幼児から大人まで多くの方が会場を訪れ作品を鑑賞しました。出品で目立つのは小中学生作品で特にカルタで一句五七五が圧倒的に多く416首に及びました。展示初日、下川淵保育所のかわいい見学者約70人が見学に来ました。作品「すがたゆうゆうあかぎやま」はちぎり絵と園児の顔の自画像も貼ってで赤城山を表現し、「みんなでお絵描き自分の笑顔」がテーマでした。
一般の参加では短歌、俳句、水墨画、寝相アートなど。中でも絵手紙の会の亀甲文字13点と和柄をテーマとした作品集が目立ちました。下川淵カルタに思いを寄せていただきそれぞれの特技で作品に仕上げていただきました。
広報誌部門には「下川淵アイアイ」力丸町の「力丸だより」「パソコンお茶会」などがシリーズで展示され、地域や町の活動の様子がよくわかりました。


4 下川淵カルタブックレット
「前橋市では誇れる先人、素晴らしい自然、埋もれた歴史のすべてを後世に語り継ぐため、前橋市ブックレットを創刊します。」とブックレット創刊の辞に述べられ、すでに17号まで刊行され下川淵カルタブックレット」は18号でカラー版になります。
創刊の趣旨に添い、ブックレット編集のために下奨連では組織を上げて取り組むとともに前橋市市民学芸員にも参加を求めて14人の編集委員会を組織をしました。先ずは、個々のカルタの札に詠まれた背景を検討して編集に取り組みました。「下川淵村誌」をはじめとした資料を集めるとともに関係者からの聞き取り、写真の収集、現地調査にあたりました。
昭和29年下川淵村は前橋市に合併し、これを機に村の記録として「下川淵村誌」は昭和33年に刊行されました。今回のブックレット編集を機にあらためて読み解くと内容が充実し貴重な記録文書であることが分かりました。編集にあたっては、村誌の記録や写真を参考に、文面にも生かしました。清水孝雄著「戦後50年の記録」~前橋市下川淵地区~等も参考になりました。
平成29年6月を第1回目として3週間に1回程度の編集委員会を開催し、平成31年4月の時点で編集委員会は30数回に及び、魅力あるブックレット作りに努めました。編集にあたっては前橋学センター長の手島 仁先生の指導を折々に受けてきました。
今回、令和元年5月1日に刊行される運びとなり、国を挙げて新しい年号がスタートするその日に刊行されることの意味を改めてかみしめたいと思います。編集委員会では「下川淵カルタを活用した郷土読本」と位置付け、下川淵地区に役場のような行政主体がない中で、十分とは言えませんが第2の「下川淵村誌」ともいえる内容にと意気込んで来ました。3月の集計時点で、すでに450部の予約がありました。
今後はこのブックレットを一層広く紹介し、多くの方に購読していただき、下川淵地区の魅力を発見していただくとともにこの冊子を活用した魅力ある下川淵地区の地域づくりに貢献したいと考えています。
5 カルタクイズ
5月のトライアングルフェスタ2018や11月の文化祭において、カルタクイズを行い下川淵カルタの普及に努めました。
(3)福祉部会
テーマ「住みよい福祉のまちづくり」
下川淵地区地域づくり協議会福祉部の活動は、下川淵公民館会場の 「子育てサロン」の開催と下川 淵地区14町での 「ふれあいサロン」ピンシャン元気体操と、各町の自治会役員 ・サロンスタッフによる 「見守り・支えあい会議」が開催 され、 明るく生き生きとした「住みよい地域づくり」への活動が推進されています。
1 既存の子育てサロンの充実
下川淵「子育てサロン」は、主催者の下川淵地区民生委員児童委員協議会が保健推進員会、更生保護女性部、おはなしの会「もこもこ」の皆さまのご協力をいただ き、下川淵公民館の和室を会場として月2回(第2、第4の木曜日)開催しております。
会場の準備 、おもちゃの搬入、受付準備等々、受け入れ態勢を整え、多くの子供たちを迎えるべく期待を膨らませて10時の開催時間を待っております。
子どもさんの中には、毎回休みなく来てれいる子や旧市内から来てくれていたお子さんもおられ、「寝相アート」にもたくさんのお子さんが参加して下さいました。
また、この活動はお母さん同士の情報交換や育児の相談の場としても大変喜ばれいます。
この「子育てサロン」にご協力して下さる3団体の皆さんには心から感謝申し上げます。
今後も、下川淵「子育てサロン」活動を通して、 未来の 宝である子供たちの健やかな成長を見守っていきたと思ます。


2 高齢者 「ふれあいサロン」 「ピンシャン元気体操」 の普及・拡大・充実
下川淵地区では、14町の全自治会で「サロン」や「ピンシャン元気体操」が開催されています。町内によっては、月に複数回又は毎週 開催しているところもあります。これからの課題としては、支えるスタッフの育成と、新たな参加者への呼びかけ、特に男性の参加の呼びかけなどがあげられます。これからは、下川淵地区内の各町の活動の情交換会を設けて、その内容の充実と問題の解決へ向けて、努力していきたいと思います。





3福祉の まち づくり「見守・支えあい会議」の推進
下川淵14町自治会がそれぞ「見守り・支えあい会議 」を開催し、一人暮らしや老々介護の方々が、安心して暮らせるため、そして災害時に要支援の方の状況を早期に発見し速やかな対応を図ること目的に、安心で安全な住みよい福祉のまちづくりを目指しています。
4人にやさしい交通安全対策の推進
1)前橋南モールの開発・拡充による交通量の増加伴い 、小・中学生の登下校時事故防止。
地区内における事故発生は増加していと懸念されます。
※8月19日(日曜日)に行われた、下川淵青少年育成会環境浄化部巡回パトロール調査において
自治会長、民生児童委員、下川淵小学校校長先生、PTA各町支部長さんのご協力を頂き、 下川淵14町の通学路調査作業が行われました。
2)地区内に設けられた生活交通安全30kmゾーンや押しボタン式信号機の設置。
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更新日:2019年06月25日