定例記者会見概要版(令和2年3月13日開催)
令和2年3月13日に開催された定例記者会見の要旨です。
日時
令和2年3月13日(金曜日)午後2時~2時45分
会場
市役所 4階庁議室
動画配信(前橋市公式ユーチューブ)
1 案件説明
(1)南スーダン選手団に対する支援について合意書を締結しました
市長
本市がホストタウンとして受け入れを行っている南スーダン選手団に対して、本市の歯科医師会から応援していただけることになりました。歯の健康を通して、記録を伸ばす手伝いをしていただきます。
前橋歯科医師会長
今年の1月14日に、選手団5人全員の歯科検診を行いました。経緯としては、選手のうち1人が歯の痛みを訴え、歯科を受診したことが始まりでした。その選手の状況があまりよくなかったため、残りの選手もそれぞれ検診をしようということになりました。また、南スーダンでは歯科の診療を受けたことがなく、痛くても痛み止めを飲んでやり過ごすということが多かったようです。
彼らの歯科の診療については、保険に含まれておらず、費用は全て実費になります。そこで、南スーダンへの支援ということで、診療費にかかるところの全額を前橋市歯科医師会が負担します。
(2)都市魅力アップ共創(民間協働)推進事業「南スーダン応援自販機事業」を実施します
市長
官民共同事業の1つとして、コカ・コーラの自動販売機の売り上げを南スーダンへの支援として寄付していただけることになりました。
コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社 東日本営業本部群馬栃木支社長
この度、コカ・コーラボトラーズジャパンが理念として掲げている「地域密着」の一助として、前橋市の中心市街地の活性化及びスポーツを通じての平和促進を支援するため、南スーダン応援自販機を設置することになりました。
(3)まえばし23地区別ウオーキングマップを作成しました
市長
本市の保健推進員と食生活改善推進員が自分たちで歩いて作ったウオーキングマップです。やる気を持って歩いていただけるよう、色々な企画を考えています。
健康増進課係長
マップでは市内23地区ごとにコースを見開きで掲載しています。左ページには食生活改善推進員おすすめの約10分コース、右ページには保健推進員おすすめの約30分のコースという全46コースを掲載しています。あわせて、おすすめの見所なども掲載しており、本市の魅力を再発見していただける冊子になっています。前橋市保健センターや市役所本庁舎、各支所、市民サービスセンターや公民館で配布をしています。
市民の運動習慣の現状ですが、平成30年度に行った本市健康増進計画の中間評価結果では、「運動習慣ありの者」の割合は全国平均を下回っており、65歳以上で50%、65歳未満では35%程度にとどまっています。本マップを各地区のウオーキング事業で積極的に活用することで、市民が継続的な運動習慣を身につける支援をし、市民の健康状況の向上に努めていきます。
(4)新型コロナウイルス感染症拡大に伴う事業者向け資金繰り支援事業
市長
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、経営が困難になっている事業者への支援を行うことになりました。上限は3000万円、無利子で、保証料も市が負担します。
産業政策課長
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、事業者向けの資金繰り支援を、前橋市独自で取り組みます。過日、前橋商工会議所、前橋東部商工会、富士見商工会から支援を求める要望書が提出されました。これらも踏まえ、経営者支援として、今回の資金繰り支援事業を行うことになりました。
2 質疑応答
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う事業者向け資金繰り支援事業
記者
全国的に様々な影響を受けていると思いますが、現時点で前橋市内の事業者の受けている状況についてどう考えていますか。
市長
今回の経営支援策のように、我々が力強い支援のメッセージを出すことで、経営継続への意欲を持ってほしいと考えています。
記者
この資金繰り支援事業は、議会の議決は必要ですか。
産業政策課担当者
今回の支援策は、現在ある「経営安定資金」を基にしているため、議会の議決は必要ありません。
記者
融資の総額はどのくらいになる予定ですか。
産業政策課担当者
融資については、6か月間で平均1100万円を300件ということで想定しています。総額では33億円を見込んでいますが、あくまでも想定のため、数字が変化することがあります。
都市魅力アップ共創(民間協働)推進事業「南スーダン応援自販機事業」を実施します
記者
応援自販機のデザイン面での特徴を教えてください。
ベンディング市場開発課長
一般の方に南スーダンを覚えてもらうという趣旨でデザインしました。
スポーツ課長
南スーダンの国旗を基に、青地に黒・赤・緑のラインをデザインしています。大きな星も、国旗にある星をイメージしています。
記者
設置期間が長く設定されているようですが、なぜでしょうか。
スポーツ課長
ホストタウン事業の取り組みの一環で、支援する期間はオリンピックの翌年の2021年(令和3年)度までとなっています。コカ・コーラ様には、そこまでご協力いただく予定です。また、設置は10台の予定です。
その他
記者
新型コロナウイルスについて、県との情報共有はしているのでしょうか。
市長
市内の帰国者・接触者外来の情報は、県と情報共有を図っています。また、人の移動に関する引継ぎは行っていますので、今般の事案につきましても、詳細がわかれば、県から本市保健所あるいは健康部に情報が来るものと考えています。
(以上で終了。)
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更新日:2020年03月19日