定例記者会見概要版(令和2年3月27日開催)

令和2年3月27日に開催された定例記者会見の要旨です。

日時

令和2年3月27日(金曜日)午後2時~2時30分

会場

市役所 11階北会議室

動画配信(前橋市公式ユーチューブ)

1 案件説明

(1)新たな赤城の恵ブランド認証品を決定しました

市長

今回、赤城の恵ブランドに新たに4品目が加わります。これまでに54品目が認証されており、今日認証された4品目を加えて、全部で58品目です。

今回新たに認証されたのは、松井ファームのいちご、株式会社HAWORD(ハワード)のペスカオリジナルドレッシング、まえばしアグリネットのトマト、吉田尚人さんのみょうがです。

松井ファーム代表

当園は歴史が古く、祖父の代から始まり、私で3代目です。当園のいちごを多くの人に知ってもらいたいという気持ちもありますが、群馬県のブランドいちごである「やよいひめ」がとても素晴らしい品種にもかかわらず全国的にあまり知られていない実情がありますので、今回の認証をきっかけに、「やよいひめ」が全国に知られる一助になりたいというのが一番の思いです。

株式会社ハワード代表取締役

私たちは、「ピッツェリア ぺスカ」というイタリアンレストランをやっています。私たちのドレッシングの一番の特色は、「当たり前のことを当たり前に作っている」ということです。賞味期限が1か月しかありません。賞味期限が1か月のドレッシングというのはありそうでありません。一般的にイタリアではオリーブオイル・塩・ブラックペッパーだけで野菜を食べます。だから、野菜の味がダイレクトにわかります。赤城の恵ブランドには、たくさんのおいしい野菜がありますので、このドレッシングを使って、しっかり野菜の味を感じてほしいと思います。また、ドレッシングに使っている野菜にもこだわっていて、玉ねぎ・にんじんはオーガニックのものを使っています。レシピにもこだわっています。株式会社ハワードの経営理念は「ハピネス」ですので、この理念に基づいて商品を作っていきます。

まえばしアグリネット代表

私たちが作っているトマトは、大きいトマトから小さいトマトまで様々です。その中でも特に美味しい「甘しずく」という品種は、群馬県で作った品種です。群馬のトマトには「ブリックスナイン」という糖度9度の品種がありますが、栽培しづらいため、栽培しやすいように改良したものが「甘しずく」です。甘しずくは甘さだけでなく、適度な酸味もある美味しいトマトです。前橋でも美味しいトマトが作れるということを皆さんに知っていただき、食べてほしいです。

みょうが生産者

みょうがは、農作物の中で決して派手さはありません。しかし、古くて新しい野菜で、およそ1600年の歴史があると文献に残されています。当時、兄の香りと書いて「せが」といわれたものが、現在の「しょうが」です。また、妹の香りと書いて「めが」といわれたものが、「みょうが」になりました。これは、仏教の伝来とほぼ同じ時期といわれています。みょうがは「抱き茗荷」といわれる家紋にもなっており、東京の「茗荷谷」のように地名にもなっています。県内では吾妻や倉淵を中心に露地栽培されていましたが、様々な要因から衰退しています。しかし、「決して火を消してはならない」という気持ちで、近代的なハウスを使用して栽培をしています。前橋にみょうがが根付くように頑張っていきます。

(2)赤城の恵ブランド認証表示・認証マークをリニューアルします

市長

4月1日から、赤城の恵ブランドの認証表示及び認証マークが新しくなります。アルファベットの「AKAGI」が、赤城山の裾野の広がりを表現しています。

(3)南スーダン選手団に対する支援に関する合意書を締結(群馬ヤクルト販売株式会社)

市長

群馬ヤクルト販売株式会社が、南スーダン選手団に対して、ミネラルウォーター、野菜ジュース、ヤクルト400LTを提供してくださることになりました。

群馬ヤクルト販売株式会社代表取締役社長

今回、南スーダン選手団に対して、商品の提供を通して支援をすることになりました。今後は、日々の健康管理に役立てていただくとともに、前橋市と南スーダンがより一層の友好関係を築くことに役立てればと思います。

(4)その他

市長

南スーダン選手団を支援するためのクラウドファンディング型ふるさと納税の募集期間が3月31日で終了になります。4月1日からは、従来のふるさと納税の新たな使い道として、南スーダン支援プロジェクトが追加になります。現在の寄附の状況ですが、寄付件数は750件、寄附金額は1557万7746円です。

2 質疑応答

その他

記者

東京オリンピック・パラリンピックが延期になり、南スーダン選手団も引き続き滞在するということですが、延長期間の費用もふるさと納税で賄うということでしょうか。

未来の芽創造課係長

令和元年度まではクラウドファンディング型ふるさと納税による支援を行うということでしたが、令和2年度については、通常のふるさと納税に「南スーダン支援」というメニュー追加することで、支援を継続する予定です。

記者

ふるさと納税のこれまでの実績を教えてください。

未来の芽創造課係長

平成30年度は3468件で、1億1477万1279円です。令和元年度は3月27日現在、7720件で、2億1800万5696円です。クラウドファンディング型ふるさと納税の金額については、3月27日午前9時現在の金額です。

記者

東京都や大阪市ではお花見の自粛を呼びかけていますが、前橋市ではどうでしょうか。

市長

外を健康的に散策するのであれば、大切な健康管理にもつながるため問題ないと思っています。ストレスをため込むことで免疫力が低下するとも言われていますので、クラスター(集団)発生の3条件に気を付けながら、それぞれで楽しんでほしいと思います。

(以上で終了。)

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更新日:2020年04月01日