定例記者会見概要版(令和2年7月16日開催)

令和2年7月16日に開催された定例記者会見の要旨です。

日時

令和2年7月16日(木曜日)午後2時~2時30分

会場

市役所 11階北会議室

動画配信(前橋市公式ユーチューブ)

1 案件説明

(1)特別定額給付金の状況

市長

定額給付金の給付が、ほぼ完了したことをご報告します。7月14日現在、98%が完了しました。未申請の人は、申請を忘れているだけならば、ぜひ申請してください。何かしらの理由で申請が憚られるという人は、給付を受けた上で、様々な社会活動に貢献していただきたいと思います。

緊急経済対策室長

7月14日時点で98%の給付が完了していますが、未申請の方もいらっしゃいます。約4000件の未申請の人には、7月17日付けで、再度通知を行います。8月28日(金曜日)が申請期限ですので、申請をお願いいたします。9月29日(火曜日)の給付をもって、給付を終了する予定です。

(2)「夢よ、氷の火ともなれ 佐藤惣之助生誕130年記念展」を開催

市長

佐藤惣之助は、萩原朔太郎の義理の弟にあたります。その佐藤惣之助の企画展を、前橋文学館で開催します。

前橋文学館長

佐藤惣之助は、萩原朔太郎の妹の愛子と結婚したので、私の大叔父にあたります。名前があまり知られていない人なので、「阪神タイガースの応援歌『六甲おろし』は佐藤惣之助が作詞した」と説明します。「六甲おろし」の作曲をしたのは、NHKの朝ドラ「エール」の主人公のモデルになった古関裕而です。佐藤惣之助と古関裕而は、4、5曲を一緒に作詞と作曲をしています。佐藤惣之助は詩人なので、詩集もたくさん出していますが、流行歌を書いて有名になった人です。

約100点の資料と、佐藤惣之助をイメージした展示を行います。惣之助は釣りが好きだったらしいので、館内に釣りをイメージした仕掛けを設置する予定です。また、惣之助の庭にバラが相当数咲いていたということで、県や市に協力していただき、5千本のバラを展示します。

惣之助は『田舎祭』という戯曲も書いていたのですが、まだ上演されたことがないようなので、私たちがリーディングシアターで上演したものを録画し、映像を公開します。館内で流すのと同時に、YouTubeでも公開します。

(3)高齢者世帯へのエアコン購入費等助成事業を実施【県内12市初】

市長

前橋市に住民登録のある65歳以上の高齢者のみ・市民税非課税・現在エアコンを設置してない世帯に対して、エアコン購入費の助成を行います。助成金額は、エアコン購入及び設置費用の10分の9で、上限は10万円です。個人で設置していただいたのちに申請してください。設置するお店の方は、高齢者の見守り活動もしていただけるといいですね。

(4)その他

市長

本市で実施している「コロナ医療戦士クラウドファンディング」の寄附金額が750万円を超え、目標金額に近づいてきました。多くの市民の皆さんから、計101件で750万円をご寄附いただいています。250万円をすでに健康部に贈呈していますので、今回は500万円を贈呈します。心からお礼申し上げます。

都内では様々な医療人材が退職しているという話も聞きます。そんな中、医療関係者に何かできないかという気持ちから、多くの人に力を貸してもらえたものと思っています。

2 質疑応答

「夢よ、氷の火ともなれ 佐藤惣之助生誕130年記念展」を開催

記者

リーディングシアターの動画はいつから見られますか。

前橋文学館長

8月1日(土曜日)から、文学館内で流します。その1週間後くらいから、YouTubeでも公開します。

高齢者世帯へのエアコン購入費等助成事業を実施【県内12市初】

記者

県内12市では初めての取り組みとのことですが、県内全体ではいかがですか。

長寿包括ケア課長

大泉町が今年度から取り組んでいます。

その他

記者

太田市とクレインサンダーズが包括連携協定を結んだということですが、前橋市は結んでいますか。予定はありますか。

市長

本市はスポーツチームと包括連携協定を結んでいません。「プロスポーツを応援できる幸せ」という名前でふるさと納税のコースを持っており、ザスパクサツ群馬、群馬クレインサンダーズ、群馬ダイヤモンドペガサス、群馬グリフィン・レーシングチームを応援しています。

群馬クレインサンダーズから太田市へ包括連携協定の申し入れがあったと聞いています。今のところ、本市からそうした申し入れを行う予定はありません。

記者

国の「Go To キャンペーン」について伺います。地方の首長や医療関係者からも見直しを求められていますが、市長の見解を教えてください。

市長

非常に大きなリスクがあると思います。その中で、経済支援をしたいという政府の思いと、地方に暮らす我々のリスクのバランスだと思います。それがいい、悪いとは言えませんが、政府の判断と今後の展開を見守りつつ、我々は感染防止策を行った上で迎え入れるしかないのだろうと思います。本市は赤城山を中心に観光・レジャー資産がありますので、受け入れる側としての責任を考える必要があります。

(以上で終了。)

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更新日:2020年07月22日