定例記者会見概要版(令和3年11月26日開催)

令和3年11月26日に開催された定例記者会見の要旨です。

日時

令和3年11月26日(金曜日)午後2時~2時40分

会場

市役所 4階 庁議室

動画配信(前橋市公式ユーチューブ)

1 案件説明

(1) MaeMaaS商業クーポンキャンペーンの提供を開始します

(市長)

MaeMaaS(まえまーす)での商業クーポンキャンペーンを12月4日より開始します。公共交通のデジタルフリーパスを購入した方が、キャンペーンに協力する市内69店舗で1,000円以上の会計時に500円をその場で割引するサービスです。
また、クーポンキャンペーンの他に、MaeMaaSの追加サービスの提供として、上毛電気鉄道でのデジタルフリーパスや富士見地区内で運行している「るんるんバス」を芳賀地区までエリアを拡大する実証実験等を行います。

(2) 新型コロナワクチン追加接種(3回目)について

(市長)

12月から3回目の新型コロナワクチンの追加接種を医療従事者から開始します。
なお、12月中に接種をしていただく医療従事者等には、昨日接種券を発送しました。
これまで新型コロナワクチン接種を受けた方で重篤な副反応を起こした方もおられます。3回目の追加ワクチン接種後も何らかの副反応があった場合には、市保健所等に連絡をしていただければと思います。

(3) その他

(市長)

デロイトトーマツ社が、2022年にデジタル技術を活用し社会を変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する拠点を本市に設けることとなりました。デロイトトーマツ社の100人規模のスタッフが、本市と共にまえばしIDを活用した新しいデジタルの形で都市の問題解決に資するような施策を共に作っていこうというアクションだと思っています。併せて本市のスーパーシティ構想実現に向けて、様々な企業からの申し出がありますので、今後受け皿としての住居やオフィス環境を整えないといけないと考えています。
次に本市の発注工事を巡る官製談合事件に絡み、建設や都市計画といった工事などを担当する部局に出入りする業者について、来訪記録を残す「来訪記録簿」の運用を12月1日より開始します。

2 質疑応答

MaeMaaS商業クーポンキャンペーンの提供を開始します

(記者)

商業クーポンキャンペーン協力店は全て飲食店なのでしょうか。

(にぎわい商業課長)

商業クーポンキャンペーン協力店は69店舗ですが、その内6店舗はテイクアウト専門店です。

(記者)

商業クーポンキャンペーン協力店から割引を受けられるのは、デジタルフリーパス使用日のみなのでしょうか。

(にぎわい商業課長)

その通りです。
会計時にスマホのデジタルフリーパスの画面から、カメラを起動してクーポンキャンペーン対象店に設置してある二次元コードを読み取って割引を受けることとなりますので、デジタルフリーパスの使用日のみとなります。

(記者)

昨年や一昨年のMaeMaaSの実証実験時にもクーポンキャンペーンと連動した取り組みを実施していたと思いますが、今年度のクーポンキャンペーンの特徴を教えてください。

(交通政策課担当者)

昨年と一昨年については、キャンペーン店舗数も20店舗程度で、サービス内容も各キャンペーン参加店舗で協力できる範囲で店独自のサービスを提供していただきましたが、今回はコロナ禍で売り上げが落ち込んでいる飲食店等への利用促進という側面もあり、キャンペーン参加店共通として1,000円以上の会計時に500円割引となるクーポンとさせていただきました。
また、前回はスマホでMaeMaaSの画面をサービス店舗で見せてサービスを受けるだけだったので、利用実績等のデジタル集計ができませんでした。今回は二次元コードを活用することで、利用実績等を容易に集計することができ、活用できるような仕組みを構築したことが特徴といえます。

(記者)

今回のMaeMaaSの実証実験は10月より開始していますが、これまでの利用状況とその利用状況を事務局としてどう捉えているのかを伺います。

(交通政策課担当者)

これまでの利用状況として、MaeMaaSの会員登録数が505人となっていて、その内マイナンバーカードとの認証連携を行っている方は75人となっています。
また、デジタルフリーパスの販売枚数については69枚となっていて、現在はバスだけのデジタルフリーパスの販売のみとなっていますので、12月からの商業クーポンキャンペーンの提供や、追加サービスの提供を開始することで利用者数も増加すると考えています。

新型コロナワクチン追加接種(3回目)について

(記者)

2回目のワクチン接種完了までの接種完了時期や接種率等の明確な目標があったと思いますが、3回目の新型コロナワクチン追加接種を希望する方々への、接種完了時期等の目標は設定しているのでしょうか。

(保健総務課担当者)

国が示している新型コロナワクチン追加接種の期間とすれば、来年9月までとなっていますので、それまでに希望者に3回目のワクチン接種を完了させることが時期的な目標となります。

(記者)

接種率の目標はないのでしょうか。

(保健総務課担当者)

接種目標としては、2回目のワクチン接種を受けた約90パーセント弱の方々が、全員3回目の追加接種を希望することを前提に接種体制を組んでいきたいと考えていますので、90パーセント弱と考えています。

(記者)

モデルナ社ワクチンを、県の県央ワクチン接種センターで接種した方への対応について教えてください。

(保健総務課担当者)

正式な接種体制は、群馬県も本市もこれからとなりますが、1回目、2回目と同様に県の大規模接種会場を設置するという話もありますので、県と市町村で連携して接種体制を作っていく必要性があると思います。
また、国の説明ではモデルナ社ワクチンは1回目、2回目の接種時よりも3回目の追加接種スタート時から供給量が多くなるとのことですので、本市で設置する接種会場でもモデルナ社ワクチンの割合が多くなると思います。

(記者)

基本的に1回目、2回目と違うワクチンを接種しても問題はないのでしょうか。

(保健総務課担当者)

ファイザー社ワクチンとモデルナ社ワクチンはmRNAワクチンと呼ばれ、同じmRNAワクチンであれば問題はないとされています。なお、現在、mRNAワクチンで薬事承認されているのはファイザー社とモデルナ社のみとなっています。

(記者)

接種券を発送した対象者を教えてください。

(保健総務課担当者)

令和3年3月と4月に2回目のワクチン接種を受けた医療従事者や医療機関に勤めている方々、約4,500人に接種券を発送しました。

(記者)

現在も2回目のワクチン接種体制は継続していますが、3回目の接種が始まるにあたり体制に変化はあるのでしょうか。

(保健総務課担当者)

2月中旬頃から65歳以上の高齢者等の追加接種を開始する予定ですので、これから具体的な接種体制については、市医師会をはじめとする関係機関と相談したいと思っています。極力1回目接種と2回目接種と同じ枠組みで身近な医療機関で安心して接種を受けていただけるような体制を構築します。

(記者)

現状では、ワクチン接種体制は縮小されているのでしょうか。

(保健総務課担当者)

10月以降、ワクチン接種が受けられる医療機関を縮小しており、接種ニーズが落ち着いてきていることに合わせて、12月からは集団接種会場(前橋市総合福祉会館)のみとなります。

(記者)

12月から集団接種会場のみでワクチン接種を受けられるとのことですが、3回目の接種券を発送した医療従事者や医療機関に勤めている方々への対応はどうなるのでしょうか。

(保健総務課担当者)

1回目、2回目と同様に、自分が勤めている医療機関等で3回目のワクチン追加接種を受けていただくこととなります。

その他

(記者)

官製談合事件に絡み、どのように改善するのか改めてお聞きします。

(契約監理課長)

公共工事の受注に関する市担当者との打ち合わせ時に、日時や社名、個人名等を記入し、その後、市側が対応した担当職員名を記入し、打ち合わせを行うこととなります。なお、記録簿は毎日、各所属長に提出し各課で月ごとにまとめてデータ化して、翌月には部長に報告することとなります。

記者

アーツ前橋あり方検討委員会の最終的な報告の時期が決まっていましたら教えてください。

(市長)

当初予定していた、アーツ前橋あり方検討委員会の会合は全て終了したと聞いています。現在は各委員からの最終意見を調整し、私への答申を作成しているものだと考えております。

 

 

(以上で終了。)

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更新日:2021年12月28日