定例記者会見概要版(令和4年7月13日開催)

令和4年7月13日に開催された定例記者会見の要旨です。

日時

令和4年7月13日(水曜日)午後2時~2時55分

会場

市役所 4階 庁議室

動画配信(前橋市公式ユーチューブ)

1 案件説明

(1) まえばしカラオケワールドカップを開催します

(市長)

カラオケワールドカップが、2年ぶりに開催できることとなりました。多文化共生という意味合いもあり、前橋市内の留学生や働いている外国の方々が日本の歌を歌います。市民の皆さんも会場へお越しください。詳細については、実行委員会の代表より説明いたします。

(実行委員会代表)

3年ぶりにまえばしカラオケワールドカップを開催します。このイベントは、外国人の方々に日本語で歌を歌っていただき、地域に馴染んでもらい、多文化共生社会の実現を目指して開催するものです。本日は私からの説明と、出場者である4人の留学生から、あいさつをしていただきたいと思います。

地域で生活している外国人の方々は、長らくコロナで地域、日本人との交流が限られてきました。音楽を通じて、地域の方々に彼らの挑戦している姿を見ていただければと思います。こうしたイベントを通じて、彼らが前橋を学びのふるさととして、第二の故郷として感じてもらえることも目指しています。

聞いてもらう日本人の方々には、彼らの頑張っている姿を見ていただき、「こういう方々が私たちの地域にいるんだ」と感じてもらいたいと思います。日本人も外国人も、出身や国籍を問わず誰もが暮らしやすい社会の実現を目指して、この企画が大成功になるように準備を進めています。

また、この企画はたくさんの企業の協賛によって開催します。隣にコシダカホールディングスのまねきねこのぬいぐるみがありますが、当日まで、出場者が練習する場所として、まねきねこ本店とアクエル店を無償で貸し出しをしていただいております。さらに、練習の機会だけでなく、イベント終了後もカラオケ店を利用してもらえるよう、割引券配布などでもご協力をいただいております。

また、カラオケの音響機材で、先日の記者会見で紹介のあったclub FLEEZさん、その他たくさんの企業・団体から協力をいただいております。当日は警察署の協力で、外国人向けの相談窓口も設置していただきます。市役所からも、外国人の方々が日本の生活で困らないよう、例えばごみ分別のレクチャーをしていただいたり、前橋で取り組んでいる観光名所の案内などのブースを準備し、彼らが住みやすい地域になるような企画にしていきたいと思っています。

出場者たちの思いも話していただきたいと思います。 

(留学生)

みなさんこんにちは。モンゴルのウランバートルからきました。彼女と一緒に、「サマータイム」を歌います。

(留学生)

みなさんこんにちは。私はベトナムから来ました。よろしくお願いします。

(留学生)

みなさんこんにちは。私はインドネシアから来ました。ラルクアンシエルさんの「ステイウィル」を歌います。よろしくお願いします。

(留学生)

みなさんこんにちは。私は中国から来ました。私が歌う曲は「打ち上げ花火」です。楽しんでほしいです。よろしくお願いいたします。 

(市長)

800人近くの留学生が前橋市にいます。こういう人たちが社会の中で「ゴミ捨てが悪い」「自転車のマナーが悪い」と言われるのですが、怒るより前に仲間になって、優しく導く仕組みが必要ではないかと思います。だからこそ、このような融和の中で、「前橋市にたくさんの外国の方が来てくれているのだな」という思いを持ってもらうことが大切だと思います。市民の皆さん、この機会に、留学生の皆さんや前橋市で働く外国の方々と仲良くなり、友情を育みましょう。

日本の中の外国というのは、私たちは宝物にすべきだろうと思います。

(2) 本市の熱中症発生状況と水の事故を防ぐための対策について

(市長)

夏本番です。私は通勤ではマスクを外しています。おしゃべりをしない限りはマスクは無用だと判断しています。色々批判もあるかもしれませんが、それぞれが責任を持って判断をしていくことが大切だろうと思います。

消防局から、熱中症についての注意喚起を行います。

(救急課)

これから夏休みシーズンを迎えるにあたり、子どもたちの活動が活発になることから、平年よりも厳しい暑さが予想される夏に向け、熱中症予防と水の事故を防ぐための対策についてお伝えします。モニターをご覧ください。

こちらは、2021年から前橋市における熱中症の救急搬送件数を示したグラフです。今年は6月までに既に85件発生しており、過去最多となっています。今後、7月から8月にかけても暑さの厳しい日が予想されていますので、今後も熱中症に対する警戒が必要となります。

続いて、熱中症における救急搬送件数を週ごとに示したグラフです。参考までに、平均気温を折れ線グラフで表示していますが、時間の変化に合わせて救急搬送件数が変化していることが分かります。こちらは、熱中症の救急搬送件数を時間別に表したグラフです。午前9時から午後7時までの間に、救急搬送件数が集中していることが分かります。

熱中症は温度や湿度が高い中で、体の中の水分や塩分のバランスが崩れることで起こるといわれています。熱中症を予防するポイントは次の通りです。家の中でも温度や湿度が高いと、体から熱が逃げにくくなりますので、室温に注意して、エアコンや扇風機を上手に使うようにしましょう。

これから夏休みに向けてさまざまなイベントが開催されるかと思います。子どもたちは遊びや運動に夢中になると、水分補給や休憩を忘れてしまいます。近くにいる大人が、声を掛けてこまめに水分補給や休憩を取らせるようにすることが大切です。

今年も、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた熱中症予防が大切になります。近距離で会話をする場合を除いては、マスクを外すようにしましょう。

熱中症の症状はさまざまです。めまいや立ち眩み、手足のしびれを感じたら涼しい場所に移動して冷たい飲み物や塩分を補給するようにしてください。また、会話ができない、けいれんを起こしているなどの症状が見られたら、重度の熱中症です。このような場合は急いで救急車を呼ぶようにしてください。現在、新型コロナウイルス感染症の感染状況をふまえ、救急隊も感染防止対策を強化しています。こちらは普段、救急隊が出動する時に準備する感染防止着です。バリア性能が高いため熱の放出がされにくく、着ているだけで暑さを感じています。そこで救急隊は、中にアイスベストなどを来て、熱中症に対する工夫を行っています。

次に水の事故についてです。暑くなると涼を求めて海や川、プールなどを利用する機会が多くなるかと思います。魚釣りや水遊びに夢中になり、つい危険と隣り合わせになることがあります。水に関する事故は重傷化するケースも多く、最悪命を落とす危険性があります。天気の急変による急激な増水や、急流など危険な場所には近寄らないようにしてください。また、子どもだけでは絶対に遊ばせないなどのルールを守り、安全に水遊びを楽しんでください。

ここで、水の事故の際に使用する救助隊等の装備についてお知らせします。まず、軽くて水に浮き、水が抜けるような構造のヘルメットです。続いて、通常の救命胴衣よりも浮力があるライフジャケットです。そして、命綱として使うための、水に浮くロープとバックを装備し、救助にあたります。熱中症も水の事故も、人が活動する昼の時間帯に多い傾向があります。夏の事故を防ぐことにより、尊い命が救えるだけでなく、救急搬送の増加を抑えることができます。

最後になりますが、救急搬送が集中する昼の時間帯は、救急車がひっ迫する可能性が非常に高くなります。救急車を本当に必要とされている方のためにも、厳しい暑さが予想される夏に向けて、事故の傾向を理解し、事故の発生に気を付けていただくよう、お願いいたします。

(3) 教育支援教室の拡充について

(市長)

教育支援教室を2カ所増設することとなりました。教育支援教室ときいてピンとこないかもしれませんが、不登校の子どもたちが学校に行けない、保健室にも行けないといった場合に、家と学校の間に途中下車できる場所として設けています。これを2カ所増設しました。担当より説明します。

(青少年支援センター)

教育支援教室は不登校の児童生徒に対して、生活や学習に関する個別支援や集団への適応指導、学校復帰や社会的自立に向けた相談活動等を、学校と連携しながら計画的に進めていくため、教育委員会が学校外の公的な場所に設置した施設となります。不登校の児童生徒の多くは学校に復帰したり、相談室や別室等に登校したりして学校につながっていますが、学校に登校することに不安を抱えている児童生徒もいます。そのような子どもたちが活用する場が教育支援室です。

本市では、市立小中学校に在籍または市内に在住する児童生徒を対象に、総合教育プラザ内に「にじの家」、そして富士見公民館内に「あすなろ」、粕川支所内に「かがやき」の3カ所に設置しています。現在3カ所ある教育支援教室は市の中央部から北側に点在し、地域によっては距離が遠く通いづらい状況がありました。そのため、教育支援教室への相談や見学を行った児童生徒の中には、その後の継続的な活用につながらないケースもありました。そこで、2名の指導員が公共施設等に出向き、教育支援教室の活動を行う場を設けることで、希望する児童生徒が通いやすい環境を整え、不登校支援の更なる充実を図ります。

拡充する場所については、火曜日と木曜日は市民に親しみのある児童文化センター内2階、ドレミファルーム。水曜日は、市内全域から電車やバスで通いやすいアクエル前橋2階、前橋市高校生学習室で行います。開設する日時は、2学期の終業式翌日の8月30日から9月15日までを見学や体験、来所相談が自由にできる試行期間として、9月21日から正式な運用を考えています。今後は各学校から支援を必要とする児童生徒およびその保護者に案内を配布して紹介するとともに、見学や相談等を通して活用を促します。

(4) 「夏のDigi田(デジデン)甲子園」でインターネット投票が始まります

(市長)

デジ田甲子園が始まります。前橋市は2つの部門で出場します。まず、既に動き出しているマイタクとマイナンバーカードによる支払いシステムが実装部門として、また、アイデア部門では「景色が聴こえる」というキーワードで出場します。前橋市内には約700人ほどの視覚障害者がいます。その方々が、景色を聴くことで散歩できる社会を目指します。デジタルが世の中を変える、支える。物理的な障害を乗り越えて、自由を増していけるという、私たちの言ってきたことが実現し、まさに目に見える社会となります。詳細は担当から説明します。

(スマートシティ推進監)

国が「夏のDigi田甲子園」という新しいイベントを開催することになりました。前橋市は6月17日に、デジタル田園都市国家構想のType3、6都市の内の1つとして採択されました。これを実現に向けた形で、資料と動画をホームページにアップし、国民に投票してもらい国が表彰するというイベントです。実装部門では中核市や政令市の分野で前橋市が「マイタク」、アイデア部門として県で一つ選ばれるのですが、前橋市の「めぶくEYE」が採択されました。7月12日からホームページにアップされており、1人1回、インターネット投票で4部門に1回投票できるとのことです。

めぶくEYEについて説明します。全国の視覚障害者は144万人いらっしゃるそうですが、盲導犬は860頭しかいません。実際、盲導犬の育成には8年かかり、費用も発生します。視覚障害者の方は外を自由に動きたいのになかなか動けず、白杖や点字ブロックなどを使って、危険を伴う移動をしている現状があります。この移動を、楽しみのある散歩に変えるため、スマホのカメラとAI技術、低遅延性の通信を利用して「目の前の信号が青です」「赤です」といった安全確保はもちろん、市長も先ほど申し上げた、「景色が聴こえる」というキーワードのとおり、「目の前に桜が咲いています」「左側にはカフェがあります」といった情報を音で伝えます。こうすることで、危険を伴う移動が、楽しい散歩に変えられる。これが前橋市の目指す、デジタルの力を使った共助型未来都市の一部であろうということで、今回提案させていただきました。

秋に「前橋めぶくグラウンド」という、官民連携会社の設立と連携して協議会を開き、今年度末にはスマホへの実装を目標としています。2024年頃になると思いますが、開発したばかりのEYEナビというシステムと、まえばしIDを使って、「助けてもらいたい」と「助けたい」をマッチングさせ、共助型未来都市を実現させる。なおかつ「ここが危険だ」などのデータを蓄積して、めぶくEYEに実装していきたいと思います。

2 質疑応答

(1) まえばしカラオケワールドカップを開催します

(記者)

カラオケに狙いを定めた理由を教えてください。

(実行委員会代表)

私は海外にいた経験があり、世界中どこにいても、その国の音楽があることを見てきました。親和性の高い音楽や歌を通じて、地域の方々と外国人がつながるきっかけを作れるのではないかということで、カラオケを通じたもので準備しています。

(記者)

実行委員会の構成はどのようになっているのでしょうか。

(実行委員会代表)

前橋に拠点を置く日本語学校の先生方が入り、実行委員会として準備しています。また、多文化共生や外国人との共生に向けて取り組む企業にも協力いただき、実行委員会として進めています。

(記者)

前回の参加者の皆さんの感想を聞かせてください。

(実行委員会代表)

すごく印象深いイベントだったと聞いています。開催した後、出場者と話す機会があったのですが「次はいつやるの」という声をたくさん聞けたことが記憶に残っています。来場者にもアンケートを実施しました。声としては、「地域にこんなに日本語学校があることを知らなかった」といったことや、「またこういったイベントがあったら参加したい」という声を多く聴けたことは、とても価値のあることだったと思います。今回もまたアンケート調査をしますので、そのようなところを多くの方に知ってもらいたいです。 

(記者)

2回目をされるということは、前回開催時の反応がとても良かったということですか。

(実行委員会代表)

協力いただいた日本語学校の先生方からも「ぜひまた」という声を多くいただきました。留学生が日本に来て学びを進める中で、地域との交流の部分を実現したいということで、また開催することに至りました。 

(記者)

今回の出場者は何名なのでしょうか。

(実行委員会代表)

人数は最終調整中です。組数としては25組となります。今回は、日本語学校の学生が15組、社会人部門ということで前橋市内で働く技能実習生などが企業からご応募いただいています。 

(記者)

前橋市内在住の方が基本的な条件になるのでしょうか。

(実行委員会代表)

その通りです。また、JICAにも協力をいただいているため、JICAからも数名、参加します。

(記者)

JICAの職員でしょうか?

(実行委員会代表)

JICAの事業で日本国内で研修に来られている方です。 

(記者)

歌は日本の歌なのでしょうか。

(実行委員会代表)

その通りです。日本語で、日本の歌を歌っていただきます。

(記者)

出場される人に対して、順位付けして商品などを出したりするのでしょうか。

(実行委員会代表)

ワールドカップということで、審査員が審査し、順位付けを行います。

優勝者には賞品を準備しており、まねきねこのぬいぐるみも贈呈する予定です。 

(記者)

審査員は誰が務めるのでしょうか。

(実行委員会代表)

調整中ではありますが、ClubFLEEZの下平社長、前橋国際交流協会の国際親善大使のベトナムからのタオさん、前橋青年会議所の理事長にも審査員として参加してもらう予定です。

 (2) 本市の熱中症発生状況と水の事故を防ぐための対策について

(記者)

市民への広報体制を教えてください。

(救急課)

前橋市のホームページに、熱中症事故の予防について掲示してあるのと、現在、6月末から気温が急激に上がっていますので、毎日フェイスブックで熱中症の発生状況やその日の気温を示して注意を呼び掛けています。

(記者)

今年、既に過去最多の熱中症発生状況となっているということですが、理由としては梅雨が短く終わって、気温が急激に上がったことが考えられますか。

(救急課)

その通りです。今年は6月までに既に85件発生していて、7月でも64件発生しています。今までの熱中症の発生件数と比較しても急激に発生していることが分かります。今後についても、夏休みで子どもたちが活発に活動する中で、7月・8月も暑い日が予想されていますので、ここで皆さんに注意を呼び掛けている次第です。

 

 (3) 教育支援教室の拡充について

(記者)

2名の指導員が出向くということですが、今回増設となる2カ所それぞれに、2名ずつということでしょうか。 

(担当)

その通りです。それぞれの場所に2名が行くことになります。 

(記者)

利用時は、事前予約や申し込みが必要なのでしょうか。

(担当)

試行期間中は自由に見学可能です。正式に開始した際には、事前申込制となります。 

(記者)

これまであった3カ所の利用状況について教えてください。

(担当)

令和3年度の状況ですが、81名の児童生徒が見学や相談、体験等をし、そのうち34名の児童生徒が継続的に通っていました。今年度は、7月12日現在で43名の児童生徒が見学や体験をして、そのうち23人が正式に通室の申し込みを行いました。 

(記者)

不登校の児童生徒の前橋市内の人数は何人でしょうか。

(担当)

令和3年度については、小学生の不登校の子どもたちが199名、中学生が394名、合計で593名と把握しています。 

(記者)

利用できる子どもには高校生も含まれるのでしょうか。

(担当)

基本的には義務教育を受けている子どもが対象となるため、小学生と中学生を対象としています。 

(記者)

新たに拡充されることについて、市長のコメントもください。

(市長)

先ほど申し上げた数字、3万人の子どもがいて、600人の不登校の子がいるということは、およそ50人に1人ということですから、我々としては多くの子どもが学校にいけない、学校と家の間の場所はたくさんあって良いだろうと思いますので、教育委員会のこのような取り組みを歓迎しております。シニアの元教師の方々が、優しく導いてくれるのだろうと思います。また、学校に行かなくて良いのです。フリースクールや自宅学習など、新しい教育の法律について考えなければと、私個人としては考えています。

(4) 「夏のDigi田(デジでん)甲子園」でインターネット投票が始まります

(記者)

夏のDigi田甲子園は、誰でも年齢制限なく投票できるのでしょうか。

(スマートシティ推進監)

ホームページを見る限り、年齢制限はないようです。

(記者)

目指している票数はあるのでしょうか。

(スマートシティ推進監)

特にありません。国の表彰についても、どのように順位をつけるかなどは細かく出ていません。皆さんご存知の通り、前橋市がデジタル田園都市国家構想Type3に採択され、デジタルの形で共助型未来都市を作りたいと真剣に動いていますので、今回のめぶくEYEやマイタクを含めて、前橋が今進めているものの追い風になれば良いと思っています。

(記者)

どんなデータが、どのように使われるのかということを教えてください。

(スマートシティ推進監)

まえばしIDは自分のデータを自分で管理できる仕組みを考えています。まえばしIDを使い、ここで危険な思いをした、この部門で危ない思いをしたなど、今までその人だけで閉じられていたデータをシステムに入れることによって、環境整備など、色々なことに使えると思っています。めぶくEYEプラットフォームの中で、健常者・視覚障害者・地域・民生委員などが連携して、みんなが助け合う共助型未来都市の実現を目指したいと思っています。

(記者)

年度末までに、どの程度まで実現されるのでしょうか。

(担当)

スマホを使ってまえばしIDと連携する共助システムの前段階の、スマホでEYEナビをまえばしIDに連携するところまでが実現できるかと思います。

 その他

参議院議員選挙の結果について

(記者)

参院選で与党が大勝し、憲法改正に前向きな勢力が3分の2を抑える状況になっています。岸田首相も先日の会見で、早期に改正に向けた発議を進めるという意欲を見せています。このような動きに対して、市長はどのようにお考えでしょうか。

(市長)

立憲国家ですから、常に国民のための憲法なので、国民が変える判断を下せば、変えるのが当たり前のことだと思います。世の中がこれだけ大きく変わっている中で、憲法だけでなく、それに紐づく法律や民法、刑法なども変えるべきだと思います。全ての決まりは我々の判断の中で決め、その主体たる国民が守っていく、そうあるべきだと思っています。憲法改正については大いに議論してほしいと思います。

 

安部元内閣総理大臣の銃撃について

(記者)

安部元総理が銃撃によって亡くなりました。この事件について、市長の考えをお聞かせください。

(市長)

銃撃によってお亡くなりになったことについては、お悔やみを申し上げる気持ちでいっぱいです。

容疑者がなぜそこまでに至ったのかという、単に恨みとかそういう問題以上に、世の中の病巣があるのだろうと思います。彼をそこに唆したもの、そこまでに至らしめたもの、その闇を警察が暴き、我々に提示し、我々がその闇に明かりを灯していくということではないでしょうか。

(以上で終了。)

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更新日:2022年10月05日