定例記者会見概要版(令和4年11月25日開催)

令和4年11月25日に開催された定例記者会見の要旨です。

日時

令和4年11月25日(金曜日)午後2時~

会場

市役所 4階 庁議室

動画配信(前橋市公式ユーチューブ)

1 案件説明

(1) まえばしU29応援ポイント事業を実施します

(市長)

U29まえばし応援ポイントをスタートします。80歳代は60%以上の人がマイナンバーカードを取得していますが、29歳以下の人は40%と取得率が低くなっています。

そこで、若年層にマイナンバーカードの取得を呼び掛けるため、マイナンバーカードを取得した29歳以下の市民に5,000ポイントを付与することとなりました。d払い、aupay、楽天Edyのキャッシュレス決済が対象です。

(未来政策課)

申請手順が書かれたチラシを各保育所や小中高、大学に配布します。中面で画面遷移を細かく載せているので、これを見ながら申請することとなります。

なお、対象者及び条件は1992年4月2日以降生まれの市民8万7,000人で申込み時点でマイナンバーカードを取得しており、本市が指定したキャッシュレス決済サービスでポイントを受領できる29歳以下の市民となっています。

(2) 「第1回前橋市はたちのつどい」を開催します

(市長)

「はたちのつどい」を開催します。成年年齢が20歳から18歳に変わったため、これまでの「成人祝」から名称も変更しました。

実行委員の人達が色々な企画を考えてチャレンジしていると聞いています。内容について担当課と実行委員会から説明いたします。

(青少年課)

成年年齢の引き下げに伴い名称を「成人祝」から「はたちのつどい」に変更しました。「はたちのつどい」という名称は、昨年度公募により決定したものです。

今年度、本市で20歳を迎える若者は3,236人で、令和5年1月8日(日曜日)に日本トーターグリーンドーム前橋を会場に開催します。当日は、午前・午後の部に学校ごとに振り分けて、各60分程度の開催を予定しております。

内容としては、3部構成となっており、第1部では「はたちのまなび」、第2部では「式典」、第3部では「はたちのあそび」となっています。

(はたちのつどい企画委員会 委員長)

「はたちのつどい」の見どころについてお伝えします。第1部の「はたちのまなび」では、事前アンケートを基にライフプランに特化した約12分の映像を放映する予定です。20歳を迎える若者がどのようなことに関心を持っているのか、これから社会に出ていくにあたり、どのような知識が必要になるのかを学べる、楽しい映像を作る予定です。この「はたちのまなび」で、これからのライフプランを真剣に考えるきっかけを提供できればと思います。

また、第2部の式典では、市長や議長、来賓の皆さんから激励の言葉をいただきます。また20歳の若者の代表者が「はたちのメッセージ」と題して、将来の夢や希望、社会人の一員としての自覚などを語ってもらう予定です。

そして第3部の「はたちのあそび」では、来場者全員が明るい未来を描くことができるよう、全員で会場を盛り上げます。前半部分はゲストインタビューと題して、市内で活躍する先輩を会場に招き、「仕事と生活」についてインタビュー形式で話を伺いたいと考えています。事前に参加者から先輩に聞きたいことのアンケートを取り、その中で特に多かった質問に対して回答をしてもらう予定です。

3部の後半では豪華景品が当たる抽選会を開催します。ただ抽選券を引くだけではなく会場全体で楽しめるような工夫を用意しています。当選確率を上げるためのヒントなどを企画運営委員会のインスタグラムなどで発信する予定です。

続いて、ポスターコンテストについて説明します。今回、これまでの「成人祝」から「はたちのつどい」に名称を変更しましたが、まだまだ認知度が低いというのが現状です。

そこで、企画運営委員会で「はたちのつどい」の認知度を向上させるために、20歳を迎える若者だけでなく、前橋市を盛り上げたいと考えている人達からもポスターを募集し周知する計画を企画委員が独自に立ち上げました。詳細は企画運営委員会公式インスタグラムやホームページをご覧ください。本日から応募の受け付けを開始しています。

(観光政策課)

「はたちのつどい」を盛り上げるために、昨年度に引き続き初市まつりとの3つのコラボ企画を実施します。

1つ目はハッシュタグキャンペーンです。12月1日から1月21日の期間中に「#前橋市はたちのつどい」を付けて、インスタグラムに投稿やストーリーのシェアをした人の中から抽選で景品をプレゼントします。「はたちのつどい」当日の写真や20年間を振り返った写真など、たくさんの写真をお待ちしています。

2つ目は「大きなだるまに夢を描く」です。「はたちのつどい」当日に、楽歩堂前橋公園の屋外ステージに、黄色の水玉模様の大きなだるまを設置したイベントブースを開設します。5色の大だるまの水玉部分に、参加者に願いを書き込んでもらい、観光政策課のインスタグラムのアカウントのフォロー画面と、書き込んだ大だるまの写真の投稿を提示した来場者の先着100名に小だるまをプレゼントします。なお、午前・午後の部、各50個となり、プレゼントした小だるまは1年間の役目を終えた後に、次年度の初市まつりでお焚き上げを行います。

3つ目は、昨年度の新成人にプレゼントしただるまのお焚き上げです。「はたちのつどい」は1月8日に開催されますが、その翌日は初市まつりです。その日のお焚き上げで、前年度に20歳を迎えた人にプレゼントしただるまのお焚き上げを行います。また、だるまを受け取った人からのビデオメッセージも「はたちのつどい」の式典が始まる前に会場で放映する予定です。

その他

・省エネ機器等更新事業補助金が終了しました

(市長)

前回の会見で報告した、事業者向けの省エネ機器等更新事業補助金について、追加対応分も含め予算額の上限に達したため終了しました。

当初、7,000万円の予算で事業を開始しましたが、予算額を上回る申請があり、7,000万円を増額し、総額1億4,000万円の予算規模で事業を行いました。

 

・オミクロン株対応ワクチンの予約枠を拡大

(市長)

新型コロナのオミクロン株対応ワクチンの接種について、希望者多数のため、12月9日から12月28日までの予約枠を増枠します。

 

2 質疑応答

(1)  まえばしU29応援ポイント事業を実施します

(記者)

29歳以下の交付率を教えてください。

(未来政策課)

9月末現在の正確な数字として、本市全体の交付率は46.27%です。先ほど市長からも話があった、30歳未満は38.44%となります。その他、80歳代は60.16%、70歳代は53.13%、60歳代は51.03%となっており、80歳代が最も高くなっています。

(記者)

マイナンバーカードが手元に届いてから申請をして、ポイントを受け取るのでしょうか。

(未来政策課)

既にカードを持っている人は12月から申請できますが、未取得の人は2か月程カード発行に時間が掛かるため、2月28日までには申し込んでいただくこととなります。

(記者)

自治体マイナポイントは総務省の制度なのでしょうか。

(未来政策課)

その通りです。国のマイナポイント制度が2月末まで有効なものとしておりますが、これとは別に、自治体独自に交付・付与できる仕組みとなっています。国が作った制度・プラットフォームに、自治体が必要な財源を確保して交付する仕組みです。

(記者)

前橋市以外で自治体マイナポイントを行っている県内の自治体はあるのでしょうか。

(未来政策課)

今年度は本市のみです。全国でも22自治体と少ないようです。

少ない理由として、自治体が国に申請するまでの期限が短く、各自治体も要件を整えるまでに苦慮しているのが原因のようです。

(記者)

マイナンバーカード交付率について、9月末の数字とのことでしたが、10月末時点はどうなっているのでしょうか。

(未来政策課)

正式な数字ではなく簡易的な数字となりますが、10月末時点では、市全体で51.76%、全国平均は51.3%なので、0.4ポイント、前橋市が上回っている状況です。

(記者)

対象者は8万7,000人になるとのことですが、0歳から29歳までの前橋市民を指しているのでしょうか。

(未来政策課)

今年度30歳になる人も含めて、8万7,000人となります。

(記者)

財源を教えてください。

(未来政策課)

国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金です。

(2) 「第1回前橋市はたちのつどい」を開催します

(記者)

午前・午後の部、どちらに参加するかは、参加者が決められるのでしょうか。

(青少年課)

参加者が決めることはできません。学校ごとに午前・午後の部に振り分けての開催となります。

(記者)

「はたちのまなび」で放映するビデオの具体的な内容を教えてください。

(企画運営委員会 委員長)

企画運営委員会や市のホームページなどでアンケートを取った結果を踏まえて、主に3つのトピックについてのビデオを作ることとなりました。

1つ目が税金の話、2つ目が投資の話、3つ目は結婚・子育てに関しての話です。この3つのトピックを通して、首尾一貫して伝えたいのが、これから社会の一員として生活していく上でお金のやりくりの仕方や、結婚するのにどのくらいお金がかかるなどの、ライフプランニングについて学ぶきっかけを提供できればと考えています。

(記者)

ポスターコンテスト入選作品はどこかに掲示するのでしょうか。

(企画運営委員会 委員長)

12月中旬頃、「はたちのつどい」の関係者が審査し、優秀作品は当日会場に掲示するとともに、宣材資料としての使用や、市内の協賛企業に配布して掲示してもらうなどの3つを主に考えています。

(記者)

初市まつりとのコラボ企画の件について、景品や発送方法を教えてください。

(企画運営委員会 委員長)

現在検討中です。

(記者)

第3部の「はたちのあそび」では、社会人になった先輩をゲストに招くとのことですが、具体的にどんな人を呼ぶのか決まっているのですか。

(企画運営委員会 委員長)

現時点で確実に「はたちのつどい」へ来ていただける企業として、第一生命の20歳代の先輩を会場に招きます。なお、たくさんの職種の人に参加してもらいたいと思っているので、他の企業についても現在交渉しています。

(3) その他

・オミクロン株対応ワクチンの予約枠を拡大

(記者)

コロナワクチンの接種を希望している人が増えていると思いますが、同時に感染者も増えているかと思います。市長として、市民の皆さんにお願いするような形で、忘年会はこの規模で抑えてほしいなどのお願いはありますか。

(市長)

保健所長名で既に声明が発表されています。その中で適正に感染対策などの行動を取ってほしいということを述べていますので、私としては保健所長のメッセージに沿ったお願いを重ねて行うこと以外にはございません。

 

(以上で終了。)

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更新日:2022年12月13日