定例記者会見概要版(令和6年6月25日開催)

令和6年6月25日に開催された定例記者会見の要旨です。

日時

令和6年6月25日(水曜日)午後2時~2時30分

会場

市役所 4階 庁議室

動画配信(前橋市公式ユーチューブ)

1 案件説明

(1)「手紙とカフェと郵便局と」イベントを開催します

(市長)

本市と包括連携協定を締結している日本郵便株式会社及び郵便局主催のイベントを開催します。日本郵便及び郵便局の皆様には日頃から本市の道路の損傷個所や漏水箇所の報告、フードバンク、フードパントリーなどさまざまな分野で社会課題の解決に取り組んでいただいております。

今回のイベントは郵便局が教育の分野で市内のカフェと連携し、「手紙」の持つ力を感じ、イベントを通じてコミュニケーションの大切さを学べます。また、本市のこども達の考え書く能力のみならず言葉で伝え合う能力が高まることが期待でき、本市が掲げる「個性を伸ばし、主体性を育む人づくり」の実現にも寄与するものです。

なお、7月23日(火曜日)には、けやきウォーク前橋にて手紙コンテストの表彰式やワークショップが予定されており、7月19日(金曜日)まで手紙を募集します。前橋川原郵便局の高田局長、ムーカフェの青柳さんにお越しいただいておりますので一言ずついただきたいと思います。

(前橋川原郵便局 高田局長)

「手紙とカフェと郵便局と」イベントについてご説明させていただきます。この企画は4つの大きな項目があり、1つ目は手紙作文コンクールと連動しつつ、市内郵便局が独自で行う手紙のコンテストです。募集対象は前橋市内小学生と、年齢エリア等の制限がない一般の2部門です。小学生のテーマは「自分の体験したこと」や「自分の考え」などを伝える手紙ですが、具体例としては家族への感謝の気持ちや将来の夢などを手紙作文コンクール用の応募はがきにご記入いただき郵便局窓口で受け付けをさせていただきます。また、一般の部は「もう会えない人に送る手紙」を題材として、形式は自由で郵送で応募することができます。応募いただいた手紙は、優秀作品をまえばしシティエフエムの番組内で紹介し、7月に開催するけやきウォークでの「ふみの日イベント」で表彰します。その後、学校区を受け持つ郵便局で展示をし、地域の皆様に披露させていただきます。募集は既に始まっており、2部門とも7月2日日(金曜日)が締め切りです

2つ目は「ふみの日手紙イベント」です。夏休み期間となる7月23日(火曜日)にけやきウォーク前橋1階で参加無料のイベントを行います。内容は郵便局のキャラクター、「ぽすくま」との記念撮影や、コンテストに応募いただいた手紙の中から選ばれた優秀作の表彰式を行います。優秀賞の候補となった手紙は、会場にて展示も行います。また、当日、塗り絵や絵手紙、クラフトや消しゴムハンコ等の人気があり、楽しく参加ができるワークショップも開催するほか、郵便に関する展示等も準備していますので多くの方に喜んでいただけるイベントを予定しています。

3つ目はのちほど青柳さんの方から説明してもらいます。

4つ目は前橋市内46の郵便局をスタンプラリーで回遊しながらうんちくクイズを楽しみ郵便博士になろうという企画です。チラシ裏面に郵便局名が印刷されており、7月1日(月曜日)から8月30日(金曜日)までの間、各郵便局で簡単なアンケートにお答えいただきますと、郵便局名と局番号のついたスタンプを押印いたします。そして、スタンプラリーを見事にコンプリートされた数名の方にはオリジナルトロフィーを贈呈させていただきます。

以上、簡単ですがイベントについての説明とさせていただきます。

(株式会社MOO‐FACTORY 代表取締役 青柳 美保)

カフェの回遊ラリーの中の1店舗でありますが、今回企画にも参加させていただきました。

昨年の9月に市内の46郵便局と連携して、同じような手紙のイベントを実施しました。郵便局が地域の見守りの役目をしているということ、地域に46か所もあって私たちを見守ってくださり、手紙、郵便に、今は少し離れておりますが、そういうこともすごく大切な体験であると気が付きました。もう一度、「ふみの日」7月23日(火曜日)を絡めてイベントを開催したいということで、今回は7月、8月にこのイベントを開催します。

皆さんに手紙を書いていただきたい、それには手紙を書く環境を皆さまに提供したい、色々な箇所にお声をかけました。カフェ22か所、公共の場所としてアーツ前橋のショップのみだけでなく、県庁のネツゲン、Mサポ、道の駅まえばし赤城の色々な箇所で手紙を書くスペースを用意してあります。また、県内の作家さんのポストカードなどの作品を見ながら、皆さんに手紙を書いていただきたいです。この機会にぜひ、大切な人、なかなかありがとうと言えない人に手紙を書くなど、もう一度見直してみてはいかがかなと思うイベントです。26か所でこのカフェの回遊イベントがあります。5店舗、違う店舗にスタンプをもらい、それを写真で送っていただくと、協賛店舗の景品が当たるようになっています。色々なところ、市内素敵なところがありますのでカフェを巡っていただき、さらに商品をゲットして、また手紙を書いてもらいたいというイベントです。よろしくお願い申し上げます。

(市長)

本市と包括連携協定を締結している日本郵便株式会社及び郵便局主催のイベントを開催します。日本郵便及び郵便局の皆様には日頃から本市の道路の損傷個所や漏水箇所の報告、フードバンク、フードパントリーなどさまざまな分野で社会課題の解決に取り組んでいただいております。

今回のイベントは郵便局が教育の分野で市内のカフェと連携し、「手紙」の持つ力を感じ、イベントを通じてコミュニケーションの大切さを学べます。また、本市のこども達の考え書く能力のみならず言葉で伝え合う能力が高まることが期待でき、本市が掲げる「個性を伸ばし、主体性を育む人づくり」の実現にも寄与するものです。

なお、7月23日(火曜日)には、けやきウォーク前橋にて手紙コンテストの表彰式やワークショップが予定されており、7月19日(金曜日)まで手紙を募集します。前橋川原郵便局の高田局長、ムーカフェの青柳さんにお越しいただいておりますので一言ずついただきたいと思います。

(前橋川原郵便局 高田局長)

「手紙とカフェと郵便局と」イベントについてご説明させていただきます。この企画は4つの大きな項目があり、1つ目は手紙作文コンクールと連動しつつ、市内郵便局が独自で行う手紙のコンテストです。募集対象は前橋市内小学生と、年齢エリア等の制限がない一般の2部門です。小学生のテーマは「自分の体験したこと」や「自分の考え」などを伝える手紙ですが、具体例としては家族への感謝の気持ちや将来の夢などを手紙作文コンクール用の応募はがきにご記入いただき郵便局窓口で受け付けをさせていただきます。また、一般の部は「もう会えない人に送る手紙」を題材として、形式は自由で郵送で応募することができます。応募いただいた手紙は、優秀作品をまえばしシティエフエムの番組内で紹介し、7月に開催するけやきウォークでの「ふみの日イベント」で表彰します。その後、学校区を受け持つ郵便局で展示をし、地域の皆様に披露させていただきます。募集は既に始まっており、2部門とも7月2日日(金曜日)が締め切りです

2つ目は「ふみの日手紙イベント」です。夏休み期間となる7月23日(火曜日)にけやきウォーク前橋1階で参加無料のイベントを行います。内容は郵便局のキャラクター、「ぽすくま」との記念撮影や、コンテストに応募いただいた手紙の中から選ばれた優秀作の表彰式を行います。優秀賞の候補となった手紙は、会場にて展示も行います。また、当日、塗り絵や絵手紙、クラフトや消しゴムハンコ等の人気があり、楽しく参加ができるワークショップも開催するほか、郵便に関する展示等も準備していますので多くの方に喜んでいただけるイベントを予定しています。

3つ目はのちほど青柳さんの方から説明してもらいます。

4つ目は前橋市内46の郵便局をスタンプラリーで回遊しながらうんちくクイズを楽しみ郵便博士になろうという企画です。チラシ裏面に郵便局名が印刷されており、7月1日(月曜日)から8月30日(金曜日)までの間、各郵便局で簡単なアンケートにお答えいただきますと、郵便局名と局番号のついたスタンプを押印いたします。そして、スタンプラリーを見事にコンプリートされた数名の方にはオリジナルトロフィーを贈呈させていただきます。

以上、簡単ですがイベントについての説明とさせていただきます。

(株式会社MOO‐FACTORY 代表取締役 青柳 美保)

カフェの回遊ラリーの中の1店舗でありますが、今回企画にも参加させていただきました。

昨年の9月に市内の46郵便局と連携して、同じような手紙のイベントを実施しました。郵便局が地域の見守りの役目をしているということ、地域に46か所もあって私たちを見守ってくださり、手紙、郵便に、今は少し離れておりますが、そういうこともすごく大切な体験であると気が付きました。もう一度、「ふみの日」7月23日(火曜日)を絡めてイベントを開催したいということで、今回は7月、8月にこのイベントを開催します。

皆さんに手紙を書いていただきたい、それには手紙を書く環境を皆さまに提供したい、色々な箇所にお声をかけました。カフェ22か所、公共の場所としてアーツ前橋のショップのみだけでなく、県庁のネツゲン、Mサポ、道の駅まえばし赤城の色々な箇所で手紙を書くスペースを用意してあります。また、県内の作家さんのポストカードなどの作品を見ながら、皆さんに手紙を書いていただきたいです。この機会にぜひ、大切な人、なかなかありがとうと言えない人に手紙を書くなど、もう一度見直してみてはいかがかなと思うイベントです。26か所でこのカフェの回遊イベントがあります。5店舗、違う店舗にスタンプをもらい、それを写真で送っていただくと、協賛店舗の景品が当たるようになっています。色々なところ、市内素敵なところがありますのでカフェを巡っていただき、さらに商品をゲットして、また手紙を書いてもらいたいというイベントです。よろしくお願い申し上げます。

(2)アーツ前橋展覧会「new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった」展を開催

(市長)

アーツ前橋で絵本作家の荒井良二さんの軌跡をたどる展覧会を開催します。非常にファンが多い人気の作家さんです。本展は、絵画や絵本原画、イラストレーションのほか、愛蔵の小物たちや廃材を用いたオブジェ群を縦横無尽に配置し、その創造の旅の軌跡を展示紹介します。

会期中は、荒井さんと一緒に物語を作る「市民参加プログラム」のほか、前橋こども図書館や前橋シネマハウスと連携した関連イベントを実施する予定なので、ぜひご注目ください。

開催期間は、6月29日(土曜日)から8月25日(日曜日)までと、夏休み期間中の開催となりますので、小さいお子さまを連れて、ぜひご家族でアーツ前橋へお越しください。

詳しい内容は、荒井良二さんからご説明いただきます。それでは、よろしくお願いします。

(アーツ前橋キュレーター 宮本)

展覧会の内容についてもう少し詳しくご紹介をさせていただきます。

荒井良二さんはこれまで40冊以上絵本を出版されていて、スウェーデンの児童文学のノーベル賞といわれている「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を日本人で初めて受賞された世界的にも有名な絵本作家です。このようにたくさんの絵本を出されていますが、そういった原画も会場にはたくさん展示します。本展覧会は絵本の原画にとどまらず、荒井さんがアーティストとして絵画や彫刻、舞台美術など、そしてテレビのアニメーションなどかなり幅広い表現をされておられますので、マルチな広がりのある荒井さんの活動を紹介する展覧会となっています。絵本の原画は印刷されたものよりも筆致などかなり細かいところまでご覧いただけるので、実際に絵本で体験するものとは違った体験をみなさんにしていただければと思いますし、お子さんでも見やすいように、作品を展示する位置をさげたり、夏休みの展示にふさわしい工夫もしたりしています。そして、かなり巨大な絵画作品や屏風作品など、展覧会でないと見られないような大型の作品や、絵本で描かれるテーマとは違った、アーティスト荒井良二さんがアートで表現したい現代社会の様々なモチーフノ絵画を通してご覧いただけるかと思います。絵本の中の世界に入り込んでしまったような舞台美術のような空間も様々に作り上げています。まあに今日も10人以上のスタッフが現場で絵本の世界を作り出しているところで、荒井さんもすぐに会場に戻って、一緒に世界観を作りこみに尽力を尽くしていただくところです。先ほど、市長からもご紹介あったように住宅廃材を使って、小さな家を作るというプロジェクトも今回やっておりまして、これは昨今のウクライナの戦争、そういったところでこどもたちに対する荒井さんの思いを表現した作品や、今の社会の変化の中にさらされているこどもたちといったテーマも、この展覧会の中には含まれています。先週末は前橋のこどもたちと一緒に詩と絵のワークショップも開催して、市民参加型のプロジェクトでもあります。前橋市は詩のまちですし、荒井さんは詩と絵の組み合わさったものが絵本だと思うので、こどもたちと荒井さんが作った大きな壁画をギャラリーではご覧いただけます。それから大人向けにも荒井さんと一緒に物語を作っていくというワークショップを7月中旬に開催する予定となっています。実際に荒井さんと交流しながら市民の方がそれぞれ感性をはぐくんでいただけるようなプログラムを多数用意しています。また、初日の夜には展示されている空間の中での街頭パフォーマンスも行い、この夏のアーツ前橋は荒井良二フェスティバルと本気で楽しくやっていきたいと思っています。

それから、隣接しているこども図書館に巨大な荒井さんの壁画があり、アーツ前橋の上の映画館にも荒井さんの壁画があります。そういったことで前橋市と非常にゆかりがある荒井良二さんですので、たくさんのファンが既にいっぱいいらっしゃりますので多くの市民の方に前橋市に足を運んでいただきたいと思います。

(出展作家 荒井良二)

前橋市はある人を介して、20数年前から色々なイベントやワークショップ、大人やこどもを問わず市民の方と関わって、遊びを通し学びも少しあるようなイベントも行っていただきました。今回はアーツ前橋で総集編のような前橋の人たちにお見せしたいというような展覧会を開催します。巡回している展覧会ではありますが、前橋市が1番展示数も多く、前橋市ならではの作品が並びます。これは来ていただいて見つけていただけると嬉しいです。絵本というと、甘いお菓子を作っているような感覚を持たれる方がたくさんいらっしゃるかなと思うのですが、私はこれも絵本だろうとこういう風に絵本はあるべきだろうと、日頃思っていることを、立体作品におこし、部屋が絵本というコンセプトで今回の展覧会は巡回させていただいていますが、部屋ごとのカテゴリーでその展示空間が絵本という風にとらえて私は展示しているつもりです。絵本作家だから、こども向けに何かやっているかといわれるとそうではなくて、大人向けにやっているのかといわれてもそうではなくて、つまり人に向けて絵本を作っているという感覚で制作しています。絵本は開くと四角い窓になっているように思え、その窓から誰でも窓の景色が見られる、窓の中の景色に飛び込むことができる、ストーリーを楽しむ、ストーリーを組み立てるという絵本の在り方、作り方を目指し、そのような制作をしているつもりなので、今回も部屋ごとに絵本の世界に飛び込んだというイメージを持って、それをコンセプトにしていただいて展示します。ぜひみなさんがいらしていただけると嬉しいです。ありがとうございました。

(3)前橋市SDGsSDGsパートナー×公園美化プロジェクトを始動します

(市長)

本市では令和4年よりSDGsの理念を踏まえて、地域課題の解決や、持続可能なまちづくりに官民問わず共に取り組むことを目的として、前橋市SDGsパートナー制度を開始しています。現在、144の企業・団体にSDGsパートナーとして登録いただいております。SDGsパートナー制度では、登録企業等での独自アクションのほか、地域課題の解決や公共空間での美化活動といった官民連携の協働アクションを行うことも盛り込まれています。今回は公園美化に関する協働となります。現在、市内の公園につきましては、地域住民で公園愛護会を組織して維持管理を行っていますが、高齢化等により、日常の維持管理が困難になりつつあります。そこで、協働アクションの中で、地域に根付く企業・団体が清掃等の地域の公園の清掃などを通して地域貢献を行う公園美化プロジェクトを始動します。地域企業・団体が地域貢献の一環で住民と交流することで新しい地域活性化の流れができると考えます。SDGsパートナーの皆様ともに、SDGsの達成に向けて取り組んでいきたいと考えています。賛同する企業の皆様から公園美化プロジェクトに関する抱負や展望をいただきます。よろしくお願いいたします。

(小林工業株式会社 小林代表取締役社長)

弊社は市内で建設業を営んでおりますが、今回の公園美化プロジェクトを通じて弊社は表町2丁目の皆様とともに、地域の皆様が快適に過ごせるような街づくりに貢献していけたらと思います。よろしくお願いいたします。

(サクライ塗装株式会社 櫻井取締役)

主に建築塗装とリフォーム工事を請け負わせていただいています。今回、担当させていただいた公園は、私が小さいころにたくさん遊んでいた思い出のある公園です。近隣住民の方も、昔からよく知っている方々ばかりなので、ふれあいを楽しみながらボランティア活動をしていきたいと思っています。そして、今回の企画を色々な角度から発信してもっとたくさんの方に周知していただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

(大和リース株式会社 群馬支店 島本支店長)

当社は大和ハウスグループの会社になりまして、県内で建築の仕事をはじめ、官民事業など色々なことを仕事にしています。その中で今回SDGsパートナーとして、私たちは大利根中央公園の清掃をさせてもらっています。先日、私もこの清掃に参加させていただきました。朝早い行事ですので、正直大変かと思ったのですが、1日地域の方々と一緒になって清掃をして、天気も良かったので清々しい気分で1日過ごせたと思っています。私たちの取り組みは月1回の清掃となりますので、そんなに大きなものではありませんが、継続していくことによってこのSDGsパートナーの取り組みをどんどん外に大きく広げていけたらと思っています。ありがとうございました。

(株式会社 Body works ミツマタパーク 西澤さん)

我々は前橋市三俣町にミツマタパークというトレーニングジム、接骨院、整体院、キッズスクールなどの複合施設を去年の5月にオープンさせて、丸1年経ったところの若い企業です。今回担当させていただくのが、三俣にある下三俣公園です。この公園は我々がキッズスクールの外での活動によく使わせていただくところなので、これからも月に1回しっかりきれいにして地域の皆様に健全に使っていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

(4)前橋公園を管理運営する指定管理者を募集します

(市長)

この前橋公園の指定管理者制度の導入にあたっては、既に指定管理者による管理運営となっている中央児童遊園に加え、建設部が所管する前橋公園の園地、教育委員会事務局が所管する臨江閣と合わせて、管理の一元化を図ることで、これまで所管課に分かれていた対応窓口を一本化するなど、より効率的な運営や利用者サービスの向上を図るとともに、公園エリアの魅力を向上させることを目的としています。

臨江閣につきましては、国指定重要文化財として保存するとともに、活用を図ることで郷土の歴史及び文化に対する知識と理解を深め、市民文化の向上に寄与するというところにつきましても、公民連携により果たしていければと考えています。今回は、より民間事業者の方に強みを発揮していただくため、園内に収益施設を整備することも条件として設定させていただきました。このため、指定期間は通常公募の場合に5年間としていますが、収益施設の整備を伴うことから、10年間としています。応募資格につきましては、募集要項に詳細を示しますが、法人又はその他の団体、法人等による共同企業体としても応募は可能としています。ただし、本市の意向や現地の様子をより知っていただくため、応募には現地説明会への参加を必須とさせていただきます。興味のある方は必ずこの説明会に参加していただきたいと思います。今後の予定としましては、7月1日(月曜日)に募集を始め、9月末には応募を締め切る予定です。10月中には選定委員会で指定管理者の候補を選定して、12月の第4定例会に指定の議案を提出させていただき、来年度からは、指定管理者による管理運営をスタートする見込みです。現地説明会に多くの皆様のご参加をお待ちしています。よろしくお願いいたします。

(5)こどもまんなかアクションリレーシンポジウムin前橋を開催します

(市長)

既に21日(金曜日)の投げ込みでも発表しましたが改めて報告いたします。“こどもの未来が輝く前橋”の実現に向けて、こどもや子育てに優しいまちづくりを推進する第一歩として、7月4日(木曜日)15時から群馬会館でシンポジウムを開催します。シンポジウムには、加藤こども政策担当大臣に登壇していただき、「こどもまんなか社会に向けて」の基調講演もいただく予定となっています。をテーマにこども政策の展望と課題について、基調講演をしていただきます。その後、「こどもまんなか社会を考えよう」をテーマに、私のほか、商工会議所会頭、緑水会、前橋青年会議所、大学生にも登壇してもらい、パネルディスカッションを行います。こどものことですが、こども、子育て世代だけではなくて、若者当事者や、今回、商工会議所と共催となるので、働く企業の皆様にとってもこども、子育て大事ではないかという視点でお話ができたらと思っています。定員は300名、事前申込制になります。当日参加はできないので、興味のある方は必ず申し込みをしてください。なお、取材の申し込みについては明日28日(金曜日)までとなっていますので、まだ提出していない報道機関の皆様におかれましては、広報係まで申し込みをお願いします。

その他案件

○交通事故防止

(市長)

6月11日(火曜日)の朝、市内で、市内在住の高校生が自転車での通学中に自動車と衝突し、亡くなる交通死亡事故が発生しました。生徒が亡くなられたことには非常に残念であり、心からお悔やみを申し上げます。改めて、交通事故防止のために、本市からのお願いです。

ドライバーの皆さんは、「だろう運転」ではなく、「かもしれない運転」をお願いします。自転車が急に道路を横断するかもしれない、影から人が飛び出してくるかもしれない。意識をしていると防げる事故もあるはずです。特に朝の通勤、通学時間帯の事故が非常に増えていますので、通勤通学の時間帯の事故はより一層気を付けていただきたいと思います。

また、自転車を運転する方へのお願いです。ご存じの通り、本市は中高生の自転車事故が全国的にも多い状況ですので、改めて自転車の交通ルールを守っていただければと思います。自転車も軽車両ですので、車道を走行するときには左側通行をお願いいたします。一時停止では必ず止まる。2列に並んでの走行はしない。自転車事故を起こさないためにもこれらを守っていただきたいと思います。また、道交法が改正されて、昨年の4月から自転車についてもヘルメットの着用が努力義務となっています。交通事故に遭った際は、自転車乗車用ヘルメットの正しい着用が被害の低減につながります。頭部を守ることで命を守れる可能性が高まるので、自転車運転時のヘルメットの着用を重ねてお願いします。本市としましては、引き続き警察等と連携して幼保育所幼稚園や保育所、小学校及び中学校での交通安全教室の開催や、毎月15日の「自転車マナーアップデー」における啓発活動、各季交通安全運動週間における啓発活動を行う等、交通安全教育と啓発活動を行い、二度と今回のような悲惨な交通事故が起きないように取り組んでいきたいと考えています。

○令和6年度前橋こどもアイディアまちづくりプロジェクトの募集

(市長)

こどもアイディアまちづくりプロジェクトは昨年から実施しているプロジェクトです。昨年も大変人気で、こどもたちが参加をしてくださって人気の事業でした。こどもたちから本市をもっと楽しくて暮らしやすい場所にしたいと、そういったアイディアを募集し、採用されたアイディアについて、こどもたち自身に実践をしてもらうような取り組みとなっています。採用するかどうかの審査員もこども審査員を募集して、こどもたち自身にどの提案を採用するかの審査をしていただくというようなものになっています。今年についてはアイディアの募集、こども審査員の募集ともに7月31日(水曜日)が締め切りとなっています。応募のできる団体の用件は6歳から17歳までのこどもが2人以上いること、メンバーが1つの家族だけではないこと、サポートしてくれる大人が2人以上いること、ということになっています。誰かと連携をして、このアイディアを考えてもらうという仕組みになっています。応募できる事業の概要については、こんな町や地域になったら今よりもっと楽しく暮らせるというアイディアで、実現に向けて仲間と力を合わせて取り組むものであればどんな内容でも良いとなっています。なお、採択された事業については、団体に対して市から10万円を上限に負担金を支出するので実際にこれを実施していただくというところまでの仕組みになっています。詳細は本市のホームページをご覧いただければと思いますが、たくさんの応募が来ることをお待ちしております。

○道の駅「まえばし赤城」で台湾フェアを開催します

(市長)

道の駅「まえばし赤城」で、6月29日(土曜日)から6月30日(日曜日)に台湾フェアを開催します。魅力的な期間限定メニューの販売が行われる他、群馬県台湾総会の協力により、様々な出店やステージイベントが予定されています。昨年は大人気で品切れとなってしまったマンゴーも大量に準備していると伺っております。これまで本市と台南市とで築いてきた友好関係についても大切にしたいとの想いから、観光案内所内に台南市との関係をPRするコーナーも設けます。台湾や台南市の文化をたくさん感じられる2日間となっております。

ぜひ、取材をしてくださいますようお願いいたします。

2 質疑応答

(4)前橋公園を管理運営する指定管理者を募集します

(記者)

公募開始からのスケジュールが記載されていますが、住民説明会など具体的な日程が決まっていたら教えてください。

(公園管理事務所)

住民説明会の予定はありません。応募予定の事業者さんの現地説明会について必須条件としています。日程については、今のところ7月23日(火曜日)を締め切りとし、7月25日(木曜日)に臨江閣で説明会を開催したいと考えています。

(記者)

必須条件として、収益施設のイメージしているものを1点と、期待する効果は効率化や全体の魅力度向上となっていましたが、エリア全体をどのように持っていきたいか将来像を合わせて教えてください。

(公園管理事務所)

収益施設の整備を必須条件としていることについては、指定管理業務だけは通常の業務委託とあまり変わりがないという点から、何か事業者の方にもインセンティブになるようなものがないかということで検討させていただいた結果になります。イメージとするとカフェ的なもの、遊べるようなもの、アウトドアとまでは言わなくても何か広場を利用したものなど色々考えられると思います。抜本的に変えるというよりは、今ある価値を生かしながらオプション的に整備をしていただくような、何を作ってくださいということがあるわけではありませんが、その点を見ながら選定委員さんと一緒に考えていきたいと思っています。

具体的なところで言うと、現在も臨江閣で夜に利用があった場合に帰ろうと思ったら、前橋公園の日本庭園側は門が閉まっていて出られないという些細なことから連携がどうしたら図れるだろうと思っていました。今後一体的な活用が図れる中でそういったところでも、夜に日本庭園と臨江閣をセットで利用することもできると思いますし、中央児童遊園に関しても駐車場が兼用になっているということから色々な場面で連携が期待できると考えています。そういった中でも前橋公園のエリアマネジメントをしっかりと担っている会社、事業者さんが応募してきてくれることを期待しています。

それと、歴まち計画についてですが、歴まち計画自体は計画期間が指定管理と重なっている部分がありますので、当然何かしらの調整は発生するだろうと想定はしていますが、歴まち計画の具体的な内容が現在定まっているわけではありませんので、何かそれを念頭において今回の指定管理を行い収益施設を整備するということではありません。

(記者)

るなぱあくの部分はこれまでどのように運営されていたかわかりませんが、今後一元化されたときに現在運営をされている方との関係はどうなるのでしょうか。

(公園管理事務所)

現在、中央児童遊園るなぱあくについては、既に指定管理者による管理が行われています。5年間の指定管理機関を設けて運用していただいており、今年度でその期間が満了するというタイミングです。このタイミングに合わせたと考えていただいて結構かと思います。今、指定管理を請け負っているのが共同企業体で代表者がオリエンタル群馬ですが、公募になるので、基本的には参加ができ、特にその会社云々ということはありません。

(記者)

市が実際にこういった指定管理制度の公共の限られた財源や資産を有効活用して、出来るだけ税金の導入を抑えながら公共の財産を有効活用しようという目的があるかと思いますが、これによって市が得られるメリットは実際に全部市がやらなければいけなかったときに比べて、どのくらい市民の皆さんにメリットがあるのかを教えてください。

(公園管理事務所)

指定管理を導入することに関しては、確かに行政コストの削減が昨今言われてきていますが、それだけではなくて、さらに市民サービスの向上が図れるというのが第一にくるのかと思っています。今回の件に関しては、指定管理者の方に例えば臨江閣の貸館の許可や、公園内の使用の許可という許可事務をいまは職員がやっており、臨江閣を使用するときは文化財保護課に許可申請をする。臨江閣の建物だけ文化財保護課なので、庭園に出て何かしようとすると公園管理事務所での許可も必要になります。何かやりたい利用者の方、市民の方が両方に申請をして、双方と相談をして、料金もそれぞれ別に収めるという二重になっていました。そのあたりを一本化することもできるとも思いますし、全体的な調整も代表の方とすることができるようになるという意味で大きなメリットになると考えています。

(5)こどもまんなかアクションリレーシンポジウムin前橋を開催します

(記者)

小川市長としてどのような会にしていきたいかを教えてください。

(市長)

とにかく今はこども子育てを最優先ということで、市役所の中もこども政策を全庁的に取り組んでいこうということで始まっています。同じように市民の方にも、やはりこれからの社会においてこども政策がどれくらい大事なのかということを知っていただくことが重要だと思います。そういった意味では今、庁内では色々な政策を進めていますし、こども基本条例やこども計画の策定に向けた取り組みというのは始まっていますが、一般向けのところに関しては今回を皮切りに、色々な場で市民の皆さまと一緒にこどものことについて考える機会にしていきたいと思っています。その第一歩として開催したいと思います。先ほども申し上げたように、こどものことはとにかく当事者の子育て世代の人たちの問題に矮小化されがちですが、そうではなくてやはり企業の皆様にとっても、また子育てをしていない人たちにとっても重要なテーマということをしっかりと市民の皆さんに共通認識にしていくためにも、こういったシンポジウムを使っていきたいと思っています。

その他

(記者)

大野副市長の後任の省庁からの出向の副市長については、今のところ大野さんが離れた後、空席になるのかと思いますが、いつくらいまでに2人目の副市長を置きたいなど、出身の省庁について何かお考えがあるかという点をお伺いしたいです。

(市長)

大野副市長の後任については国からの出向に限らず、適任の方を選びたいと考えています。当初はこども家庭庁から呼びたいと考えていましたが、なかなか難しいということもあり、いずれにしても、本市にとってこれから進めていく政策に適任な方を選んでいきたいのが1つです。時期については、庁内の色々な体制も含めて今検討しているところなので、いつというのはお答えできませんが適切な時期に適切な方を選びたいと思います。

当面は細谷副市長1人になってしまうので、副市長の負担が大きくならないように私も気を付けたいと思っています。

(記者)

今、おっしゃった、省庁以外の可能性というのはどのようなイメージですか。

(市長)

色々な可能性を考えたいと思います。必ずしも外からではなくて、プロパーも含めて適任な方を選びたいと思っています。 

(記者)

大野副市長の実績を教えてください。

(市長)

大野副市長は副市長として3年、その前も部長級で前橋市のデジタル化の推進の部分で非常に尽力をいただきました。私も前橋市のデジタルの取り組みを振り返ってみていますが、2013年くらいからどうやってこのデジタル化を進めていったらいいのかということで、前橋市が先進的に進めてこられたのは大野さんがいてくれたからだと思っています。色々なことを国や民間の方々と調整しながら本市にとって進めている政策だけでなく、人間関係も含めて大きな財産を残してくれたと思っています。個人的には大野さんと一緒にいられた期間が4か月しかなかったので、私としては非常に寂しい気持ちはありますが、国に帰ってからも本市に力を貸してくれるのではと思っているので、今後も良い関係でいけたらと思っています。DX、デジタルイコール大野さんと思われがちですが、その部分だけでなく庁内の人材育成や、教育分野、それぞれ大野さんがいてくれて、新しい風を吹かせてくださったと感じています。非常に職員にも信頼されていて、こういう人が国から来てくれたらいいのにとこっそり思っていました。

(記者)

2人目を呼びたいのは継続して変わらないのかということと、こども家庭庁から当初はお呼びしたいというお話でしたが、その気持ちは継続して変わらないのかを教えてください。

(市長)

アプローチはさせていただきましたが、現実的に難しいということがあり、そこにこだわっていつまでも副市長が決まらないというのは市のためにもよくないと思っています。それなので、省庁に限らず適切な方を選んでいきたいと現状では思っています。

(記者)

1人体制が続くというより、2人体制を継続していきたいというお考えですか。

(市長)

はい。そうです。

(以上で終了)

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更新日:2023年05月01日