80年前の歌舞伎を松本幸四郎・市川染五郎 親子が再現!前橋空襲と復興資料館開館記念 前橋歌舞伎舞踊公演を開催します

『戦災と復興』(前橋市編纂)より
「前橋空襲の記憶を風化させない」というこれまでの市民の熱意により、令和7年(2025)4月28日に誕生した「前橋空襲と復興資料館」の開館を記念して、前橋空襲から約2か月後の昭和20年(1945)10月に開催された「戦災前橋復興舞踊大会」の一部を再現した前橋歌舞伎舞踊公演を開催します。
当時、前橋市に疎開していた7世松本幸四郎さんが演じた『長唄 橋弁慶』を今回はひ孫にあたる10代松本幸四郎さん・市川染五郎さん親子で上演するほか、80年前の「戦災前橋復興舞踊大会」の映像の放映と解説や、トークセッションを実施します。

松本幸四郎さん

市川染五郎さん
前橋空襲と復興資料館開館記念 前橋歌舞伎舞踊公演
日時
令和7年7月27日(日曜日)
開場16:00
開演17:00
終演18:50(予定)
場所
昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館) 大ホール(前橋市南町三丁目62-1)
講演内容
1.「橋弁慶」長唄囃子連中
武蔵坊弁慶:松本幸四郎、牛若丸:市川染五郎
約25分~30分 ※上演前の解説(約10分)含む
(休憩約20分)
2.昭和20年10月「戦災前橋復興舞踊大会」映像放映と歴史的経緯解説
前橋空襲と復興資料館検討委員会委員長 手島仁、
日本舞踊家 三代目 若柳吉駒
約20分
3.トークセッション
松本幸四郎、市川染五郎、前橋市長 小川晶、手島仁、
コーディネーター 葛西聖司
約40分
入場料
一般6,000円(税込)、全席指定、入場は小学生以上
チケット販売
一般販売は、5月23日(金曜)から
(1)窓口での販売
午前9時から、昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)の窓口にて販売開始
※販売時間は、開館日の午前9時から午後5時まで
(2)インターネットでの販売
(3)電話での予約受付
午後1時から、昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)にて受付開始
※受付は、開館日の午前9時から午後5時まで
電話番号 027-221-4321
主催
公益財団法人前橋市まちづくり公社、前橋市
公演・チケットに関する問い合わせ先
公益財団法人前橋市まちづくり公社
文化部 市民文化会館
電話 027-221-4321 ファクス 027-221-4319
松本幸四郎さんと前橋市

『戦災と復興』(前橋市編纂)より
昭和20年(1945)5月に前橋市に疎開し、終戦後に東京に戻った7世松本幸四郎さんは、「自分の命が助かったのは前橋へ疎開したおかげだ。自分の芸を通して市民を元気づけたい、市の復興にいささかなりとも協力させていただきたい」と昭和20年(1945)10月に「戦災前橋復興舞踊大会」を発意し、挙行しました。
市内各戸に無料入場券が配布され、仮設舞台が設置された前橋公園には多くの市民が詰めかけました。
当時の映像がアメリカ陸軍の記録に残されており、その他の関係資料とともに「前橋空襲と復興資料館」内で展示されています。
前橋空襲と復興資料館(市民文化会館2階)
昭和20年(1945)8月5日に起きた前橋空襲の実情と復興の歩み、平和を希求する市民の思いを風化させず後世へ継承するため、開館しました。
館内は、「1 開館までのあゆみ」「2 資料でみる戦争とくらし」「3 前橋空襲」「4 復興」「5 慰霊」「6 図書室」の6つのコーナーで構成されています。
戦争体験者が減少する中、体験者が語るというこれまでのあり方から「非体験者が語る公的資料館」としての役割を担います。
- 場所 昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)2階
- 開館時間 午前10時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
- 休館日 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌平日)、年末年始、全館保守点検日等
- 入館料 無料
地図
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文化スポーツ観光部 文化国際課 文化振興係
電話:027-898-6992 ファクス:027-243-5173
〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
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更新日:2025年05月20日