第2回前橋市再生可能エネルギー発電設備設置審議会議事録
審議会 会議録
審議会名
前橋市再生可能エネルギー発電設備設置審議会
会議名
第2回前橋市再生可能エネルギー発電設備設置審議会
日時
平成30年2月23日(金曜日) 午前10時00分~午前11時05分
場所
前橋市総合福祉会館 3階 第五会議室
出席者
審議委員
西薗会長、高山委員、植木委員、小林委員、石塚委員、林委員、
事務局
(都市計画課):簑輪都市計画部長、関口景観係長、塩澤副主幹、高橋副主幹
(建築指導課):砂川補佐
欠席者
土倉副会長
議題
- 開会
- あいさつ
- 議事
- 議事録署名人の指名
- 議案上程
- 第1号議案 再生可能エネルギー発電設備の設置について
- その他
- 閉会
会議の内容
1 開会
関口都市計画課景観係長
定足数の報告
7名中6名の出席であり、審議会条例第26条第2項の規定による過半数の出席を得ているため、審議会が成立していることを報告した。
2 あいさつ
西薗会長、蓑輪都市計画部長
3 委員及び事務局職員自己紹介
委員及び担当職員自己紹介
4 議題
第一 議事録署名人選出
議事運営要領第7条第2項の規定により、石塚委員と林委員が指名された。
議案第1号の審議及び審議結果
第1号議案について、付議書の朗読後、議案書及び議案資料に基づき申請内容の説明を行った。現地の状況や審査基準ごとに申請内容等を説明し審査した結果、原案どおり承認され、その旨を市長あてに答申することとなった。
議案第1号についての質疑
小林委員
区画の道路はどこが管理する道路か。また、道路幅員は何メートルか。
事務局
市道である。幅員については、入口部分に近い場所が4メートル、最も広い場所が7.5メートル、南の部分が5メートルである。
小林委員
電柱はどうするのか。
事務局
敷地内に引き込み柱を立てる予定である。
小林委員
周囲にある既存の太陽光パネルはどうしているのか。
事務局
少し場所が離れているので、最寄りの電柱を使用している。
小林委員
現状の勾配を生かして整地をするということだが、整地後の表面はどのようにする予定か。
事務局
整地後、防草シート等を敷く予定は無く、そのままとのことである。定期的な除草を行うという報告を受けている。
小林委員
浸透池の上にパネルが被るようだが、浸透池の位置はその場所でよいのか。
事務局
現地の勾配を考えると、計画の場所が最も水が溜まる場所であるとのことである。
小林委員
現地は、簡単な整地をするのみとのことだが。
事務局
浸透池の場所に水が行きやすくなるよう、若干の勾配をつけた整地をするとのことである。
小林委員
緩衝帯の周りにフェンスを設け、黒色のシートを張るとのことである。一方で周囲にある既存の太陽光発電施設の周りは何もしていない中で、いきなり黒色のシートを張られると、見栄えという点では何事かという印象を受ける。既存の場所は、フェンスで囲われているのか。
事務局
フェンスで囲われている。
小林委員
周りとの調和ということを考えると、そこだけ敢えてシートをかけるというのはどうなのか。
西薗会長
条例上、フェンスはどのような扱いなのか。
事務局
規則では「目隠しフェンス等の設置による配慮がされていること(規則第12条第6項第4号)」と定めているので、必ずしもフェンスに限定しているわけではないが、道路や公共空地から見えないように設置するということになっている。
小林委員
いきなり黒いもので囲われると、印象が良くないように感じる。
林委員
目隠しとして仮設用のシートのようなものを使用するようだが、耐久性はあるのか。建設現場などで使うものだと思うが、1年から長くても数年程度で傷んでしまうのではないか。目隠しに、ある程度の耐久性は求めていないのか。
事務局
どのくらい耐久性があるのかという点ははっきりしない部分もあるが、メンテナンスのために月に数回現地へ行き、点検するという報告を受けている。その際に、目隠しシートについても確認し、傷んでいたら交換するということである。
西薗会長
既存の太陽光発電施設の周りは植栽がなされているようだが、申請地の緩衝帯の部分は何も無いのか。
事務局
緩衝帯はあくまでもセットバックするということのみなので、植栽等の計画は無い。
西薗会長
いろいろ意見があったので、フェンスの設置の仕方や植栽なども含めて、許可の条件ではないが設置者に伝えてほしい。
植木委員
シートについて、黒よりも緑系や土の色に合わせたような色の方が景観的には合うような気がするが、色についての指導はできないのか。
事務局
現状では、白いフェンスや緑系のフェンスが多いが、白や緑は周りから浮いてしまうケースが多い。今回のようにパネルと同系色にすることによって、パネルと目隠しが目立たなくなる。
植木委員
中が見えなくなるということか。
事務局
架台が1.75メートルなので、申請者の方で検討していただいた結果、2メートルということになった。
林委員
グレーもあるようだが、そうした色はどうなのか。
小林委員
どのようなものかにもよるが、意外と黒は目立たない。
事務局
事務局とすれば、周囲に馴染む色ということで白や緑系よりも黒や茶系の色をお願いしている状況である。
植木委員
現状、雨水は道路に流れていくのか。
事務局
現状はそうだが、整地の段階から道路に出ず浸透池の方に行くように勾配をつける計画である。
植木委員
土地の所有者はどなたか。
事務局
申請者が既に土地を購入しており、土地所有者となっている。
林委員
樹木を伐採したのはいつか。
事務局
平成28年10月17日に前所有者が市に伐採届を提出しており、同年11月中に伐採するという内容になっている。平成29年5月に申請者が土地を購入しているが、その時点では伐採済みだった。
石塚委員
地図を見ると、申請地の西側に水田が連たんしているが、耕作はされているのか。
事務局
現地を確認した限りでは耕作をしているようである。
石塚委員
(既存の太陽光発電設備から雨水等が)そこに流れ込んだりしているというような苦情は無いか。
事務局
水田沿いに水路があり、そこに流れ込むかたちになる。
石塚委員
申請地の中央付近に浸透池を設けるとのことだが、土地利用計画図の破線で示した部分はU字溝か。
事務局
そうである。
石塚委員
最近の豪雨などを見ると収まりきるのかという気もするが。
事務局
流量計算では間に合っている。
石塚委員
U字溝がハの字のように設置されているが、反対側は雨水が流れないようになっているのか。
事務局
南東の角から東に向かって道路が高くなっている。また、北に向かって道路と土地が下がっている。
石塚委員
引き込み柱の辺りから入口の方に向かって水が流れていくのか。
事務局
引き込み柱の辺りが高く、そこから浸透池の方に向かって下がっている。
石塚委員
引き込み柱の辺りはU字溝が無いが、その辺りから水が漏れるということはないのか。例えば、U字溝を延ばすなどは考えられないか。
事務局
今回の計画では、道路等に雨水が流れないように、若干の勾配をつけて整地をするとのことである。
西薗会長
災害防止の観点では、先ほどの雨水の流れが気になる点だが、基本的には敷地内の雨水等は浸透池の方に流れる想定とのことである。
事務局
緩いすり鉢上の地形なので、浸透池の辺りに雨水等が集まるという想定である。
西薗会長
意見としては、フェンスの景観の件や雨水の流れの確認等があったが、申請者に伝えていただきたいと思う。
5 その他
事務局より
次回審議会について
現在、事前協議が済み、これから住民説明会を行う予定の案件が1件あるため、新年度の5月から6月に審議会の開催を予定している。日程については、後日調整し連絡いたしたい。
6 閉会
関口都市計画課景観係長
配布資料
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都市計画部 開発指導課 盛土規制係
電話:027-898-6997 ファクス:027-223-8527
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更新日:2019年02月01日