平成28年度第1回社会福祉審議会 児童福祉専門分科会(子ども・子育て会議)会議録
審議会名
社会福祉審議会 児童福祉専門分科会(子ども・子育て会議)
会議名
平成28年度第1回児童福祉専門分科会(子ども・子育て会議)
日時
平成28年度10月6日(木曜日)
午後1時30分~午後3時
場所
前橋市保健センター 4階集団指導室
出席者
委員
楯分科会会長、塩崎職務代理者、野口委員、熊田委員、霜田委員、蜂須賀委員、町田委員、簡委員、青木委員
事務局
宮下福祉部長、向井幼児教育センター所長、福島子育て支援課長、松井子育て施設課長、小坂課長補佐、大島課長補佐、阿久沢課長補佐、原田副主幹、廣瀬副主幹、細野副主幹、吉田主任、石塚主任
欠席者
委員
樋口委員、岩崎委員、内山委員、小林委員
議題
- 開会
- あいさつ
- 議題
- 子ども・子育て支援事業計画の進捗状況について
- 幼保連携型認定こども園の認可に係る事前審査等について
- その他
- 閉会
会議の内容
平成28年度第1回社会福祉審議会児童福祉専門分科会(子ども・子育て会議)会議録
会議録
会議の主管課である、福島子育て支援課長より、分科会開会に先立ち、開会の挨拶がある。
続いて事務局を代表して宮下福祉部長より挨拶をいただきたい旨の説明がある。
宮下福祉部長より、各委員に対し出席のお礼及び新任委員に対するこれまでの経緯の説明がある。また、幼保連携型認定こども園の認可など、今後の子育て支援施策の方向性について忌憚のない意見をお願いする旨の挨拶がある。
福島子育て支援課長より、新任委員の方もいるので出席者全員による自己紹介の挨拶をいただきたい旨の説明及び欠席委員の報告がある。
新任委員を含めた各委員から自己紹介あり、続いて、事務局各職員から自己紹介がある。
事務局福島子育て支援課長より、開会の宣言と議題に先立ち楯会長より挨拶をいただきたい旨の説明がある。
楯会長より、子ども・子育て会議は国の重要施策でもあり、本市の子ども達にとって何が良いことなのか、市民の目線で感じていることを積極的に話し合っていきたいという旨の挨拶がある。
事務局福島子育て支援課長より、条例の規定により楯会長に議題の進行をお願いし、楯会長の司会のもと、議題へ入る。
議題(1)子ども・子育て支援事業計画の進捗状況について。
事務局大島課長補佐より、別添資料1「前橋市子ども・子育て支援事業計画進捗状況」に基づいて、進捗状況の説明がある。
楯会長より、実績によると幼稚園・認定こども園の入所の希望及び受入れについては、需要と供給のバランスが取れているようだが、実際の待機児童の状況についての質問がある。
事務局松井子育て施設課長より、本市の待機児童は厚生労働省の基準では0人だが、この園でなければ行かない等の保護者の私的な理由で入所できていないいわゆる隠れ待機児童が118人ほどおり、うち100人は0~2歳児との説明がある。
楯会長より、園側もできる限りの受け入れ努力はしているが、面積基準の限界があるので、施設整備等を行うことで少しでも保護者の希望に添える園が増えるとよいとの発言がある。また、3歳未満児の入所需要に対しては、今後どのような計画があるのかとの質問がある。
事務局松井子育て施設課長より、公立保育所のあり方検討委員会で検討してきた計画として、第一に民間施設整備の支援推進による受け入れ枠の拡大があり、第二に幼稚園が認定こども園になると3歳未満児の受け入れが可能になり、受け入れ拡大に繋がるとの説明がある。
楯会長より、支援事業(13事業)の6番・子育て短期支援事業が計画以上の実績になっているが、どのように対応したのかとの質問がある。
事務局福島子育て支援課長より、子育て短期支援事業は母子家庭の母の病気時等に児童を預かるセーフティネットの役割があり、児童養護施設や乳児園の中から受け入れ先をそのつど探して対応しているとの説明がある。
熊田委員より、利用率が50%を下回る事業の状況をお聞きしたい質問がある。
事務局小坂課長補佐より、全体を通じて利用環境の確保は充分にできたが利用実績が少ないという状況となっている。2番の地域子育て支援拠点事業については、見込み値である定員が全部は埋まらないこと、早いうちから3歳未満児保育を利用する方が増えており、利用者が減少していることが要因との説明がある。
8番の一時預かり事業(その他)についても、見込み値とした定員が全部は埋まらないためであり、保育所では空いたスペースでの受け入れとなるため、実態としては受け入れ不可能による減も含まれているとの説明がある。
10番の病児・病後児保育事業については、毎日一定人数を利用可能としているが、常時病気が流行っているわけではないため利用率が低いとの説明がある。
事務局福島子育て支援課長より、5番の養育支援訪問事業については、未熟児として出生した児童のうち、支援が必要な児童数が少なくて済んだということを表しており、むしろ利用率は低いほうが良いとも言えるとの説明がある。
霜田委員より、10番の病児・病後児保育事業について、例えば病気の流行時には定員超過で利用できない等、実情は通年合計だけではわからないので、月別の詳細数値が必要との提案がある。
事務局松井子育て施設課長より、次回は月別の再掲を検討するとの回答がある。
楯会長より、病児・病後児保育は済生会病院の一か所だが、今後増やす計画はあるのかとの質問がある。
事務局松井子育て施設課長より、需要があると認識しており、移転後の日赤病院に設置する方向で話を進めているとの説明がある。
議題(2)幼保連携型認定こども園の認可に係る事前審査等について。
事務局大島課長補佐より、別添資料2「前橋市幼保連携型認定こども園の審議に係る事前審査会運営要綱」に基づいて、事前審査会の内容説明がある。
霜田委員より、事前審査会の定数について、委員は9人以内なので仮に8人選出した場合、過半数の4人出席で、その過半数2人が承認すれば可決されてしまうのは不安が残るとの発言がある。
事務局大島課長補佐より、委員は市職員なので、欠席者が多い場合は基本的に日程調整により参加できるよう配慮するとの説明がある。
霜田委員より、4分の3以上の出席を求め、不備のある施設が認可されないように出席者全員の承認を可決条件としてはどうかとの提案がある。
事務局松井子育て施設課長より、担当分野ごとに書類等の不備があれば、当然補正を重ねたうえでの承認となるはずであるが、要綱上でも明瞭になるよう内容を検討したいとの説明がある。
楯会長より、事前審査会では互いに建設的な意見を述べ合い、一般市民も納得するような、より良い審査を行うようにしていただきたいとの発言がある。
また、議題は以上となるが、普段、前橋市の子育てについて感じていることを各委員さんに述べていただきたい旨の発言がある。
霜田委員より、前回会議を受けて早速に審査会要綱を作成していただき、市職員の行動力に敬意を表しつつ、今後も期待していきたい旨の発言がある。
簡委員より、私自身の子どもの小学校入学の際にいろいろあったが、市の窓口に相談するといつでも丁寧に対応していただいて感謝している旨の発言がある。
青木委員より、明日の登下校を狙う旨の脅迫メールが届いた件について、保護者は児童の安全確保に努めているが、学校以外でも安全を見守ってくれる制度はあるのかとの質問がある。
事務局松井子育て施設課長より、市役所全体の取り組みとして、毎日の下校時刻に合わせて、青色防犯パトロールを実施しているとの説明がある。
事務局大島課長補佐より、特に明日は普段より時間的にも手厚いパトロールで対応することになっているとの説明がある。
楯会長より、分野によっては市側は充分と考えていても、利用者としては不十分に感じる施策もあると思うので、この会議で意見を述べていただきたいとの発言がある。
また、保育園・幼稚園・認定こども園の認可定員について、前橋市では利用定員イコール認可定員として設定しているが、もう少し柔軟に対応できないかと前回会議で提案させていただいたが、現在どのようにお考えかとの質問がある。
事務局松井子育て施設課長より、3歳未満児と3歳以上児の利用人数の推移をよく精査して、利用人数が増えている3歳未満児の枠は確保しつつ、利用人数が減っている3歳以上児については認可定員に満たないこともあるので、実際の利用人数を反映した利用定員に設定することも検討し、今後お示ししたいとの発言がある。
最後に楯会長が委員にお礼を述べ、会議を締め、福島子育て支援課長が閉会の挨拶を行った。
以上
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更新日:2019年02月01日