第23回アーツ前橋運営評議会 報告

審議会名

アーツ前橋運営評議会

会議名

第23回アーツ前橋運営評議会

日時

令和元年6月17日(月曜日) 午後1時~午後2時30分

場所

前橋市中央公民館502会議室

出席者

委員

小島委員長、友岡副委員長、片倉委員、長谷川委員、水沢委員、間々田委員、佐々木委員、黛委員

事務局

川端部長、原田課長、住友館長、新保副館長、小屋主任、狩野主任、高山主事、辻学芸員、今井学芸員、五十嵐学芸員、吉田学芸員、若山学芸員、沼下学芸員

議題

報告事項

(1) 事業の実施結果及び進捗状況について
・近藤嘉男と憧れのヨーロッパ航路【2/2~ 3/24】
・闇に刻む光 アジアの木版画運動1930s―2010s【2/2~ 3/24】
(2)事業の進捗状況について
・Art Meets 06 門馬美喜/やんツー【7/19~ 9/16】
・山本高之とアーツ前橋のビヨンド20XX:未来を考えるための教室【7/19~ 9/16】
・表現の生態系【10/12~ 1/13】
・滞在制作(海外・県内ゆかり)
(3)平成30年度決算見込み
(4)関連記事/視察・団体受入
(5)前回までの指摘事項
(6)その他

協議事項

(1)平成30年度事業評価について
(2)開館5年以降の活動方針について

会議の内容

1 開会

2 評議会委員の継続及び委員長・副委員長互選

【事務局】
第22回運営評議会から1カ月程度の間で、評議会委員の継続の意思を確認させていただいた。メンバーに変更はない。任期は令和2年3月までとしたい。委員長を小島委員長、副委員長を友岡副委員長に引き続きお願いしたいが如何か。(一同異議なし)

3 報告事項

(1)事業の実施結果及び進捗状況 資料1
資料に基づき、事務局から説明を行った。特に意見無し。

(2)事業の進捗状況 資料2
資料に基づき、事務局から説明を行った。

【委員】
「山本高之とアーツ前橋のビヨンド20XX:未来を考えるための教室」展では、有料スペースと無料スペースがあるがなぜか。

【事務局】
これまでのアーツ前橋の活動を振り返るため、1階スペースに収蔵作品展を取り込んだ。1階は無料で、地下は有料とする。

【委員】
1Fと地下は切り離されたスペースなのか。

【事務局】
両方見ることで気づくこともあり、1階だけ見てもアーツの作品として楽しんでもらえるよう、うまく伝えていきたい。

【委員】
日程は、6月16日と6月23日ということか。

【事務局】
それらは事前のワークショップの日程である。展覧会期間は別に設けられている。

【委員】
ワークショップは定員15名とあるが、これが限度の人数か。設定の理由は何か。

【事務局】
参加して単に話を聞くだけでなく、子供たちが一人のアーティストと作業をする企画のため、目の届く範囲での人数設定とした。

【委員】
市議会議員の肖像画のワークショップは稀有である。モデルはどのように決定し、どのようなやり方をするのか。

【事務局】
公式サイトの写真などを使って描くため、本人が直接来るわけではない。前橋市議の36名全員を描く。子供たちに、社会とはどういった人たちがつくっているのかということを感じてもらうと共に、美術の歴史において、権力者や政治家の肖像画が重要な発展をしてきたことを知ってもらいたいという狙いがある。議会には事前に説明に出向いており、了承していただいている。

(3)平成30年度決算見込み 資料3

(4)関連記事/視察・団体受入 資料4

(5)前回までの指摘事項

(6)その他

(3)~(6)について資料に基づき、事務局から説明を行った。特に意見無し。


4 協議事項
(1)平成30年度事業評価について 資料5
資料に基づき、事務局から説明を行った。特に意見なし

【事務局】
議事録確認のタイミングまでに、補足意見等あればお願いしたい。
今回の資料において、運営評議会の意見欄では、事業評価調書の説明時に意見がないケースに「特になし」及び日付を表記したが、次回以降は記入しないこととしたい。

(2)開館5年以降の活動方針について
 

5 その他

【事務局】
次回の評議会開催日であるが、第24回については、11月下旬を考えている。
→11月25日(月曜日)を第一候補で調整

主な意見等

・ラーニングの重要性は日頃から感じていた。山本展にも焦点が当てられることを期待している。しかしながら、教育をオーソドックスに捉えて、参加型のラーニングという新しい提案に市民がとまどう可能性もある。時には立ち戻って確認する必要もある。

・現場は常に動いており、美術館も歴史的に見ても実験的なことを繰り返してきた。アンラーニングとは、これまでに得た常識をほどくという意味があり、「教育においてこんな面白いことをやるのか」と思わせることが鍵である。アーツ前橋は様々なカードを切っている。もう一度これまでの活動を見直して、バランス良くやってほしい。

・昨今の小学校では、学習指導要領として、「主体的・対話的・深い学び」というものを推進している。アクティブラーニングを様々な体験を通じて学んでおり、中学校、高校へと波及する流れに進んでいる。

・アーツ前橋からはいろいろな種を蒔いてもらいたい。大人の固定観念が子供の芽を摘んでしまうことがある。大人が子供の目線になって見ることで共有できることもある。幅広いターゲットを見据えて欲しい

関連書類

この記事に関する
お問い合わせ先

文化スポーツ観光部 文化国際課 アーツ前橋

電話:027-230-1144 ファクス:027-232-2016
〒371-0022 群馬県前橋市千代田町五丁目1番16号(アーツ前橋・2階)
お問い合わせはこちらから

更新日:2020年07月31日