「前橋空襲を語り継ぎ、平和資料を収集展示の形の検討会」

本会の活動は、令和3年3月の『提言書』提出をもって終了しました。

市長への『提言書』提出についてはこちら。

設立の趣旨

令和2年、終戦および前橋空襲から75年目を迎えました。

前橋市では、市民や団体によって「戦争や前橋空襲」を語り継ぎ、平和を祈念する活動が続けられてきました。

特にこの5年間は、前橋空襲を題材にした市民ミュージカルの上演や企画展示の開催、街なかの神社・寺院・教会が信仰・立場などを超え一斉に慰霊を行う「前橋空襲一斉慰霊」の立ち上げ、映画「陸軍前橋飛行場―私たちの村も戦場であった―」が公開されるなど、「前橋空襲を語り継ぎ、戦争関係資料の保存と展示のためのあり方」の模索が行われてきました。

一方、住吉町自治会が運営し、前橋空襲体験者が自らの力で戦争を語り継ぐ「あたご歴史資料館」が、語り部の高齢化により令和2年3月末で閉館することに決まり、展示資料を前橋市が受け入れることとなりました。

戦争体験者が高齢化したり、減少したりする中で、「戦争は体験者が語るというあり方から新たな方法」が求められています。

そこで、「前橋空襲を語り継ぎ、平和資料を収集展示する形」を検討し、市民の合意を図るために意見交換、論点の整理などを行う検討会を設立しました。

 

委員構成

座 長

一般社団法人 群馬地域学研究所 代表理事

 

委 員

前橋市地域づくり連絡会、前橋市生涯学習奨励員連絡協議会

前橋市歴史文化遺産活用委員会、前橋に平和資料館設立をめざす会

あたご歴史資料館、マチダ平和資料館、前橋学市民学芸員

前橋空襲一斉慰霊宗教施設関係者、前橋商工会議所

※上記各団体から1~2名

前橋市(政策部長、市民部長、文化スポーツ観光部長、教育次長)

 

活動内容

・市民の多様な意見を集約し、プロセスを可視化して、「前橋空襲を語り継ぎ、平和資料の収集展示の方向性」をまとめ、市長へ提言する。

・会議10回程度、先進事例の視察などを予定。

・会議は公開とする。

 

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更新日:2021年04月07日