平成29年度第1回芳賀公民館運営推進委員会

審議会名

芳賀公民館運営推進委員会

日時

平成29年7月20日(木曜日)

午前10時00分~午前11時20分

場所

芳賀公民館 会議室

出席者

委員

佐藤英教委員長、椛澤良光副委員長、吉田久敏委員、中山洋子委員、星野節子委員、片貝由子委員、宮内幸男委員、山本敏彦委員

公民館

武藤館長、遠藤主任

欠席者

青木美紀夫委員、六本木典江委員

議題

  1. 委嘱状の交付
  2. 自己紹介
  3. 委員長、副委員長の選任
  4. あいさつ
  5. 平成29年度 公民館事業(案)について
  6. その他

会議の内容

1 開会

2 委嘱状の交付

(全委員)

公民館運営推進委員について

 前橋市公民館条例、前橋市公民館運営推進委員会規則等に基づき、公民館運営推進委員の役割について、武藤館長が説明する。

3 委員長、副委員長の選任

佐藤英教委員を委員長に、椛澤良光委員を副委員長に選任する。

4 あいさつ

佐藤委員長、椛澤副委員長のあいさつに引き続き、佐藤委員長に議長になってもらい、以下の議事を進める。

5 議事

(1)平成29年度芳賀公民館の運営方針について

資料に基づき、経営のねらい、本年度の重点施策、重点施策実施上の留意点について武藤館長が説明する。

(2)平成29年度公民館主催事業(主なもの)について

平成29年度の公民館主催事業について遠藤主任が説明し、意見を求めた。

  1. 少年教室では、6月にじゃがいも掘り体験教室を実施。参加者は芳賀小のほかに桃川小、桂萱小、荒牧小、桃木小からの参加があった。感想としては、「また参加したい」「良い経験になった」などの声があり、参加者のうち約4割がリピーターであった。
    夏休みチャレンジ教室は、定番の絵画教室のほかに新規で「七宝焼き体験」を開催する。七宝焼き体験は募集開始から3日間で定員に達した。絵画教室は色々な体験や学習をとおし、学年の枠を超えた交流を図ることを目的とする。
    また、七宝焼き体験については、日本古来の伝統工芸を学ぶ機会とする。
  2. はつらつ教室のネーミングで開催している高齢者教室は高齢期にふさわしい社会的能力を養い、心身ともに豊かで生きがいのある老後を送るための学習を課題とし、全7回にわたって講座を開催する。
    運営等については、地区の長寿会連合会を中心に「はつらつ教室運営委員会」を設置し、内容を協議した。健康づくりや体を動かす講座、歌や音楽の講座の要望があったので、取り入れた。
    また、今年もレクダンス講座を2回開催し、市民運動会にむけて参加者を募っていきたい。
  3. 地域づくり講座は、初心者のためのスマホ入門講座を開催した。募集開始からわずか30分で定員に達し、地域住民の関心の高さがうかがえた。
    参加者の反応は「もう少し練習したい」「連続してほしい」など、継続を希望する声が多かった。
    資産活用講座「みんなで学ぼう!お金の知識」については、最近話題のNISAや投資信託などの身近な金融・資産活用について学び、ライフプランの参考にするととともに、充実した人生設計に役立てることを目的とする。
    現在参加者募集中である。
  4. 子ども会育成指導者・インリーダー研修会は地域の子ども会の自主的な活動と運営のためのリーダー育成を図ることを目的として上毛かるた審判講習会を実施予定。
  5. 家庭教育学級では、母の日に贈る親子フラワーアレンジメント講座を5月に実施。参加者からは「母の日の企画なのにお父さんが少なくて残念だった」との感想があった。
    また、今年度も親子のふれあい、子育て仲間づくり、交流の場の提供という意味から就園前の子と保護者を対象に
    全6回の教室を開催する。その中で託児付の講座では、保健推進員さんにご協力をいただきながら3回開催する。
  6. 子育て支援講座では、家庭教育学級の託児や地域の子育て支援をするために必要な基本的知識や技術を学び、地域ぐるみで子育てを支援することを目的として開催する。
    これから親になるご夫婦やお孫さんを預かるおじいちゃんおばあちゃんにも参加していただけるよう呼びかけたい。
    今年度は昔と今の子育ての違いについて学ぶ予定。
  7. 自主学習グループ支援事業では、利用グループ連絡協議会総会終了後に「介護保険のはなし」について学習した。
    内容等については利用グループ連絡協議会の役員を中心に企画をした。
    参加者が予定より多く、資料が足りなくなってしまったが、関心の高いテーマを設定できたのではないかと思う。
    また、利用グループ連絡協議会会員を対象に視察研修会(福島県いわき市)を実施した。
  8. 生涯学習奨励員研修事業については奨励員と自治会長が一緒に研修視察を実施し、相互の連携を深めるとともに知識と教養を深め今後の生涯学習活動の一助とする。研修内容については現在計画中である。
  9. 情報提供事業については、館報を毎月2回発行している。A4版、両面刷り、地区内全戸(3,494戸)及び関係機関に配布している。
    公民館の主催事業や各種団体の事業についてのお知らせや結果の報告、サービスセンター業務のお知らせ、図書室新刊図書の案内(15日号)をしている。毎回芳賀公民館のホームページに掲載している。
    毎号裏面については、地区の広報ボランティア会で、企画・取材・執筆したものを編集し、掲載している。
    昨年度より引き続き、フェイスブックの前橋市ページにおいて、芳賀地区の情報を発信している。
    その他、利用グループ連絡協議会でまなび連協を年2回発行している。
    原稿は連協役員が担当し、編集は芳賀パソコンクラブが行っている。

(3)公民館関係業務の説明

資料に基づき、公民館関係の利用状況、サービスセンターの業務状況等を武藤館長が説明し、意見を求めた。

(4) 芳賀地区地域コミュニティデザインについて

地域に新しく来た人にわかりやすく、視覚的に伝える資料となっている。内容は「地域資源の発掘」「芳賀地区の将来イメージ」「創造ツール」の三種類。地域のみなさまのご意見・ご提案があれば取り入れていきたい。

6 主な意見について

少年教室じゃがいも掘り体験教室について

長く継続している教室ですが、じゃがいもを収穫させるだけではなく、育てたり、世話をすることにより地産地消の大切さを教え収穫体験として工夫する事も必要です。(中山委員)

地域づくり講座について

健康関係講座やスマホ等の多くの方の感心の高い講座を行っている。そうした講座は、数多く開催されているが歴史・文化・文学などを学びたい方もいるので幅広い講座の企画をお願いしたい。(中山委員)

家庭教育学級について

父親の参加について、PRの仕方を工夫したほうが良い。前回の結果を踏まえ、対象者に合った情報発信の工夫をお願いしたい。(中山委員)

重点事業について

少子高齢化の中で、住んで良かった芳賀地区とするため子育て支援や若い方の支援について公民館が出来ることを模索して欲しい。会議についてはみなさんからの意見がとても大事です。目標やビジョンを提示し、いろいろな意見が出しやすい会議にしたい。
芳賀地区には定年退職している教員も多く住んでいるので、そうした方の知識を埋もれないように協力をいただけるように連携を検討して欲しい。(椛澤委員)
学校教育課事業として中学校の寺子屋事業を週2回行っている。退職した教員により自主学習を行っているが、公民館は場を提供することにより事業を担っている。(館長)
小学校では、校内で世代間交流や読み聞かせ、茶道等行っているので、引き続き連携を図っていきたい。(中山委員、片貝委員)

情報提供、館報の発行について

一目見ただけで分かりやすい、中を読んでみたくなる、また、高齢者にも優しい紙面づくりを工夫していただきたい。(椛澤委員)
見出しは大事です。リード文とキャッチコピーを練って館報を作成いただきたい。(中山委員)

コミュニティデザインについては地域・地元の人の意見を取り入れて見直していって欲しい。地元の方の意見を取り入れることで、職員と住民の情報共有が出来ると思います。地域と公民館、双方向での情報共有も大事です。(中山委員)

地域ボランティア等の活用も考えられるが、公民館が便利となる素材の発掘が必要です。(椛澤委員)
職員間の連携により地域で得た情報を共有し公民館事業に発揮されることを期待します。(中山委員)

配布資料

  1. 公民館運営推進委員に関する条例・規則
  2. 公民館の運営方針
  3. 公民館主催事業(主なもの)について
  4. 公民館・サービスセンターの利用統計
  5. コミュニティデザイン

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更新日:2019年02月01日