平成30年度第1回芳賀公民館運営推進委員会

審議会名

芳賀公民館運営推進委員会

日時

平成30年7月23日(月曜日)
午前10時00分~午前11時30分

場所

芳賀公民館 講義室

出席者

委員

椛澤良光副委員長、吉田久敏委員、中山洋子委員、星野節子委員、片貝由子委員、宮内幸男委員、山本敏彦委員

公民館

武藤館長、角田副主幹、齋藤副主幹、遠藤主任、樺澤主事

欠席者

佐藤英教委員長、吉原秀人委員、平林順子委員

議題

  1. 委嘱状の交付
  2. あいさつ
  3. 平成30年度 公民館実施事業(案)について
  4. その他

会議の内容

1 開会

2 委嘱状の交付

(対象となる新規委員2名が欠席のため省略)

公民館運営推進委員について

前橋市公民館条例、前橋市公民館運営推進委員会規則等に基づき、公民館運営推進委員の役割について、武藤館長が説明する。

3 あいさつ

椛澤副委員長のあいさつの後、引き続き議長になっていただき、以下の議事を進めた。

4 議事

(1)平成30年度芳賀公民館の運営方針について

資料に基づき、経営のねらい、本年度の重点施策、重点施策実施上の留意点について武藤館長が説明した。
経営のねらいを平成30年度教育行政方針に基づき修正し、重点施策を芳賀地区の地域課題である高齢化率が高いことを念頭におき改訂した。

(2)平成30年度公民館実施事業について

各事業について各担当者から説明し、意見を求めた。

生涯学習奨励員活動支援事業

生涯学習奨励員研修を毎年1回実施している。学習を深め、地域に還元することで生涯学習活動の一助とする。研修内容については現在計画中である。

情報提供事業

館報は月2回発行しており、裏面については広報ボランティア会で、企画・取材・執筆したものを編集して掲載している。
前橋市ホームページでは最新号を更新している。紙での毎戸配付とともに、地区以外の方も芳賀の様子を知ることが出来る。
6月15日号裏面で、利用グループの紹介を掲載したところ、問い合わせが数件きている。また、フェイスブックにも地域情報を適時紹介している。

子育て、親子支援事業
親子の絆づくりプログラム“赤ちゃんが来た!”(ベビープログラム:略称BP)(実施済)

合同開催は、ベビープログラムでは初めてであった。
週1回計4回の連続講座で、毎回終了前に交流の時間を設けたことで、親しくなり、講座が終了した現在でも、受講者同士が集まることもあると聞いている。
内容は、第1子の子を持つ母親を対象にしたもので、赤ちゃんのいる生活、赤ちゃんとの接し方・泣くことの意味など。

おやこのじかん

0歳から3歳までの乳幼児とその保護者を対象に、6月から12月の間に全7回の講座を実施する。親子一緒が3回、親だけは4回で託児を保健推進員さんにお願いしている。話しやすい雰囲気づくりを心掛け、特に力を入れているのは子育て仲間作りである。

青少年体験・チャレンジ活動
親子で新じゃが掘り体験とじゃがいも料理を作ってみよう!(実施済)

今年は桂萱公民館との合同開催で実施。じゃがいも掘りは産直「味菜」のご協力により数年前から実施していたが、今回は昨年度からの課題としていた調理実習を、食生活改善推進員さんのご協力をいただき実施することができた。

チャレンジ教室(夏休み・冬休み)

夏休みには毎年人気の絵画教室を開催するほか、冬休みには新規で書初め教室を予定している。
体験や学習をとおして、子ども達の自主性や豊かな感性を養い、また学年の枠を超えた交流を図る。また、自主学習グループ団体に講師を依頼することで、地域の世代間交流を図ることをねらいとする。

子ども会育成指導者・インリーダー研修

地域の子ども会の自主的な活動と運営のためのリーダー育成を図ることを目的として、町対抗で行われる上毛かるた大会の運営に携わる子ども会役員向けの審判講習会を12月に実施予定。

学び合い、人権、地域ふれあい事業
初めてのスマートフォン講座(実施済)

今年のスマホ講座は、スマートフォンをお持ちでない方を対象とした。
前橋市の災害情報の検索方法や、LINEの使い方など生活の中で役立てる使い方を学んだ。25名募集のところ、17名の参加があった。

はつらつ教室

6月から10月の間に全8回の講座を開催する。心身共に健やかで生きがいのある人生を送るための学習をねらいとしている。心がけたことは、地元の団体や企業に講師をお願いするようにしたことである。
2回目となるスポーツ吹き矢は大変好評で、当日参加もあり道具が足りなくなるほどだったので、12月に枠外で再度スポーツ吹き矢を開催予定。これを新規の自主学習グループ化につなげていければと考えている。

芳賀ふるさとまつり

生涯学習奨励員が昨年度地域の活性化を目的に学習を深めた、善勝寺の鉄造阿弥陀如来坐像を、まつりの目玉にできるよう、パネルやレプリカ展示を考えている。プログラム会議を2回開催し、調整をしていきたい。

自主学習グループ活動支援事業
一緒に歌おう!コーラスライヴ(実施済)

利用グループ連絡協議会総会終了後にコーラスC・HAGAによるコーラスの講座を開催した。ねらいは、グループ同士の交流を図ること、並びにグループの活動支援や会員増へ繋げることである。
会員以外に一般の方も含め34名の参加があった。

視察研修会

鎌倉方面に7月16日、33名の参加により実施した。

(3)公民館関係業務の説明

資料に基づき、公民館関係の利用状況、サービスセンターの業務状況等を武藤館長が説明し、意見を求めた。

(4)芳賀地区地域コミュニティデザインについて

資料は29年度末に示したものと同じである。今後この中に善勝寺の阿弥陀如来坐像を落とし込んでいきたい。工業団地の中の事も落とし込んでいければと考えている。

5 主な意見について

  • 資料に記載されている事業以外で、今年度に取り組む予定事業があったら報告をして欲しい。(中山委員)
    →生涯学習奨励に関連する事業を報告したい。芳賀地区生涯学習奨励員会の取り組みとして「善勝寺 鉄造阿弥陀如来坐像」に関する学習の実践と、その成果をまとめた発表を行う予定である。詳細は調整中であるが、関連する資料展示なども含めて具体的に報告ができる時期になったら、ご案内をさせていただきたい。(事務局)
  • 「おやこのじかん」の、リピーターはいるのか。保健推進員として赤ちゃん訪問に行くので、その時に講座のチラシを配ってみたらどうか。(星野委員)
    →リピーターは13組中2組。母親は仕事に復帰したりする関係で、毎年来る方はいない。チラシの配付は、是非お願いしたい。(事務局)
  • 「おやこのじかん」にお父さんも参加しているのか(中山委員)
    →親子体操・リトミックは日曜日開催としており、3組申込みがある。(事務局)
  • 和室の畳が擦れていて、赤ちゃんには心配だ。(宮内委員)
    →来年度予算要求していきたい。(事務局)
  • 子育て講座等でお母さんのおしゃべりの時間を設けた方がいいか。(中山委員)
    →講義だけ聞いて帰ってしまうと、名前も覚えられなかったという声があった。自己紹介カードを配ったり、おしゃべりする時間があると仲良くなれていると感じた。(事務局)
  • 新じゃが掘りと料理教室について、他地域との合同開催は良かった。今年は初の試みで、料理までやったのは食育や地産地消でもあり良かった。続けて欲しい。(中山委員)
  • 小学生参加者の兄弟(未就学児)を預かってみては。託児があれば、親も小学生も、より参加しやすい。(中山委員)
    ⇒保健推進員で託児協力します。(星野委員)
    ⇒少ない子どもを地域で見守って大切に育てること、色々な方のご協力をいただきながら、進めていければと思う。(樺澤副委員長)
  • いも掘りの人数に対し、料理の人数が激減しているのはなぜか。(山本委員)
    →2週続けての参加は、習い事等の関係で難しいようだ。少人数だが他地区の参加もあり、地区を越えた交流は出来たと思う。なお、料理実習室の制限もあり募集は20人で行った。(事務局)
    ⇒調理は材料費(参加費)がかかり、タダではないことも理由としてあるのではないか。じゃがいも掘りは持ち帰りができ、大人も喜んでいる。(中山委員)
  • 芳賀ふるさとまつりは、一番来客数の多い行事。来てよかったと思ってもらうにはどうしたらよいか考えることが大事。(椛澤副委員長)
  • 最近西日本で豪雨による大きな被害があったが、この地域は自然災害が少ないため、住民に危機感が少ないと感じている。まつりは、一つの目的に向かい地域の絆を深める良い機会だと思う。(椛澤副委員長)
  • はつらつ教室の参加料はいくらか。(中山委員)
    →スポーツ吹き矢200円、わがまち探索2,000円、多肉植物1,000円(事務局)
  • はつらつ教室はとてもよいと思う。こうした機会を増やしていただきたい。ただ、長寿会は若い人がなかなか入ってくれない。(片貝委員)
  • 芳賀には工業団地があり企業が多くある。勝沢町自治会では子どもの工場見学を企画した。お願いすれば協力、交流してくれる。こうした交流を重ねることで、ふるさとまつりへの企業協力につながる可能性もあると思う。公民館の指導をもらいながら、子どもやお年寄りのまとまりに繋がるよう自治会としても動きたい。(椛澤副委員長)
  • 災害関係について、各町ではいろいろやっている。公民館でワークショップを開いて欲しい。わが町では何が足りていないのかを知ること。本当に大変な時は助け合わなくてはいけないので、共有しておく必要性を感じる。聞いて終わりの講座ではない方が良い。実践的でないといけない。(中山委員)
    →カードゲームのような災害対応訓練(HUG「避難所運営ゲーム」)を清里公民館で実施したと聞いている。情報収集したい。(事務局)
  • 講座の参加者が減っているのは何が原因か。(吉田委員)
    →共働きが多くなっている。時間や曜日によるのではないか。大きく減少することなく維持していきたい。(事務局)
  • 公民館では「元気で長生き、興味や体力を持続して」と言っている。しかし、資料からは高齢者という言葉が消えているが。(吉田委員)
    →高齢者という表現を今年から外しているのは、枠組みの変更があったため。学び合い、人権、地域ふれあい事業のなかにあり、支援は引き続きしていく。芳賀は高齢化率が高いが、運動をしている人が多く、このことは維持していければと考えている。(事務局)
  • 助け合いが必要な人口構成になってきている。ざっくばらんに意見を言える地域の雰囲気づくりが大事。何かを良くするためには、色々な人の話を聞くこと。人の意見を聞いて決断をすることが求められる。(椛澤副委員長)

以上

配布資料

  1. 公民館運営推進委員に関する条例・規則
  2. 公民館の運営方針
  3. 公民館実施事業について
  4. 公民館・サービスセンターの利用統計
  5. 芳賀地区コミュニティデザイン

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更新日:2019年02月01日