令和5年度第2回前橋市社会教育委員会議
審議会名
前橋市社会教育委員会議
会議名
令和5年度第2回前橋市社会教育委員会議
日時
令和5年10月11日(水曜日) 午後1時30分から午後3時30分
場所
前橋市中央公民館3階ホール
出席者
(委員側)
佐藤議長、森谷副議長、間々田委員、栗木委員
張委員、西谷委員、大畠委員
(市教委側)
吉川教育長、片貝教育次長、金井指導担当次長、佐藤生涯学習課長
事務局員(生涯学習課)
注:今回の会議は講演会を兼ねているため、公民館運営審議会委員、民生委員、社会教育団体関係者、中部教育事務所職員、他市村教育委員会事務職職員、市職員等が参加
欠席者
土田委員、篠田委員、阿久澤委員、宮内委員、結城委員
配付資料
会議内容
(1)開会
(2)教育長あいさつ
第2回前橋市社会教育委員会議兼講演会にご参加いただきましてありがとうございます。みなさまは、社会教育と聞くと何を連想されるでしょうか。公民館や図書館などの社会教育施設、または読み聞かせやベビープログラムなどの子育てなどの活動、それとも、講座学習や研修会などの学習についてでしょうか。それぞれの方々が連想する社会教育は多岐にわたるのではないでしょうか。
本日は、社会教育分野において日本の第一人者であります、吉田博彦さんにご講演をいただき、皆様とともに社会教育について、学び、考えていきたいと思います。参加者の皆様は、本市の社会教育委員の方々はもちろんですが、教育委員会事務局員、公民館運営審議会委員、公民館運営推進委員、社会教育団体の関係者の方々など、社会教育につながりのある方々と伺っております。限られた時間ではございますが、皆様にとって有意義な時間となることを願い、挨拶とさせていただきます。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
(3)講演
特定非営利活動法人教育支援協会代表理事、特定非営利活動法人全国検定振興機構理事長である吉田博彦氏より、社会教育について事前にいただいた質問をベースに講演を行っていただいた。
(4)鼎談(座談会)
【鼎談者】
吉田博彦氏
佐藤博之(前橋市社会教育委員会議議長)
吉川真由美(前橋市教育委員会教育長)
鼎談の中で出された主な意見
(行政自治と社会教育のマッチングについて)
・人と人が関係する仕事、つながりを作る仕事は、区切りが難しい
・どこまでが担当ということではなく、どこまでも担当と自覚することが大切
(住民自治と団体自治の重要性について)
・2割の人たちのやる気があれば自治は成立するが、負担感を抱える人がいないようにしなくてはいけない
・「昔のように」「昔みたいに」では、若い人たちが地域で活躍することはできないし参加する人を増やすことはできない
(公民館、社会教育施設の存在意義について)
・社会教育の良さが地域や市民にきちんと伝わっていない
・市民の方々が頼れる社会教育施設が望ましい
・社会教育に特化した職員がいてもいいのではないか
(無縁社会化の進行について)
・社会教育が上手くいっていないためにおこる
・社会の変化に対応しないと一層の無縁社会が進行していく
・地域によっても、人と人の関係性は違う
・自分の地域や町は自分で作るという意識
・共働きの影響による地域の人材不足は仕方がない
・高齢化社会は、悪いことではなく目指してきた社会が実現している状態
(生涯学習や社会教育、地域づくりなどが目指すものについて)
・人と人との関係性の構築
・学校と地域との連携
・自治会が消滅している地域もある
・より良き社会を目指すために何ができるか
(コロナ禍による社会の変化について)
・働き方の変化
・地方移住と企業の地方移転
・若い人たちの地方移住の関心の高さ
・GIGAスクール構想によるタブレット配付
・個別最適な学びなど、一人ひとりに対応した学び方の変化するなかで、社会教育ができることはなにか
・学校教育の課題が多すぎる。社会教育は後回しになってしまっているのでは。
(5)閉会
この記事に関する
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更新日:2023年11月01日