令和2年度第1回前橋市食育推進会議

審議会名

前橋市食育推進会議

会議名

令和2年度第1回前橋市食育推進会議

日時

令和2年9月24日(木曜日) 午後1時30分 ~ 午後2時45分

場所

前橋市第2コミニュティ―センター3階ホール

出席者

委員

大澤委員、廣瀬委員、大山(信)委員、栗木委員、齋藤(進)委員、角張委員、早乙女委員、塩野委員、山口委員、堀口委員、石坂委員、大河原委員、大山(賢)委員、宮崎委員、齋藤(ゆ)委員、柴田委員
16人

事務局

(関係課)子育て支援課 鈴木補佐、長寿包括ケア課 石田管理栄養士、学校教育課 岡芹主任兼指導主事、教育委員会総務課 高橋準常勤職員、農政課 関口主任
4人

(事務局)大西保健所長、藤田健康増進課長、吉田補佐、齊藤副主幹、高橋副主幹、新井主任管理栄養士、田口主任管理栄養士、高坂管理栄養士、黒田管理栄養士
9人

傍聴者

0人

欠席者

曽我委員、持田委員、家崎委員
3人

議題

(1)第3次前橋市食育推進計画の令和2年度上半期の実績報告について
(2)主な事業
1.若い世代に対する食育啓発
2.まえばし健康づくり協力店
3.新しい生活様式に対応した食育啓発
4.農政課との連携
   

会議の内容

1 開会(司会:藤田健康増進課長)

2 会長あいさつ(大澤会長)

コロナの状況下、いつもと違う状況となり食育の取り組みに関しては、大変だったのではないかと思います。
私が所属する大学では、前期の授業がオンライン授業になり、学生は自宅で学習とするという状況でした。後期からは、大学での授業になりましたが、学生の乱れた生活を取り戻すのは大変だと思います。特に食生活が乱れていたのではないかと心配です。まずは普段の生活を取り戻すことが一番大事かと思います。
本日は、事務局から第3次前橋市食育推進計画の進捗状況の報告がありますが、皆さんから積極的な意見をいただき、反映していただければと思います。

3 議事(議長:大澤会長)

(1) 第3次前橋市食育推進計画の令和2年度上半期の実績報告等について
事務局より資料1食育事業シートにより説明。また、子育て支援課及び長寿包括ケア課学校教育課、教育委員会総務課、農政課が、同資料により各担当事業の実績を説明。

<質問・意見への回答>*事前の質問も含む
(委員)
新型コロナウイルス感染拡大防止対策で個別相談は行わず質問は電話対応とあるが、電話での質問の内容を教えていただきたいです。

(子育て支援課)
個別健診の際に困り事や質問がある方は、問診票に記入していただき、後日電話で内容確認および相談をするといった対応をしています。質問内容としては、食事のバランスおやつの内容、むら食い、少食、好き嫌い、兄弟姉妹の食事について等の質問がありました

(委員)
学校給食の献立表は給食センターごとに異なりますか。

(教育委員会総務課)
前橋市では、各調理場の栄養士が毎月献立目標を設定し、独自の献立を作成している為、給食センターごとに異なる献立となっています。

(委員)
行事食は提供していますか。 

(教育委員会総務課)
月一回、統一献立で提供しています。

(委員)
人気メニュー、不人気メニューのアンケート実施し、人気のメニューはレシピの公開し、不人気メニューは改良した方が良いのではないでしょうか。

(教育委員会総務課)
4年前にアンケートを実施しており、そのとき人気があったからあげのレシピは現在もホームページや、中学3年生に卒業時に渡すレシピ集に掲載しています。不人気メニューとしては、メニュー名ではなく、魚や野菜などの食材名でしたので、今後栄養 士と相談し、栄養面等考えながら、検討していきたいと思います。

(委員)
群馬県には海がなく、魚料理に縁が無いように思う。子供たちが作る料理に魚料理を取り入れた方が良いのではないでしょうか。

(事務局)
前橋市食生活改善推進員が行っている「おやこの食育教室」のレシピには、魚料理も含め作成しています。今後も料理に偏りが無いようにメニューを考えていきたいと思います。

(委員)
一日に必要なエネルギー量等はどれくらいか、また一日に「どれだけ」食べたら良いのか。

 (事務局)
日本人の食事摂取基準が2020年版に改訂されました。資料6の食育の輪では、栄養成分を 掲載させていただき、1日の目安量が掲載されていますので参考にしてください。ホームページにも掲載しています。またパネル展示では、主食・副菜・主菜の目安量を写真と共に掲載しています。各公民館でも展示し、広く市民の方にも周知しています。

 (事務局)
日本人の食事摂取基準が2020年版に改定されました。資料6の食育の輪では、栄養成分を掲載させていただき、1日の目安量が掲載されていますので参考にしてください。ホームページにも掲載しています。またパネル展示では、主食・副菜・主菜の目安量を写真と共に掲載しています。各公民館でも展示し、広く市民の方にも周知しています。

(大澤会長)
報告を聞きまして、この大変な状況下でSNSを使ったりと色々工夫しながら市民の方に情報提供や事業を行っているということが分かり、安心しました。質問や意見はありますでしょうか。

 (委員)
給食で嫌いなものに魚やなす、しいたけといった食材があがっていましたが 、子供にとっては小さい頃の食事、特に離乳食の食事内容の影響も大きいかと思います。両親に嫌いなものがあった場合、親が自分の嫌いな食材を使って料理しないなどといったことが関係するのではないかと思います。親が苦手とする食材を離乳食では使用しないというデータはあるのでしょうか。
また、保護者に対して、嫌いな食材があるかといったアンケートは実施しているでしょうか。給食の献立は栄養士が考えているとのことでしたが、前橋高崎連携事業の学校給食の連携というところで両市の給食のメニューの交換等は行っているのか、連携事業の内容を教えていただきたいです。

(教育委員会総務課)今年度は実施していませんが、毎年給食試食会の中で、保護者に給食に対してのアンケートは実施しておりご意見等をいただいています。今後栄養士とアンケートを見直すことになっており、その会議の中でご意見を参考にさせていただき、検討させていただきます。

(子育て支援課)
離乳食に関しましては、保護者の方に嫌いな食材があっても、子供には食べてもらいたいという思いから、一生懸命作ろうという姿勢のある保護者が多く見られるように感じられます。嫌いな食材があっても親が自ら食べる姿を見せることも食育につながるので、そういったことも離乳食講習会で伝えていきたいと思います。

(事務局)
前橋高崎連携事業の学校給食の連携につきましては、以前は学校給食のメニュー交換をおこなっていた時期もありましたが、昨年度は、給食のシステムなど事務職の情報交換等で連携を行いました。

(委員)
昨年度からフレイル予防という言葉をよく耳にし、9月1日号の広報に新しい生活様式に対応したフレイル予防についての冊子が入っており、この内容が大変分かりやすく大変勉強になりました。全戸配布であると思いますが、高校生や高齢者などより多くの方に伝わるようなシステムを作ってもらいたいです。たくさんの方に食育に興味を持ってもらえるようにしてもらいたいです。

(事務局)
食育に関する情報については、SNS(ホームページ・Facebook等)を常時活用し、より多くの市民の方へ情報提供を行っています。フレイル予防に関する冊子は全戸配布をしましたが、その他の事業の資料に関しては全戸配布までは至っていない状況です。現時点では、紙媒体とSNSの併用での情報発信は行っていないのですが、今後より多くの市民の方へ周知できるような方法を検討していきたいと思います。

(大澤会長)
大学でもオンライン授業で情報発信の方法を学ぶことができ、終息後もこういった方法が使えるのではという意見が出ています。市の方でもSNSを使った方法でぜひ情報発信をしていって欲しいです。

2)主な事業

各課から事業説明(事前の質問も併せて回答)
1.若い世代に対する食育啓発
(健康増進課が資料2 若い世代への食育啓発の取り組みに基づき説明)
2.まえばし健康づくり協力店
(健康増進課が資料3 まえばし健康づくり協力店に基づき説明)
3.新しい生活様式に対応した食育啓発(子育て支援課が資料4 新しい生活様式に対応した食育啓発に基づき説明)
4.農政課との連携
(健康増進課が資料5 農政課との連携に基づき説明)

(大澤会長)
ご意見や、質問があればお願いします。

(委員)
協力店が市内の各町に実施してもらえると有難いです。

(事務局)
市内全域を対象としているが、登録制の為、偏りが出てしまっています。今後市内全域に広まるよう、周知していきます。

(委員)
協力店の出張サービスがあると、多くの市民の健康意識が高まるのではないでしょうか。

(事務局)
現在、登録いただいている店舗にもテイクアウトや配食サービスを行っている店舗もあります。今後さらにこういった店舗が増えるよう周知していきます。

(委員)
SNS等による新しい情報発信いただき、登園自粛期間中に保護者が子供と一緒に料理をしたという声がたくさん聞かれました。また動画が見やすいと感じました。親子で料理できるような動画やレシピもあげていただけると有難いです。

(事務局)
前橋市ホームページ「まえばし食育の森」では、レシピや食情報を掲載しています。レシピに関しましては、「第一弾おやこでかんたんクッキング」の回で、親子で簡単に作れるようなレシピを多数掲載していますので、ぜひご覧ください。
動画につきましては、今後作成していけるように検討していきたいと思います。

(委員)
健康づくり協力店は、大豆製品を使った製造会社は対象にはならないでしょうか。

(事務局)
対象となる施設はチラシに掲載している通りですが、製造会社等の卸業者に関しては今後検討させていただければと思います。

(大澤会長)
前橋市第3次食育推進計画について感じていること、ご意見等がありますでしょうか。第1次食育推進計画の時から比べると、内容も充実してきており、各課や部外(企業・学校等)との連携も出来てきているように感じました。次期計画に向けてぜひ意見いただければと思います。

(委員)
健康づくり協力店において、やりたい店舗はあるのですが栄養士がいない店舗が多く、栄養価計算等はできないのですが、そういったサポートは受けられるのでしょうか。

(事務局)
栄養価計算につきましては、健康増進課の管理栄養士がさせていただきます。申請の際に、言っていただければサポートさせていただきますのでいつでもご相談ください。

(2)その他

(事務局)
事務局から、次回の会議予定について、お知らせします。次回の会議は、2月頃を予定しています。日程が決まりましたら、通知をお送りしてご案内をさせていただきますので、よろしくお願いします。

(大澤会長)
ありがとうございました。これをもちまして議長の任を降ります。ご協力ありがとうございました。
 

5 閉会(司会:藤田健康増進課長)

以上

配布資料

資料 第3次前橋市食育推進計画冊子
資料 第3次前橋市食育推進計画ダイジェスト版
資料1 食育事業実績シート
資料2 若い世代への食育啓発の取り組み
資料3 まえばし健康づくり協力店
資料4 新しい生活様式に対応した食育啓発
資料5 農政課との連携
資料6 まえばし食育の輪

この記事に関する
お問い合わせ先

健康部 健康増進課

電話:027-220-5783 ファクス:027-223-8849
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号
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更新日:2020年10月27日