令和4年度第2回公立大学法人評価委員会

審議会名

公立大学法人評価委員会

会議名

令和4年度第2回公立大学法人評価委員会

日時

令和4年10月31日(月曜日)9時55分~11時00分

場所

前橋市議会棟庁舎3階第2委員会室

出席者

委員:花泉委員長、後藤委員、伊藤委員、小島委員、高山委員
前橋市:田村総務部長、福島行政管理課長ほか
公立大学法人前橋工科大学:今村学長、宮坂事務局長、阿部総務課長、山本学務課長ほか

議題

(1) 評価委員からの追加質問等に対する大学の回答について
(2) 令和3年度業務実績に関する評価報告書(案)について

配布資料

会議の内容

(1) 評価委員からの追加質問等に対する大学の回答について

  • 2号館、図書館から緊急退避をしたとのことだが、耐震上の問題が急に発生したのか。(委員長)
    →2号館、図書館については、キャンパス計画の中では老朽化して耐震上の問題があるとしていた。しかし、予算上の問題があり、キャンパス計画通りに改修等出来ず順番待ちをしていて、少し遅れていた。東日本大震災の時も乗り切った建物ではあるが、Is値が良くないため、早めに対応するべきと理事長から指示があり、学生の安全を第一に考えて先生方に無理を言って使用中止にする判断をするしかなかった。図書館は大学の基幹設備なので、運営を止めるわけにはいかず、一時的にプレハブや学生会館を使い、開架図書の一部を置き必要な図書の貸出など切れ目なく対応する予定。(大学)

(2) 令和3年度業務実績に関する評価報告書(案)について

  • 評価結果の書き方は、法人の自己評価と評価委員会の評価をそれぞれ個別に記載するのか。また、評価委員会と法人の評価結果はズレが生じることもあるのか。(委員)
    →法人の自己評価とは別に評価委員会として業務実績を評価し、評価報告書をまとめることとなる。令和元年度の評価時から年度計画の項目ごとの評価についても、法人の自己評価と評価委員会の評価を記載するようにした。また、過去2年間においても、法人の自己評価と比較して、評価委員会の評価結果は上方修正している。(前橋市)
  • 下方修正する場合もあるのか。(委員)
    →評価委員会の評価結果として下方修正する場合もある。(前橋市)
     
  • 各委員からいただいた意見をもとに評価できる事項と、今後に期待する事項を記載しているが、気になる点等はあるか。(委員長)

≪出席委員意見なし≫
 

  • 今回は法人の自己評価がA評価またはC評価だったものを中心に、評価委員会としての評価を議論していく。(委員長)

【年度計画No.18】

  • 論文投稿数の増加について、法人としてA評価であるが、評価委員会としても全体評価や項目別評価で評価している委員の方が多い。評価委員会としては、法人と同様にA評価の案としているが、この評価でよろしいか。(委員長)

≪出席委員合意≫
 

【年度計画No.22】

  • りょうもうアライアンスを活用した共同研究の充実については、法人としてA評価であるが、評価委員会としても全体評価や項目別評価で評価している委員の方がいる。一方で、A評価とするエビデンスを求める意見が一部委員から出ている。評価委員会からのエビデンスに関する質問に対する法人の回答を踏まえて、評価委員会としてA評価とするかB評価に下方修正するか確認したい。何か意見はあるか。(委員長)
    →質問し、法人からエビデンスを示してもらったので、A評価で良いと思う。(委員)
  • 評価委員会としてもA評価とし、報告書案の修正はなしとしてよろしいか。(委員長)

≪出席委員合意≫
 

【年度計画No.28】

  • おとなの科学教室の開催については、法人としてC評価であり、評価委員会としても、法人と同様にC評価の案としている。第2期中期計画の評価を始めた際に、コロナの影響で中止になっているが、代替策を実施できたものをB評価、代替策を実施できなかったものは、C評価とするとルールを作っていたため、そのルールに基づき、C評価でよろしいか。(委員長)

≪出席委員合意≫
 

【年度計画No.33】

  • 国際交流の充実に関する計画だが、代替策を実施したため、法人としてB評価であり、評価委員会としても、法人と同様にB評価の案としている。先ほど話したコロナ禍における評価のルール上、代替策を実施できているため、B評価としてよろしいか。(委員長)

≪出席委員合意≫
 

【年度計画No.34】

  • 海外語学研修に対する経済支援の計画だが、代替策を実施しなかったため、法人としてC評価であり、評価委員会としても、法人と同様にC評価の案としている。こちらは代替策を実施できなかったため、C評価としてよろしいか。(委員長)

≪出席委員合意≫
 

【国際交流に関する目標(年度計画No.33、No.34)】

  • 国際交流に関する計画は2つであり、B評価とC評価1つずつである。そのため、国際交流に関する目標全体としての評価はB評価とするかC評価にするか議論がしたい。昨年度は、国際交流に関する取組は全てC評価だったため、全体としてもC評価としたが、今回は1つ代替策を実施して前進しており、前向きに大学の活動を応援するためにも概ね順調のB評価の案で考えているがいかがか。(委員長)

≪出席委員合意≫


【年度計画No.77】

  • 防災マニュアル等の整備については、法人としてA評価であるが、評価委員会としても全体評価や項目別評価で評価している委員の方がいる。一方で、A評価とするエビデンスを求める意見が一部委員から出ている。評価委員会からのエビデンスに関する質問に対する法人の回答を踏まえて、評価委員会としてA評価とするかB評価に下方修正するか確認したい。何か意見はあるか。(委員長)
    →大学としての努力は顕著であり大学の自己評価のとおりA評価で良いと思う。(委員)
  • 評価委員会としてもA評価とし、報告書案の修正はなしとしてよろしいか。

≪出席委員合意≫


【年度計画No.79】

  • 学内ネットワークの更新については、法人としてA評価であるが、評価委員会としても全体評価や項目別評価で評価している委員の方が多い。評価委員会としては、法人と同様にA評価の案としているが、この評価でよろしいか。(委員長)

≪出席委員合意≫
 

  • 本日の意見をもとに再度整理後、報告書を完成したい。なお、改めて報告書案を確認していただき、追加の意見や修正箇所等があれば行政管理課まで提出してもらいたい。その後の報告書案の完成に向けた今後の調整については、委員長一任で良いか。(委員長)

≪出席委員合意≫

  • 評価委員会による評価の結果の取扱いについては、地方独立行政法人法に基づき、年度計画及び業務運営の改善に適切に反映されるとともに、毎年度当該評価の結果の反映状況を公表することは、法定手続となっているため、法人においては、反映状況の公表の対応をお願いしたい。(委員長)

この記事に関する
お問い合わせ先

総務部 行政管理課

電話:027-898-6537 ファクス:027-224-3003
〒371-8601 群馬県前橋市大手町二丁目12番1号
お問い合わせはこちらから

更新日:2022年11月04日