蚊の発生予防対策について

 蚊は刺すだけでなく、デング熱・日本脳炎等さまざまな感染症を媒介する場合があります。蚊が媒介する感染症のまん延を未然に防止するためには、日頃から地域全体で蚊の発生抑制に取組むことが大切です。蚊は、主に一週間以上水が溜まった場所から発生します。蚊が発生するところには、必ず水の溜まるところがあります。早めに発生源をなくしましょう。

蚊の生態

蚊は卵を水際に産み(1回に100程度)、約3日で幼虫(ボウフラ)になります。水中で約1~2週間生息したのち、成虫になります。(成虫の寿命は約1か月)

蚊の一生

蚊の発生を抑えましょう(幼虫対策)

草や木が茂っていると、蚊の絶好の隠れ場所になります。
また、吸血する蚊はメスのみで産卵に必要なためです。(オスは吸血しません)
蚊の卵やボウフラにとっては、葉に溜まる水滴程度の水溜りで十分生息できます。
蚊を減らすにはボウフラの発生場所を無くすことが最も重要です。下表を参考に対策を実施してください。

蚊の発生しやすい場所と対処法
発生しやすい場所 対処方法
植木鉢の受け皿 使用していない受け皿は裏返す
普段使用している皿も1週間に1度は清掃して水を替える
バケツ、ジョウロ 水が溜まらないように裏返す
古タイヤ、放置された物や子供の遊具 片付けるか水が溜まらないように穴をあける
雨どい 詰まったゴミなどを取り除く
排水マス・雨水マス(敷地
内にあるもの)
1週間に1回点検し、清掃する
池、使用していない小規模プール 魚を飼う(ボウフラが餌になります)

蚊に刺されないようにしましょう(成虫対策)

蚊の侵入を防止する

  • 窓に網戸を設置する。
  • 玄関扉や窓の開閉は素早く行う。
  • 蚊の産卵場所となる浄化槽や排水槽の通気管には防虫網を設置する。
     

蚊の潜み場所を除去する

  • 雑草を定期的に刈り取り、樹木は定期的にせん定し風通しを良くする。
    (ヒトスジシマカは湿った苔や落ち葉の上にも産卵します)

吸血を防止する

  • 長袖シャツ、長ズボンなどを着用し、肌を露出しないようにする。
  • 裸足でのサンダル履きは避ける。
  • 必要に応じて虫よけスプレーなどの忌避剤や蚊取り線香を使用する。
  • 蚊が屋内に侵入した場合は、捕殺するか、家庭用殺虫剤を使う。
    (薬剤の使用を避けたい場合は、蚊帳の利用も効果が期待できる )

(注意)殺虫剤や忌避剤は使用方法を守り、適切に使用してください。

相談

  • 蚊の駆除方法等に関する相談
    衛生検査課 生活衛生係 027-220-5777
  • 蚊が媒介する感染症に関する相談
    保健予防課 感染症対策係 027-212-8342

関連書類

関連サイト

関連記事

この記事に関する
お問い合わせ先

健康部 衛生検査課 生活衛生係

電話:027-220-5777 ファクス:027-223-8835
群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号
お問い合わせはこちらから

更新日:2023年04月25日