腸管出血性大腸菌感染症の複数発生事例について

市内の老人福祉施設において8月27日以降、腸管出血性大腸菌感染症O26VT1の陽性者が複数確認されました。現在、市保健所において調査を行っています。 

  1. 概要
    (1)施設種別     老人福祉施設
    (2)原因菌         腸管出血性大腸菌O26VT1(以下 「O26VT1」)
    (3)陽性者数      4人(9月2日現在) 入院などの重症例はなし
     
  2. 経過
     ◯8月21日(金曜日)
     医療機関からベロ毒素が陽性となった者がいる旨、連絡あり
     ◯8月27日(木曜日)
     医療機関からO26VT1の発生届が提出
     ◯8月28日(金曜日)
     発生届の対象者へ調査を実施
     老人福祉施設にて下痢症状を呈する施設関係者が複数発生している旨、医療機関から連絡
     当該老人福祉施設において調査を実施し、下痢症状を呈している関係者に対し便を提出するよう依頼
     ◯8月29日(土曜日)
     市保健所において検便を開始
     ◯8月31日(月曜日)
     医療機関から当該老人福祉施設の関係者1人の発生届が提出
     市保健所の検便にて関係者1人の陽性を確認
     当該老人福祉施設関係者から続けて陽性者が確認されたため、再度調査を実施し検便の対象者を拡大
     ◯9月2日(水曜日)
     市保健所の検便にて関係者1人の陽性を確認
     
  3. 保健所の対応
    ・施設に対し、利用者・職員の健康状態の報告、感染拡大防止対策(排泄介助、手指消毒の徹底、利用者及び職員の検便、施設内の消毒)を指導
     ・陽性者、施設への積極的疫学調査の実施
    ・対象者の拡大検査を実施
     
  4. 市民への周知、啓発市ホームページ等において下記事項を周知、啓発していく。
    (1)病気について
     ・腸管出血性大腸菌(O26など)に汚染された食品等を介して感染します。
     また、少ない菌でも発症することがあり、患者の便を介して家族などへ感染が拡大することもあります。
     ・潜伏期間は多くの場合3~5日で、主症状は下痢・腹痛・血便・発熱などです。
     ・抵抗力の弱い乳幼児や高齢者が感染すると、溶血性尿毒症症候群(HUS)になり重症化することがあります。 
    (2)予防対策について
     ・手洗いを励行しましょう。 
     ・食材はよく洗い、十分に加熱調理して食べましょう。
     ・下痢や腹痛などの症状がある人は、医療機関を受診しましょう。
     ・症状のある人は、家族と一緒に入浴せずに最後に入りましょう。浴槽に入るときには石けんで体を洗ってから入りましょう。また、入浴後は水を抜いて浴槽を洗いましょう。
     ・症状のある人の下着は、塩素系漂白剤でつけ置き消毒し、家族のものとは分けて洗濯しましょう。

    【報道機関の皆様へ】
    陽性者及び施設等について特定されることがないよう、プライバシー保護にご配慮いただくとともに、施設への取材はお控えください。

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健康部 保健予防課

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更新日:2026年09月03日