群馬県において伝染性紅斑(リンゴ病)の警報が発令されました

令和7年第15 週(4月7日から4月13 日)における群馬県内の伝染性紅斑(リンゴ病)の1定点医療機関あたりの患者報告数が、「2.68人」となり、国の定める警報基準値の「2.00人」を超えたため、伝染性紅斑(リンゴ病)の警報が発令されました。

伝染性紅斑(リンゴ病)の患者が急増していますので、手洗いを始めとした「うつらない」「うつさない」ための取り組みの徹底をお願いいたします。

伝染性紅斑(リンゴ病) 患者報告数推移グラフ

 

伝染性紅斑とは

〇 どんな病気?
顔面、特に両側の頬に境界鮮明な赤い発しん(リンゴ様の皮しん)が現れ、続いて、手足に対称性な網目状あるいはレース様の紅斑が現れる病気です。ヒトパルボウイルスB19 を原因とする感染症で、好発年齢は乳幼児期から学童期ですが、成人も感染することがあります。潜伏期間は4~15 日です。
〇 妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、まれに胎児の異常や流産が生じることがあります。妊娠中あるいは妊娠の可能性がある女性は、できるだけ患者との接触を避けるようご注意ください。
〇 感染経路は?
咳やくしゃみのしぶきに含まれるウイルスを吸い込んだり、ウイルスが付着した手で口や鼻を触ることで感染します。
〇 症状があるときには?
・医療機関を受診し医師の指示に従ってください。
・十分な休養や栄養、水分をとりましょう。
〇 予防するには?
・原因となるウイルスはアルコールが効きにくいため、咳エチケットを心がけ、手指は石けんと流水でよく洗うようにしましょう。

過去の警報発令状況

令和元年度以降 発令なし

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更新日:2025年04月21日