長期にわたり療養を必要とする疾病にかかったこと等により定期の予防接種を受けられなかった人の接種機会の確保について

長期にわたり療養を必要とする病気にかかっていたなどの「特別な事情」により、定期予防接種の対象年齢の間、やむを得ず予防接種を受けることができなかった場合、接種可能になったときから2年以内(高齢者用肺炎球菌については1年以内)であれば、対象年齢を過ぎても定期予防接種として接種できます。

概要

次の（1）から（3）のいずれかに該当し、やむを得ず期間内に定期の予防接種を受けることができなかった方
（1）厚生労働省令で定める疾病にかかった人

重症複合免疫不全症、無ガンマグロブリン血症その他免疫の機能に支障を生じさせる重篤な疾病
白血病、再生不良性貧血、重症筋無力症、若年性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、ネフローゼ症候群、その他免疫の機能を抑制する治療を必要とする重篤な疾病
上記のいずれかの疾病に準ずると認められるもの
※該当する疾病の例は該当疾病一覧(PDFファイル:157.4KB)をご覧ください。

（2）臓器の移植を受けた後、免疫の機能を抑制する治療を受けたことにより、定期の予防接種を受けることができなかった場合

（3）医学的知見に基づき（1）または（2）に準ずると認められる場合

ただし、該当する疾病にかかったことのある人またはかかっている人が一律に予防接種不適当者であるということを意味するものではありません。予防接種実施の可否の判断は、あくまで予診を行う医師の判断により行われます。
※この制度の対象になると思われる方は事前に保健予防課にご相談ください。