小児おたふくかぜ予防接種

前橋市では、前橋市に住民登録がある当該年度満1歳~4歳未満のお子さんに対して、小児おたふくかぜ予防接種費用の助成を実施しています。

おたふくかぜとは

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)とは、ムンプスウイルスを原因とする感染症で、3~6歳の小児に多い感染症です。
感染経路は、患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる感染(飛沫感染)、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる感染(接触感染)があります。
2~3週間程度の潜伏期間を経て、突然の発熱、両側あるいは片側の耳の下の腫れと痛みが起こります。
2~3日以内に両側とも腫れがみられ、顎の下にも広がることがありますが、通常1~2週間で軽快します。まれに無菌性髄膜炎、難聴、精巣炎や卵巣炎などの合併症を起こすことがあります。
また、感染しても症状が現れない不顕性感染が30~35%あるとされています。

小児おたふくかぜ予防接種の概要

対象者

前橋市に住民登録がある、接種日において満1歳~4歳未満のお子さん

(注意)
対象期間内の年齢であっても、過去におたふくかぜワクチンの接種を受けたことのあるお子さんは対象外です。

予診票

医療機関に置いてあるものを使用してください。

接種場所(接種日時等は医療機関に直接お問い合わせください)

市内の医療機関
小児おたふく・インフルエンザ予防接種協力実施医療機関一覧【R6.4.12現在】(PDFファイル:744.4KB)をご確認ください。
(注意)市外医療機関で接種した場合の費用助成はありません。
接種を希望する場合は、あらかじめ医療機関にお電話で相談・予約をお願いします。

接種当日の持ち物

・お名前シール
・母子健康手帳
・健康保険被保険者証
・福祉医療費受給資格者証

小児おたふくかぜ予防接種の副反応

おたふくかぜワクチンによる副反応として、接種後10~14日後に微熱が出たり耳の下、頬の後ろ、あごの下などがはれる場合がありますが、自然に治ります。接種後3週間前後に、おたふくかぜワクチンが原因の無菌性髄膜炎が、40,000接種あたり1人程度発生するとされています。ただし、おたふくかぜにかかった場合に比較してその頻度は低く、程度も軽いです。
その他、ワクチン接種との関連性が疑われるものとして、アナフィラキシー(重いアレルギー反応)、血小板減少性紫斑病、難聴、精巣炎などが報告されています。

この記事に関する
お問い合わせ先

健康部 保健予防課 予防接種係

電話:027-212-3707 ファクス:027-224-0630
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号 前橋市保健所2階
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更新日:2024年03月01日