アルコール
適量を知って楽しく飲もう!
「お酒がおいしくて、ついつい飲みすぎてしまう」ということありませんか?
適度な飲酒は、血行促進・ストレス軽減などの効果があります。
しかし、短時間でのたくさんの飲酒、長期にわたる多量飲酒の習慣は、急性アルコール中毒や肝疾患・脳卒中・糖尿病・高血圧・がん・依存症など、こころとからだに様々な悪影響を及ぼします。自分のからだを守るためにアルコールとの付き合い方を見直してみませんか。
適量とは
1日平均純アルコール約20グラム以下です。
アルコールの適量は
ビールなら
中ビン1本(500ミリリットル)
アルコール5%
純アルコール量20g
日本酒なら
1合(180ミリリットル)
アルコール15%
純アルコール量22g
ワインなら
グラス2杯(210ミリリットル)
アルコール14%
純アルコール量20g
焼酎なら(35度)
0.4合(70ミリリットル)
アルコール35%
純アルコール量20g
ブランデーウイスキーなら
ダブル1杯(60ミリリットル)
アルコール43%
純アルコール量21g
(注意)少量の飲酒で顔が赤くなる人・女性・65歳以上の人は、より少ない量が適当です。また、飲酒習慣のない人に対してすすめる量ではありません。
体にやさしいお酒の飲み方
その1 飲む前に
・空腹で飲まない
・乳製品で胃を守る
空っぽの胃にアルコールが急に入ると負担がかかります。飲み会に向かう前に何か口にしましょう。悪酔い防止にも効果あり。
乳製品の脂肪分が胃に膜を張って、アルコールの吸収をゆるやかにします。おつまみにチーズがオススメ!
その2 飲むときは
アルコールを代謝する肝臓は大きな負担がかかります。肝臓をいたわる食事はたんぱく質とビタミン類を一緒にとるのがポイント!
アルコール以外の水分も忘れずに!
お酒を飲むとアルコールの利尿作用で脱水症状を起こしやすくなります。アルコールの分解にも水分が必要です。
その3 最後のしめは・・・
・果物をとる
果糖やビタミンCがアルコール分解に役立ちます。中でもビタミンCとクエン酸を含むかんきつ系の果物や果汁100%ジュースがオススメ!
週2日は休肝日を!
適正飲酒の十か条
- 談笑し、楽しく飲むのが基本です
- 食べながら、適量範囲でゆっくりと
- 強い酒、薄めて飲むのがオススメです
- つくろうよ、週に二回は休肝日
- やめようよ、きりなく長い飲み続け
- 許さない他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み
- アルコール、薬と一緒は危険です
- 飲まないで、妊娠中と受乳期は
- 飲酒後の、運動・入浴 要注意
- 肝臓など、定期検査を忘れずに
しない させない 許さない
20歳未満飲酒・飲酒運転
社団法人 アルコール健康医学協会
アルコール依存症にご用心
アルコール依存症とは
長い間飲酒の習慣が続いた結果、自分の意思では飲酒行動をコントロールできなくなってしまい、飲酒を繰り返してしまう病気です。
あなたの飲み方は大丈夫?飲酒状態の自己診断
あなたは
- 今までに、自分の酒量を減らさなければいけないと感じたことはありますか?
- 今までに、周囲の人に自分の飲酒について批判されて困った事はありますか?
- 今までに、自分の飲酒についてよくないと感じたり、謝罪感を持った事はありますか?
- 今までに、朝酒や迎え酒を飲んだことがありますか?
2項目以上当てはまる場合
アルコール依存症である可能性が高いです。
早期に診断を受けて、必要な援助や治療を求めることが大切です。
相談機関など
- 前橋市保健所 保健予防課 こころの健康係(こころの相談のご案内)前橋市ホームページ
- 群馬県こころの健康センター(027-263-1156)
- 自助グループ(お互いに支えあいながらアルコール依存症からの回復を目指す団体)
一人で抱え込まず、まず相談を!
この記事に関する
お問い合わせ先
健康部 健康増進課 地域保健係
電話:027-220-5708 ファクス:027-223-8849
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号
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更新日:2023年07月25日