こころの休養について

休養とこころの健康

バランスの良い運動・食事・仕事・休養でこころの健康も保ちましょう

精神的や肉体的に負担を感じる状況や刺激をストレッサーといい、それに適応しようとする「心やからだのゆがみ」を「ストレス」といいます。

ストレスの原因

ストレスがありそうな中年サラリーマンのイラスト
  • 物理的ストレス
    暑さや寒さ、温度、騒音など
  • 生理的ストレス
    肉体疲労や病気、のどの渇きなど
  • 心理的ストレス
    人間関係や経済的な不安など

過度の疲労やストレスを放っておくと

  • 高血圧、狭心症
  • 下痢、肩こり、偏頭痛、胃潰瘍、十二指腸潰瘍
  • 不眠、円形脱毛、出社拒否、アルコール依存、うつ病

こころのサイン

  • 客観的サイン
    落ち着かない、何もしない、仕事の効率があがらない、服装が乱れる、奇妙な言葉、など
  • 自覚的サイン
    不安、ゆううつ、怖い、いらいら、悲観、など

自律神経とホルモンのバランスが上手く調節されるには?

いっぱい「笑って!」、いっぱい「泣く!?」

  • 笑う
    「交感神経」と「副交感神経」のバランスを調整してくれます。
  • 泣く
    涙はストレス物質を排出する重要な役目を果たしています。泣いたあとに、すっきりするのも、このためなのでしょう。

「積極的休養」でストレス発散

旅行をイメージしたイラスト

趣味や旅行、スポーツ、家族との団らんや友人とのつきあいで「自分を養う」ことは大切です。
また、軽く運動をすると疲労物質を効率よく除去してくれます。

「眠り」は元気の特効薬

睡眠をイメージしたイラスト

質のよい睡眠で心身の健康を保つポイント

  • 朝食をとる、規則正しい食生活
  • 運動:習慣的に
  • 短時間の昼寝で能率改善
  • 入浴:就寝3時間前まで
  • 夜明るい光は避ける
  • 就寝前の食事・コーヒー 寝酒・緑茶・喫煙を避ける
  • 規則正しい入眠・覚醒の時間

「こころの風邪」は早めに専門家に相談して

自分自身の力や周りの支えだけではストレス状態をうまく調節できず、「こころの風邪」をひく場合があります。
からだ・こころの不調のコントロールが自分では難しい場合、かかりつけのお医者さん・精神科・心療内科などの専門機関に早めに相談しましょう。

相談窓口

  • 前橋市保健所 保健予防課 こころの健康係
    電話番号 027-220-5785
  • 群馬県こころの健康センター
    電話番号(電話相談専用) 027-263-1156 
  • こころの健康相談統一ダイヤル
    電話番号 0570-064-556

うつ病は「こころの風邪」。ありふれた病気です。適切な治療で治ります。

最近「うつ病」が急増しています。現代社会は、職場・家庭・地域社会で様々なストレスを生じさせ、私たちのこころをむしばみ、知らず知らずのうちに私たちを「こころの風邪=うつ病」に陥らせているのです。
「うつ病」は適切な治療で、ほとんどの場合が治ゆします。適切な治療を受けないで重症化した場合、最悪の結果として自殺にいたる人も多いのです。そうならないためにも、早めに専門家に相談することが大切です!

この記事に関する
お問い合わせ先

健康部 保健予防課 こころの健康係

電話:027-220-5787 ファクス:027-223-8856
〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目36番17号(保健所1階)
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更新日:2019年02月01日