ひろげよう グリーンカーテン
グリーンカーテンは、つる性の植物でつくる緑の日除けです。暑さ対策や緑化推進のほか、地球温暖化防止にも効果が期待できます。
夏場は、冷房などの使用により電力消費量が増加する季節です。省エネルギーの推進と地球温暖化防止のため、ぜひご家庭や職場でグリーンカーテンを取り入れてみませんか。
グリーンカーテンの効果
- 遮へい効果
植物の葉が強い日差しを遮り、温度上昇を抑えます。 - 蒸散効果
植物の葉から出る蒸気が周りの温度を下げます。 - 癒し効果
やさしい色合いが潤いと癒しを与えます。 - 温暖化防止
二酸化炭素の吸収に貢献します。
学校の取り組み
市内の小学校・中学校などでは、平成19年度からグリーンカーテンに取り組んでいます。

準備・育て方・片付けについて
準備について
5月ぐらいに植物の種を蒔くか、苗を植えます。日差しが強く温度が上がる7月下旬ごろには、成長したグリーンカーテンが効果を発揮してくれます。
- 苗または種子
様々な種類があります。本市の市有施設ではアサガオを使うこととしました。収穫が期待できる種類(ゴーヤ、きゅうり、へちま等)などもあります。 - 培養土やプランター
庭などに直接、植えられる場合は不要です。プランターは大型のものが育てやすいでしょう。 - ネット等
設置する規模に応じたものを購入します。 - 支柱
ネットなどを支えるために使用します。ネットを吊ることができれば、必要ない場合もあります。
苗や資材は園芸店やホームセンター等で購入することができます。
育て方について
(参考)グリーンカーテンの育て方 一例 (PDFファイル: 81.6KB)
アサガオをプランター等で育てる方法を掲載しました。
片付け・保管について
花の盛りが過ぎ、種が充実したら、片付けと翌年のグリーンカーテンへ向けた準備をします。
- 種の保管
通気性の良い涼しい場所で乾燥させてから、通気性の良い涼しい場所で保管。
ビニール袋などに密閉するとカビが生える恐れがあるので紙袋に入れて、乾燥剤と一緒に冷蔵庫などで保管。 - ネットの保管
ネットに巻きついているツルを取ってネットをたたみ日陰に保管。 - プランターの保管
日光にあたっていると劣化するため、日陰に保管。 - 土の再生
可能であれば、根などの不純物は取り除く。
黒いビニール袋に入れ、密閉して日向に出しておく。
十分に熱が回り殺菌が完了した後、苦土石灰を入れる。
市有施設におけるグリーンカーテン実施の様子
市有施設のグリーンカーテンの取組結果を掲載します。


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更新日:2020年08月26日