身近な地球温暖化対策
身近な地球温暖化対策について掲載しています。
温室効果ガス排出について
日本における温室効果ガスの排出量の内訳をみると、二酸化炭素がその約9割を占めています。二酸化炭素は、私たちが生活するために石油や石炭などの化石燃料を消費(燃焼)することによって大気中に排出されます。家庭での排出源としては照明・家電製品などが一番多く、次に自動車、給湯、暖房の順で多くなっています(2013年度実績)。地球温暖化を防止するためには、私たちの生活を見直し身近なところから二酸化炭素の排出量を減らすことが必要です。
家庭でできる温暖化対策
取組みの例 | 一世帯当たりの年間 CO2削減効果 |
一世帯当たりの 年間節約効果 |
---|---|---|
冷房の温度を1度高く、暖房の温度を1度低く設定する。 (注意)冷房時の扇風機の併用、暖房時の重ね着、2週間に1回 程度のフィルターの定期的な清掃も有効です。 |
約29.2キログラム (1年あたり) |
約1,840円 (1年あたり) |
お風呂に間隔をあけずに入浴する。 | 約87キログラム (1年あたり) |
約6,530円 (1年あたり) |
シャワーを不必要に流したままにしない。 | 約29.1キログラム (1年あたり) |
約3,190円 (1年あたり) |
冷蔵庫にものを詰め込みすぎない。 (注意)開閉時間の短縮、適正な温度設定も有効です。 |
約21.3キログラム (1年あたり) |
約960円 (1年あたり) |
電気ポットを長時間使用しないときはプラグを抜く。 | 約52.3キログラム (1年あたり) |
約2,360円 (1年あたり) |
温水洗浄便座を使わない時はフタを閉める。 | 約17キログラム (1年あたり) |
約770円 (1年あたり) |
アイドリングストップを行う。 | 約40.2キログラム (1年あたり) |
約2,700円 (1年あたり) |
賢い家電製品選定の方法
家電製品の省エネ性能は年々高まっています。一般家庭での電力使用量は主に冷蔵庫、照明機器、テレビ、エアコンなどで消費されますが、買い替えの際に省エネ性能の高い機器を選定することが重要になります。
省エネラベリング制度
省エネ法により定められた省エネ基準をどの程度達成しているかを表示する制度で平成12年に開始したJIS企画の制度です。省エネ基準を達成している製品には緑色のマークを、達成していない製品には橙色のマークを表示することができます。ラベルは、製品本体やカタログなどに製造事業者が表示するもので、消費者等が省エネ性能の高い製品を選ぶ際の目安になります。

省エネ統一ラベル
平成18年の省エネ法改正により、小売事業者にも製品の省エネ性能に関する情報提供の努力義務が課され、「統一省エネルギーラベル」の表示による「小売事業者表示制度」が平成18年10月に開始されました。統一省エネルギーラベルは、省エネラベルと省エネ性能を5段階の星で表示した多段階評価、年間の目安電気料金などを組み合わせたもので、エアコン、電気冷蔵庫、テレビ、電気便座、照明器具(家庭用の蛍光灯器具に限る)の5機器が表示対象となっています。

省エネ型製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」の活用
環境省では、省エネ型製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」において、現在使用している家電を最新の省エネ型家電に買い換えた際の年間の省エネルギー効果や二酸化炭素排出量をグラフで分かりやすく表示、買い替え効果を確認することができます。
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更新日:2019年02月01日