前橋市の下水道のあゆみ(第8回)

下水道のしくみ

3.下水処理場(前橋水質浄化センター)

下水管やポンプ場を通って下水処理場に運びこまれた下水は、いくつもの施設を通りぬけるあいだに、しだいにきれいな水に生まれ変わってゆきます。

ここでは、どのような施設を通り抜けるかを説明します。

(1)沈砂池(第7回参照)

処理場に運ばれた下水は、まず沈砂池とよばれる池に入ります。下水の中に含まれている大きなごみや砂は、この沈砂池で取り除かれます。

(2)最初沈殿池(第7回参照)

大きなごみや砂を取り除かれた下水は、最初沈殿池に入ります。この池をゆっくりと流れていくあいだに、沈殿しやすい物は底に沈んでゆきます。ここまでを簡易処理といいます。

(3)エアレーションタンク

簡易処理を終えた下水は、エアレーションタンクに入ります。バクテリアや原生動物のような微生物の集まりを活性汚泥といいますが、エアレーションタンクの中で下水に活性汚泥を混ぜて、空気を吹きこみます。すると、活性汚泥と下水はよく混じり合います。活性汚泥は、吹きこまれた空気中の酸素の助けをかりて、どんどんヨゴレを食べてゆき、時間がたつにしたがって、しだいに大きなかたまりとなります。

エアレーションタンクの写真

(4)最終沈殿池

エアレーションタンクで、大きなかたまりとなった活性汚泥は、この池で沈められます。ここまでを二次処理といい、ヨゴレの約90%は取り除かれ、下水はきれいになります。

最終沈殿池の写真

(5)塩素混和池

最終沈殿池の上ずみ水は、見た目にはきれいですが、大腸菌などの細菌が含まれているので、ここで消毒し、滅菌してから川に放流されます。

塩素混和池の写真

4.汚泥処理

最終沈殿池や最終沈殿池で沈められたヨゴレのかたまりを「汚泥」といいます。この汚泥は、かき集められ、脱水機にかけて水を搾り取ります。水を搾り取られた汚泥は「脱水ケーキ」と呼ばれ、埋め立てに使われたり、肥料や土壌改良材として、農地などに利用されます。
前橋市では、溶融炉で脱水ケーキを1400度以上の高温で溶かし、さらに細かい粒状にして下水道工事に有効利用しています。

汚泥処理の装置の写真

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更新日:2019年02月01日