下水道のあゆみ4

下水処理施設の発展2

広がっていく下水道施設(昭和)

昭和58年度に、単独公共下水道(前橋処理区)の期間延伸及び流域関連公共下水道(県央処理区)の流入点追加等の事業認可変更を行いました。
昭和60年11月には、流域関連公共下水道(県央処理区)の事業認可変更を行いました(利根川西地区27ヘクタール、利根川東地区391ヘクタールの追加により、流域関連公共下水道の事業認可変更978ヘクタールとなった)。
昭和61年度には、前橋処理区(分流式増設1日23,400立方メートル)の下水処理により発生する汚泥を、旧設の焼却炉の余力を利用して焼却処分を行ってきたが、その能力を超えてしまう状態となったため、同機種の焼却炉を増設しました(昭和62年3月完成)。
昭和62年度において、単独公共下水道(前橋処理区)の期間延伸及び流域関連公共下水道(県央処理区)の雨水幹線ルートの変更等事業認可を行い、流域関連公共下水道(県央処理区)の利根川西地区が10月1日に供用開始されました。また、将来的な降雨時の浸水・滞水の解消を目的とした雨水幹線の工事に着手しました。
昭和63年度において、流域関連公共下水道(県央処理区)の事業認可変更を行いました。また、区画整理事業完了及び施工中の区域418ヘクタール(利根川西地区235ヘクタール、利根川東地区183ヘクタール)を追加し、事業認可面積は、1,396ヘクタールとなりました。更に、第2流入点の位置変更に伴う、汚水幹線ルートの変更及び期間延伸も行いました。

広がっていく下水道施設(平成)

平成2年度には、前橋下水処理場の名称を「前橋水質浄化センター」に変更しました。また、前橋処理区の分流地区の一部(446ヘクタール)を流域関連公共下水道へと認可変更しました。
平成3年4月1日より、流域関連公共下水道(県央処理区)の利根川東地区の一部が、供用開始されました。
平成4年度と6年度には、流域関連公共下水道認可区域の変更(972ヘクタール拡大)を行い、認可区域は2,813ヘクタールとなり、単独公共下水道を含め、全認可区域は3,967ヘクタールとなりました。
平成8年度には、利根川上流流域下水道(県央処理区)が認可拡大されたことに合わせて、流域関連公共下水道認可区域の拡大を行い、認可区域は3,839ヘクタールとなり、単独公共下水道(1,154ヘクタール)を含めた全認可区域は、4,993ヘクタールとなりました。
平成9年度から市街化調整区域内(対象面積852ヘクタール)の下水道整備が開始され、同年3月「前橋市公共下水道事業分担金条例」を制定し、平成10年4月1日に施行されました。
平成13年3月に、単独公共下水道(前橋処理区)の期間延伸及び合流式区域の浸水対策施設(雨水幹線)の設置を追加するために認可変更を行いました。
平成15年度内で流域関連公共下水道の認可拡大と期間延伸等を含めた認可変更を行い、平成16年4月から実施する予定でしたが、県央処理区の変更認可取得に期間を要することとなったため、群馬県の指導に基づき、平成16年度での変更認可取得を目標に、1年間の期間延伸を図る認可変更を行いました。なお、平成15年度末の供用面積は、4,394ヘクタール、下水道普及率は74.0%です。

下水道工事の様子

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更新日:2019年02月01日