前橋市の上水道の歩み2(通水式号・給水から現在まで)
第四次拡張事業(昭和47年から55年)
市勢の勢いは予想以上に強く、水需要は飛躍的な予想を越えた状態で、昭和47年度から55年度までを第四次拡張事業として策定しました。
事業内容
- 下細井浄水場の建設及び1号号・2号・3号・4号・5号・6号水源(旧1号は廃止、2号は1号に3号は2号に以下1号づつ繰り下がる)の掘削。
- 問屋浄水場の建設、1号・2号・3号・4号の水源堀削。昭和51年4月に完成しましたが現在は廃止。
- 各浄水場の水源池、拡充整備。
- 敷島浄水場の15号・16号・17号・18号の水源堀削。
- 田口浄水場の5号・6号水源堀削(現、3号4号)。
- 総社浄水場の5号水源堀削。
- 江木浄水場の3号・4号水源堀削(現2号、3号水源)。
- 芳賀浄水場の5号・7号・8号・9号・10号・11号水源堀削。
- 野中浄水場の8号・9号・10号水源堀削。
- 下細井浄水場の1号・2号・3号・4号・5号・6号水源堀削、昭和50年9月に完成。
- 管網拡充整備で管渠延長76,576メートルを計画号・実施。
- 浄水場の配水ポンプ16台新設等の整備。
第五次拡張事業(昭和56年から平成4年)
給水人口313,400人、最大配水量193,700立方メートルを想定して、昭和56年度から計画を策定しました。
事業内容
- 泉沢浄水場の仮施設完成。
- 県央第一水道青梨子受水場が昭和58年3月に完成、4月から受水が開始されました。
- 県央第一水道総社受水場が昭和58年6月に完成、6月に受水が開始しました。
- 第五次計画で、給水地域を前橋市全域にしました。
- 金丸浄水場の完成により昭和61年12月、金丸地域全域に給水を開始しました。
- 昭和58年4月から、県央第一水道の受水が開始。青梨子受水場から青梨子・清野地区へ配水し、昭和58年6月からは総社受水場が大利根幹線、大渡幹線に給水を開始しました。
- 上水道給水開始60周年を記念して、旧事務所を平成元年5月に改装をして前橋市水道資料館として開館しました。
- 昭和60年5月、水道資料館と配水塔 濾過池など水道100選に選ばれました。
第六次拡張事業(平成5年から平成16年)
水の安定供給と今後の需要を想定し、県央第二水道からの受水、敷島浄水場の整備を計画しました。
事業内容
- 小坂子受水場の建築、設備の築造を計画、平成12年完成、芳賀浄水場に補水が始まりました。
- 平成10年から、荻窪受水場、嶺受水場が県央第二水道を受水開始しました。
- 富田受水場が平成11年に完成し、泉沢浄水場へ補水が始まりました。
- 敷島浄水場の六次計画認可の管理棟が平成6年3月に新たに完成しました。
- 平成12年度には、配水ポンプ設備、ポンプ棟、高圧受変電設備及び、消毒設備が完成しました。
前橋市の水源(井戸)の変遷
敷島浄水場
始めの号数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
今の号数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
廃止 |
14 |
15 |
16 |
移管 |
移管 |
移管 |
江木浄水場
始めの号数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
今の号数 |
廃止 |
休止 |
休止 |
休止 |
総社浄水場
始めの号数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
今の号数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
田口浄水場
始めの号数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
移管 |
移管 |
移管 |
今の号数 |
廃止 |
廃止 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
清里浄水場
始めの号数 |
1 |
2 |
今の号数 |
廃止 |
2 |
野中浄水場
始めの号数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
今の号数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
芳賀浄水場
始めの号数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
今の号数 |
1 |
休止 |
廃止 |
4 |
5 |
6 |
休止 |
休止 |
9 |
休止 |
11 |
下細井浄水場
始めの号数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
今の号数 |
廃止 |
1 |
廃止 |
3 |
廃止 |
5 |
(注意)
- 敷島浄水場の17号、18号、19号水源は、田口浄水場に移管し、田口5号、6号、7号水源としました。(移)と表示してあります。
- 始めの号数とは、拡張計画に基づいた築造(掘削)時の号数です。
- 今の号数とは、現在の管理呼称号数です。
- 現在の管理呼称号数のついた水源で、休止中の水源もあります。
更新日:2019年02月01日