水道の工事について

水道工事とはどういったものを指すのですか?

  1. 水道事業計画として計画された、新規水道管の布設工事
  2. 他の道路占用施設工事(道路、ガス、電気、NTT、下水道など)に関連した、既設水道管の移設工事
  3. 老朽化した水道管の布設替工事
  4. 漏水した水道管の修繕工事
  5. 公設管から各家庭に引き込む、給水管工事
    以上のものを、主に水道工事としています。

なぜ、水道管の移設工事が多いのでしょうか?

主な理由としては、

  1. 道路下に敷設された施設として、一番歴史があり、一番多くある施設であることから、移設対象物になりやすい。
  2. 道路下にある他の施設(電気、電話、ガス、下水道)と比較して、移設費用が安価であることから、移設対象物に選ばれることが多い。
  3. 水道は、圧力を持っていることと、他の施設と比較して接続が簡単に行え、移設のための影響範囲が少ないことから、移設対象物に選ばれることが多い。
    以上のことが、主な理由と考えられます。

どうして、漏水するのでしょうか?

漏水の原因は、主に管材、接続材料の老朽化や、劣化によるものが考えられます。また、水道は、公衆衛生の向上と生活環境の改善を目的とした普及促進のために、昭和の初期から広い範囲で布設されました。当時の水道材料は現在の水道材料と比較すると、耐久性の低いものも多く使用されてきました。
そのことから、老朽管や衝撃に弱い管の布設替えを計画的に行い、チェック機能の充実も図っています。

水道工事と他の工事は、同時にできないのですか?

ガスや下水道、電気や電話などの道路占用者全員による調整会議を年度当初に行い、調整可能なものは工事の同時施工を行っています。ただし、移設工事等については、はじめに水道の仮設工事、他工事、水道の本設工事、その後、舗装の復旧工事とした工事手順が必要なため、別工事となっている場合があります。

年度末になると、どうして工事が多くなるのでしょうか?

水道工事については、年度内の均等発注を心がけていますが、水道局についても、他事業所と同様に年度末決算であることから、工事の最終工期が3月で設定され、年度末において他の工事と重なる場合があります。

水道利用を希望しているが、利用予定地に面した公道に水道管が入っていない場合はどうしたらいいのでしょうか?

水道利用の内容と地域により、全額自費負担による給水管布設工事を行っていただく場合や、一部負担はありますが水道局の要望工事制度を利用していただく場合等がありますので、水道局にご相談ください。

道路に、個人が布設した水道管(配水管)が入っている場合、そこから取り出して給水することができるのでしょうか?

個人で布設した水道管でも、その管が水道局に寄付されている場合には、水道局申請により取り出し給水ができます。しかし、個人所有のままの場合には、所有者との協議、並びに所有者承認が必要となります。

    

この記事に関する
お問い合わせ先

水道局 水道整備課

電話:027-898-3022 ファクス:027-235-5726
〒371-0035 群馬県前橋市岩神町三丁目13-15
お問い合わせはこちらから

更新日:2019年02月01日