エアゾール式簡易消火具による事故にご注意ください

事故の概要

平成17年6月2日に、埼玉県内の住宅において、台所の冷蔵庫上に置かれていたエアゾール式簡易消火具が突然破裂する事故があり、7月6日にも神奈川県内において同様の事故が発生しました。

製造元であるヤマトプロテック株式会社の2001年11月～2002年7月期に製造したエアゾール式簡易消火具「ヤマトボーイKT」及び「FMボーイK」の商品において、製造上の不具合により、設置環境により缶内面において腐食がおこり、液漏れや亀裂・破裂が起こる可能性があることが判明しました。

事故のあった製品（自主回収の対象商品）

ヤマトプロテック株式会社製エアゾール式簡易消火具

・ヤマトボーイKT

・FMボーイK

エアゾール簡易消火具とは？

消火薬剤を液化ガス又は圧縮ガスの圧力により噴霧状等に放射して消火するもので、家庭内で発生する天ぷら鍋の過熱による発火、石油ストーブの注油中の引火による火災、火の不始末によるくずかごの火災などの比較的初期段階の火災に有効な消火具です。

総務省消防庁のホームページ住宅防火参照（新しいウインドで開きます）

メーカーの対応

ヤマトプロテック株式では、下記の対応をしております。

対象商品をお持ちの方はメーカーにご連絡ください。対象商品の自主回収を行なっていましたが、回収率は約85％にとどまっています。製造から15年を経過したため、所有者による対象商品（自主回収）の廃棄をお願いしています。対象商品（自主回収）を所有しているが廃棄が困難な場合、メーカーによる回収のための回収セットの送付します。製造ロット番号を確認頂き、対象商品をお持ちの方は、下記の問合せ先にご連絡ください。